2014年08月15日(金) [日帰り]
距離13.3km登り1,232m下り1,158m

04:52
層雲峡ユースホステルで注文していたお弁当650円。
ロープウェイの始発まで時間があるので、ユースで食べてしまいました。

ユースホステルからロープウェイ乗り場へ歩いて向かいます。
黒岳まで関東から来てた方と一緒に登ることになりました。
昨晩までは雨だったのですが、青空の予感♪

並んでいたので始発6時のロープウェイの乗車することができました。
10分間隔での運行のようです。

黒岳駅にある展望台から。
ロープウェイに乗車してた大半の乗客は、この雲海の見るための観光客でした。
良かったですね。


ロープウェイ黒岳駅は5合目。
これより黒岳方面へ進みます。

少し歩くと黒岳ペアリフト黒岳五合目駅がありました。
リフト400円払ってワープ。
楽チンです。

6:43ここから登山スタートです。
この先で登山届けを記入のため、少し渋滞w



ダイセツトリカブト。
いつも見ているトリカブトとの違いは、わかりませんね。



登りばかりですが、歩きやすい整備された登山道。
湿気が高いので、汗が噴出します。

ごつごつとした岩は、まねき岩。
この後ろ側、黒岳の北西斜面は崖になっています。

シモツケソウの仲間だとは思いますが…

登山口から黒岳までの登山道では、ずっと高山植物が咲き乱れてました。
ご一緒してた方、ゆっくり登って頂いてたと思うのですが、
ぜんぜん追いつけません…。
後日Facebookで拝見したのですが、普通に北アルプスのバリエーションとか行く方でした。

8:03
1時間ちょいで黒岳山頂。標高1984.
汗だくだったので、ちょっと落ち着いてから記念撮影。

いきなり景色が開けましたが、第1印象は、「広い」です。
さすが北海道といった雄大な山容です。
旭岳も少し顔を出していますね。
ここで御一緒させて頂いた方と別れて、ひとりで旭岳方面へ向かいます。

もう草紅葉が始まってます。さすが北海道。

チングルマも綿毛祭り。


クィーン オブ アルパイン プラント。
英語だとこうなるのかな?
高山植物の女王のコマクサ。
砂礫地でよく見かける花なので、土の上に咲いているのって珍しい気がします。


イワブクロ。



これがこの日最後に見た青空になりました。

ふと振り返ると、登山道を歩いてくるものが・・・
キタキツネだ。

人を怖がらずに近づいてきました。
どうも餌付けされてしまったようですね。

なかなかの精悍な顔つき。
やっぱり野生なんですね。

9:25
お鉢平展望台・・・実際にはどこも展望台状態ですが。
直径2kmの火口。富士山のお鉢が直径800mだそうです。


北鎮岳への分岐点への登り。
唯一の歩いた雪渓部分。

9:56
旭岳へのルートから逸れる北鎮岳への分岐点ですが、
北鎮岳は北海道第2位ということで、いきますか!

富良野方面。

北鎮岳への登り。ピンボケでした。

北海道第2位の北鎮岳2,244m
大雪山の麓にある旭川にあった陸軍師団(鎮台)にちなんだ名前らしい。

北鎮岳の北側。
右手前から鋸岳、比布岳。
いろんなところに登山道がありますね。

北鎮岳から分岐点へ戻ります。
眼下に見える大雪山のお鉢平は本当大きい。
約3万年前の噴火で形成したもので、直径は2.2kmにもなる。
富士山のお鉢の直径は800m弱なので、実に3倍ということで、
北海道のスケールの大きさを感じることができます。
左上に見えているのは白雲岳。



異質な2つの岩。
左のものがどこからか飛んで来たのでしょう。

10:49
中岳2,113m。
ほぼ真っ平の山頂でした。
ここから分岐して少し下ると、天空の秘湯と呼ばれる中岳温泉があります。

11:24
間宮岳2,185m。
こちらも、ほぼ真っ平でしたけど。

ガスでみえてませんが、こっちの方角にトムラウシ山があるはず。
いつかは縦走してみたいが、ヒグマが怖すぎて一人では無理です。

どんどんガスが湧いてくる。


旭岳へは一度下ってから登るようですが、雪の上を歩かないですよね?
ちょうど登山道が雪の上につながっているように見えるけど。

雪渓の横を歩いていくようですが、
嫌な感じの斜度の登りですね。

最近まで雪渓があったのか、このあたりだけ花が残っていました。
イワウメですね。



旭岳直下の東斜面。
今日のルート最後の登りのはずです。

大きなザックを背負った学生さん。
荷物が重たいことも影響してか、よく滑るらしく苦労して降りていました。

蟻地獄とまではいきませんが、すべるすべる。
でも下る人の様子をみていると、登りのほうがマシなようです。


旭岳山頂からの爆裂火口のある東方面の景色。
この後、雲が上にあがってきました。

13:03
旭岳2,290m、北海道最高峰ということで、記念撮影ですが景色なし。

完全にガスってしまいました。
天気予報は晴れだったのにな…。

粘ってもあまり天気が変わりそうもないので、出発。
爆裂火口の淵を歩いて下山します。
急に人が増えましたが、追い越して降りていきます。
四角い岩は金庫岩?

周囲の景色もないし、花も咲いていないので、ひたすら無言で降りるのみ。
ロープウェイを利用するとアクセスも良いので、登山者は多かったですね。

爆裂火口の中からは、今も勢いよく噴煙があがっていて、
シューシューという音が常に聞こえてきます。

14:05
旭岳頂上から1時間かからずに姿見の池まで下山。
ロープウェイの散策路なので、急に観光地っぽくなりました。

姿見の池。
旭岳が映って逆さ旭岳の景色が有名なんですが、無理そうです。

昼食用のパンが残っていたので、散策路のベンチに座ってボー。
旭岳見えそうだったのですが、これが限界でした。
またピンボケしてた。




15:02
旭岳ロープウェイの姿見駅へ到着。
歩いて降りることもできますが、ロープウェイで降ります。

8/15 15:05
ガスの中、ロープウェイで下っていきます。
この後、山麓駅から徒歩5分ほどの大雪山白樺荘で温泉入浴しました。
山麓駅からはいで湯号というバスが1日4本あり、旭川駅へ乗り換えなしでいけます。
15:30の便に乗ることはできましたが、見送って旭岳温泉で汗を流してから帰ることに。
山麓駅から徒歩5分ほどの大雪山白樺荘を利用しましたが、とても気持ち良かった。
登山の後の温泉って、一番の至福の時間ですよね。
17:30の便に乗って、旭川駅へは予定より10分ほど早く1時間20分ほどで到着。
バスの車窓からはきれいな夕焼けも見えました。
下界は晴れだったようですね。
1,450円。

8/15 18:57 夏の北海道
中央に長いコの字型のカウンターがあって、ひとりでも利用しやすい。
ほぼ満席状態だったけど、カウンター席に空席があって待ち時間なし。

刺身盛り合わせ2,100円と、別注で生雲丹1,430円。
480円。
刺身盛り合わせは種類も多かったけど、北海道らしい地物が少ない。

生うに最高すぎます。
別注して良かった。

殻つきかき860円とビールおかわり。