大河アマゾン川ツアー1日目(南米47)

2009 南米
2009 南米

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出発の朝、サンパウロに来て初めて、
青空を見ました。

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1500万人都市に地下鉄は4路線。
中でもこの南北に走る路線はかなりの混雑。
とてもじゃないけど何本か待たないと乗れません。

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空港バスは30レアル(約1,400円)です。
結構いい値段しますね…
路線バスで行こうとしてたんですが、
サンパウロの渋滞はかなり怖いです。

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月曜日の朝。
市内へ向かう高速道路はこの状態です。
逆でほんと良かった…

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サンパウロ郊外にあるグアルーリョス国際空港。
国内線もほとんどこの空港を利用しています。

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久しぶりにマック。
これで7.75レアル(約350円)と、
結構高い。空港価格か?

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GOL航空で、アマゾンのど真ん中、マナウスまで飛びます。
国内線なんだけど、約4時間のフライトです。
ネットで予約しました。

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現在ブラジル国内では、
GOL航空とTAM航空の二大勢力が幅を利かせています。

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サンパウロでの3日間が曇りばかりだったので、
青空がほんと気持ちよく感じます。

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雲の下にはまだ高層ビル群を眺めることができます。
ほんとサンパウロの都市圏はすごい。

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GOL航空の機材は新しい。
機内では、お菓子とドリンクのサービス。
所要4時間で昼時間帯にフライトするので、
ランチっぽいものが出てほしかった。

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マナウス着陸前に、アマゾン川が見えました。
正確にいうとまだアマゾン川ではありません。
右の茶色い川がソリモインス川、左の黒っぽい川がネグロ川で、
この後合流して初めてアマゾン川になります。

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マナウスの町が見えてきました。
そしてアマゾン川を横切る橋を建設しています。

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マナウス空港に到着です。
雨季なのですが、今日は天気は上々です。
暑さよりも湿気がすごいです。

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マナウスではアマゾン・リバーサイドホテル・マイナンという
ジャングルロッジに泊まるプランを申し込んでいたため、
空港に迎えがきています。

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空港からマナウス市内を抜けて、
セアザ港からは船に乗って移動します。

リバーサイドホテル・マイナンは日本人経営のホテルで、
日本語のガイドがつきます。
ちょっと高くつきましたが、
アマゾンのことを英語説明されても理解できそうもないので…
ブラジル拠点に旅をしてる女性と二人だけの参加でした。

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思っていたよりも穏やかなアマゾン川です。
いや、まだネグロ川です。
この後、ふたつの川が合流する地点を目指します。

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合流地点が見えてきました。
このあたりで、ようやくアマゾン河に名前が変わります。

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見事なまでに二つの川の水がまじわっていません。
左の黒っぽいのがネグロ川でコロンビアに水源をもち、
右の茶色がソリモインス川がアンデスの雪解け水が水源です。
交わらない理由は、水の比重と速度の違いが理由で、
ネグロ川は水温が高く、流速が遅い。
ソリモインス川が水温が低く、流速が早い。
実際に水を触ってみると、かなり温度差があるのがわかります。
この交わらない状態が、約50kmも続いているからほんと驚きです。

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しかし、めちゃくちゃ日焼けしてたな・・・俺(現在談話)

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ソリモインス川よりの水路をしばらく進みます。
波も風もなくてほんと穏やか。

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水面に綺麗に木々や空が反射しています。
この後ボートから降りて、集落内を散策。

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これがチョコレートの原料のカカオです。
黄色く熟すと収穫します。

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アマゾン発展の原動力となったゴムの種です。
うずら卵のような模様です。

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ゴムの木を傷つけると、
樹液が流れ落ちてきます。
しばらくすると固まりますが、
固まると実はすごい悪臭です。

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野生のインコが木にとまっています。
インコってペット観賞用かと思ってました。

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ハゲタカです。
数匹固まって空を旋廻していると、
地上には弱った動物などがいるらしいです。
ちなみに人間が森で遭難したときにも、
疲れてくると上空に飛び回るらしいです。
逆に探す目安にもなるようですが。

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民芸品も売ってますが、材料が魚のうろこやピラニアの歯など…
ちょっと家に飾るのは怖いw

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子供がナマケモノの子供をつれてきました。
ペットとして買っているので、毛並みがそろっているらしいです。

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再びボートに乗り、ホテルを目指します。
アマゾン周辺では砂がとれないので、
遠くから運んでくるようです。

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アマゾン河にはふたつの灯台が水上に設置されています。
この灯台はフランスが設置し、
もうひとつはイギリスが設置したものです。

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ホテルが見えてきました。
いくつかロッジがありますが、
アマゾン河に面したロッジというのも決め手になりました。

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新館棟、本館のあるレストラン棟など、
このような回廊で結ばれています。

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ウエルカムドリンクのサービス。
久しぶりのホテル対応に感激…w

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レストランからはアマゾン河が一望です。
いい雰囲気です。

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部屋はアマゾンの中なので、質素です。
温水シャワーは夕方1時間だけですが、
電気は1日中使うことができます。
湿気がかなり高いので、エアコンは欲しかったなあ。

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夕日が見えそうなので、
ボートで夕日が見える場所まで移動します。
西の空が厚い雲に覆われてましたが、
地上付近は雲がなくなんとか見えそうです。

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夕日がアマゾン河を照らします。
ここ1週間ほど夕日はまったく見えなかったようなです。

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ほんといい天気の1日です。
これほどアマゾン河が穏やかだとは思いませんでした。

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泊まり客は二人だけでした。
それでもちゃんとブッフェ料理を作ってくれます。
魚料理が2種類、あと鶏料理とサラダ、ご飯。
フルーツは3種類です。

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味付けは日本人好みです。
アマゾンの魚はどれも淡白で癖がなく、
食べやすいです。

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夕食後、しばらくしてからワニ見学にツアーにでかけます。
真っ暗な中、サーチライトで探していきます。

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見つけたと思ったら、
船をつっこませ、船頭にいるスタッフがワニを捕まえました。
メガネカイマンというワニの子供。

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子供なんですが、かわいい~~ということはありません。
持たせてもらいましたが、ちゃんと力はあるし、凶暴です。

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夜はブラジル名物の初カイピリーニャ。
ピンガという蒸留酒をライムと砂糖で割ったものですが、
これは美味しいです。
ちょっときつめで、ライムもたっぷりはいってるので、
水を足しながらしぶしぶも飲めますw

今回案内していいただいてるのが、
佐藤さんという73歳のおじいさんガイド。
20歳のときにブラジルにわたってきたらしく、
ツアー以外のいろいろなブラジルの話をきくことができました。

明日は5時におきて、朝日を見に行くということなので、
22時ごろにはお開きでした。