11月、AIR DOのバーゲン運賃が発売された。神戸から札幌まで片道5,800円。夜、ビールを飲みながらパソコンを触っていると、アルコールも手伝って、そのお得さに我慢できなくなり、気づけば『スープカレーが食べたい!』と衝動的に航空券を購入してしまった。目的地は、もちろん札幌。2月の雪まつりも魅力的だけれど、期間中はホテルや航空券の料金が高騰するため、今回は少し時期をずらして、静かな冬の札幌を堪能しようと計画中。中国の春節と重ならないように、事前にリサーチ済み。果たして、バーゲン運賃に導かれたこの旅で、最高のスープカレーに出会えるのか?旅の始まりは、そんな小さな衝動からでした。

少しでも交通費を節約したくて、金券ショップで阪急の株主優待券を購入していました。時間はかかったものの、おかげで京都から三宮まで390円で行くことができました。もしJRで行っていたら、1110円もかかっていたことを考えると、かなりお得です。京都駅から烏丸駅までは歩く必要があり、JRの3倍ほどの時間がかかってしまいましたが、それでも720円の差は魅力的でした。ちなみに、阪急の正規料金でも640円と、JRに比べるとかなり安いです。

三宮駅から神戸空港までポートライナーを利用しました。三宮駅への通勤とは逆方向だと思っていたのですが、三宮駅から乗車するお客様も多く、車内はかなり混雑していました。乗車券は340円でしたが、京都から三宮駅まで390円だったことを考えると、割高に感じました。
中国人観光客とともに新千歳空港へ
神戸空港に到着し、保安検査を終えて搭乗待合室に行くと、その混雑ぶりに驚きました。まだ春節前だというのに、ほとんどのお客様が中国からの旅行客でした。その数は体感で8割以上。まさかこの時、これから北海道で中国人観光客の多さに悩まされるとは、夢にも思わなかった。
AIR DO HD119便
神戸空港10:40→新千歳空港12:30

今回 利用するAIRDO(エア・ドゥ)は、北海道札幌市に本社を置く日本の航空会社です。「北海道の翼」として、北海道と全国を結ぶ路線を運航していて、関西へは神戸空港のみ発着しています。

飛行機に乗り込んで驚いたのは、ほぼ満席の乗客の8割以上が中国人のお客様だったこと。おそらく、中国から札幌への直行便が満席で、関西空港経由で神戸空港から向かうことを選んだのだろう。例年、正月と雪まつりの期間は旅行需要が低い閑散期。だからこそ、この格安バーゲン料金が設定されたのだと思うが、AIRDOにとっては予想外の盛況で、嬉しい誤算だったに違いない。

神戸市内を右手に眺めながら、飛行機は離陸していきます。主翼の先端にあるウィングレットに、AIRDOの愛らしいマスコットキャラクター、ベア・ドゥが描かれていました。その愛くるしい姿に、思わず笑顔がこぼれます。

ドリンクサービスでコーヒーをお願いしたのですが、運ばれてきた紙コップのデザインに目を奪われました。可愛らしいホタテスープの絵が描かれていて、思わず写真を撮りたくなるほど。隣の中国人のお客様も、同じように写真を撮っていました。この紙コップに描かれているホタテスープは、AIRDOオリジナルの商品で、機内で購入できました。買わなかったけど…

雪に覆われた美しい山々を眺めようと、飛行機の右側座席を確保して搭乗したのですが、残念ながら厚い雲に覆われ、景色を楽しむことはできませんでした。しかし、津軽海峡に入ったあたりで、ようやく雲が切れ始め、眼下に北海道の大地が広がり始めました。おそらく苫小牧市の上空でしょうか。もともと雪の少ないエリアではありますが、全く雪がないのは意外でした。

新千歳空港の東側を北上し、いよいよ着陸態勢に入ります。どうやら今日は南風が吹いているようで、北側から着陸するようです。窓の外には、ようやく北海道らしい雪景色が広がり始めました。機内を見渡すと、中国人のお客様たちが盛んに写真を撮っています。やはり、雪は珍しいのでしょうか。

新千歳空港への着陸が近づき、窓から眼下を見ると、千歳市の街並みが広がっていました。北海道の人口減少が深刻な状況下で、札幌市さえも例外ではありません。しかし、新千歳空港近郊では、ラピダス半導体工場建設という大規模プロジェクトが進行しており、千歳市周辺は人口増加という特異な状況を迎えているという記事を読んだことがあります。

飛行機を降り、到着ロビーへ向かうと、北海道限定の札幌クラシックの看板が目に入る。北海道に来たのだと実感するとともに、キンキンに冷えた札幌クラシックを早く飲みたくなった。

私が乗ってきたAIRDO機の後方には、ラピダスの半導体工場が建設中でした。その巨大な規模から、最初は球場かと見間違えたほどです。この工場は、次世代半導体の国産化を目指す国家プロジェクトとして注目されており、記事によるとIIM-1(Innovative Integration for Manufacturing 1)の建築面積は東京ドーム約1.15個分に相当するとのことでした。実際に目の当たりにしたスケール感から、自分の印象が正しかったことを改めて実感しました。

地下の新千歳空港駅に降り立つと、中国人観光客はもちろん、欧米や韓国など、アジア各地からの観光客で大変賑わっていました。改札前の「みどりの窓口」には長い行列ができており、おそらく100人近くが並んでいたと思われます。
札幌と小樽の間、朝里川付近で発生した人身事故の影響で、列車に遅延や運休が発生しました。事故の原因は、中国人観光客が線路内に立ち入り、列車と接触したことによるものとJR北海道が発表しています。
快速エアポート79号 札幌行き
新千歳空港12:59→札幌13:36

乗車予定だった列車が運休となり、後続の列車を待つ乗客でホームは溢れかえっていました。その結果、通常時の乗車率を大幅に上回り、階段付近では乗客が密集する状態となっていました。

札幌駅に到着すると、通勤ラッシュ時のような混雑ぶりでした。その後も何度か札幌駅で快速エアポートの到着シーンを見かけましたが、いずれも同様の混雑状況でした。
現在、快速エアポートは1時間に6本という高頻度で運行されていますが、新千歳空港駅のホーム構造上の制約から、編成を増やすことができません。しかも、1両は指定席のため、自由席は実質5両分しかありません。コロナ禍以前には、新千歳空港駅の混雑緩和のため、駅の改修や新駅の建設も検討されていたようですが、計画は中断されたままになっているようです。
この混雑ぶりを見ると、沿線住民の方々の苦労が目に浮かびます。自分だったら、北海道新幹線札幌延伸よりも、この混雑を何とかしてくれと声を大にして言いたくなります。
今回の旅はスープカレー巡りがテーマです。Googleの口コミと、過去に訪れて気に入ったお店を中心に選びました。宿泊先のすすきのから遠い、札幌駅周辺のお店から訪れたいと思います。

札幌駅北口から歩き始めたのですが、雪が全くなくて驚きました。1月の札幌といえば、もっと雪がたくさんあるイメージだったのですが、まるで別の季節に来たかのようでした。
一軒目『BONANZA』

JR札幌駅北口から徒歩約8分、2017年9月に開業した比較的新しいスープカレー店です。店舗前には、4台分の駐車スペースが確保されています。

昼食時を過ぎていたためか、店内は先客が1組のみで空いていました。この時、後にスープカレーを求めて奔走するとは、想像もしていませんでした。

スープカレーもルーカレーも両方楽しめるなんて、カレー好きにはたまらないお店です。もちろん、今回はスープカレーをいただきますが、ルーカレーの誘惑も捨てがたく、次回は必ずルーカレーを試そうと思います。
スマホで注文するスタイルでした。テーブルのQRコードを読み込むと、スマホにメニューが表示され、そのまま注文できるので、便利でした。紙のメニューよりも情報量が多くて、料理を選びやすかったです。個人的には、このまま決済までできると、もっと便利だと思いましたが、現金派の多い日本では、まだ難しいのかもしれません。

目の前に運ばれてきたのは、彩り豊かな揚げ野菜がたっぷりと入った『ベジタブルスープカレー』でした。スパイスの香りが食欲を刺激します。スタンダードなスープを一口飲むと、野菜の旨味が凝縮された奥深い味わいが口の中に広がりました。その一口目の美味しさに、思わず『北海道に来て良かった』と呟いてしまうほどでした。
野菜はどれも素揚げされており、そこにスープが染み込むことで、野菜の旨味とスープカレーの味が絶妙にマッチし、最高の味わいになります。特に、揚げごぼうの香ばしさは、スープとの相性が抜群でした。


宿泊先の大通公園近くへ戻るため、再び札幌駅へ。最近、北海道は列車旅ばかりなので、札幌駅は何度も通る場所です。もう、帰ってきたと言ってもいいくらい、見慣れた光景です。不思議と、札幌駅にいる時はいつも晴れている気がします。

札幌駅周辺は、北海道新幹線札幌延伸を見据えた再開発で活気に満ちています。JR札幌駅南口では複数の高層ビル建設が予定されており、景観が一新されるでしょう。新幹線延伸は遅延していますが、これらの再開発が札幌の未来を大きく変えようとしています。

大通公園では、約10日後に始まる札幌雪まつりの準備が急ピッチで進められていました。特に目を引いたのは、陸上自衛隊第11旅団が制作している『転生したらスライムだった件』のリムルの大雪像で、今年の雪まつりでは一番大きな雪像です。今年は本当に雪が少なくて、雪像を作る雪を集めるのも大変だっただろうなと思いました。開催期間は、2025年2月4日(火)から2月11日(火・祝)までです。

雪像の大きさは様々ですが、陸上自衛隊が制作した『転生したらスライムだった件』のリムルの大雪像は、特に巨大です。5トントラック約550台分の雪を使用し、幅20m、高さ12m、奥行き16mという規模は、4階建ての建物に匹敵しますね。
冬の札幌は、中国人観光客だらけ

狸小路商店街は、多くの観光客で混雑し、今までに見たことのないような人出が多い状況でした。特に中国人観光客の割合が高く、冬の北海道におけるインバウンド消費の拡大を裏付ける光景です。

狸小路のラーメン山岡家、3年前に来た時と様子が変わったような気がします。あの時は、真ん中の店舗だけだったような…。通常の山岡家で味噌ラーメンは提供されているはずですが、山岡家ではどのラーメンが主力なのでしょうか?

以前宿泊した『ガーデンズキャビン』は、大通公園と狸小路の真ん中にあって、どこへ行くにも便利なホテル。地下に大浴場が併設されている点が大きな魅力です。また、キャビンタイプのため、宿泊料金も比較的安価に設定されています。

スタンダードキャビンとデラックスキャビンがありますが、前回両方に宿泊した際、デラックスキャビンでは隣室のいびきが気になり、安眠できませんでした。原因は、天井に隙間があり、音が漏れてくるためでした。そのため、今回はスタンダードのキャビンに宿泊することにしました。荷物はベッド下に収納でき、鍵付きのシャッターで施錠可能です。また、キャビン内には貴重品ボックスもあり、セキュリティ面も安心です。

夕方17時の気温は3度で、1月の札幌としてはかなり暖かいと感じました。札幌駅からすすきのまでの間では、ほとんど積雪が見られません。数年前に1月に訪れた際は、道路一面が雪に覆われ、路肩には1メートル以上の雪が積み上げられていたのを記憶しています。現在の状況が異常なのか、過去の状況が異常だったのか、あるいは両方なのか、観光客には判断がつきませんがね。

17時のさっぽろテレビ塔、まだ結構明るいんですね。12月に来た時は、16時頃にはもうこんな感じで、17時には真っ暗だった記憶があるので、日が長くなったなぁと実感します。

大阪の道頓堀のグリコ周辺のように、多くの観光客が記念撮影を楽しんでいます。ニッカウヰスキーの看板が、まさかこれほどまでに観光名所になるとは思いませんでした。中国人観光客だけでなく、韓国人観光客も多く、国籍を問わず大変賑わっていました。

定山渓行きの路線バスは、バスは満員で乗れない人がいるようです。京都の清水寺近くを通る206番バスが混雑し、地元住民が乗車を諦める状況と似ていますね。完全にオーバーツーリズムですね。
ひとりで居酒屋なら函館開陽亭

明日からの予定は特に決まっていないものの、滞在中は北海道内の特急が乗り放題の切符を利用して行動するため、札幌に早い時間に戻れるか確証がありません。だから、初日はすすきので飲んでおくことにしました。目的のお店は、東急プラザ地下にあります。

札幌市内に複数店舗を展開する函館開陽亭すすきのレストランプラザ店は、事前にオンラインで即時予約が可能で、カウンター席があるので、一人でも気軽に利用できます。17時半に予約していたため、店内はまだ空いていました。

まずいただいたのは、上川十勝 特別純米 彗星 辛口 赤ラベルです。上川大雪は2017年に創業した新しい酒蔵ですが、その高い品質の酒はすでに多くの人々を魅了しています。基本的に北海道外では販売していないため、北海道を訪れた際にはぜひ味わいたい酒蔵です。十勝と名付けられたこの酒は、帯広畜産大学のキャンパス内に設立された碧雲蔵で醸造されています。十勝の中硬水を使用し、元来の辛口の酒質をさらに追求したこの酒は、米の旨味、コク、そしてキレが見事に調和した『旨辛口』を目指したとのことです。

タッチパネルでの注文は、手軽で便利です。一人前から刺身の盛り合わせを注文でき、なおかつネタの種類も豊富であることから、この店を選びました。実はもう一軒訪れたい店があったのですが、そちらは美味しい日本酒が豊富で飲みすぎて明日以降の体調に影響が出そうだったため、今回は開陽亭を選びました。

カウンター席の前には、寿司屋のように魚が冷蔵ケースに並べられており、職人が魚を盛り付ける様子を見ることができます。店内はまだ空いていたため、運ばれてくる盛合せは自分の注文したものだと確信し、心待ちにしていました。そして、目の前に運ばれてきたのは、一人前とは思えないほどのボリュームの盛合せでした。やはり、今回も函館開陽亭を選んで良かったと実感する瞬間です。
価格は値上げされてましたが、以前より内容が良い気がします。といより、タブレットで表示されている料理写真よりだいぶ良いですね。まさかの11種類で、魚の切り身は2切ずつでどれも大きめなのが嬉しい。ニシン、ホッケは鮮度が落ちるのが早いので北海道じゃないとなかなか食べられない。もう眼福ですね。
上から時計回りに、ヒラメ、マス、ホッケ、八角、サメガレイ、タコ、ニシン、サメガレイエンガワ、貝皿:つぶ貝、ホタテ、茹でホッキ。

あっという間にお酒がなくなったので、すかさず ニセコ 注文。 上川大雪はと違い1合の漁なのでグラスからこぼれるまで注いでくれる 目の前で一升瓶から注いでくれるので スタッフにお願いして写真を撮らせてもらう。

美味しい魚をつまみに日本酒を飲んでいたら、止まらなくなってしまいました。後で写真を見たら、職人さんがこっそり写り込んでいてびっくり。しかも、明らかにこっち見てるんですよね。

炙り干物3種という表現があってそうですが、とにかく最高でした。左からコマイ、真ん中は鮭はらす、右はホッケ。どれも本当に美味しくて、たまらない。この後、スープカレーも楽しみたいと思っていたため、腹八分目、いや五分目あたりで会計を済ませました。このまま飲み続けると、日本酒が止まらなくなってしまうでしょう。

新鮮なイカが水槽で泳ぐ姿は魅力的ですが、いかの活け造りは、近年の不漁により、価格が高騰していることもあり、今回は注文を見送りました。

スープカレー難民になりました

店を出ると、観光客が先ほどより増えていた。中国・韓国などアジア系の観光客が目立つ。地元の人は寒さのため地下道を使うことが多いため、地上では日本語以外の言語ばかりが聞こえてくる。それはある意味で異様な光景だった。

最初ガラク本店に足を運んだのだが、店が真っ暗だったので臨時休業かなと思い、SOUP CURRY KING セントラル店へ。まさか中国の人がカレーを食べるとは思わなかった。少し意外でした。でも、四川料理とかあるし、スパイシーなものには抵抗ないのかな。店舗は地下にあるのに地上まで大行列でとても待てない。この後、行きたかったお店を回ってみたんですけど、どこもすごい行列で、一時間待ちは当たり前。こんなに混んでるとは、本当に予想外でした。

1時間半ほど歩き回りましたが、スープカレーのお店はどこも行列。ラーメン店も行列ができており、食事を諦めてホテルに戻りました。居酒屋やジンギスカンなどはそれほど混んでいなくて、スープカレーとラーメンに集中しているようでした。しかし春節前の平日とは思えない混雑ぶりに驚きました。明日以降の状況が心配ですね。気を取り直して、ホテルの目の前にあるいつもの店に向かいます。ちなみにホテルの1階にはセブンイレブンがあります。

北海道のセイコーマートは、地元食材を使った「Secoma」ブランドの商品が魅力で、お土産にもぴったりです。地元の食材を活かしたおにぎりやお弁当も種類豊富なので、手軽に北海道の味を楽しめ、観光客にとって頼りになる存在です。

一時間半も歩き回って、お腹はペコペコ。しかもスープカレーが食べられなかったストレスもあって、カツ丼の大盛りをガッツリいきました。
カツ丼はセコマの人気商品の一つで、店内調理サービス『ホットシェフ』で作られています。カツの卵とじ部分はご飯とは別のトレーにのっていて、食べる直前にカツを乗せることで、ご飯がべちゃつくのを防いでいます。甘辛いタレはカツやご飯との相性が抜群で、少し固めに炊かれたご飯も美味しくペロリといただきました。

宿の2階には広いフリースペースがあり、飲食物の持ち込みが可能です。そこでゆっくりと食事を済ませ、麻雀ゲームを少しだけ楽しみ、明日以降の予定を整理しました。
滞在期間中の泊は予約しており、札幌に3泊、釧路に1泊、最後に札幌に2泊する予定です。スープカレーを堪能するために札幌での宿泊を多めにしています。あと決まっている予定は日曜日の朝に釧路まで移動し、SL冬の湿原号に乗車します。北海道にいる期間にSL冬の湿原号が運行されることを知り、発売日の1か月前に予約しました。数分で売り切れるほどの人気でした。その他の日は、JR北海道の乗り放題パス『大人の休日倶楽部パス』を利用して、各地を巡る予定です。ただし、冬は日暮れが早いため、あまり遅い時間に宿に到着することは避けたいと考えています。
- 2日目 フリー 札幌:宿泊
- 3日目 フリー 札幌:宿泊
- 4日目 札幌→釧路 SL冬の湿原号 釧路:宿泊
- 5日目 釧路→札幌 札幌:宿泊
- 6日目 フリー 札幌:宿泊
- 7日目 新千歳空港→神戸空港
明日はどこにいこうか。