
札幌駅周辺や大通地区などでは、大規模な再開発計画が複数進行しており、街の景観が大きく変わりつつありますね。新しい商業施設や高層マンションの建設が目覚ましいスピードで進んでいるようです。右の大通りに面した道銀ビルも取り壊し中です。


路面にまだ雪が残っているので、昨晩雪が積もったようです。
現在の二条市場の立ち位置
札幌市街地に位置する二条市場は、かつては地域住民の食を支える「札幌の台所」としての役割も担っていましたが、現在では観光客向けの要素が強まっています。インバウンドの活況に伴う価格変動を確認するためチェックしにいきます。

予想していたほどの賑わいはありません。海外への生もの持ち帰りの難しさを考えると、この状況も理解できます。海z外からの観光客が生の海産物を購入して帰るのは難しいですしね。
このお店で写真を撮っていたら注意されました。「撮影禁止」の表示に気づかなかったとはいえ、すぐ近くで欧米人観光客が撮影しているのを見て真似ただけなのに。同じ行為に対して、国籍によって対応が異なるのはなぜでしょうか。

飲食店のほうは活況でしたが、価格帯は以前よりもかなり上がっている印象です。以前5,000円でも高いと感じた生うに丼が、さらに値上がりしているとは。気軽に食べられる値段ではなくなってしまいましたね。

焼き魚の定食が美味しくて手頃な価格の食事処ながもりは、何度かリピートしているお気に入りのお店です。これまで周囲の店が混んでも比較的空いていたのですが、今日は行列ができていました。インバウンドの影響は大きいですね。

陸上自衛隊のひとたちが急ピッチで雪像を造っています。『転生したらスライムだった件』の雪像ですが、リンク先に完成図が掲載されています。

札幌時計台は、「がっかり名所」とも言われることがありますが、1881年に建設された現存する日本最古の時計台です。もとは札幌農学校(現在の北海道大学)の演武場として建てられました。
ところで、インバウンド客の間で、「札幌農学校 北海道ミルククッキー」は非常に人気のお土産となっているようです。札幌駅と新千歳空港に直営のお店で、焼きたてのクッキーが購入できるのですが、多くのインバウンド客がこの商品をまとめ買いしており、レジ前には長い列ができていました。
カレー8軒目:
Soup Curry Suage4

午前10時、大同生命ビルmiredo2階の「Soup Curry Suage4」に到着。開店まで1時間もあり、さすがに早すぎて少し恥ずかしかったです。しかし、開店20分前くらいからでしょうか、みるみるお客さんが並び始め、開店時には活気にあふれていました。

最後のスープカレー、何にしようかな…。色々気になるメニューがあって、本当に迷う。お腹もペコペコだし、最高のスープカレーで締めくくりたいなぁ。

店の一番奥、外の景色を眺められるカウンター席に案内されました。席に着くと、ちょうど雪が降り始めるのが見えました。

最後は欲張って、ラムしゃぶカレー(1,600円)に、大好きなパリパリ知床鶏(400円)をトッピングしました。このパリパリ知床鶏が本当に絶品なんです。皮はパリッとしていて、中は信じられないほどジューシー。隣の女性グループも頼んでいて、「これ、本当に美味しいよね!」と話しているのが聞こえました。

香ばしい炭火の風味が食欲をそそり、ラム肉本来の旨みがしっかりと味わえる炙り焼きラムは、クセが全くなく本当に美味しかったです。想像していたよりもボリュームがあり、大満足の一品でした。

「Suage」はスープカレーにはまったきっかけになったお店。自分の中では基準になるお店で、今回もいくつか新しいお店をまわりましたが、やっぱり一番バランスがいいなあと感じました。

お腹いっぱいで店から出ると、外にはやはり長蛇の列ができていました。ざっと数えても20人以上はいるでしょうか。やはりスープカレー人気はすごいですね。
インバウンド活況の快速エアポートで思うこと
特に予定がなくなったので、早めに新千歳空港へ向かうことにしました。最近、千歳線は故障や点検でダイヤが乱れることが多いので、念のため早めに空港へ着いておこうと思います。最後に、キャンペーンで500円になるUシート(通常840円)を利用しようとしましたが、なんと1時間に6本もある列車がすべて満席という状況でした。ここまで、インバウンドの活況に翻弄されるとは思いませんでした…。

小樽方面のホームには乗車待ちの長い列ができていました。小樽運河あたりの光景を想像するだけでぞっとしますね。

新千歳空港へ向かう快速エアポートは1時間に6本運行されていますが、そのうち2本は小樽駅始発です。たまたま到着したエアポートが小樽始発で混雑していたため見送り、次の札幌駅始発を待ったところ座ることができました。しかし、出発時には満席になったことから、この路線の利用者の多さが伺えます。もし千歳線がトラブルで運行停止になった場合、空港アクセスに大きな影響が出るのは明らかでしょう。

利用したエアポートは各駅に停車するタイプで、時間がかかるため、比較的利用者は少ないと思いますが、到着時にはエスカレーター前で行列ができていました。
快速エアポートが新千歳空港駅に到着した際、エスカレーターを利用する長い行列は日常的な光景なのでしょう。加えて、千歳線では度重なる人身事故や車両故障によるダイヤの乱れが後を絶たず、私含めて空港アクセスに不安を覚えていると思います。千歳線は既に過密な運行状況であり、これ以上の増便は困難な上、新千歳空港駅のホーム長も制約となり、輸送力増強のボトルネックとなっています。
今回の旅行では、道南・道東方面からの特急列車から、大きな荷物を持った外国人観光客が多数乗り換える様子も頻繁に見られました。またその場合、ホームを移動する必要があり、不便と言わざるを得ません。道南・道東方面からの特急列車が新千歳空港に直接乗り入れることができれば、乗り換えの不便さを解消するだけでなく、千歳線の輸送負荷を分散させ、ダイヤの安定化にも繋がります。
これらの課題を解決し、利便性と安定性を向上させるためには、新千歳空港への新たなアクセス線の建設が不可欠です。複数地域への鉄道によるアクセスルートを確保することは、地域経済の発展に不可欠です。将来札幌まで延伸される北海道新幹線との連携して、道内各地へのアクセスを向上させ、北海道全体の観光ポテンシャルを最大限に引き出せれば、昨今のインバウンド客の増加を考えると、北海道の将来は明るいのではないかと思います。
新千歳空港


フードコートで時間を潰そうと思いましたが、大盛況でのんびりできる雰囲気ではありませんでした。

フードコート近くに「スープカレーGARAKU」を発見しました。お昼過ぎでしたがまだ空席があるようでした。スープカレーGARAKU 新千歳空港店
空港価格となっていて、一般的な店舗より値段が高くなっていました。ちなみに、やわらかチキンレッグと野菜の通常価格は1,480円ですが、空港店では1,950円と30%ほど高くなっていますね。それでもあの行列に並ぶことを考えると、ぜんぜんありですよね。
中にはインバウンド用の高級カレーもありました。確かに、物価の高い欧米の方からすれば、4,000円程度というのはお得に感じるのかもしれませんね。私たち日本人からすると少し複雑な気持ちですが、これはかつて日本人が東南アジアを旅した際に、現地の物価の安さに驚いた感覚と似ているのかもしれません。どうしても、自分が強い立場になると、弱い立場の気持ちに気づきにくいものですよね。

そういえば、2022年の7月に北海道に行った時は、まだ国際線は完全にストップしていたんですよね。それが今、東アジアからの直行便がこんなにたくさん飛んでいるのを見ると、本当に状況が好転したんだなと感じます。

今回の旅ではずっと良い天気だったのに、いよいよ帰るというタイミングで、初めて本格的な雪が降ってきました。積もりそうで心配です。滑走路が閉鎖されませんように。

飛行機の機体への凍結防止作業を見ていて、以前と異なり薬剤に色が付いていることに気づきました。調べてみると、オレンジ色のデアイシング剤(雪氷除去剤)と緑色のアンチアイシング剤(凍結防止剤)というように、薬剤の種類によって色が分けられているようです。これは、機体への散布状況が一目でわかるようにするためで、防除雪氷作業の効率を高め、散布漏れを防ぐことで運航の安全性を向上させる目的があるそうです。






搭乗しましたが、まだ雪が降っていたので、機体に凍結防止剤が丁寧に塗布されていました。作業も大変だけど、この費用っていくらぐらいするのかも気になったり。作業が終わって、機体は動き出した時には出発時刻を20分すぎていました。

滑走路への移動中も雪が降り続いていたので、離陸前に副機長さんが客室から翼を丁寧に見ていました。「離陸に問題ありません」という機内アナウンスがあり、ようやく出発です。もう周辺は暗くなっていました。後にも離陸を待つ飛行機が順番を待っていました。

新千歳空港の国内線ターミナルが下方に見えています。機内の光が窓に映り込んで写真が撮りにくかったものの、スマホをガラスにぴったりと付けて、どうにか撮影できました。

うわー、函館の夜景だ! ちょうど雲が途切れました。まさか飛行機の上から、世界三大夜景を見られるとは。

現在、姫路の西側上空を南に向かって飛行しており、左側の窓からは姫路の美しい夜景が望めます。この後、機体は左旋回してから徐々に神戸空港へ高度を下げていきました。神戸空港への着陸ルートは、思った以上に大きく迂回するのですね。

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