11~13日目 カンクン

2015 アメリカ・中米
2015 アメリカ・中米
2015_0609_0817

自炊朝食。
OXXO(コンビニ)でも卵が1個単位で売ってるので助かる。
パンは宿の無料朝食です。

カンクンへ来た目的のひとつが、キューバへいく拠点になるから。
キューバは1959年の革命により共産主義国になり、
欧米諸国と国交が断絶してしまい、時が停まったかのように、
1950年代のままの町並みがほぼ残っているという。
現時点で比較的アメリカとキューバの関係が良かったことから、
国交が再開され、どんどん新しいものが入ってくるのでは?
ということで、
この時カンクンを訪れていた大半の旅人がキューバを目指していた。

宿に泊まっていた旅人も大半が同様であって、
その中で6人がほぼ出発の日が被るようなので、
じゃあみんなで行こう、ということになった。

そのうち3人はすでにアエロメヒコで航空券を手配済。
宿で尋ねるとアエロメヒコは数週間まで満席で手配できず。
キューバの航空会社であれば街中の旅行会社で予約できるようなので、
3人で街中の航空会社まで足を運ぶとすんなり予約ができた。
ただキューバの航空会社であるクバーナ航空は、
遅延や荷物の盗難が多いとのことで、心配ではあったが、
アエロメヒコの空席がでるまで数週間待つことは考えられなかった。

キューバへの出発は明後日で決定。
昨日まで日本を出発してからほぼ休息なしだったので、
ひとまず明日はのんびりしよう。

旅行会社から帰ってきた流れで、
そのままカンクンビーチへ行くことになった。

2015_0609_1807

空がどんよりとしていて、観光客も少ない。
初日に訪れた時に比べて何かが違う…

2015_0609_1818

その原因はこの海藻。
昨日にトゥルム遺跡でみたままの光景が広がっていた。
これでは憧れのカリブ海とは程遠い。
見た目にも問題だが、結構臭い。

2011年以降にホンダワラと呼ばれるこの海藻が大繁殖していて、
原因は南米の富栄養化と地球の温暖化が原因とか。
今年(2015年)は特に大発生していたようで、
海に浮かぶ海藻の長さが8kmを超えていたとか。

2015_0609_1825

これでは日本海で泳いでいた方がましだな…
初日に足を運んでおいて本当に良かった。

初日に訪れた時にみた美しいカンクンビーチは、
その後見ることは一度もできなった。
5月~10月ごろは藻の影響があることが多いので、
ビーチメインならこの時期を外した方が良さそうですね。
でもちょうどジンベイザメスノーケルの季節。

2015_0609_1946

19:46
夕食はいつもの公園のフードコート。
ビーチにいるときは曇ってたのにな…

2015_0609_1957

bistec a la cazuela 40ペソ
昨日のモーレ事件の反省から無難に牛肉のステーキ。
肉は細かくなっていたけど、スパイスが聞いてて美味しかった。

6月10日

2015_0610_0759
2015_0610_0801
2015_0610_0750

混合ドミトリー。
実際は女子専用のドミトリーがあるので、男性用ドミトリー。
白一色でとても清潔に保たれています。
毎日掃除が入るのでとても清潔。
窓があるのでまだ涼しいほうだけど、日中は結構暑い。
7月から9月以外はエアコンなし。

2015_0610_0751

中二階的な場所にある共用スペース。
ガイドブックや情報ノートがあります。
窓がないのでとても暑い。

宿でのんびりして、メールをチェックしていると、
昨日予約した旅行会社から急ぎ連絡が欲しいとのこと。
何事かと足を運ぶと、予約できる運賃クラスがあがるので、
ひとりあと40USドル追加が必要とのこと。

自分的にはそれでも行けるなら仕方ないのだが、
あと二人が今日グランセノーテに行っていて、日中不在なのだ。
グランセノーテへは自分と同じ朝4時30分に出て行ったので、
もうすぐ帰ってくるだろうと思い、後で連絡すると一旦宿に帰った。

それからが長かった…
1時間、2時間、3時間…

どこかでウロウロしてるのかなと何度か近辺をウロウロしたりして、
最終的には18時すぎにようやくスーパーで合流できた。
追加支払いに関しては問題ないとのことだったので、
そのまま旅行会社に行って、航空券を手にして宿に戻った。

男子ドミトリーに賑やかな旅人がやってきたので、
そのまま宿で大盛り上がりの宴会となった。
結局、昼食も夕食も食べずに、
飲んでいたから余計にアルコールが回ったのだろう。
もちろん長い間待ちくたびれた反動で、気持ちがホットしたことも大きい。

06月11日

ほぼ二日酔いで起床。

キューバへの出発日。
アエロメヒコでいく3人が先に出発するので、合流方法などを確認する。
宿で合流、何もなければ夕食前には合流できるはず。
キューバではネットが使えないので、トラブルが起きると大変そうだ。

途中スーパーで昼食代わりのパンを買い込み、
バスターミナルからカンクン国際空港へ。

2015_0611_1205

クバーナ航空のチェックインカウンターには、ものすごい荷物の量。
キューバはアメリカの経済制裁の影響で物が入ってこないらしいので、
自分たちで手荷物として持ち込むのかもしれない。

この列に並んでるとき地上スタッフが、
「出発時間が4~5時間遅れます。」とさらっと案内。

クバーナ航空の噂通りの遅延の洗礼がさっそく来ました。
なんとなく予感はしてたので、そんなに驚くことはなく、
今日中に着ければいいかと思ってましたが…

あと、キューバへいくにはツーリストカードと呼ばれる、
いわゆる簡易ビザのようなものも必要で、これも空港で購入させられました。
25USDかかり、昨日の航空券の追い金とあわせて出費が膨らみます。

2015_0611_1424

5時間遅れ…
空港内で6時間待ちとかかなり苦痛です。

2015_0611_1835

さすがにお腹が減ったのでファーストフード。
この時、搭乗ゲートでは夕食券代わりのクーポン券を発行していたようです。
そもそも搭乗ゲート掲示されていないし、わからないよね。

2015_0611_1950

同じ場所で待っているのも退屈してきたので、奥の方へ移動してきました。
ほとんどの飛行機が出発してしまって、ガランとしてます。

2015_0611_1952

あれ、しれっと1時間半さらに遅くなってるし…

2015_0611_2054

さらに1時間半遅れの23時発。
ハバナに到着が深夜になるとか、考えるよりも、
ちゃんと飛行機飛ぶのかも疑心暗鬼になってました。

考えてみれば、先にいっている3人は宿で待っているので、
連絡すべきだったかな…かといっても連絡手段が電話しかないのだが。

2015_0611_2203

100ペソ分のクーポンが配布されました。
これ配布するってことは、まだしばらく飛ばないんだよね…

2015_0611_2217

時間的にレストランもほぼしまっていたので、売店でパンケーキとコーラ。

2015_0611_2229

22:19
とても重苦しい雰囲気が漂います。
23:00出発と記載されてるけど、飛行機も到着してないので、無理だな。

2015_0612_0129

01:30
結局、飛行機に搭乗したのは、日付が変わってました。
もう飛んだだけ良かったと思うしかないよね…
飛行機はほぼ満席でした。

2015_0612_0140

深夜のおやつ…
キャビンアテンダントも被害者だろうね。