グランドキャニオンvol.1(GC15)

2011 グランドサークル
2011 グランドサークル
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これから最後の観光目的地、グランドキャニオンへ向かうのだが、
あまりにもマクドナルドの建物が綺麗だったので、食べていくことにした。

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日本では発売していない「Angus Bacon & Cheese」のミールセットを注文。
6.4USD(525円)だから、円高でかなり安く感じられます。

ドリンクは、カップだけもらえるので、ジュースコーナーにいって入れます。

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日本で発売しているクオーターパウンダーよりも多い、サードパウンダー。
3分の1ポンドなので、牛肉だけで151gもあります。
カリカリベーコン、チーズ、レッドオニオン・・・
これはうまい。
日本のハンバーガーより、シンプルでさっぱりしてます。
ビーフパテが、肉そのものなのが良いです。

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国道89号線を南下。

2時間弱も暗いアテンロープ・キャニオンの中にいたから、
明るい外が新鮮に感じられます。

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長く続く崖の渕を下っていきます。
アンテロープキャニオン、ペイジは、隆起した高台にあったようです。

国道89号線は、景色が変化に富んでいます。
この後、モニュメントバレーへの国道160号分岐点を通過し、
実質的に今回のグランドサークルは1周したことになりました。

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89号線を右折し、州道64号線で北西へ向かいます。
しばらく走ると、大きな渓谷が見えてきました。

これが・・・と思ったのですが、地図を見ると、
Gorge Little Colorado Riverと書かれていたので、
まだグランドキャニオンではないようです。
しかし、展望台などもあり、これ自体もかなりすごい渓谷のようです。

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グランドキャニオンの入口が近づくにつれ、標高があがってきます。
ちょっと涼しくなってきて、緑も増えてきました。
グランドキャニオンのサウス・リムは、標高2,000mあるようです。

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グランドキャニオン国立公園の入口です。

今回の旅、最後の国立公園にして、最大のメインイベント・・・。
帰国が近いので帰りたくない病が出そうなのですが、
まったくそんな感じはなく、高揚感でいっぱいでした。

サウスリムは川沿いを東西に、眺望ポイントが設けられていて、
当初は、ゆっくりと東側から見ていく予定でしたが、
帰りに時間があまあったらゆっくり見ようというとで、
先に中央にあるホテルやレストランが集まるグランドキャニオンビレッジへ。

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グランド・キャニオン内にあるヤパパイ・ロッジ(Yayapai Lodge).
名前のとおりロッジタイプ。
センター棟で受付し、車で移動し、目の前に駐車できます。
実際、これがかなり便利です。

本来は一番格式と眺望がよいエル・トバーホテル(El Tovar Hotel)に
宿泊する予定でしたが、
手配会社のオーバーブッキングでこのホテルになりました。
かなり残念でがっくりきたので、まあごね得といいますか、
夕食分としてお金を返してくれたので、実質宿泊代が無料・・・。

ネットで見てると部屋はそんなに良くなさそうだったのですが・・・

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リノベーションしてたのか、外見とは裏腹に綺麗でした。
車も目の前に駐車できるし、スーパーにも近くて便利。
エル・トバーホテルには泊まりたかったけど、
がっかりした気持ちはなくなりました。

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グランドキャニオン内は、無料のシャトルバスが巡回しています。
ウエストリムエリアは、マイカーも入ることができないので、
シャトルバスでウエストリムを目指します。

日中はガラガラですね・・・。

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マリコパ・ポイント(Maricopa Point)。
すでにグランドキャニオンがみえていますが、とてつもなく大きい。
行きに、シアトルからフェニックスへの飛行機の上から見ていただけに、
想像はできていたけど・・・

そして日中に人が少ないわけがわかりました。
遠いし、陰影がないので、塗り絵のようなのっぺりとした感じなのです。

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そこでレンズにPLフィルターという反射する光を除去するものをつけます。
そうするとだいぶくっきりと写ります。

実に、対岸のノースリムまでの距離が、
平均して16kmもあり、一番深い場所では26kmもあります。
ちょっと想像できない距離です。

調べてみると、大阪駅から高槻駅の距離が、21kmです。
直線に線路があったとして、新快速でも15分かかります。
もちろん直線に道がないので、反対側のノースリムへいくには、
国道89号線まで戻っていかないといけないので、6時間かかるそうです。

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そして谷底までの深さが1,600mもあります。
実際には、真下に谷底があるわけではなく、ここからコロラド川が見えないので、
1,600mを体感できませんが、見えている部分で1,000mはありそうです。
遠近感が馬鹿になってて、数字を見ないと大きさがわからない・・・

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サウスリムのイーストリムには、多数の眺望ポイントがあります。
この時間からだと、すべてを見るのはとても無理そうです。

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写真の下部にある台形の岩は、バトルシップと呼ばれています。
日がだいぶ傾いてきて、はっきりと影も見えるようになってきました。
次のポイントへ移動します。

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パウエルポイント。
シャトルバスに乗らずのんびり歩いてきました。
右の崖の上に人が見えますが、先ほどのマリコパ・ポイントです。

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そして再び歩いて、ホピ(Hopi)・ポイントへやってきました。

ガイドブックには、夕陽を見るには良いスポットと書かれていて、
すでに夕陽待ちの人も結構います。

18時15分。
陽が沈むまでには、まだ1時間ほどありますが、
ここで腰を据えて、ゆっくりと夕陽鑑賞することにしました。
まだ先のウエストリムのポイントは、またいつか来る日の楽しみに。

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下流へと続く、西側の渓谷。

ノースリム側には、コロラド川へ続く峡谷が多数存在するのが、よくわかる。
これはノースリムのほうが標高が高いためだろうか。

しかし、この景色、壮大すぎて、言葉がみつからない。

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上流、レイクパウエル側へと続く東側の渓谷。
グランドキャニオンが赤く染まり始めました。

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刻一刻と色が変わりゆくグランドキャニオン。

この時間帯になると、夕陽を見るに最適とされるこのポイントは、
すごいたくさんの観光客が集まってきていました。
柵のある一番前にいたのですが、二重三重と人垣ができてました。

一番奥の左の台形が、Wotans Throne 2,327m、
右の先鋒が、Vishnu Temple 2,386m。
ここサウスリムのHopi Point 2,073mより、
ノースリム近くにあるので、やはり300mほど高いようです。

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太陽が沈みます。
ようやくコロラド川の流れを見ることができました。

グランドキャニオン自体が標高2,000mにあるので、
実際には、太陽が沈んではいないと思います。
西の空は、赤く染まりませんでした。

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凛とした空気があたりを包みます。
太陽は完全に沈んでいるのですが、後ろ髪を引かれる思いです。

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かなりの待ち時間を覚悟していたのですが、
シャトルバスがどんどんやってきました。

アメリカの国立公園は、ほんと整備されていて、観光しやすい。

途中、ヤパパイロッジのマーケットプラザによって夕食を購入しましたが、
マーケットプラザの品揃えの豊富さに驚きました。
野菜や肉などの生鮮食品やチーズ・ハムなどもかなり豊富で、普通の値段。

規模の大きい国立公園だけに、観光向けだけでなく、
観光業に従事している人向けでもあるのかもしれません。

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部屋に戻る前に、星空を見に行ってきました。
標高も2,000mと高く、周辺に大きな街もないので、
無数の星空をみることができました。

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安かったので買いすぎました。
チーズとかハムは、日本よりかなり安く買うことができます。
晩ご飯だけじゃなく、明日の分にもなりそうです。
ただしトルティーヤは失敗でした、温かくないと美味しくないです。
部屋にポットはありますが、レンジはありません。

明日のグランドキャニオンの日の出は、5時34分。
車で移動する時間、徐々に明るくなる景色を撮りたいので、
4時45分には出発するつもりで、4時30分にタイマーをセットしました。

旅行日:2011年05月02日
記載日:2013年02月11日