ザイオン国立公園vol.2(GC13)

2011 グランドサークル
2011 グランドサークル
6-188

<大きな写真>

再びシャトルバスに乗り、ザイオンロッジというバス停で降車。
公園内では唯一のホテルやレストラン、ショップなどがあるエリアで、
多くの人で賑わっていました。

そのホテルは、なかなか予約はとれないようです。
マイカーの入れない場所、そして国立公園の真ん中で泊まるというのは、
かなり優越感ありますよね。
ホテルの予約者は、ここまでマイカーで入れるようです。

6-191

<大きな写真>

ザイオン・ロッジからみえるこの尖った岩山。
エンジェルス・ランディング(1,756m)というトレッキングルートの終点部。
最後は鎖を伝ってのぼるスリリングなルートのようです。
そのかわり眺望は素晴らしいようですが、
いくにはかなり勇気がいりそうですね。

今回は、度胸も時間もないので、パスですが・・・

6-190

<大きな写真>

持っていた最大の望遠ズームで見ると、人が見えました!
さっきの岩山の右上あたりです。

6-192

<大きな写真>

天気もよく気持ち良かったので、
ロウワー・エメラルドプールトレイルという手ごろなルートをいくことにしました。
バージン川を渡り、対岸へ渡ります。

6-193

<大きな写真>

川を渡ってから、奥側(北側)をすすんでいきます。
気温は日本の春みたいな、ちょうどよい暖かさです。
昨日の夕方には、ブライスキャニオンで凍えていたのはまるで嘘のよう。

6-194

<大きな写真>

新緑がとっても気持ち良い。

6-195

<大きな写真>

手軽に歩けることから人気のルートみたいで、
たくさんの人が歩いていました。

6-197

<大きな写真>

トレイル沿いにジリスが顔を出していました。
まったく人間を恐れていませんね・・・
というよりも餌をねだっているようです。

6-196

<大きな写真>

そんなわけだから、写真は撮り放題です。
でも、生態系が崩れてるわけだから、ちょっと悲しい。

6-198

<大きな写真>

さわやか。

6-199

<大きな写真>

緩やかに登りながら、バージン川の支流をエメラルドプールを目指し、
奥へはいっていきます。

6-201

<大きな写真>

ロウワー・エメラルド・プール(Lower Emerald Poor)。

湾曲した1枚岩の上、数箇所から水が落ちてきています。
ちょっと神秘的な感じの場所ですが、
たまっている水はエメラルドではなく、茶色でした。

6-203

<大きな写真>

滝と呼ぶには、かなり水量が少ない。
でも散った水滴に、光があたって綺麗でした。

6-204

<大きな写真>

先ほどの滝の上にのぼってきましたが、眺めが本当に最高です。
のんびりしてたいけど、ここは撮影スポットでもあるので、
邪魔になると判断しすぐに退散。

この手前には、川があり子供たちが水遊びをしていました。
ここからの水が、滝となって落ちているのです。

6-205

<大きな写真>

さっきのジリスとは違って、こっちはより野生的。
人間には目もくれず、ずっと崖の先に立ったまま。

6-206

<大きな写真>

アッパー・エメラルド・プールへはもう少し時間がかかりそうだったので、
カイエンタ(Kayenta Trail)にはいり、次のバス停まで歩くことにしました。
ちょっと高台から眺めるだけで、また景色がよくなります。

6-208

<大きな写真>

ところどころに、花も咲いていて、
春の訪れを感じさせてくれました。

6-207

<大きな写真>

カイエンタトレイルから見えてくる世界最大級の1枚岩、
グレート・ホワイト・スローン(Great White Throne)。
標高は2,055m、川からの標高差は732mと東京タワー2個以上もある。

6-210

<大きな写真>

The Grottoのバス停まで歩いて、トレッキング終了。
道を通るのはシャトルバスだけだから、
とっても静かで、のんびりとした時間が流れています。

6-211

<大きな写真>

ウイーピング・ロック(Weeping Rock)のバス停。
15分ほど登ったところに、岸壁から水がしたたり落ちている場所がある。
往復30分の時間がもったいなく、次を目指す。
ここにきて、マウントカーメロ・ハイウェイでのんびりした時間のつけが・・・

6-213

<大きな写真>

ビッグ・ベンド(Big Bend)というバス停。
名前のとおり大きく湾曲した岩のふもとにあるバス停。

岩のカーブと川のカーブが平行に湾曲しています。
この深い峡谷を作ったのは、バージン川の流れによる侵食。
水にはとてつもないパワーがありますね。

6-212

<大きな写真>

そして南側を振り返ると奥にグレート・ホワイト・スローン(2,055m)がみえます。
手前の岩がザ・オルガン(The Organ)で、
右のせりあがっている岩がエンジェルス・ランディング(1,765m)。

地層の違いが、高さによって変わることが、
岩の色の違いではっきりわかります。

6-214

<大きな写真>

ザイオンでは最も大きな1枚岩、グレート・ホワイト・スローン。
まさに巨大な白い玉座。 

こんな巨大な壁をクライミングする人もいるそうですよ。

シャトルバスにのり、いよいよ最深部の最終バスストップへ。

6-215

<大きな写真>

ザイオン内を走るシャトルバスの終着点、
テンプル・オブ・シナワバ(Temple of Sinawava)へ到着。

6-216

<大きな写真>

片道1.6kmのリバーサイドウォークというトレイルを歩きます。
帰りは戻るしかないので、往復3.2kmだと1時間はかかりそう。

6-218

<大きな写真>

Temple of Sinawava.
シナワバ大寺院と呼ばれ、インディアンの神の名前がつけられているエリア。
大聖堂の中にいるような雰囲気から寺院の名前がつけられたそうだ。

峡谷の幅がかなりせまくなってきているので、
かなり見上げて、景色を眺めるようになる。

6-219

<大きな写真>

舗装されたなだらかな道が続きます。
車椅子でも入れるようにバリアフリー設計になっているトレイルです。

6-220

<大きな写真>

川幅が狭くなってきた分、水の勢いがかなり増してきました。
水も濁っています。

6-221

<大きな写真>

もうすぐ終点かな。
日差しが届かなくなってきました。

6-223

<大きな写真>

ザイオンで一番人気のThe Narrows(ザ・ナローズ)というトレイル。
文字通り狭い部分を歩くのだが、
左右の峡谷の高さは300mもあるのに、川幅は8mしかない。
そして水の中をじゃぶじゃぶと歩くようだが・・・

6-224

<大きな写真>

水量が多くて、立ち入り禁止・・・
もともと歩く予定はしてなかったのですが。

川幅が以上に狭いので、いったん雨がふると水量がすぐに増えるらしい。
雷がなっただけで、立ち入り禁止にもなるそうです。
また真夏以外の時期は水が冷たいので、おすすめはされてないようです。

6-222

<大きな写真>

岩間から落ちてくる水のおかげで、植物が育っています。
バドミントンのシャトルのような形をした綺麗な花。

6-226

<おおきな写真>

またまたジリス登場です。
これは完全に欲しがってますね・・・

6-225

<おおきな写真>

食べ物を持っていたら、危うくあげてしまってたかもしれません。

6-228

<おおきな写真>

ありのままの自然を見せているアメリカの国立公園。
ちょっと見上げると、崩れてきそうな岩肌もそのままです。

6-227

<おおきな写真>

えぐれた部分は、風食がすすんでいないので、
凹凸がとっても鋭利で、岩の模様も綺麗に出ています。

6-230

<おおきな写真>

シャトルバスに乗り、ザイオンミュージアムまで戻ってきました。

まだ明るいのですが、これからペイジの町まで移動しなければならないので、
そろそろ出発です。

6-231

<おおきな写真>

スイッチバックの道を再び登、トンネルをくぐって
再びザイオンマウントカーメロハイウェイを通って戻ります。

6-232

<おおきな写真>

再びザイオンマウントカーメロハイウェイを通って戻ります。 
この道の景色は本当に素晴らしいです。

6-233

<おおきな写真>

走っていた時間帯も良かったですね。
来たときは東から西へ、帰るときは西から東へ、
太陽の光が順光で岩肌を照らしてくれる時間帯でした。

6-234

<おおきな写真>

再びチェッカーボード・メサ。
これでザイオン国立公園ともお別れです。

岩だけではなく、川も流れ、緑も豊かで、
今回訪れた国立公園の中では、一番国立公園のイメージにあっていました。

時間がなかったので、駆け足での滞在となってしまいましたが、
それでも訪れることが良かった。
一度は、スケジュールの中から、外しかけていましたから・・・。

6-235

<おおきな写真>

綺麗に グランドステアケースの階段状の地形が現れています。
見えているのはブライスキャニオンと同じ地層。

この先目指すペイジの町までは、
広大なグランドステアケース・エスカランテ国定公園の中を走ります。

6-236

<おおきな写真>

再び国道89号線と合流。
マウントカーメルジャンクションの町で給油。

何もない高原地帯を走りますが、
ここも南側に向かって緩やかにせり出しています。
グランドキャニオンまでは、グランドステアケースの一部。
スケールが大きすぎる。

6-237

<おおきな写真>

東から南側に進路を変えると、また地形が変わってきました。
さっきみていた高原地帯の南端のようです。

だいぶ西日が赤くなり始めてきました。

6-238

<おおきな写真>

Kanabカナーブの町を通過。
赤茶色の岩肌に「K」の文字がありますが、Kanabの頭文字?
お店はありますが、ほとんど人が見当たりません。
日曜日の夕方だったので、家で過ごしている人が多いのかも。

6-240

<おおきな写真>

Kanabの町で再び東へ進路を変えます。
近くに大きな町もなく、日曜日の夕方、交通量はとっても少ない。

6-241

<おおきな写真>

延々とまっすぐな道が続きます。
やっぱり地面は緩やかに南側に傾斜しています。
この南側の先には、グランドキャニオンがあります。

6-242

<おおきな写真>

とうとう日が暮れてしまいました。
まだ目的地ペイジまでは、かなり距離がありそう。

6-244

<おおきな写真>

平らな大地が続きましたが、尾根のような部分につきあたりました。
その尾根の割れ目をしばらく南下し、再び89号線は東へ曲がります。

東に曲がらずに、まっすぐ南下すると、
よくテレビでも登場する岩の波模様が美しいエリアにたどり着きます。

The Wave http://www.utah.com/playgrounds/the_wave.htm

ただ保護のために、1日に20人しか入ることができないのです。
しかも事前枠は10人で、4ヶ月前に発売されてるので時でに遅し。
当日の抽選枠が10人あるそうなのですが、
朝きて抽選に漏れたらと思うと、リスクが高いので辞めておきました。

ちなみに予約はこちらから・・・満員なので、ほぼ抽選ですね。
https://www.blm.gov/az/paria/obtainpermits.cfm?usearea=CB

6-247

<おおきな写真>

マーブル模様のような岩山。
夕暮れ前なら、車をとめてるような風景です。

6-248

<おおきな写真>

20時前に、ペイジの街に到着。
それほど大きな町ではないので、ホテルはすぐに見つけられました。
チェーンのSuper8というホテルです。

6-249

<おおきな写真>

部屋はかなり広い。
眺望とかはまったく関係ないエリアなのですが、
それでも1部屋6,595円で朝食つきは安い。

6-250

<おおきな写真>

荷物だけおいて、夕食を探しにでかけました。
それほどレストランも多くないので、探しまわってて閉店されてもこまるので、
交差点にあって目についたGlen Canyon Steakhouseに入りました。

店内は混雑していて、繁盛してました。

6-251

<おおきな写真>

サラダバーとスープバーが無料でついてきます。
スープは、ほぼビーフシチューのような感じで、濃厚で美味しかった。

6-252

<おおきな写真>

欲張って、Tボーンステーキ!
ヒレとサーロインが楽しめるのですが、骨から外すのが面倒くさい。

付けあわせを選べたのですが、そのなかに「Rice」の文字が!
ひさびさのライスにわくわくしてたのですが、まったくの別物。
インディカ米のパサパサした味付けご飯。これは失敗でした。

6-253

<おおきな写真>

しかし、肉は本当に美味しいです。
和牛の霜降りよりも、よっぽど肉を食べてるって感じですし、食べ飽きない。
そしてUSビーフって、意外とやわらかいし。

明日はアンテロープです。

旅行日:2011年05月01日
記載日:2012年04月11日