サンタモニカでぶらぶら(2012US03)

2012 ヨセミテ
サンタモニカ 3rd ストリート
2012 ヨセミテ

ホテルシャトルバスでいったん空港に戻り、
再び巡回しているレンタカーのシャトルバスで、レンタカー会社「Allamo」へ。
昨日までのばたばた感から開放された緩みか、
朝食もとっていないのに、もう11時すぎ。

去年はBudgetを使いましたが、
なぜかLAX発だと安いパッケージが適用にならないようで、
何社か比べて、Allamoにしました。
海外のことなので、トラブル対応に不安があるので、
中小のレンタカー会社からは探していません。

Allamoのメリットとしては、そのカテゴリーから好きな車を選べること。
残念なことに自分の選んだIntermediate SUVのカテゴリーは、
車種が2種類しかありませんでした。

見た目では、Jeepが良かったんだけど、実際乗ってみると車内が狭い。
ということで、横にあったヒュンダイのSanta Feしかありません。
韓国車なので、ちょっとあまり気乗りしませんが、
去年のグランドサークルでのった日産のROUGEに似てて、中は広い。
実際に乗って比べられるという点でも、Allamoにして良かったと思います。

コンパクトカーならもっと安かったのですが、
今回は、山岳地帯も走りますし、雪の可能性もまったくないわけじゃないので、
SUVタイプの車にしました。
せっかくの広いアメリカの道なので、コンパクトカーまで節約する必要はないかと。

空港から、サンタモニカ方面へは、州道1号線を北上していきます。
ロサンゼルスは郊外まで広がっている都市ですが、
比較的、空港からサンタモニカは近い距離にあり、15kmほどです。

サンタモニカの南側にあるのが、ベニスビーチ。
想像していたカリフォルニアのイメージにぴったりの場所です。
ビーチ沿いの遊歩道で、スケボーしたりジョギングしたりする人がたくさんいました。

サンタモニカ・プレイスというショッピングモールに駐車し、
サード・ストリート・プロムナードという遊歩道を歩きます。
ここがサンタモニカの中心地的な場所です。

サード・ストリート・プロムナードは、だいたい1kmほどありますが、
大半がショップなので、ショッピングに興味がないとあっという間に終わってしまいます。
Diesel、Zara、Gapなど日本でも見かけるショップが軒を並べます。

ミュージシャンの演奏や、大道芸などが路上で行われているので、
ショッピングに興味がなくても、雰囲気を楽しむことができました。

湿気がないとほんと良いですね。
日差しに照らされていても、カラッとした気候で、とても気持ちが良い。

日曜日ということもあって、人通りは多いと思うのですが、
人混みという表現が当てはまるほどは、混雑はしていません。

ショッピングモールで買い物するよりかは、開放的な雰囲気で買い物できるので、
買い物好きな人にとっては、天国のような場所かも。

州道1号線、別名 パシフィック・コースト・ハイウェイ。

数日後には、モントレーで再び州道1号線に合流し、
サンフランシスコ目指して、北上します。

サンタモニカのもう1つの名所、サンタモニカ・ピア。
先端には、遊園地や水族館、レストランなどがあります。

ちょっと距離があるのと、駐車場の車のあまりの多さに行く気がなくなりました。

サンタモニカ・プレイスに戻って、昼食をとります。
思い返せば、今日はまだ朝食も食べていませんでした。

「Pizza Antica」
テラス席は満席でしたが、店内はガラガラです。

ピザはシンプルなマルゲリータが一番好きです。
16.25USDとちょっと高いですが、
サンタモニカはちょっとした観光地的な場所なので、仕方ないかな。

サンタモニカ・プレイス。
ソテツが植えられてリゾート感、そして開放感があります。
日本のゴールデンウイークも本格的に突入したので、
たくさんの日本人を見かけました。
やっぱり買い物メインで旅行する人って、結構多いようです。

ロサンゼルスはこれで終わり。
ハリウッド、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、ビバリーヒルズ・・・。
ぜんぜん興味ないんです。 

1日多くアメリカに滞在することになりましたが、先へ進みます。

これから180マイル(290km)北上して、Tulare(トゥーレアリ)へ向かいます。
明日訪れる予定のセコイヤ国立公園、キングスキャニオン国立公園へ行く途中の町です。

サンタモニカを15時前、ようやく出発。
北東のビバリーヒルズ方面へいくと、インターステイト405号線へ交わる。
インターステイトは、日本でいう高速道路だけど、通行料が無料。

ロサンゼルスでは一番海岸を走る高速道路で、
山間部を超える重要な道路なので、交通量も多く混雑している。
都心部へ向かう反対車線は、より混雑していて、ぴたっと止まっている。

片側5車線の山越え道で、交通量も多いので、
初っ端だったので、かなり緊張した。

しばらくは、他の高速道路との合流や離合も多く、
また高速道rが無料なだけあって、一般道路とのインターチェンジも多い。

今回もナビは借りてはいない。
日本と違って無料ではないし、レンタル料が1日あたり1,200円ぐらいと高い。
ただ前回と違って人口の少ない場所ばかりではないので、
多少の不安はあったが、まあなんとかなるだろうと・・・。

大まかな地図が掲載されている州の地図だけは、
JAFにて500円で購入してある。

I-405号線から、I-5号線へ合流。
I-5号線は、アメリカ西海岸の南北を走る大動脈。
南はメキシコの国境から始まり、北はカナダの国境まで達している。

交通量もだいぶ少なくなり、のんびりとドライブできるようになってきた。

山間部を抜けたところで、I-5号線から、州道99号線へ分かれる。
この先は、だだっ広い平野が続く、農業地帯へ入る。

延々と平坦な道が続きます。
クルーズコントロール機能で速度固定して、まっすぐ走るだけなので、
運転は楽ですが、正直なところかなり退屈です。
まわりの風景は農業地帯ですから、景色もかなり退屈。

農業の規模はほんとに大きく、たとえば葡萄の木だと思ったら、
それが延々と何キロも続きます。
味は別として、これだけ広大に作れるのだから、
日本の農業なんて、値段的には太刀打ちできないと思いました。

宿泊地のTulareの表示がでてきたので、インターステイトから降りました。
ところが、降りて右に曲がるとあるはずのホテルがない。
Tulareの町がもっと小さいと想像していたのですが、
どうやらTulareの町にもいくつかのインターがあったようです。

こうなると、感覚で走るしかないですが、
インター近くというのだけは確かなので、
高速に戻らずに地道で次のインター目指して走ります。
なんとなくの感覚で走っていると、あっさりホテルが見つかりました。
方向感覚さえあっていれば、なんとかなるもんですね。

なぜ、Tulareに宿泊したかというと、
セコイヤ国立公園・キングキャニオン国立公園に近い都心部で、
観光地ではないので宿泊代金が安いこと。

セコイヤ国立公園内にも宿泊施設があるが、
この時期だと積雪の可能性もあるので、もし降った場合に対処できないこと。

今回利用した、Charter Inn & Suites は、1部屋6,900円で朝食つき。
もともとは、1泊だけの利用予定だったが、メキシコ行きがなくなったので、
前倒して2泊の利用にした。

早めについても観光地ではないので、見るところもないので、
道の反対側にあったスーパーへでかけてみた。

入口にはいって置かれていた大きな玉ねぎ。
1袋が、50ポンド(約22.7kg)で大きさもすごいが、
8USD(約700円)とめっちゃ安い!

チーズもめっちゃ安いです。
5ポンド(約2.27キロ)で、12.49USD(約1,060円)。
4つ買うと、9.99USD(約850円)とさらに安いが、
約10キロのチーズを何日間で消費できるのか・・・。

とにかく海外にいくと、スーパーを散策するのが楽しいですね。
相場感とかもわかります。

今回利用した、Charter Inn & Suites。
建物はとても綺麗ですし、インターステイトの出入り口からすぐなので便利でした。

夕食は、部屋の窓からみえていた「I HOP」というレストランへ行ってみました。
外見はレストランというよりも、デザート専門店的な感じでしたが、
メニューを見てみると、しっかりとした夕食も食べられるようです。

http://www.ihop.com/

店内はガラガラでした。
パンケーキなどのメニューが多く、朝食や昼食がメインなのかもしれません。

せっかくなので、がっつりステーキを頂きました。