芸術的な町、バルパライソ(南米20)

2009 南米
2009 南米



ホテルは朝食つき。
パンはすかすかのトーストですが、
まあ15ドルで朝食つきですからこんなものかな。

昨日の夕方にサンチアゴの見所を散策してしまったので、
世界遺産の町でもあるベルパライソまででかけることにしました。
夜の便で移動するD君といっしょに行動します。



まずは地下鉄でバスターミナルまで移動。



昨日使ったTURBUSの次に大きいPULLMANを利用。
ベルパライソまでは約2時間で、
第二の都市だけあって、かなりの便が出発しています。
出発5分前に購入。



快晴の中、高速道路を走ります。
昨日22時間の移動を味わっただけに、
2時間の移動が短く感じます。



ベルパライソに到着しかけると、
いっきに雲が広がってしまいました。
崖下に面した港町なので、雲が溜まりやすいのかもしれません。
残念です。
そして晴れていないとかなり寒い。
半そでしか持っていませんが、みんなフリースやら着てます。



とりあえずお腹がすいたので、
露天で軽食を購入。
500ペソ(80円)です。



中は中華風みたいですが、オリーブがはいってる。
思っていたより量があって、腹ごしらえにぴったり。



サンチアゴに比べて、下町情緒を感じる町です。
果物はかなり安い。



とにかくこの町は犬が多い。
まあ凶暴ではないのでいいんですが、
犬が結構大きいんです。
って、犬が店番してるのか?



年代ものの建物が立ち並びます。



ん~どんな映画なんだろう。



なんのポスターだ?
まあ奇抜なポスターが目立ちます。



3差路に細長くたつビル。
ごちゃごちゃしてるんですが、
歴史の古さを感じさせるよい町です。



そしてベルパライソ名物のアセンソールという
ケーブルカーで坂をいっきにあがります。
ほんと急でびっくり。
行きは280ペソ(48円)でした。



アセンソールの駅です。
あたり一体が芸術的な感じがします。



なんとなく優雅な気分にのせられて、
近くのカフェにはいってみることにしました。
かなりおしゃれなレストランでもあります。
サービスも満点。



綺麗な景色を見ながら昼時のビール。
最高のひと時。



ちょっと小腹がすいてたのでシーザーサラダを注文。
鶏肉はゴマをまぶしてあり、
タルタルソースが絶品。
ほかにソース自体はレモンジュースをかけます。
これで4,000ペソ(670円)しますが、
かなりクオリティーが高いので大満足。



レストランからの景色。
青空が広がり始めました。
アセンソールであがってくると、
いっきに町並みが変わります。



かっこいいおじいちゃんだなと思って、
さりげなく写真を撮ったんですが、
この後声をかけてきて…



なんと家の中へ招待してくれました。
いい景色を見せてあげるということで。
屋根裏から屋根の上まででてきてこの景色。



一人で住んでいるらしいのですが、
かなり大きな家。
大学の先生をしていただけあって、英語は話せます。
屋根裏まで身軽にあがっていって、
この景色を見せてくれました。
約1時間、楽しい時間をすごさせていただきました
芸術性の高い置物などが家のあちこちにおかれてました。
ロベルトという名前のおじいちゃんです。



なんだこりゃ。
ノマネコみたいw



統一性のない壁の色も、
ここまで違ってくると綺麗に見えてきます。
この町自体が世界遺産にも登録されています。



住宅街だけあってほのぼのしてます。
ホステルなども結構多く、チリ人にも人気のスポットのようです。



日本だったらありえないんでしょうけど、
外国だと綺麗に見えるから不思議ですね。



実はとたんに色を塗っただけの家も多い。
この並びはすべてそうでした。
ちょうど晴れていたので、町並みが綺麗。



今日も1枚は記念撮影。
あ、じいちゃんと撮ったかw



あてもなく散策するには楽しい町です。
日帰りでくるのはもったいないぐらいです。



再びアセンソールでくだっていきます。
ほんと急ですし、かなりアナログなのでちょっと不安。
なぜか帰りは100ペソ(17円)でした。

チリ最大の港町だけあって、
大きなタンカーなども停泊しています。
ちなみにおくに小さく見えるのは軍艦です。



残念ながらかなり曇ってきました。
晴れていたらほんと綺麗な風景だったと思います。
まあ一時晴れただけでもよし。



帰りは街中を走っていた電気バスに乗車。
近くに停まっていたのでターミナルまでいくか訪ねると、
行くとのことでそのまま乗車。



運転手ひとりで、集金もして、結構大変です。



結局、ベルパライソをでて、
坂道をあがってくるとやっぱり晴れてました。
雲がたまりやすい場所なんでしょう。
郊外にはブドウ畑が広がります。

昨日の休日と違って、サンチアゴの街中は人通りが多いです。



再び昨日と同じ店に入ります。
やっぱりビール。



目的はチョコロという名物料理。
中にはずっしり鶏肉と牛肉がつめられています。
あとはサツマイモだと思います。
今日は二人で1個という頼み方をしたので、
飽きずにちょうど食べられました。
あとサラダを注文。
チョコロ2990ペソ(500円)とサラダ2450ペソ(400円)。

あちこちでアイスクリームがうってます。
思いっきりコーンの上にアイスをのせてから、
カップにひっくり返します。
950ペソ(170円)だけの量はあります。

夕食後D君と別れました。
彼は中米へ飛びます。
治安が南米より悪いらしいので、ぜひ気をつけてほしい。