越境、パイネ国立公園日帰りツアー(南米33)

2009 南米
2009 南米



インスタントのマカロニ。
朝4時半におきて作りました。

朝5時半に出発。
チリのパイネ国立公園へのツアーに参加します。
距離が遠いので、早朝出発となります。
バスはゆったりとした大型バスです。



いい1日になりそう。
綺麗な朝焼け。



約3時間半ほど走って、
アルゼンチン側の国境に到着。

またバスにのって5分ほどで、
チリ側の国境で入国手続き。
ここからは小さいバスに乗り換え、
ガイドが乗り込んできました。

未舗装の道を走って、
まずはパイネの山々が見える場所で撮影タイム。
いくつかの山で形成されるパイネ国立公園。
なかなかインパクトがあります。

山の右側にそびえたつトーレス・デス・パイネ。
3つの尖峰で形成されて、
高いものは2,850mあります。

簡単な昼食セットが配られました。

パタゴニアならではの動物。
ニャンドゥという鳥。
体長1mぐらいあります。

アマルガ湖というはミネラルの影響で、
水が緑がかっています。

これもウシュアイアまでの移動でもたびたび見たグアナコ。
かなり見かけます。
ペルーでみたリャマなどと同じ種類。

フィッツロイに比べて、
動物の数が多いです。



まるで写真撮影ツアーのように、
撮影スポットの旅にバスは停車します。

当たり前ですが、
見る角度によってパイネの山は、印象がかわります。
ここが一番穏やかに見えた気がします。

バスを降りてしばらく歩いていきます。
ほんと気持ちいい天気。

Cuernos del Paine。
パイネの角(つの)とよばれてます。
ここの場所にくるまで、
こんなに割れている山とは気づきませんでした。
かなりインパクトあります。

パイネの角とパイネグランドの間にすごい尖った山が。
氷河でけずられてできたものだと思います。

少し日帰りで来たことを後悔。
パイネ国立公園はトレッキングルートがあり、
山小屋やテントをはれる場所がいくつかあります。

山を見てた場所は大半が逆光なんです。
午前中に来たいですね。

ノルデンフェールド湖。
ここも氷河湖なので、独特の青白さをもっています。

トゲトゲの植物。
天候が厳しい場所なので、このように固そうな植物か、
こけのような植物が多い。

ノルデンフェールド湖から流れ出るサルトグランデ。
背景にはパイネグランド3,050m。

かなりの水量です。
水源は雪と氷河の融水なので、
毎日たくさんの雪や氷が融けているのですね。

絵になりそうな。



国立公園の管理事務所に最後に立ち寄ります。
朝が早かっただけに、結構疲れめです。

事務所内は資料館にもなっています。

地殻変動とマグマの影響で、このような奇怪な山になったようです。

公園前のトーロ湖。
いい1日になりました。
見学場所はこれで終了。

パイネの角はほんとインパクトあります。
トレッキングすると間近で見ることができる。

再び4時間ほどかけて、
国境をこえてカラファテへ戻ります。
アメリカに住んでいる韓国人のご夫婦2組が、
話好きなかたで、いろいろと話をしていると、
「床の間」の話になりました。
床の間は日本語でした。
自分の家には床の間はないし、
ちゃんと勉強したことないので、回答に困りました。
これに限らず、日本の知らないことがまだまだ多いので、
外国人に聞かれたときに困らないようにしないといけないですね…

ちょうど満月のようです。
変える頃にはすっかり真っ暗になって、
22時にカラファテの街に到着。
長い時間バスに揺られて、疲れたけど、
行ってよかった。
ほんといけることはないと思うけど、
パイネはぜひトレッキングしたい国立公園です。