vol.13 まだまだソンクラーン|2001 マレー半島縦断 

2001年4月14日

ソンクラーンも今日で3日目。カオサン通りはすでに賑わっているようだ。泊まっている宿はカオサン通りには面していないのだが、それでもよく音は聞こえてくる。

目が覚めたのは昼前だっただろう。まずは寝汗を流すためにシャワーを浴びることから1日が始まる。そして汚れた服を洗濯する。

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カオス状態のチャクラポン通り

すでにチャクラポン通りは多くの人で賑わっていて、カオス状態。まだ参戦モードじゃないので、できるだけ道の端っこを歩いて、両手を上げて降参ポーズをとりながら、水をかけないでとお願いしながら進む。濡れないように行くのは実にスリルがあった。

あんかけご飯 20バーツ(60円)

一昨日教えてもらったランブトリ通りの露天レストランであんかけご飯を食べた。高火力で炒めているので野菜がシャキシャキして本当に美味しい。

ソンクラーンに参戦

いつものように誰かが水鉄砲を持ってチャクラポン通りへ出かけていく。それを見ていると自分も参加したくなる。まるで子供の頃の遊びのような感じである。子供の頃には夏になると水鉄砲で打ち合いなんかもした記憶があるが、まったくそれと同レベルかもしれない。しかし、あえてこの歳で体験するとなると、逆にはまってしまうものがある。宿のオーナーの協力で、水も大きなバケツで提供してくれるのもありがたい。

ソンクラーンはタイの旧正月ということでパレードなども行われる。しかしパレードをしている人もちゃんとパウダーを塗られたり、水を掛けられたりと無事ではいられない。しかし、そんな中に国民性が見えてくる。

マイペンライ

マイペンライは日本語で「大丈夫、大丈夫」とか「気にしない、気にしない!」みたいな言葉なのだが、よくタイ人の性格を表すときにこの言葉を使う。いちいち細かいことにこだわらないのである。顔にパウダーを思いっきり塗られようが、決して怒ったりしない。もちろん祭りだからという事もあるのだろうが、こんな祭りが日本でできるはずがない。実はパウダーも本当は禁止なのだが、政府もマイペンライ状態なのだ。

ちなみになんとなくルールがある。パウダーは顔に塗られることが多いのだが、おでこやほっぺが塗られる。たまに目に入ったりすると、水をかけて欲しいアピールをすると顔にかけてくれて、パウダーを落とすことができる。カオサン通りやチャクラポン通りではソンクラーン用に水を販売しているので、それほど汚い水ではないと思う。

チャクラッポン通りでこの賑わい。カオスです。

このソンクラーン中にカオサンに着く旅人もいれば、出て行く旅人もいる。もちろん知らないで着いた人はなんのことやら分からず、ずぶ濡れで宿に到着してくる。ただ宿に着いて洗濯したり、乾かしたりすれば済む。逆に出て行く人は大変だ。水をかけられ服が濡れた状態や、パウダーを顔や体に塗られた状態で次の目的地へ行くのはつらいだろう。たまたま出発する人がいたので、見送りに行ったら、見事にエアポートバスに乗る前にパウダーを塗られてしまった。笑えるに笑えない。

トゥクトゥクは若者グループがチャーターしていることが多い。

マイペンライが通じない隣人

しかし宿の隣には華僑が住んでいる。ここに住んでいるおばちゃんがまたマイペンライでは済まない人なのだ。水が特に嫌いなようで、自分の敷地内に水が入ってくると怒ってくるのである。その怒り方は普通のものではない。こっちが「マイペンライ、マイペンライ」と言ってもまったく通じなく、しまいには棒を持って殴りかかってこようとした。やっぱマイペンライはタイ人にしか通用しないのかもしれない。

この日の水掛けメンバー。隣で大騒ぎしてたら、そりゃ怒りたくなる…。

夕食はSさんの案内で美味しい麺料理が食べられるという屋台へ。ランブトリー通りに店があった。料理へのこだわりが強いらしく、このメーカーのナンプラーが美味しいとか教えてくれたけど、そんなに違いがあるのか分からなかった。センミーが美味しいというので、言われるがまま食べたけど、美味しいけど、あまり違いが分からなかった。ちなみにセンミーは米の麺で一番細い。少し太くなるとクイッティオになるが、個人的にはこっちの方が好みだった。

ゴーゴーバーへ

宿に戻り、その流れでSさん含めて合計4名でゴーゴーバーへ行くことになった。なんとか寺裏通りまで出て、水掛けされずにタクシーに乗車。ナナにあるゴーゴーバーへ行った。

ゴーゴーバーとは、女性が舞台の上で踊っていて、周囲でお酒を飲みながら品定めする。気に入った子がいたらお持ち帰りするシステム。まあ如何わしい店だけど、店の入口は開いて中が見えていたりと、タイならではというかおおらかな感じ。

辞めた会社で5年前にタイに社員旅行で行ったときに、プーケットでゴーゴーバーへ行ったことがある。一応女は買っていない。

ソンクラーンとはタイで言う正月。踊り子も正月で実家に帰っている女の子が多いらしく、わりと閑散としていた。80バーツでビールの小瓶を注文する。相場よりかなり高いが、見学料が含まれていると思えば仕方がない。女性がいるので、冷やかし目的というのが分かるのだろう。それほど踊り子は寄ってこない。まあ、たまに寄ってきても、それほどかわいい子は来ない。ゴーゴーバーへ女を買いに来るのは欧米人が多く、その欧米人の好みが日本人と違い、わりとよく日焼けしたいかにも東南アジアっぽい子が好みのようなのだ。

ビールが高いのでセーブしながら飲んでいたら、だんだんと睡魔が襲ってきた。1時間おきにストリップショーがあるので、それを見終わったら、またタクシーに乗って帰った。この日は朝まで飲むことなく早く寝た。

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