距離13.3km登り1,232m下り1,158m

04:52
層雲峡ユースホステルで注文していたお弁当650円。
ロープウェイの始発まで時間があるので、ユースで食べてしまいました。

ユースホステルからロープウェイ乗り場へ歩いて向かいます。
関東から来てたSさんと黒岳まで一緒に登ることになりました。
昨晩までは雨だったのですが、青空の予感♪

並んでいたので始発6時のロープウェイの乗車することができました。
10分間隔での運行のようです。

黒岳駅にある展望台から。
ロープウェイに乗車してた大半の乗客は、雲海の見るための観光客でした。


ロープウェイ黒岳駅は5合目1,300mで終わりですが、この先リフトがあります。

少し歩くと黒岳ペアリフト黒岳五合目駅がありました。
リフト400円払ってワープ。楽チンです。

リフトの終点は七合目1,520m。このワープは大きいですね。
七合目~黒岳山頂

6:43ここから登山スタートです。
この先で登山届けを記入のため、少し渋滞。



ダイセツトリカブト。
いつも見ているトリカブトとの違いは、わかりませんね。



登りばかりですが、歩きやすい整備された登山道。
湿気が高いので、汗が噴出します。

右のごつごつとした岩は、まねき岩。
この岩の後ろ側、黒岳の北西斜面は切れ落ちた崖になっています。

北方原種のオニシモツケ。本州でよく見かけるピンクのシモツケソウの仲間ですね。

登山口から黒岳までの登山道では、ずっと高山植物が咲き乱れてました。
ご一緒してたSさん、ゆっくり登って頂いてたと思うのですが、
ぜんぜん追いつけません…。
後日Facebookで拝見したのですが、普通に北アルプスのバリエーションとか行く凄い方でした。

8:03
1時間ちょいで黒岳山頂。標高1984m
汗だくだったので、ちょっと落ち着いてから記念撮影。

いきなり景色が開けましたが、第1印象は、「広い」です。
さすが北海道といった雄大な山容です。
旭岳も少し顔を出していますね。
ここで御一緒させて頂いたSさん銀泉台のほうへ降りていくといことで、ここでお別れ。分岐点はまだ先なんですが、余裕だったみたい。

もう草紅葉が始まってます。さすが北海道。

チングルマも綿毛祭り。

8:38
このコース唯一の山小屋、黒岳石室1891m。奥に見えているこんもりした山は桂月岳1938 m。

クィーン オブ アルパイン プラント。
英語だとこうなるのかな?
高山植物の女王のコマクサ。
砂礫地でよく見かける花なので、土の上に咲いているのって珍しい気がします。


イワブクロの仲間、タルマイソウ(樽前草)。苫小牧にある山、樽前山の名前がついています。

一面、チングルマの綿毛。1ヶ月早かったら、満開のチングルマが見れましたね。

これがこの日最後に見た青空になりました。この先の平らな場所は雲ノ平と呼ばれている場所。去年、北アルプスの雲ノ平に行ったなあ。

赤っぽい層は「酸化した溶岩や火山礫」、白や黄色っぽい層は「軽石や火山灰」です。噴火のたびにこれらがミルフィーユのように積み重なりました。雨や雪、そして沢によって削られ、山の「中身」が剥き出しになったからです。

ふと振り返ると、登山道を歩いてくるものが・・・
キタキツネだ。

人を怖がらずに近づいてきました。
どうも餌付けされてしまったようですね。

なかなかの精悍な顔つき。
やっぱり野生なんですね。


お鉢といえば富士山のお鉢巡り。日本一の富士山の火口直径は800m。大雪山のカルデラ火口は直径2kmなので2倍以上ありますが、違いがあって、大雪山の火口は大量のマグマが一気に噴き出した後に地面が陥没してできた「カルデラ」です。対して、富士山は噴火によって作られた「火口(クレーター)」。

続いては御鉢平の北側に位置する、外輪山の最高峰、北鎮岳を目指します。


北鎮岳への分岐点への登り。
今回のルートで唯一の歩いた雪渓部分。

9:56 北鎮分岐
旭岳へのルートから逸れる北鎮岳への分岐点ですが、北鎮岳は北海道第2位ということで、いきましょう。片道20分。

富良野方面。途中に中岳温泉があり、途中から分岐して、旭岳を経由せずに、ロープウェイの姿見駅まで降りていくことができる。姿見駅から旭岳を登って、ぐるっと周遊するのもありだね。

北海道第2位の北鎮岳2,244m
大雪山の麓にある旭川にあった陸軍師団(鎮台)にちなんだ名前らしい。

北鎮岳の北側。
左から安足間岳 2192 m、中央が比布岳2197m。右下のギザギザしたのが鋸岳2142m。
北鎮岳から登山道が続いていて、そのまま愛山渓温泉へ下山していけるらしいが、人の少ないところはクマが怖いなあ。

北鎮岳から分岐点へ戻ります。
北鎮岳から見る大雪山のお鉢平は本当大きい。約3万年前の巨大噴火で地下のマグマが一気に出てしまい、屋根が抜けるように地面がドカンと落ちてできたカルデラです。
北海道のスケールの大きさを感じることができます。
左上に見えているのは白雲岳2,229.9m。10cmわけてあげて。


異質な2つのオブジェが置かれているみたい。右は周囲に似たような地質があったので、浸食で削られたもの。左のものは噴火時に飛んで来たのでしょう。

奥が間宮岳、中ほどが中岳。地質の違いによる色の変化が面白い。

10:49 中岳2,113m。眼下に広がるお鉢平の底には『有毒温泉』という禍々しい名を持つ場所がある。毒性の高いガスや温泉が湧き出ているが、周囲を高い外輪山(北鎮岳など)に囲まれているため、底に溜まったガスが風で飛ばされにくく、過去には迷い込んだ登山客が亡くなり、キタキツネの死体が見つかることもあるらしい。

11:24
間宮岳2,185m。なぜか登山道の途中にありほぼ真っ平でしたけど。御鉢平周遊コースからの分岐点はもう少し先。

どんどんガスが湧いてくる。


旭岳の山塊が見えてきました。一度下ってから登るようですが、途中で雪の上を歩くのかな。
ちょうど登山道が雪の上につながっているように見えるけど。

雪渓の横を歩いていくようですが、
嫌な感じの斜度の登りですね。

最近まで雪渓があったのか、このあたりだけ花が残っていました。
イワウメですね。

旭岳直下の東斜面。
今日のルート最後の登りのはずです。

大きなザックを背負った学生さん。荷物が重たいことも影響してか、よく滑るらしく苦労して降りていました。蟻地獄とまではいきませんが、すべるすべる。でも下る人の様子をみていると、登りのほうがマシなようです。

旭岳山頂からの爆裂火口のある東方面の景色。
この後、雲がいっきに山頂まであがってきました。

13:03
旭岳2,290m、北海道最高峰ということで、記念撮影ですが景色なし。

完全にガスってしまいました。
天気予報は晴れだったのにな…。40分待ったけど。

粘ってもあまり天気が変わりそうもないので、爆裂火口の淵を歩いて下山します。
急に人が増えましたが、本格的登山の人より軽登山の人が急に増えたようです。がんがん追い越して降りていきます。四角い岩は金庫岩ですね。

ニセ金庫岩もあります。

周囲の景色もないし、花も咲いていないので、ひたすら無言で降りるのみ。
ロープウェイを利用するとアクセスも良いので、登山者は多かったですね。

14:05
旭岳頂上から1時間かからずに姿見の池まで下山。
ロープウェイの散策路なので、急に観光地っぽくなりました。

姿見の池。
旭岳が映って逆さ旭岳の景色が有名なんですが、無理そうです。

爆裂火口の中からは、今も勢いよく噴煙があがっていて、
シューシューという音が常に聞こえてきます。

昼食用のパンが残っていたので、散策路のベンチに座ってボー。
旭岳見えそうだったのですが、これが限界でした。
がっつりピンボケしてた。



15:02
旭岳ロープウェイの姿見駅へ到着。
歩いて降りることもできますが、ロープウェイで降ります。

15:05 ガスの中、ロープウェイで下っていきます。
この後、山麓駅から徒歩5分ほどの大雪山白樺荘で温泉入浴しました。
山麓駅からはいで湯号というバスが1日4本あり、旭川駅へ乗り換えなしでいけます。
15:30の便に乗ることはできましたが、見送って旭岳温泉で汗を流してから帰ることに。
山麓駅から徒歩5分ほどの大雪山白樺荘を利用しましたが、とても気持ち良かった。
登山の後の温泉って、一番の至福の時間ですよね。

17:30の便に乗って、旭川駅へは予定より10分ほど早く1時間20分ほどで到着。
バスの車窓からはきれいな夕焼けも見えました。下界は晴れだったようですね。
運賃は1,450円。
今日の宿泊は、旭川ゲストハウス、ドミトリー3,000円。お盆でどこも高いので値段重視。でも、安くういた分は食事に…。
天金本店
18:57 近くの居酒屋、天金本店へ。中央に長いコの字型のカウンターがあって、ひとりでも利用しやすい。ほぼ満席状態だったけど、カウンター席に空席があって待ち時間なし。ひとり強い。

刺身盛り合わせ2,100円と、別注で生雲丹1,430円。ビール480円。
刺身盛り合わせは種類も多かったけど、北海道らしい地物が少ない。

生うに最高すぎます。別注して良かった。

殻つきかき860円とビールおかわり。
天気が思ったより晴れなかったのは残念だったけど、さすが北海道の山といえる雄大な山を感じることができて満足。明日からはレンタカーを48時間借りていますので、富良野・美瑛あたりを巡ろうと思います。
