グランドキャニオンの朝陽
4時30分に起床。標高が高いだけあって、さすがに寒い。ダウンジャケットを着込んで出発します。コテージの目の前に駐車できるので、移動がスムーズです。
グランドビュー・ポイント(Grandview Point)
イーストリム(East Rim)方面へ車を走らせること15分、グランドビュー・ポイント(Grandview Point)には5時頃に到着。さすがにこの時間は先客なし。風がほとんどなく、ブライスキャニオンの朝よりは暖かい。あの時は氷点下5度以下でした。

眺めの良さそうな突き出した岩の上に座り込み、準備万端。5時15分。ようやく東の空が染まり始めました。

徐々にグランドキャニオンの風景が浮かび上がり、遠くにコロラド川の流れも見えてきます。グランドビュー・ポイントの名にふさわしい、壮大な眺め。

5時31分、黄色がかった太陽が昇ってきました。観客は誰もいないので、静かな日の出。体が冷え切っていただけに、昇ったばかりの太陽の温もりがありがたい。枝ぶりの良い木を発見。太陽の光と遊んでみます。

昨日の夕方、ホピ・ポイントから遠くに見えていたヴィシュヌ・テンプル(標高2,386m)が、ここからはかなり近くに見えます。写真左の尖峰がヴィシュヌ・テンプルです。
グランドキャニオンビレッジから15分という距離が遠いのか、人がまったくいません。出会ったのは日本人のご夫婦1組だけ。欧米の方は早起きが苦手なのでしょうか。岩場に座りながら、のんびりと朝日を満喫しました。

東に面したリムが徐々に太陽に照らし出されていきますが、赤く染まる気配はなさそう。快晴すぎるのです。

5時51分。日の出から20分、朝焼けのピークでした。昨日の夕陽ほど赤く染まらなかったのが少し残念ですが。

今朝2組目の観光客が到着。さすがの欧米人も、その薄着では寒かったようで、すぐに車で戻っていきました。

清々しい朝の光を浴びたグランドキャニオンもいいものです。まさにグランドキャニオン。その名に恥じない、とてつもなくスケールの大きな渓谷でした。

ビレッジへ戻る途中、道路上で動物に遭遇。鹿にしては体が大きく、おそらくエルク(Elk)です。

道路沿いからもグランドキャニオンが見えます。光の筋が、太陽の力強さを感じさせます。ヴィシュヌ・テンプルがひときわ目立つ。

ビレッジへ戻り、時間的には遅いかと思いつつも、サンライズポイントとして知られるマザー・ポイント(Mather Point)へ向かいます。シャトルバス利用者向けのマイカー駐車場になっていますが、がらがらだったので一番近い場所に駐車できました。
マザー・ポイント(Mather Point)

リムトレイルから見たマザー・ポイント、標高2,170m。リムから見事に突き出た地形で、ガイドブックの表紙などでもよく使われる定番スポットです。

眺望の良さはさすがですが、日の出から1時間以上が経過していたためか、わりと閑散としています。新たに来る人より、引き揚げていく人のほうが多い。

地図ではわからなかったのですが、マザー・ポイントの西側にもう1箇所良さそうなポイントがあるようです。最初のポイントも突き出てはいましたが、西側にリムがまだ続いているため、眺望が開けません。移動します。

もう1箇所のマザー・ポイントの展望台。眺望地点も高くなり、より広い視界が開けました。

奥にイシス・テンプル(Isis Temple、標高2,138m)。手前には、崖に向かってまっすぐ伸びる道が見えますが、コロラド川まで歩いて下れるブライト・エンジェル・トレイル(Bright Angel Trail)です。崖の先端に見えるのがプラトー・ポイント(Plateau Point、標高1,177m)。眺めが良いスポットとして知られていますが、往復19.6km、標高差939mあり、日帰りで歩ける限界点とされています。

東側は逆光になっていて、影のグラデーションが綺麗です。手前の崖の上に平らな場所があり、建物らしきものが見えます。地図で確認するとシーダー・リッジ(Cedar Ridge)のようです。サウス・カイバブ・トレイル(South Kaibab Trail)を利用して片道2.4km、標高差457mの地点。
眺めが良く、距離も程よいので、朝食後にサウス・カイバブ・トレイルを歩いてシーダー・リッジまで行くことにしました。

食材は買い置きがあったものの、体がすっかり冷え切っていたので温かいものが食べたくなり、レストランでハンバーガーを購入して部屋でいただきました。

昨晩マーケットプラザで買っておいたサラダ・ハム・チーズに、レストランで買ったクロワッサンを組み合わせて、クロワッサンサンドを完成。トレッキングのお昼ごはんにします。
