2025 tabiwa岡山香川ワイドパス|vol.2

旅行2日目。今日の予定は、昨日夕方に少しだけ足を踏みいれた小豆島へ。高松に戻らずにそのまま、岡山へ抜けていきます。その後は、未定です。

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丸亀駅から始発列車で高松駅へ向かいます。太陽が昇ってきました。

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普通・高松行き

丸亀駅05:15→高松駅05:53

JR四国は早朝から列車を運転してくれてるので、ありがたいです。赤字だけどあまり削減方向に舵を切ってないのがありがたいですね。

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今日もくっきり讃岐富士(飯野山)が見えています。

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6時前の高松駅前のサンポート高松。相変わらず未来都市感を醸し出しています。フェリーの初便まで1時間弱あるので、朝ごはんへ。

目次

うどん2杯目 手打ちうどん 味庄

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朝食はうどんです。朝5時から高松駅近く、長距離バスターミナル前で営業している手打ちうどん味庄。瀬戸大橋開通時から営業しているらしいです。

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年配のご夫婦が営んでおられました。孤独のグルメにでてきそうな老舗感を漂わせています。麺を湯がいてもらって、自分で出汁を注ぐスタイル。

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かけうどん大 340円

シンプルにうどんを楽しみたいので、あまりトッピングすることはありません。カウンター席からは高松駅が見えます。

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コシはほどほどで、どちらかというともちもちした麺。人気店のような本格的な讃岐うどんじゃないけど、温かみのある味で美味しく感じます。「あー、こういうのでいいんだよ。」という言葉が思い浮かびました。鰹だしがきいたおつゆも美味しかった。毎日食べても飽きない味ですね。

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高松港06:50→池田港07:50 国際両備フェリー

高松港、本日最初の池田行きのフェリー。すでに乗船待ちの長い列ができています。やはり高松駅から高松港は微妙に距離がありますね…。googlemapでは500m8分と表示されます。

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第十一こくさい丸(しまぞう)。2021年7月に就航した新しい船でまた4年。昨日乗船したぱんだと比べると洗練された感じがします。早めに並んでいたので窓際席ゲットしましたが、この後たくさんのお客さんが乗ってきて、相席じゃないと座れないほど座席が埋まりました。学生さんは後部にあるカーペット席で真っ先に寝転んでました。

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白いブランコ。インスタ映え狙い?

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しまぞう。中にはメリーゴーランドがあります。誰もいなくても時々音楽が鳴ります。

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車両もたくさん積載されているようです。土木建築に携わるような工事関係者の人も多く見かけましたから、この一番船は車の利用率も高そうです。

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朝は船舶の航行も盛んですね。人々の生活が活発に動き出した雰囲気が海の上からも感じられます。

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今日も穏やかな瀬戸内海。波はほとんどなく、揺れもほとんど感じません。

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小豆島池田港を05:30に出発した始発便のフェリーとすれ違います。昨日乗船した姉妹船のパンダ。

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間もなく小豆島です。左手に見える町が小豆島でもっとも賑わいを見せている土庄町の中心部です。あそこまで歩くのか…意外と距離ありそうです。

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池田港から土庄港まで歩こう

定刻通り1時間で池田港に到着。土庄港まで歩きながら観光して、土庄港からフェリーで岡山港へ移動し、路線バスに乗って岡山駅を目指します。土庄港まで寄り道無しで5.8kmです。もちろん路線バスもありますが歩きます。まあ、観光よりも町歩きが好きですから。

小豆島には、島の北西側にある「土庄町」と南西側にある「小豆島町」の2つの自治体があり、土庄町は面積74.37km²、人口12,051人、小豆島町は面積95.59km²、人口13,448人です。(2023年6月時点)

島に人口が拮抗したふたつの自治体のみがあるわけです。これは昨年訪れた沖永良部島の状況と似ています。小豆島町は2006年に池田町と内海町が合併した自治体です。なんとなく土庄町に対抗するために合併したのかなとか、勘繰ってしまいますね。

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フェリーからたくさんの車輌が吐き出されてきたので、長い渋滞が発生しています。この先の交差点で、土庄町から旧池田町と旧内海町へ向かう車と、フェリーから降りてきて旧内海町へ向かう車が、がっちゃんこしたんですよね。2021年までは内海町にある草壁港へも高松港からフェリー便があったのですが廃止された影響なのでしょう。さすがにこの渋滞が日常的に発生してると思うと、住民の人はかわいそうですね。

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池田港から国道436号を土庄方面へ歩いて10分ほど。それぞれの町の中心部から離れたところに島内唯一の高校という小豆島中央高校がありました。校舎は新しい。なるほど、そういう事情なんだろうなと予想して、調べてみるとそのとおりでした。土庄町にあった土庄高校と、小豆島町にあった小豆島高校が2017年に統合して、お互いの中間地点に設置されたそうです。

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まだ9時前なのでそれほど暑くはないのが救いです。普通にオリーブを栽培している農園がありますね。

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ここから土庄町です。土庄町から自転車で通学してくる様子が多くみられました。

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小豆島は砂浜が多いですね。これは島を形成している主な地質の花崗岩は熱変化で崩れやすく風化しやすく、それが砂となって堆積したからでしょう。一方で小豆島の上質な頑丈な花崗岩は利用価値が高いことで、大阪城の石垣で多く使われていることで有名です。登山する人にはお馴染みの三角点などの標石の多くはここ小豆島の花崗岩が使われているそうです。

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「絵になる風景」双子浦。歩いているとこんな看板を発見しました。こんなとこあるんだね。そのまま土庄の市街地に抜けられるらしいので、とりあえず行ってみよう。

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双子浦展望台。周囲の松が邪魔してそれほど眺めが良くはなかったのが残念。

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鳥居のさきは登り坂になっています。本殿は高台にあるようですね。さきほどの展望台よりはきれいな景色が見えそうな予感。

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富丘八幡神社

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眺めは良いし、額縁効果でなかなか映える光景ですね。

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参道脇のツツジが満開。海に向かって伸びる参道を降りて、右に曲がると土庄の市街地にでるようです。ツツジと淡い瀬戸内ブルーとコントラストが美しい。

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したから見上げてもツツジが綺麗。

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右の岬から中央の島までが、エンジェルロード。さらに先にも砂の道が出来上がっていますね。この後、エンジェルロードまでは行ってみる予定です。

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土庄の町が見えてきました。小豆島で一番栄えているエリアです。

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前知識がなかったので、なんか段々畑になっていると思ったら、さき程訪れた富丘八幡神社の桟敷でした。山林の傾斜地を利用して石垣を築いた後,桟敷を造り,催事を観覧できるようにしたもの。現在は364もの桟敷があるようです。

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さき程訪れた富丘八幡神社
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オリーブバスかわいい
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なかなか強気の値段設定では?

エンジェルロードは瀬戸内海の大きな潮の干満差によって、島と島との間に堆積し始めた砂州が、干潮の時に現れる道のことです。なにらやこの道を手をつないで渡ると幸せになるとか…

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エンジェルロードがつながるビーチ。右にあるのは小豆島国際ホテルで、何度か添乗で来たことがありますが、エンジェルロードまで足を運んだことは1度もありませんでした。ほかにもホテルっぽい建物がいくつか建っていますね。

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今の時間は満潮近くで砂州が繋がっていないのは分かっていました。エンジェルロードが旅の目的でもないし、繋がっている時間だと人が多そうでそれはそれで面倒だなと。まあビーチサンダルな短パンなら渡れそうではありますね。

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小豆島側の先端、弁天島の上に約束の丘展望台が設置され、階段で上ることができます。エンジェルロードがよく見渡せます。恋人の聖地に登録され、幸せの鐘なるものが設置されてました。うん、ひとり旅なので、人のいない満潮時にきて正解です。

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今いる展望台が弁天島。中央に見えているのが中余島。その奥の大きなのが大余島です。中余島との間にも砂州が形成されていて、その様子が先ほど富丘八幡神社からも見えました。中余島は私有地のため、立ち入ることはできないようです。

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ギネスブックにも登録されているらしい世界一狭い海峡の土渕海峡。長さは2.5km、もっとも狭い場所は9.93m。

海峡とは陸と陸の間に挟まれた海のことなので、小豆島はひとつの島だけど、実際にはふたつの島に分かれているということ。北側を向いて写真を撮っていますが、右(東側)が小豆島本島、左(西側)が前島だそうです。

かつて海賊から生活を守るために、また海からの風から守るために、迷路のように不規則に細い路地でつくられた町、それがいつの間にか迷路のまちと呼ばれるようになったそうです。

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確かに複雑な路地になってます。家を建てるほうも大変でしょうね。

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小豆島八十八ヶ所霊場第五十八番札所西光寺

迷路のまちので良く取り上げられる撮影スポット。

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芸術ってそんなに高いの?

迷路のまちの空き家を利用して、地域活性化のプロジェクトの一環として作られた妖怪美術館。車社内だと迷路のように細い路地は生活しずらいでしょうし、空き家が増えるのは仕方ないでしょうね。それにしても、この値段設定は高すぎないかな?

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妖怪美術館の2号館のようです。ちょうど女性2名が入館するところで、入口のセンサーにスマホをかざして、ロックを解除し入場していきました。いくつかある別館は無人運営しているようです。建物の写真を撮っていると、1分もしないうちに出てきました。えっ、2900円もするのにその程度なのか…

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夜見かけたら、ちょっと不気味だよね。

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暑くてバテてきそうなので、そろそろ土庄港へ向かいます。日差しがきついので日が差さしながら歩いてます。

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この広い場所も土渕海峡の一部です。

壺井栄さん作者で小豆島を舞台にした女性教師と12人の生徒を描いた二十四の瞳という小説があり、過去に映画になりました。戦時中の物語だから、「平和の群像」という名前なのでしょうか。その撮影セットを使った二十四の瞳映画村があり、何度か添乗で訪れたことがあるけど、映画の内容がまったく記憶にありません。ほんとなにも知らずにコースにいれてたのだから、今思えば恥ずかしくもあります。

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土庄港と書かれたこちらの建物は旅客船用のターミナル。高速船は高松港との間を30分で結び、フェリーに比べ半分の時間です。ほかに豊島経由で宇野への航路もあります。フェリーターミナルはもうすぐ西にあります。

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土庄港港前にある「平和の群像」
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こちらはせとうち国際芸術祭の作品。

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小豆島は手延べそうめんの産地でもあります。小豆島って特産品が多いんですよね。このお店の裏に直営のレストランがあるのですが、生そうめんなるものが食べられます。フェリーまでの時間が微妙だったので、食べられませんでした。その代わりお土産に買って帰りました。

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土庄港11時40分→岡山港

新岡山港との間では往復16便が運行されています。ほかに土庄港からは、高松港、数は少ないですが豊島経由で宇野港の便もあります。新岡山港行きはフェリーのみの運行ですから、旅客よりも貨物輸送のほうが需要が高いのでしょうか。

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実際には乗客は少なかったですね。船は第二しょうどしま丸は2003年に就航した古い船、この航路を走っている船で一番古い船です。

中途半端な時間帯なので、ガラガラです。なんか、窓にアニメのステッカーが貼ってあるけど、ラッピングコラボしているようです。

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からかい上手の高木さん

こんなアニメがあること初めて知りました。作者が小豆島出身で、さらに実写映画は小豆島で撮影されたそうです。アニメの舞台はしらんけど…

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すでにフェリーターミナル周辺まで香りがきてたのですが、ごま油で有名な「かどや」の製油工場がすぐ近くにあります。小豆島の名産品のそうめんを作る際には、食用油が必要なのですが、小豆島ではごま油を使うのが特徴のようです。それに目を付けた創業者が小豆島で事業を始めたのが始まりだそうです。

原材料のごまは外国産のものを使用していて入荷する際、また製品を出荷する際に便利なので船が横付けしやすい海沿いに工場を設けているのかなとも考えられます。

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良い匂いがプンプンしてきて、急にお腹がすいてきました。ごま油の香りって、食欲を増進させますよね。

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土庄港も土渕海峡の途中にある港なので、しばらくは土渕海峡をすすみます。ほんと穏やかな海です。

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フェリーの進む風が当たって、甲板の上で景色を眺めていると気持ちよすぎるけど、日焼けはやばいだろうな。瀬戸内海は島が多いので景色を見てても飽きてこないのが良いですね。とはいっても乗客の大半は、客室で寝てましたけど。

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航路上に浅瀬があるようで、航跡を見ていると迂回して運転している様子がよくわかります。

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犬島。1925年に廃止されたが犬島精錬所の煙突がみえる。銅の精錬所として栄えピーク時には2000人近くが働いてたらしい。2008年に犬島精錬所美術館として利用されているとのこと。

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犬島の西隣に少し小さな犬ノ島があります。四国化学という化学工場のようです。先月訪れたうさぎ島の毒ガス工場、犬島の銅の精錬所しかり、事故が起きた際に被害を少なくするために危険な工場が離島に作られたようです。かつ、従業員が通いやすいということで、瀬戸内海が選ばれやすいのでしょう。穏やかで風光明媚なイメージのある瀬戸内海ですが、探すと負の遺産が意外とありそうですね。

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姉妹船とすれ違います。「おりんぴあどりーむ」はJR九州の列車をよくデザインされている水戸岡鋭治さんが手掛けたそうで、海の上を走る遊園地がテーマだそうです。甲板にメリーゴーランドや滑り台が設置されているそうです。

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こんな

ウルトラマンでこんな頭の怪獣いなかった?岡山湾に入りました。

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ティカ 岡山工場

酸化チタン、界面活性剤などの化学工業製品を扱う工場。独立国家のような孤立した世界のようです。異世界っていつのかな?

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岡山湾ではまっすぐ進むのではなく、こまめに左右に舵をとりながら、すすんでいます。見た目浅そうな湾内なので、深いところを選んで進んでいるみたいです。

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ツブシ礁灯標
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海流の影響でブイが傾いてます。湾内に溜まっていた海水が外に流れ出ていってるようです。瀬戸内海って干満差が大きいので、意外と怖い海なんですね。

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70分で新岡山港へ到着。見えるものが多くなかなか充実した船旅を楽しめました。新岡山港は思ったよりも簡素な感じでした。小豆島土庄港とを結ぶこの航路以外はないようです。

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干潮時だったので、一階の甲板から降りるとき、上り坂になってました。これだけ干満差が大きいと浮き桟橋を使うことが多そうなんだけど、新岡山港は違いました。

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新岡山港13:00→岡山駅13:44

新岡山港から岡山駅までは路線バスが接続していて、乗り換え無しで行けます。このバスも瀬戸内パスに含まれています。

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訪れたことないエリアなので最前列から景色を眺めます。新岡山港からの乗客は10人弱。片側三車線の大きな幹線道路を進みます。フェリー利用者向けの路線かと思っていたら、途中からどんどん乗車してきて、立ち客多数で車内は混雑しました。

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大都会岡山は大きな町ですね。何度も岡山県には足を踏みいれてるけど、岡山駅周辺の繁華街を訪れたことはないですね。

当初は散策しようと考えていたのですが、結構歩いたし、フェリーではずっと甲板にいて、潮風と太陽を浴びていたので、体力を消耗していたのと、エアコンの効いたバスから降りるのが億劫になって、そのまま岡山駅まで行くことにしました。

ほとんどのバスが天満屋のバスターミナルには立ち寄るようで、天満屋のあるエリアが一番栄えている繁華街のようです。路面電車も走ってるけど、路線網が充実してないし、地下鉄も走ってないので、岡山市では路線バスが活躍してそうです。

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