フエゴ島の移動(南米25)

2009 南米
2009 南米



ホテルモンテカルロ。
椎名誠の本に出てたそうですが…

朝8時ですが、ぜんぜん人がいません。
完全な夜型の国ですな。。

ウシュアイア行きのバス。
30,000チリペソ(約5,000円)ですから、かなり高い。
全員が観光客でした。
だいたい10時間の移動です。
9時出発。

町をはずれるとこんな景色ばかり。
牧場が多い。

朝食のような昼食のようなパンが配られました。
午前10時というのはかなり中途半端な時間。
あとホットコーヒー。

これからマゼラン海峡を渡ります。
船の名前がパタゴニア号。
かっこいい~~。

地図の真ん中を縦に割れてる海の場所が、マゼラン海峡。
これから渡るのはフエゴ島になります。
島といっても、これから10時間も走るので、
島という感覚はなくなりますね。

バスごとわたっていきます。
ゆれるかなと思っていたけど、
それほどではありませんでした。

約20分の船旅でした。
同じバスで日本に住んでいる韓国人のおじさんといっしょで、
これからよく話すようになりました。
30年もすんでいるのでもう日本語はペラペラです。

フエゴ島はほんと平らな島です。
雲がずっと同じような感じで続いていきます。

パタゴニア特有の動物グアナコ。
ペルーでもいたリャマなどと同じ種類だそうですが、
こっちのほうがかなり野生に近そう。

バスに乗りながらの望遠はかなり撮影困難。

チリ側のイミグレーション。
まああっけないほど超えられます。

こっちがアルゼンチン側。
荷物はバスにのせたまま。
ノーチェック状態。

そしてアルゼンチンに入国。
イミグレ内には暖房が入ってます。

ほんとずっとこんな景色ばっかりで、
嫌になってきます。

ウシュアイア到着前から、
急に景色が変わってきました。

フォグナノ湖。
普通に100km近くの長さがあります。
スケールが違うなあ。

山も1,500mほどですが、雪があります。
森林限界点を超えているようで、
上のほうは岩肌むき出しの山です。

ようやくパタゴニアらしい風景になってきました。

ウシュアイアの町へ19時ごろ到着。
同じ風景ばかりの10時間の移動はほんと嫌だ…
まあマゼラン海峡を越えたいからバスにしたんだけど、
帰りは絶対飛行機がいい!

韓国人のおじさんと結果的に同じドミに宿泊。
物価がかなり高くなってきてます。
チリからアルゼンチン、そしてパタゴニアという条件が、物価アップ。
ドミでも50アルゼンチンペソ(1,500円)ですからね。
でも、WIFIが使えたりして、ホテルもあたらしく便利。
欧米人パッカーも多く賑やかなホテル。

韓国人のおじさんKさんと夕食はいっしょに。
まずはセルベッサで乾杯です。

ウシュアイアはタラバガニのようなキングクラブが名物なようです。
かなり高いんですが、奮発しました。
名物に弱い日本人。
見た目ご飯ばっかりだったんですが、
中にかに身がごろごろとはいってました。
まあ、味は普通でしたが、
ひさしぶりに食べたライスが美味しかった。