ユタ州道24号線vol.1|グランドサークル08

実施日:2011年04月30日

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朝食付きだったけど、シリアルとジュースのみとかなり簡易的なものだったので、コンビニでシーザーチキンサラダを買ってきた。
チェックアウトを済ませ、08時40分モアブを出発。
ひさしぶりにゆったりとした朝だった。

モアブの街を出て、US-191号線を北上する。
アーチーズ国立公園へ分岐点をすぎると、道は長い登り坂になる。

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登り坂が終わりに差し掛かると、
街の南から続いていた、街の西側にある断崖は切れ目が見えてきた。

ずっと水平に近かった地層が、道路と同様に登り始め、
最後には、空にせり出している。
これも地殻変動で起こったものだろうか。

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平坦でまっすぐな道がしばらく続く。

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クレセント・ジャンクションからI-70にのり、西の方角を目指す。
国道と高速道路のジャンクションだというのに、
お店らしきものがないのが不思議。

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無料の高速道路、インターステイト。
I-70は東海岸まで続く東西に伸びる長いインターステイト。
ただこの周辺は大きな都市もないためか、かなり交通量が少ない。

フラッグスタッフを出てからは、大きな都市を走っていないので、
一般道路でもほぼ高速道路のような状態だったが、
やはりインターステイトだと、道路が平坦だし、
二車線なので、追い越すのも追い越されるのも楽だ。

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まだガソリンは半分は入っていたが、この先大きな町がなさそうなので、
グリーンリバーという町でインターステイトから降りて、
ガソリンスタンドで給油した。

ガソリンスタンドは出口からすぐの場所にあり、
日本のサービスエリアのようなもので、
お土産も扱う売店、レストランなどが併設されている。

インターステイトの出口標識に、次の出口を降りると、
何の施設があるかを掲示しているので便利。

ここでもクレジットカードは機会では受け付けてくれず、
店内での申告、精算となった。

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再び、インターステイトにのり、EXIT149で降りる。
地図にも降りる出口番号が書かれているので、わかりやすい。

今日の最終目的地、ブライスキャニオンまでは、
このままインターステイトでいったほうが、時間的には早いのだが、
一般道を走ったほうが景色が良いということで、降りることにした。

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UT-24

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UT-24。ユタの州立道路を南に目指す。
あまりにも交通量が少なく、国道とのランクの違いを感じてしまう。

見えてくるものも少なく、道も緩やかで、
眠くなりそうなほど単調な道が続く。

正面に見えてきた雪をかぶった山は、Henry Moutains(ヘンリー山脈)。
最高峰のMount Ellenは、21,522feet(3,512m)。

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数キロは見渡せる相当な距離の直線道路。
しかし、対向車はまったく見当たらず。

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何もなかったUT-24で、大きな岩山が道路沿いにあったので、
リフレッシュがてら、車を停めてみる。
特に名前も書かれてはいなかったけど、かなり大きな岩だ。

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View Pointの標識があり、近づいてみると、
ビュート名の書いてある鉄棒が何本かたっていた。

名前とビュートが一致するわけない思って、
近づいてみると上に筒があって、
その筒を覗いてみると、見事にビュートがみえた。

原始的なやり方だけど、お金もかからないし、
案外利口なやり方かもしれない。

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異様な形をしたビュートを発見。
覗き穴で確認すると、名前はFactory Butte.
幾何学的な特徴のあるビュートなので、
この先、車窓からついつい探してしまうほど気になってしまった。

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Hanksvilleという小さな町を超えたあたり。
景色ががらりと変わった。

町がある時は、川沿いに緑があるときが多い。
この川もレイクパウエルへ、そしてグランドキャニオンへ続いていく。

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柔らかい岩だけが崩れて、硬い柱のようなものが残ったのか。
綺麗に円錐形をしているので、なにかの神殿のようにも見えてくる。
写真の岩山だけではなく、似たような状態のものが多かった。

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しばらくするとまた岩山の形が変わってくる。
色も赤味がなくなり、垂直の絶壁が続いている。

そしてUT-24の標識の下には、「Secnic Byway」。
Hanksvilleの町を越えて、その区間に入ったらしい。

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Factory Butte.
近づけそうな道があったので、
UT-24からそれて、オフロードの道を走って近づいてみた。

周囲は平地になっていて、Factory Butteだけがそびえたっている。
その姿、形からしてかなり異様な雰囲気をかもし出している。

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