2025 tabiwa岡山香川ワイドパス|vol.3

新岡山港から到着したのは13時44分。2分前に四国方面の快速マリンライナーがでたばかりでした。次の列車は29分後。岡山駅の駅ビルをウロウロとしましたが、いまいち触発されるものがなかったので、とりあえず四国に戻ることにしました。

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岡山駅の在来線行き先の多さは、全国有数の多さでしょう。一列に二方面掲載しないと収まらない。四国方面、山陰方面への特急も発着しますから、探すの大変そう。

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快速マリンライナー37号 岡山駅14:13→高松14:50

日中の快速マリンライナーは30分毎の運転です。日中でもそれなりに利用者もいるので、瀬戸大橋から良い眺めを見るために、窓側を確保するなら早めに並んだほうが良いでしょう。インバウンドのお客さんもそれなりに見かけます。

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同時刻の13:13に岡山駅を出発した米子、出雲市方面の特急やくもとしばらく並走し、線路は山陽本線を超えて南下していきます。

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瀬戸大橋

瀬戸大橋は本州と四国を結ぶ連絡橋として、1998年4月10日に開通しました。瀬戸大橋とは総称で、塩飽諸島5つの島を6つの橋で結ぶ全長約12.3kmの橋です。

現在ではほかに淡路島ルート、しまなみ街道ルートが開通して、本州と四国を結ぶルートは3つありますが、鉄道が走っているのは瀬戸大橋のみで、鉄道道路併用の併用橋としては、開通から37年経過した現在も世界一の長さを誇ります。わずか12kmの間に橋と島と海が連続しているのも瀬戸大橋の特徴で、鉄道だと約8分間景色に集中して楽しめるのが個人的に良いのが嬉しいですね。

瀬戸大橋を岡山から四国へ渡る場合、午後の時間帯は進行方向左側は、日差しも逆行にならず、海が近いのでベストです。

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トンネルを抜けると本州と櫃石島を結ぶ下津井瀬戸大橋(全長1400m)。この橋が岡山県と香川県の県境です。

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最初の島は櫃石島です。自動車道から櫃石島へ降りるループ橋がありますが、一般車両は降りることができず住民と許可された車のみ、乗入れができるようになっています。児島駅と坂出駅の間を結ぶ路線バスが乗り入れているので、一般の人も櫃石島を訪れることは可能です。

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櫃石島南部

櫃石島には住民151人が生活していますが、商店などはないようです。瀬戸大橋周辺にある塩飽諸島で一番北にあり、香川県坂出市に属しています。坂出駅までは45分、児島駅までは20分。実際の生活はほぼ岡山県なんでしょうね。

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櫃石島橋(児島駅→坂出駅)

風光明媚な瀬戸内海を車窓、そして海の上から眺められるなんてほんと贅沢な体験です。中央の奥に見える円錐形の島が、昨日高松から見えた大搥島です。手前右の島は櫃石島の南に隣接する歩渡島。

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櫃石島と岩黒島を結ぶ櫃石島橋(750m)。岩黒橋と羽佐島を結ぶ岩黒島橋(790m)と連続の斜張橋になっています。岩黒島も櫃石島同様、住民と許可車は車で降りることができ、また路線バスを利用すれば一般人も立ち寄ることができます。

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マイカーで唯一一般者も利用できる与島。開通時からしばらく観光客も多く訪れていたことから、ドライブインがあり、ここから遊覧船も発着していました。いまは建物だけが撤去され、アスファルトが残ったままです。

与島は瀬戸大橋で唯一マイカーで乗り入れることができ、眺めの良いパーキングエリアもあるので知名度こそありますが、実際には住んでいるのは65人だそうです。さきほどの櫃石島の約半分というのは驚きでした。

いづれの島にも、学校はなくなってしまったので、坂出市内まで路線バスで通学する必要があるということです。子供がいる家庭が島に住むには無理がありそうですね。

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与島南端にある鍋島灯台。

与島を過ぎると小さな三ッ子島を挟んで、北備讃瀬戸大橋(1,538m)、南備讃瀬戸大橋(1,648m)と続いて四国です。

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三ッ子島の一部。北備讃瀬戸大橋(児島駅→坂出駅)

北備讃瀬戸大橋と南備讃瀬戸大橋の間にある小さな岩礁の三ッ子島。注視していないと見すごしそうな小さな岩礁。この島の上に橋の主塔とアンカーブロックが設置するために、島を爆破したため以前の島の形は大きく変わっているらしい。

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瀬戸大橋で一番長いのが最後の南備讃瀬戸大橋(1,648m)で海面からの高さは65m。瀬戸内海を行き交う多くのフェリーやタンカーを安全に通すために、北備讃瀬戸大橋と南備讃瀬戸大橋は海面からの高さを確保してあります。最初に渡った下津井瀬戸大橋の海面からの高さは31mでしたんので、徐々に上り坂になっていたのですね。今まで知りませんでした…。

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橋を渡り終えると、坂出市番の州臨海工業地帯。手前はコスモ石油の石油基地。奥に見えるのは三菱ケミカル工場、歯磨き粉で有名なライオンの工場、四国電力の発電所。この番の州臨海工業地帯は浅瀬を埋め立てて作られた工場地帯です。

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川崎重工㈱坂出工場。

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中央2線が瀬戸大橋、左右両端が坂出、高松方面。

坂出駅15:00→宇多津駅15:04 快速サンポート南風リレー号

坂出駅で乗り換えて宇多津駅へ向かう際、後部座席から宇多津デルタ線、通称「三角線」を眺めました。宇多津、坂出、瀬戸大橋方面の三方がすべて複線で接続されている構造は、単線区間が大部分を占める四国では、このデルタ線構造自体が極めて大規模で贅沢な作りです。これは、建設が決定された国鉄末期に、当時の予算状況を考えると、「未来への投資」として、いかに規模の大きなプロジェクトだったかが想像できます。

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快速サンポート南風リレー号・観音寺行き

宇多津駅は人口18,000人の比較的小さな町の駅ですが、四国の鉄道における「玄関口」であり

ます。その役割を象徴するのが、特急列車の複雑な運行です。岡山からの《しおかぜ》高松からの《いしづち》がここ宇多津駅で合流・分割し、松山方面へと向かう様子が見られます。この大規模な作業をスムーズに行うため、さきほどの宇多津デルタ線が大きな役割を果たしていることは言うまでもないでしょう。

うどん三軒目:おか泉

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宇多津駅で下車した理由は、ここ「おか泉」で讃岐うどんを食べるためです。人気店なので昼時は行列が絶えずということですが、19:00まで営業しているので中途半端な時間なので狙ってきました。宇多津駅から1km弱、歩いて10分ちょっとです。しかし、6月上旬なのに、まあ暑いこと…

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16:00前でしたが店内はわりと賑わっていました。パット見た感じ観光客が多い雰囲気でした。うどん屋というよりは、サガミのようなレストランのような雰囲気です。店内のお品書きには大盛りがないのですが、事前にホームページのお品書きを見ていて、大盛りがあるのを知っていたので、ぶっかけ大盛りを注文しました。

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ぶっかけ(冷)大盛り 800円

ちょっとお高めではありますが、ボリューム凄い!そして写真では伝わりにくいのですが、表面がツヤツヤです。

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ぶっかけ大800円

これはコシが凄かったです。のど越しも良くて、美味しかったですね。この後のスケジュール的に急いで食べる必要があったのですが、コシが強すぎて食べるの疲れました(笑)。

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宇多津駅15:57→高松駅16:30

急ぎ足で宇多津駅まで戻ってきました。もう暑くて歩いて観光する気にはなれないので、昨日と同じく小豆島行きフェリーに乗って海を眺めることにしてたのですが、この列車に乗り遅れると小豆島から高松港に戻ってくるのが最終便になるので急いだ次第です。

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高松での乗り換え時間は17分。高松駅から高松港へは微妙に距離があるのでいそぎます。チケット引き換えもしないといけないですし。

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高松港16:47→池田港17:47

昨日と同じ便、そして同じパンダのフェリーです。昨日はタラップからの乗船でしたが、時間ぎりぎりだったからか、今日は車両甲板から乗船しました。

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気分は夕涼みクルージングです。1時間のフェリー移動って程よいですね。

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明日屋島に登ろうかなぁ。金曜日から日曜日かけて夜にシャトルバスが運行されるようなので、夕方に登って、夕焼けと夜景を見て、降りてくるのもいいかなぁ。

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神戸港と高松港を小豆島の坂手港を経由して結ぶ、ジャンボフェリーあおいです。通常すれ違いませんが、フェリーりつりんが点検中のため、臨時スケジュールなのですれ違いました。ちなみに昨日は遅れていたようですれ違いませんでした。明後日、高松港から乗船予定です。

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屋外から前方を眺められるフェリーって珍しくないですかね。夕方近くなって、正面から海風をあたりっぱなしだと、少し寒く感じるようになってきました。

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本日、2回目の小豆島です。そもそも、朝にこの航路乗船してるんですよね。一人旅だからこそできる酔狂な旅を楽しみます。

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今日はすぐに戻らず、1時間少々近くを散歩してみます。やはりフェリーが到着すると港の周辺道路が渋滞していました。

池田港の周辺はそれほど栄えているわけではないようで、大半は住宅のようです。地図を見ている限りスーパーマーケットもないですね。商業施設はすべて土庄に集まっているようです。

ここまで日差しが傾いてくるとようやく歩こうかなという気持ちになります。ほんと暑かった。

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「平井兵左衛門氏政終焉の地」。島の役人だった平井兵左衛門は江戸時代、重い年貢に苦しめられた小豆島を軽くしてもらおうと江戸幕府に直訴。小豆島を収めていた高松藩に無断で行って、さらに江戸幕府から高松藩に送り返されてしまう。「越訴(おっそ)」といつ罪で処刑されてしまったそうです。

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昨日、土庄にある桟敷が見事だったので池田町にみどころを探しているときに、桟敷という文字が目に止まったので訪れてみた。

幅80m高さ18mの桟敷。近くにある亀山八幡宮の祭事の見物の際に使われている。現在でも亀山八幡宮よ秋祭り盛大に行われているようです。遺跡感あって、なんだろ若干マチュ・ピチュ感がありますね。

また平井兵左衛門の命日には、追悼供養の太鼓の演奏が行われている。

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多いところで8段になっています。日本式のローマ劇場といったところでしょうか。秋祭りの際には海から運ばれてきた太鼓台と呼ばれるお神輿のようなものが13台ここに集まるそうです。

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足元に蛇の脱け殻を見つけてしまい一番上まであがるのはやめて、急いで降りました。サンダルだったので恐怖倍増でした。

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帰りは海沿いを歩いて池田港を目指します。のんびりとした雰囲気が漂います。これが島時間っていうやつなんですかね。

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別の家だとは思いますが、小豆島で多頭飼された猫が飼育崩壊しているニュースを見かけました。ここも、近くの家の窓が開いていて、多くの猫が出入りしているようでした。子猫がしきりに泣いているけど、目が開かないんですよね。なんかの病気でしょう。なんとかしてあげてほしいです。

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池田港に戻ってきました。港の周りには無料駐車場が整備されてますね。車で移動してきて、船で高松に通勤している人が多いのでしょうね。

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乗船する第十一こくさい丸(しまぞう)が到着します。後ろに見えるのは「国民宿舎 小豆島」です。

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池田港19:00→高松港20:00 国際両備フェリー

仕事帰りの人が多いのかと思ったけど、朝一の池田港行きに比べて船内はわりと空いていました。あと行きに見かけた学生さんがまた真っ先に後部のカーペット席で寝転んでました。毎日のルーティンになってるんでしょうね。

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時間的にはまだ太陽は沈んでいないはずですが、今日の夕焼けは難しいようです。

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日差しがなくなると甲板に居続けるのはさすがに寒いですね。

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20:00高松港に到着。さすがに真っ暗になりましたが、サンポート高松のビル群の夜景が綺麗に見えて良かったです。この船は折り返し20:30高松港発の最終便で再び小豆島池田港へ向かいます。

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高松駅とオルネ高松

丸亀に戻って名物の骨付き鶏を食べようかと考えていたのですが、これから飲みにっても遅くなりそうだし、どちらかというとシンプルな食事のうどんばかりだったので、急にジャンクなものが食べたくなり、オルネ高松に入店している「バーガーキング高松オルネ店」へ。

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ワッパーチーズセット790円(クーポン利用)

うま~~。ビールの炭火の香りがたまらないし、このワッパーサイズはボリューム感は満足感が高くていいですね。いままでワッパーjrしか食べたことなかったことに後悔。

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快速マリンライナー64号 高松駅

高松駅20:43→坂出駅20:57 快速マリンライナー64号
坂出駅21:00→丸亀駅21:09 普通・琴平行き

昨日と同じく、快速マリンライナーで坂出駅までいき、接続している普通列車に乗り換えて、丸亀駅へ戻ります。混雑していて、横の座席に座った方がプシューっとビールを飲んでいました。あー、自分も買っておけば良かったなあ。転換クロスシートで停車駅少ないとアルコールへの抵抗感は薄れますよね。

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21:09 丸亀駅に到着。05:15の始発で出て以来ですから、15時間54分。ほぼ16時間ぶりに戻ってきました。1日の3分の2の時間出かけてたのか…移動中は休憩しているとも言えるけどね。シャワーを浴びて、さっさと寝ました。

今回のtabiwa岡山香川ワイドパスどのぐらいお得なのか計算してみました。

丸亀→高松630円、高松港→池田港700円、土庄港→岡山駅(かもめバスきっぷ)1500円、岡山駅→宇多津1070円、宇多津→高松630円、高松港→池田港(往復割引)1330円、高松→丸亀630円。

今日1日だけで、なんと合計6,490円もかかってました。岡山香川ワイドパスは3日間で3,600円です。これは凄いお得だったな…3日間使い終わった明日にまた計算してみようと思います。

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