ツアーバスで、プーノへ(南米10)

2009 南米
2009 南米



今日は久しぶりの移動日です。
出発の日もクスコは雨でした。
昨日であった女の子たちにタクシーを同乗させてもらいます。

プーノまでは直接移動すると約6時間ですが、
観光客向けに観光しながら約10時間かけていくバスが走っています。
今回はインカエクスプレスというバスを利用します。

また朝が早いので、
朝食はお菓子。
これ結構おいしいんです。



みんな前方に座っていたのですが、
ひとりだけ後方のでゆっくり座りました。



こっちはベンチが壊れているのに、
無理やり座る男たち。
まあ物は考えようですかね…w



山間の道を進んでいきますが、
それほど道はアップダウンやカーブはきつくありません。
クスコからプーノはほとんどの区間を線路と並走します。
ほんとは列車が良かったのですが、
週に3回しか運行していなく、あと1日クスコにいる気にはなりませんでした。



最初の見学場所の教会。
名前は忘れましたw

内部は広くはないのですが、
壁に描かれた絵がとても古くて、
そして綺麗に残っていて見ごたえのあるものでした。
撮影禁止ですが、パシャリw



外にはお土産を売る露天が並びます。
この観光コースは定番になっていて、
同じルートを数社のバスが走らせています。



かっこつけてるわけじゃないけど、
手をかけているものがゴミ箱じゃ様になりませんね。



だんだんと山と山の間が広くなってきて、
サッカーもできるようになってきました。
雨季じゃなかったら、この芝生ないかもしれませんね。
なんせ氷点下まで下がりますから。



ラクチの遺跡に到着。
かなりの巨大な建造物だったことがわかります。



この大きな壁を柱として、
両端にも壁があり、そして屋根をつけていたようです。
まるで倉庫並みに巨大。

屋根は復元していたものだと思いますが、
ちゃんとした町だったことが伺えるほど、
綺麗に区画整理されています。


こちらは円形の石で作られた建造物。
屋根があるものをみると、
イタリアのアルベロベッロみたいですね。



今すんでいるラクチの村も、
遺跡と似たような色合いの趣のあるものです。



遺跡の外には普通の生活風景が繰り広げられます。



ここにも土産を売る露天がいっぱい。
オカリナが名物なのか、みんな吹いてて、
やかましいというより、笑えてきます。



バスのステップ前に座り込んだ犬。
何かをねだっているようでもないんですが。



しばらく走って昼食タイムです。
わからなかったのですが、欧米人とのカップルの女性が日本人でして、
いっしょに食事を誘ってくれました。
う~ネイティブと英語話すのは疲れる…



彼女たちは昨日のツアーのバイキングが良かったといってましたが、
自分には満足なものでした。
左の皿の左下の肉がアルパカです。
結構固かったのですが、味は悪くなかったです。
オーストラリア人の彼はアルパカを気に入っていたようで、
おかわりでご飯の上にアルパカを乗せて、
まるでアルパカ丼のようにしてもってきてました。



周辺は牧草地帯にもなっていて、
牛や羊がたくさんいます。
ほのぼのとしてますね。

ここからはラパスとプーノ間の最高地点を目指して、
バスは進みます。
天気もだいぶ良くなってきました。



山に雪がかぶるようになってきました。
この頃標高は4,000mを超えています。



最高地点4,338mのラ・ラヤ峠です。
ここで小休憩。



道路で標高が4,338mなので、
山はゆうに5,000mを超えているのでしょう。
今は夏なのでまだましですが、
冬だと昼間でもマイナス10度ぐらいになるようです。



アルパカです。
羊のようですが、らくだ科に属し、
毛は良質のセーターにもなり、
そして身も食べられます。



ここで記念撮影。
できるだけ1日1枚は自分を撮る様にしています。



もう1つの看板には、4,335mとかかれてます。
完全にこちらのほうが高い場所にあるのですが、
なぜかさっきの場所よりも3m低い。
そしておばちゃん看板にはり付いて、
撮影代を請求するのはやめてくださいw



離れた場所にいくと、
子供が無理やり、子供のリャマをつれてきました。
かなり嫌がってますね。



なんか絵になる1枚。



再び出発し、プーノを目指します。
頂上付近は岩肌がむき出し。



峠を下り終えると、
平らな草原地帯をひたすら走ります。



プカラ遺跡の博物館。
少し歩くと遠いので遺跡には行きません。
ラパスの近くにあるティナワク遺跡にも影響を与えた
プレインカの遺跡。



撮影禁止ですがこっそりと。
だってこの顔がメインなんですし。



そしてティティカカ湖が見えた頃には、
空模様がいっきに悪くなってきました。
湖畔の町が目的地のプーノ。



町から離れたバスターミナルで下車。



そして人力車にのっていきました。
おじちゃん重たくてごめんよ。
10分ぐらいのって、2ソル(60円)。



宿泊は、口コミ有名なマンコ・カパック・イン。
変な名前ですが、
マンコ・カパックとはインカの初代皇帝の名前。
このティティカカ湖に降り立ったといわれている。
部屋は20ソル(600円)とかなり安い。



暗くなりましたが、プーノの観光名所を散策。
まずはカテドラルとアルマス広場。
あんまり人がいないです。



ちゃっちぃライトアップ。
そしてなにをモチーフにしているのだろう。
クリオネの王様?



プーノの繁華街リマ通り。
歩行者天国になっています。

そして歩行者天国の終点が、ピケ広場。
サン・ファン・バティスタ教会があります。
どこの町にも教会は必ずあります。
スペイン軍はキリスト教を布教するという名目上、
南米を支配していったから、
自然とキリスト教文化になっています。



ガイドブックに頼らずに、
地元客ではやっている店に入りました。
小さなお店ですが、ほとんど空席がありません。
テキパキ接客してたし高感度アップ。



プーノはティティカカ湖に面しているため、
淡水魚が名物。
中でもトゥルッチャと呼ばれるマス料理が有名。
いくつか料理法が選べましたが、
アホにしました。
アホとはスペイン語でにんにくです。
これが美味しかった。
この店絶対におすすめ。
明日も絶対に来ます。

明日はティティカカ湖にある島をめぐるツアーに参加します。