【北陸応援 新潟 3日目】瀬波温泉

中部地方
中部地方

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酒田駅。人口9.7万人の酒田市の玄関口。山形市、鶴岡市についで山形県第3の都市です。

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去年と比べてなんか駅構内の雰囲気が違うと思ったら、NEWDAYSが昨年末に閉店してました。

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そういえばここは山形県だった。いぶりがっこが思い出させてくれた。

庄内エリアは、新潟県や秋田県へは列車一本で行けるのに、県庁所在地の山形市へは特急も直通列車もないので、山形県のイメージがないんですよね。山形市が山に囲まれた盆地なのに対して、庄内平野が海に面しているのも関係してるかな。これは個人的なイメージですけど、実際どうなんだろ。

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駅前の観光案内所に置いてあったラーメンマップ。酒田駅の裏側にラーメン屋があるようです。時間的に間に合うのでいってみます。

三日月軒 駅東店

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駅の裏側(東側)へは地下通路を通って数分。三日月軒 駅東店。15時までの営業ということで、ちょうど良かった。

三日月駅東店
先代から鉄棒を使って打つ棹麺(カムミュン)を受け継ぎ、お客様に美味しい麺を提供できるように日々心掛けています。また期間限定メニューを考えるなど幅広い皆様に味わって頂けるよう積極的に取り組んでおります。
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前回酒田を訪れたときは、海鮮を食べたのですが、ラーメンも有名ということで食べてみたかったのです。

ご当地ラーメンの基準は…日本ご当地ラーメン総選挙というイベントから選ばれたようです。詳しくは以下のリンクを。https://www.ramenshow.jp/gr/

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スタッフさんに聞くとよくでるのは、酒田のラーメンということで注文しました。

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酒田のラーメン 750円

大判チャーシュー2枚ものっていて、750円は昨今の値上げのなかでは良心的です。これでも最近値上げしたらしいです。

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毎日食べたくなるようなシンプルな醤油ラーメン。さっぱりとしたスープからはしっかり出汁の旨味が感じられ、細目のちぢれ麺は喉ごしがよくすいすいと入っていきます。

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大判チャーシューは肉の旨味がしっかりとして美味しい。スープがさっぱりしてるから、チャーシューがまた美味しく感じられました。

まだ朝食のバスセンターのカレーのおかげで空腹感はなかったのですが、あっという間に完食です。美味しかった!

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駅裏にあったスーパーマーケットへ。酒田駅の北側には改札はありませんが、意外と栄えています。ラーメン店もほかに2軒ありました。

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山形も新潟に匹敵するほどの日本酒王国。銘酒が揃っています。

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上喜元純米吟醸生を購入しました。

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酒田駅の跨線橋から鳥海山が眺められました。高山植物が咲く頃に登ってみたい山です。

羽越本線 酒田→村上

普通・新津行き

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村上行きが0番線に到着。やはりハイブリッドです。

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窓ガラスの遮光が強くて、外の景色が青みがかって見えるのが難点です。カーテンがないので外の景色を遮られることもないのは利点でもあるんですが…

上の写真は色味を変えていないですが、ほかの車窓からの写真は補正しています。それでもなかなか自然の色へ戻せないんです。

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鳥海山。海里で北上してきた旅路を戻ります。

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続いて月山。まだ春休みシーズンのため、通学需要が少なくずっと車内は空いていました。

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日本海。

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逆光がかなりきつい。新潟行きの上りの海里は、1時間ほど後に出発していますが、かなり眩しいんじゃないでしょうか。夕陽が見れる時間帯は良いだろうけど。やはり下りがオススメかと。

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桑川駅。

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村上駅に到着。事前に宿に送迎をお願いしていたので、すぐに乗車して宿に向かいます。

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5分程度で宿に到着しました。一人だけなのに申し訳なく思いますが、歩いたら30分以上はかかりそうでした。夕陽の時間まで余裕があれば歩いてきたのですが…

瀬波温泉 はぎのや

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瀬波温泉 はぎのやにお世話になります。夕食なしのお一人様プランがあって、ひとり8,400円です。ほかにも瀬波温泉で日本海に面した部屋で宿泊できるところもありましたが、決めては朝食バイキングにいくらが含まれている….ということは、いくらが食べ放題

新潟市のホテルが連泊中なので、戻っていれば新たな支払いは発生しません。追加で宿泊代金を払っても泊まりたいと思えるのは、いくらに惹かれたからです。

昨今の物価高騰よりも前からいくらの値段はあがってて、なかなか気軽に食べれなくなりました。それが北陸応援割のおかげで、4,200円で温泉旅館に宿泊できて、お腹いっぱいいくらが食べれるなんて夢のようです。

日本海に面した夕食つきの他のホテルを予約していたのですが、朝食バイキングにいくらが含まれると知り、予約をすぐに取り直しました。

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2階まで吹き抜けたロビー。古めかしさとかまったくなく、とても綺麗です。なかなかよいホテルの雰囲気が漂ってきます。

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こちらはフリードリンクコーナー。たくさんの椅子とテーブルが置いてあり、くつろげますね。後ほど頂きたいと思います。

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漫画が置いてあるくつろぎスペース。

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北限のお茶処でもある村上。村上茶を自分で入れられるのですが、なんと茶釜が置いてあります。

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部屋のドアをあけると、まさかの前室。前室も広くて凄い綺麗なんですが…

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想像以上というか、お値段以上です。宿泊代金と朝食の豪華さから考えて、もっと古めかしい狭い部屋をイメージしてました。大きなベッドふたつにソファー、おまけに外にテラスもあります。大当たりですね。

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洗面所もトイレも、使わないけどシャワーブースも広くて綺麗。古い部分がまったく見当たりません。フルリノベーションしたばかりでしょうか?

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宿の前には湯元龍泉という日帰り温泉施設があり、温泉の蒸気があちこちで沸いています。これは温泉も期待できそうです。駅弁買ってきて正解!夜はひきこもる。

といいながら、日本海に沈む夕陽を見に行きます。

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はぎのやさんから、日本海へは徒歩5分程度。

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日本海に到着。サンセットに間に合いました。

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このように瀬波温泉のホテルは大半が日本海に面しています。こちらは大江戸温泉物語。

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誰もいない海~。

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遠くに見えてるのは岩船沖油ガス田。昭和58年に発見された油ガス田で、国内最大級の施設。胎内川河口から4キロの地点にあるそうです。

映画や映像でしか見たことない石油採掘施設。新潟県ならではの光景です。

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大観荘せなみの湯の施設、足湯「日本海」。一般にも解放されてるようですが、誰もいません。

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道路沿いの海岸を見下ろせる場所から夕陽を待ちます。4月とはいえ海から吹き付ける風が当たるとかなり寒い。この後に温泉にはいれるから、サンセットまでがんばります。

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綺麗に水平線に沈みました。雲はほとんどないからこれから空が焼けることはなさそうです。

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私有地のようでしたが、海岸を見下ろせる場所に東屋とベンチを設置してくれて解放してくれていました。ありがとうございます。

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温泉街らしいレトロ感漂うお土産屋。瀬波温泉は独立した大きなホテルがポツポツという建っている感じで、温泉街のようにはなっていません。

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戻ってきました。

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夕食時ということで館内には誰もいませんが、いい匂いが漂っています。

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フリードリンクコーナー。ヤスダヨーグルトは新潟県民はみんな知っているそうです。かなり濃厚な飲むヨーグルトでした。

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ふとんに飛び込みたいけど、お風呂に入って身体を温めなければ。ほんと身体は冷え冷えです。

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お風呂は3ケ所あり、うち2ヶ所は男女入れ替え制です。

今日しか入れない本館8階展望大浴場「眺」へいきます。

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まだ水平線がまだほんのり赤い。

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エモすぎる。この時間は刻一刻と空の色が変わっていきます。ちょうど夕食時で貸しきり状態でしたので写真撮らせて頂きました。

山小屋とかでもよくあるけど、食事時間がちょうど日の出日の入り時間だったりすることがあるんですよね。今回は夕食なしで正解。

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同じ展望大浴場「眺」の室内大浴場。海風で冷えた身体もすっかり温まりました。やっぱり天然温泉は温まり方が違いますね。

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お部屋でのんびり夕食兼晩酌タイム。村上駅到着後から、だいぶ慌ただしく行動してたので、ようやくまったり時間。

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冷蔵保存しないといけない生酒の上喜元純米吟醸生から始めます。

フルーティーだけどすっきりして飲みやすい。上喜元純米吟醸生のアルコール度数は13%と、通常の15%より低いので飲みやすいこともあります。低アルコール度数専用の酵母を使って醸造しているそうで、300mlでしか販売していないとのこと。ナイスチョイスでした。

ちなみにアルコール度数の高いお酒を作るのに比べて、低いお酒を作るのは難しいそうです。単に水で薄めると日本酒の味が薄っぺらくなるそうです。

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この焼漬鮭ほぐし弁当がほんとに美味しい。鮭の焼漬とは、鮭を焼いてすぐにタレに漬けて一晩寝かせたものらしいですが、タレの染みた肉厚な鮭の身が日本酒のあてにピッタリ。温泉上がりに日本酒飲んで気分よかったせいもあるけど、この旅行で一番美味しいと思えるものでした。

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300mlの小瓶ですっかり酔っ払ってしまった。朝にぽん酒館で買った分は、翌日以降に持ち越しです。