地上絵ナスカ(南米05)

2009 南米
2009 南米

3時に出発するはずの大学生のT君は
3時過ぎなのにまだ寝てました。
なぜか自分がおきてしまって起こすという…
4月から社会人だそうですが、大丈夫かと心配にw



で、自分は5時起き。
ほとんど寝れてません。
そのまま身支度して、バスターミナルへ。
ペルーでは荷物の盗難が心配なので、
値段の高いバスにて移動します。
値段イコール、安心感豪華さらしい。

バスターミナルもとても綺麗で、
ちょっとした空港の雰囲気。
荷物もきちんとタグをつけて管理。

これからクスコまで移動します。
運よく一番前の席をゲットできました。
思ったよりも道は綺麗でちゃんとした高速道路。



出発してすぐにコーヒーと軽食のサービス。
ちゃんとスチュワーデスもいます。
が、案内はしませんw



車内ではビンゴ大会が始まります。
これぞ本場のビンゴ大会。
後ろのおばちゃんがめちゃ盛り上がってます。
最初いい感じだったのですが…



普通に日本では見慣れない景色が広がるので、
ゆっくり寝てるのももったいない。



ほとんど雨が降らないせいか、
砂だけの世界が広がります。



たまに太平洋岸にも出てきます。
季節は夏で泳いでいる人もいましたが、
しつこいようですが海は綺麗ではないです。



天気もだんだんとよくなってきました。
砂の色は違うでしょうけど、砂の惑星にきたみたい。

途中2箇所を経由して、約7時間。
ようやくナスカが近づいてきました。
このミラドール塔に登ると地上絵が少し見れるようです。

これがcruz del sur社のバス。
めちゃくちゃデザインがかっこいいです。
シートもかなりゆったりしてて、
疲れしらずの移動でした。

二人の日本人がいましたが、
自分があまり何もない町だし、
このままナスカの地上絵を見て、夜に移動するというと、
ひとりがその意見に賛同して、
夜までいっしょに行動することにしました。

いくつか旅行会社をまわろうとしたんですが、
どこもお休み。
日曜日だから休みだったのかな。
一番近くにある旅行会社で50ドルで契約。

お、地上絵。
いえ、これは歩道に描かれたもので、
街のいたるところに地上絵が描かれています。

飛行機は乗客が3人乗り。
彼とは別れて、外国人カップルと搭乗。
9人乗りのプロペラ機は乗ったことがあるけど、
セスナは初体験。

カップルはスペイン語だったので、
英語とスペイン語でパイロットが説明してくれます。

ニュースで知っていたのですが、
めずらしく雨がふったせいで、
このあたりの土砂が流れて、地上絵が見難くなったようです。

こんな感じですから、
最初見つけるのはかなりコツがいりました。
右上のほうにあるのが、
トライアングル。
これも地上絵のひとつ。

くじら63m

宇宙飛行士32m

だんだん見るコツをつかんできました。
真横に見せるためとはいえ、アクロバットな運転します。
飛行機酔いしやすい人はほんと注意。

いぬ51m

さる110m

こんな感じで地上絵を目指していきます。
ちなみに助手席でしたが、
横の窓から旋回しながら地上絵を見せてくれるので、
後ろの席のほうが見やすかったです。
くそ~~~

コンドル136m

くも46m

はちどり96m

パリワナ280m

左が木97m
右が手45m
左右に伸びるのが走ってきた
パンアメリカン・ハイウェイ。
小さな塔のようなものがさっきみたミラドール。

オウム200m

これで終了。
小さいデジカメでとってたときはよかったのですが、
途中から一眼レフにきりかえたとたん
めちゃくちゃ酔いました。
あ~ライブビューの機能があればな・・・

結局、クスコ行きのバスは、
20時半は満席で、23時30分というバスに…
まだ16時すぎなんですけど。
同じ日本人のT君はアレキパにいくんですが、
時間は22時。
それまで街を散策して、食事をすることに。
申し込んだ旅行会社のおばちゃんが荷物を預かってくれました。

予想以上に小さな町で、
ちょっと中心部をはずれるとこんな感じ。

なんにしても地上絵。
でもおしゃれに家を作っているんですが、
2階の窓が割られています。
どこの家も塀があったり商店も鉄格子があります。
そんな怖い雰囲気はないんですけど、
夜はまた違う顔があるのでしょうか。

公園もこんな塀に囲まれてるんですよ。

近づいていくと子供が近寄ってきました。

でも、全体的にはおとなしい子が多いのかな。
たとえば1回手を振っても振り替えしてこないですが、
2回振ってみると手を振り替えしてきたり。
大人もだいたい同じ感じです。

町並み…ここにもコンドルと

このサッカーの絵はなんか変だな。
踊っているようにも見えます。

夕方近くになってくると
屋台がちらほら出てきたり、
お店もあけたりと。

するとこのにいちゃんが写真を撮るとこのポーズ。
この手に持っている串は、
ペルー名物のアンティクーチョ。
牛の心臓の串焼きにしたもの。
1本まるまる食べさせてくれました。
お金を払うといっても受け取ってくれず。

ここにも地上絵。

地上絵ではないですが落書き?
どこかおしゃれに感じてしまうのは、
外国のせいなんでしょうかね。

日も暮れたので夕食をlos angelesという食堂に入りました。
ツーリスト向けというより地元向けに近い値段。
誰かが通いつめたのかもしれませんが、
日本語のメニューもつくられてました。

昼食も食べずにお腹がすいていたので、
ガーリックステーキ。
17ソル(510円)。
たっぷりのにんにくに、量もやっぱり多い。
でもご飯がなかったので食べきりました。


まだ時間があったので、
アルマス広場へ。
どこの町にもアルマスと呼ばれる広場があります。
中央に噴水があったりして、
市民がのんびりとすごすにはいい場所になっていました。



22時発のT君とは別れ、
バス乗り場で待つもバスはぜんぜんきません。
日付を超えてもまだバスは来ないし。