阿嘉ビーチを泳ぎ終えた後、友達は着替えに宿に戻りました。
でも、まだ帰りの船まで時間があったので、
こうなったら泳ぎつくすということで、
阿嘉島の集落の前にある、前浜にやってきました。
子供が泳ぐにはちょうどよい遠浅の浜ですが、
透明度的には一番悪いのか、誰も泳いでいません。
ほんと贅沢な・・・
まあテトラポッドのあたりまでいくと、
魚はうろうろしてますが、砂地の浜なので魚影はかなり薄いです。
しかし、小さな珊瑚の根の下に、
奇妙な体の色をしたフグを発見!
クロハコフグです。
ミナミハコフグよりも、奇妙な体の色をしてます。
うわ、見つかった!
って感じに見えますけど。
必要に追っかけまわしてました。
どうやったらこんな奇天烈な色になるんだ?
ふぐとはいっても流石に魚ですから、
最後は思いっきり振り切られました・・・
前浜の海の水の色は、
ほかのビーチに比べてエメラルドっぽいのかな。
魚がいないだけで、十分に綺麗です。
こうなったら、最後に集落の西にあるヒズシビーチへ。
ほかにクシバルビーチという島の北側にあるビーチがありますが、
遠くて徒歩でいくのは無理。
それでも以前にいったことはあるので、
このヒズシビーチを訪れたことによって阿嘉島のビーチは制覇です。
すでに逆光になっていて、海の透明度はいまいち分かりずらい。
しかし、純粋に泳いでいる人は皆無ですな・・・
海の中にはいっても、珊瑚の姿はほとんどなく、
ガレ場となっていました。
残念・・・
しかし、こいつを発見してしまいました。
ダイバーにも人気のあるミナミハコフグの幼魚です。
奄美大島以来のご対面。
体調は3cmも内ほどの小さい黄色い体。
しかし、その泳ぐ姿はとてもかわいい。
まさしく箱が宙をさまよってるかのよう。
しかし、人間から避けるように、珊瑚に隠れるので、
写真がなかなか撮れないんです・・・
そして動きが読めないし・・・
大きくなると、さっきのクロハコフグみたいな、
紫色になってしまうんですよね・・・
ほんと信じられないです。
やっと見つけたと思ったら、すぐに退散・・・
さんざんミナミハコフグの幼魚を追いかけて、
かれこれ20分以上は経過していただろうか・・・
友達もビーチで待っているので、
ひきあげると浅瀬にイソギンチャクを発見。
このイソギンチャクに共生するのは・・・
カクレクマノミ!
なんでこんな浅い場所にいるんだろう。
というより、よくもご無事で。
映画ニモの影響で人気者になり、だいぶ乱獲されたそうです。
<大きいサイズ 1000×750>
ちょこちょこと動き回るんですが、
必ずこちらを向いて、1秒ぐらい止まるんです。
これがまたかわいい。
ほんと人気があるのが、納得のカクレクマノミです。
<大きいサイズ 1000×750>
口を閉じてると、魚というよりも、
カエルにみえないこともないか?
出っ張った目に、分厚い唇・・・
ほんと落ち着きのない魚です。
というのも人間が近づいているからかもしれませんが、
このコミカルな動きも人気のひとつだと思います。
最後に真正面からワンショット。
比較的浅い場所だったので、光量がかせげたので、
まともな写真が数枚とれましたが、
それでも大半はぶれ写真でした。
ほんとじっとしてない魚なので、写真撮るの難しいです。
アダンの木です。
力強い葉っぱの緑色が、南国の空とぴったりです。
パイナップルのような黄色い実がなります。
ヒズシビーチでも1時間泳いで、
さすがにこれにて終了です。
今日一日、ほんとによく泳ぎました・・・
荷物を民宿でひきとって、港へ。
ターミナル内にあったお店で、カキ氷の白玉小豆を注文。
男ふたりだというのに、ほんと満喫してますなあ。
クィーンざまみ3便が入港してきました。
日帰り組みが利用し、また座間味に先によってきているので、
船内はほぼ満席でした。
最終便は17時ちょうど発に阿嘉島を出発し、
約50分で那覇の泊港につきます。
行きは座間味寄りましたが、帰りは直行だったので、
ほんと早く感じました。
わずか1泊の滞在でしたが、高速船の始発で来て、
最終便で帰ったのでたっぷりと遊べました。
まだまだ西日が暑いです。
いっきに都会に帰ってきた感じがします。
今晩の宿は、ホテルチェーンのアパホテルです。
飲み屋街にも近くて、国際どおりもほどほど近くて便利。
なにしろ大浴場があるのが決め手になりました。
2名1室利用で、ひとり4,000円です。
部屋は狭いですが、室内は綺麗で機能的。
さて部屋でゆっくりと行きたいところですが、
友達はマッサージを呼ぶということで、
自分は国際どおりまでぶらぶら買い物にいくことにしました。
ピンポイントで牧志公設市場へやってきました。
目当ては、島ラッキョウと海ぶどうです。
帰りに空港でも買えるんですが、市場で買うと安いんです。
空港で買うものと比べると、同じ値段で量は倍以上になります。
ほかの土産物には一切興味ないので、
国際通りにあるヘリオスビールでTO GO。
さすが非加熱処理の地ビール、まろやかな味わいは最高です。
部屋に戻って友達と合流。
まあ阿吽の呼吸というか、やっぱり最後は牛で締めなければ。
ということで、ホテルの近くにあった焼肉屋にふらり。
外見や内装は安そうだったのですが、意外と高い!
しかし高いのも納得というか、逆に安い!
上ロース1,400円。
いいサシがはいってますし、1人前にしては結構なボリューム。
もちろん味もいうことなしです。
ハラミ1,000円。
1人前とは思えないボリュームに、きれいなサシ具合。
ハラミらしい、いい感じの噛み応えでしたね。
こりゃビールもぐいぐい進みます。
焼肉は、沖縄に来たときははずせませんね。
恒例行事です。
最後にアグー豚をリベンジ。
三種類の部位がはいって、確か1,400円だったと思います。
美味しいのは美味しいのですが、
味が繊細すぎて、難しいなあ・・・
店内にはヤクルトスワローズの選手の色紙がいっぱいありました。
まあ食べ終わってみれば納得の価格、味です。
また那覇に来たときは、ぜひ足を運びたいですね。
4日目の朝です。
今日は10時出発の便で帰るのみです。
これも飛行機代が片道1万円と安かったからなのですが、
最終日はあまり動く気にもならないので、
これで十分かなと思いますね。
ホテルの部屋が使えないとなると、荷物もまとめないといけないし、
汗も流せないし。
近くの牛丼屋で朝食です。
チェーン店ではない牛丼屋にはいるのは、はじめてかも。
しかし、ボリュームはかなりのものがありました。
生卵とゆし豆腐のはいった味噌汁、お漬物がセットで500円。
空港まではタクシーで約10分。
渋滞もしていなかったし、あっという間でした。
最後に、ブルーシールのアイスを。
なんとなく食べ飽きてきた感があるかもw
搭乗機まではバス移動。
まだまだ夏空健在です。
こんな空を見せ付けられたら、
やっぱり帰るだけはもったいないかもと思ってしまいます。
チービシや遠くに慶良間諸島が見えます。
綺麗にリーフを見ることができ、まるで日本じゃないみたい。
実はこのタイミング、電子機器を使用してはいけないんですよね・・・w
積乱雲が盛り上がってきてました。
4日間ながら、遊べるのは中2日間だけの短い旅でしたが、
今回は天気に恵まれて、充実の旅でした。
慶良間は2回目でしたが、やっぱり透明度の高さは圧巻。
しかも徒歩でいけるビーチですからね・・・
今度は座間味や、渡嘉敷にも足を運んでみたいです。
で、12時に神戸空港について、
友達を送って、そのままバスケにいきました。
ハードなスケジュールでしたが、
最後の1日までたっぷりと遊びきりました。