【しず旅4日目】駿河湾越しの富士山

中部地方
中部地方
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始発は4:55分と地方都市にしてはかなり早いので、すでに駅のホームは明るい。首都圏への直通列車も5時台からある。同じくJR東海、滋賀県米原駅から名古屋方面への始発は6時台からなので、もう少し早くならないのかなと思うほど。

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徐々に東の空が明るくなっていく。空気が澄んでいる。ただ残念ながら予報では快晴が続くのは昼過ぎまでのようです。

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当初の予定では、河口湖などで紅葉を見ながら富士山を一周しようと思っていたが、訪日外国人含め観光客が集中して、渋滞が大変なことになっているとの事。

ということで、ここから見えている伊豆半島の北西エリアをまわってみることにした。以前いったときには夕暮れが近く、ほとんど景色を見ることが出来なかった。

ホテルで、アジの干物が食べ放題

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6時半からバイキングスタート。すでにスタートしてたようで、すでに10名以上の人が席に座っていた。無料のバイキングなので、宿泊者ほぼ全員が食べるので混みますね。あっという間にほとんどの座席が埋まりました。

このアジの開きが楽しみで、またここに泊まったようなもんです。

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アジの開き、三島コロッケ、しらす、わさび漬けが静岡名物。旅先で野菜がしっかり食べれるのは嬉しい

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追加でアジの開きを2枚分の身をとって、醤油入りの生玉子に混ぜて、高級猫まんま。

ほんと、美味しい。日本人で良かったと思える味です。

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沼津魚市場 すでにセリは終わった後のようです。ここもスタンプラリー。道路を挟んだ反対側には食堂街があり、週末ともなると首都圏からのたくさんの観光客で賑わいます。

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沼津の市街地からは愛鷹山があるので、全景をみることは難しい。愛鷹山の標高は1,504mなので、富士山の半分以下しかないが、南から見ると左右の裾が富士山と似ているので、雲って見えないときは富士山と間違いやすい山でもあります。

恐怖?絶景!内浦重須見晴台

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戦国時代関東圏をおさめていた北条家の水軍拠点だった城跡。少し高台になっているので、ここからでも景色は見えるようだが、目指すはもっと高いところから見下ろせる内浦重須見晴台へ向かいます。ここに車を停めて、国道を渡り歩き始めます。

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国道から住宅街の中をしばらく歩きます。

全国的に熊の被害が出ていたので、静岡県の熊の出没情報を調べると、この町でも三件の出没情報がありました。ニュースでは住宅街でも被害が出ていたので、少し緊張します。

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ここまでは車でも進めるアスファルトの道でしたが、内浦重須見晴台は左へ曲がります。

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薄暗くなり一気に、不安になりました。道は細くなり、四輪車はアウト。落ち葉だけじゃなく、土砂が流れている場所もあるので、モトクロスタイプのバイクなら走れそうですが、原付ならアウトでしょう。

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熊鈴は持ってきていたので、手で持ってうるさいほどに鳴らしまくりました。ほんと冷や汗ものです。途中に畑などあったので、まったく人の出入りがないことはなさそうだけど。

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脇道にそれてから10分ほどがどれだけ長く感じたことか…突然視界が開けます。ここからだと左側の山が邪魔になっていたので、もう少し先に進みます。

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あと1分ほど歩いて、ここが目的地の内浦重須見晴台のようですね。

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登ってきた甲斐がありました。陸地と海との絶妙なバランスがいいですね。手前の愛鷹山が富士山の裾と一体化して、ひとつの山に見えるのがポイント高いですね。ここは夕景も美しそうだけど、とても一人で来る勇気はないな。

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富士山の左(西)には、南アルプスの山々も見えます。今年はまだ雪が少ないようです。富士山もまだまだ雪が少ないしね。

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円錐形のこんもりとした島は、沼島。沼島マリンパークという水族館があり、本州側とロープウェイで結ばれています。このブログを書いている時点で、2024年での閉鎖が決まりました。

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沼津市さん、ここまでの道を整備してください。需要あると思います。

富士山眺めまくり、県道17号線ドライブ

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県道17号線からは海を挟んだ反対に富士山がずっと見えます。
大瀬崎まで北側が駿河湾に面した海岸を走るので、ずっと富士山が視界に入りながらのドライブができます。

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このあたりは市街地から離れ、住宅も少なく、海の色もほんと綺麗です。

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海岸線は昨夕の千本松原あたりだろうか。

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富士宮ルートの登山道がよく見えますが、これだけはっきりしてるから、ブルドーザー道かもしれませんね。

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南アルプス。雪少ないね。暖冬の影響か。

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富士山ビュースポット西浦江梨から。大瀬崎と呼ばれる半島がにょっきっと延びている独特の地形。先端の真ん中には神池という池もあるそうです。手前の木がなければ良いのですが。

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大瀬山の山頂へ階段があるので、大瀬崎が綺麗に見えないか登ってみます。

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吟道の碑。詩吟関係者によって建立されたようで、毎年11月に祭りも開催されているそうです。
武人像がちょっと怖い。

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登ってはきたけど、やっぱり手前の木が邪魔してますね。

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少し階段から逸れた場所から眺めることが出来ました。この写真がくれたけインのテレビ画面の待ち受けになってました。

この先は道路は南向きになり海岸から離れ、カーブの多く走りにくい道になります。

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煌めきの丘より。振り返るように、富士山と井田の集落を眺められます。海岸沿いは断崖になっているので、この前後では山の中に道路が建設されています。

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出会い岬より、戸田の街を見下ろします。この街もまだ沼津市ですから、沼津市もなかなか広いですね。

深海魚の街「戸田」で底引き網定食

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戸田にもさきほどの大瀬崎のような半島があり、沖合いからの波風を防いでくれているので、とてもおだやかです。のんびりと釣りをしている人も多い。

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戸田は深海魚の聖地と呼ばれています。2kmほど沖合いに行くだけで、水深が500mに達し、トロール船を使った底引き網漁が行われています。

の一食堂(沼津市)

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深海魚が頂けるという「の一食堂」さんで、早めのお昼ごはんにしたいと思います。

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トロール船は禁漁期間があるので、期間限定になるそうです。
ぜんぜん調べてなかったので、食べることができて良かった。

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底引き定食 2,200円

魚の説明がありました。

刺身 メギス、赤イカ、赤エビ、真鯛 赤エビ塩焼き 揚げ物 メギス、メヒカリ 汁物 ゲホウ、赤エビ

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メギスの身が透き通ってる。新鮮なのか身がたってます。味はさっぱりです。赤エビ、赤イカは鮮度よくて、身がしっかりしてました。

メギスはフライのほうがホクホクして美味しかったですね。メヒカリのほうが味はしっかりしてました。

汁物は魚介だけではなく野菜もたっぷり。中に入ってるゲホウは小さなタラのような感じ。

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さすがに戸田だけのコラボじゃないですよね。普通に美味しかったので、豚カツとかで試してみたい。

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深海魚が売ってるのかなと漁協直売所へ。

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鮮魚は扱っていなく、冷凍物が多かったです。禁漁期間もあるので、この売り方がベストなんでしょうね。あと深海魚は水圧の強い中で泳いでるので、水揚げした後は身が劣化しやすそうですね。