関西国際空港近くで前泊
Peachの新千歳空港へは始発便は、大阪駅周辺からでも間に合わないため、関空近辺で前泊する必要あるので、前日にりんくうタウンへ。 昼過ぎからJRが人身事故やら、信号故障やらで夕方にホテルに到着したのは予定が2時間以上の遅れて19時30分すぎ。晩御飯食べにいって、結局就寝したのは23時前。
関西エアポートワシントンホテル

少しコロナ感染者は増えてきてたけど、大阪府はブロック割を継続して割引。半額だけでもありがたいけど、さらにクーポンもらえて実質500円。
関西空港から1駅、りんくうタウン駅前の便利な立地だが、訪日観光客がいないからかなり閑散。500室以上の大型ホテルなのですが、電気がついてたのは3フロアぐらいかな。真横にも新しいホテルが建設されてるけど、こちらはまだ営業していないみたい。
シングル食事なし 6,000円
じゃらんクーポン -1,000円
大阪いらっしゃいCP(クーポン利用後の半額) -2,500円
支払い額 2,500円
(付与クーポン 2,000円分)
実質 500円
05:10 ワシントンホテル前→05:40 第2ターミナル
空港リムジンバス

始発の関西空港行きのバスが、宿泊しているホテル前から出発するのはありがたい。ちょうど雨が降り出すタイミングでなんとか乗車。この次のバス停、りんくうタウン駅前あたりでは土砂降りになりました。関空連絡橋を渡り、関西空港第1、第2の順で定刻どおりに到着。
那覇への始発便と同時刻だったので、想像以上に第2ターミナルは混雑してました。南国へ向かう那覇便の乗客は明らかに服装が違いますよね。年齢層はだいぶ若い感じでした。
06:30 関西空港→08:30 新千歳空港
ピーチ航空 MN101便
変更できない運賃ですがバーゲンセールで4,290円で予約。コロナ禍なので万が一のためのキャンセル保険、座席指定、空港施設使用料、決済手数料含め、7,040円の支払いになりましたが夏の北海道行きとは思えないほど安い。やはりコロナ禍ということで、早めに予定を立てずらいのかな?大阪市内からでも間に合わない早朝便ため安いのかと思ってたけど、直前に見たら航空運賃だけで15,000円近くにあがってました。いいタイミングで予約できた。LCCは席が埋まってくると金額が上がるので、実際に搭乗すると機内はほぼ満席でした。

本州上空は梅雨前線の分厚い雲の上なので下界の景色は見えず。朝早いのでほとんどの乗客は寝てるけど、夏の雲は見飽きないので、ずっと起きていました。

青森上空から雲が途切れ始め、北海道に入る頃には晴れ間が見えてきて、陸地もはっきり見えるように。最近、蝦夷梅雨という言葉があるほど、北海道でも梅雨らしい天気が続くこともあるらしいけど、今のところは大丈夫なようです。そしてほぼ定刻どおりで新千歳空港へ到着。
ここで急ぎのミッション。JRの新千歳空港駅でフリーパスを購入すること。HOKKAIDO LOVE パスという特急含めた乗り放題の6日間パスが半額近い12,000円で販売されています。北海道からの補助金で販売されているので、予算を使い切った時点で販売が終了する。しかも、JR北海道内でしか販売されていない。出発10日前に「あと2~3週間で売り切れ」と予測が発表されていたのだが、数日後には「数日中に売り切れ」といっきに加速。駆け込み需要も大きいようで、半ば諦めていたのだが…
HOKKAIDO LOVE パス無事購入
駅員さんに「まだ買えますか?」と急ぎ口調で尋ねたけど、「はい、いつから利用されますか?」と普通に返されたので、もう少し余裕はありそうな雰囲気でした。
旬のうにを求めて積丹半島へ

グループ行動中はレンタカーを利用。レンタカー会社は準大手のワールドネットレンタカーで3度目の利用です。沖縄、北海道は格安レンタカーもいくつかあるが、トラブルが多少あるようなので利用は避けています。一番安いクラスを予約していたが、運良くハイブリッドカーにグレードアップ。しかもまだ300キロしか走っていない新車でした。
目的は「旬のうに」を食べること。
今から夏場にうにが水揚げされる積丹半島までいくと時間的に昼御飯どきなのでかなり混雑しそう。しかし、2日目以降は飲みすぎて胃の調子が悪くなることが多いから、体調が良い時に食べたほうが良いということで、とりあえず目指すことにした。新千歳空港から積丹半島までは2時間ほどかかります。千歳インターから道央道、札樽道、後志道と高速道路を利用して約1時間ほどで余市へ。その後下道を1時間ほど走ります。
漁師の店 中村屋

11時半なのに奇跡的に空いてそう。車も目の前に駐車できて、ほぼ待ち時間無しで入店できました。

そしてまだ数量限定の赤うに丼はまだ売り切れていない。これはついている。しかしエゾバフンウニが想像以上に高かった。
丼ぶり一杯が、ほぼ一万円です。さすがに、むらさきうにの生ウニ丼かな。それでも十分高いんだけど。ここで友人二人がレンタカーの運転、旅行の手配代してくれた御礼ということで、ご馳走してくれることに…。それでも「むらさき」でと断ったんだけど、せっかくだしということで…

- 赤うに丼(エゾバフンウニ)8,800円
一万円のどんぶりですよ。過去に一品でこんな高いもの食べたことないかも。味はというと、過去最高の『うに』でした。濃厚な味わいなのに、口のなかでさらっと消えていきます。もちろん水揚げされたばかりで、粒はつぶれてないのでねっとりしてもいない、もちろんミョウバン臭さもない。
十数年前に北海道旅行したとき、礼文島、稚内、積丹半島で計5回ほどうにを食べたのですが、それを超えてますね。しかし当時と比べて値段は2倍近くあがってます。あの時は確かバフンウニのうに丼でも3,000円台だったような。しかし、大満足、大満足。この後の運転手として頑張らないとね。

- 地だこの刺身 770円
北海道だからミズダコだと思うけど、かなり食感良くて、濃厚なタコの味。ミズダコのイメージ変わりました。メニュー写真ではタコは6切れだったのに、8切れもありました。このお店は口コミどおり当たりでした。うにの季節以外にも海鮮食べに来たいですね。
積丹半島
札幌ぐらいまでは晴れてたんですが、小樽あたりから雲が多くなり、
積丹半島にはいると雨もポツリポツリ。まあはるばる来たので、雲丹だけ食べて帰るのはもったいない。晴れていれば、積丹ブルーと呼ばれる透明度の高いエメラルドブルーの海が広がる景色が楽しめる景勝地ばかりです。
島武威海岸
今は雨は上がってるので、駐車場に車を停めて、人間だけが通れるトンネルを少し歩いていきます。

薄曇りで少し波もたっていたので、積丹ブルーは見れず。
階段があって海岸まで降りていけるんですが、この天気なら上から見るだけでいいかな。

展望台から右側は土が黄色がかってます。これは積丹半島の中央にある積丹岳から流れ出た溶岩の成分が作り出したものらしいです。そしてこのような溶岩のミネラル成分の岩の中で育った海藻類を食べてるから、積丹の雲丹が美味しいのだとか。

積丹半島のもうひとつの景勝地へ。神威岬の先端にある神威岩が見えてます。天気は相変わらずで、今にも雨が振りだしそう。
神威岬

駐車場からまずは岬の入り口へ。なだらかな坂道をのぼっていきます。

風が強い場合、女人禁制の門から先は閉鎖されます。
この天気なので心配してましたが、大丈夫でした。
ところでなぜ女人禁制なのかというと、奥州から北海道に逃げていた源義経を慕っていたチャレンカという娘が、義経を追いかけてこの地にきたが、すでに義経は出航した後。絶望したチャレンカは、女を乗せた船を沈没させると言って身を投げたらしい。その後、女性を乗せてこの岬を通る船は転覆するようになったとか。なんとも恐ろしいやら…
しかしこの地から出航した義経はやはりモンゴルへたどり着いたんでしょうか?

門を超えたあたりからの風景。岬の全景は見えませんが、目指す灯台は見えます。思った以上に灯台までは距離があります。ざっと1キロぐらいでしょうか?この時期は岬全体が緑に覆われて綺麗。

遊歩道中ほどのピークを超えると岬全体が見えはずですが、灯台のあたりが雲の中に入ってしまいました。以前、真夏の真っ昼間にきたときは、日光を遮るところがないので、かなり暑くて汗だくだったのですが、今回はかなり快適に感じました。岬まで往復すると30分以上かかりますからね。北海道とはいえど、晴れていれば日よけグッズは必要です。

斜面には初夏の花、エゾカンゾウが咲いています。それにしても海の色が綺麗。

岬の先端まで到達。海面からの高さは80mあります。さっきまではこのあたりは雲のなかでしたが、雲はとれて青空も少し見えてきました。

左のとがった岩が神威岩で、高さは40m。身投げしたチャレンカが神威岩になったといわれています。曇っていますが、積丹ブルーと呼ばれる海も綺麗ですね。

スマホのズームはデジタルなので、解像度低め。

積丹半島は奇岩の宝庫。なんかあれ、ちん○に似てない?というだけで、車から降りて見学。男は何歳になってもくだらないことが好き。正式名称は『ローソク岩』、火山活動と波の浸食によってできた高さ46mの奇岩です。
小樽運河

友人が小樽の夜景を見たいというが、この季節は夜8時すぎないと暗くならない。実際に小樽運河はそんな絶景でもないし、そもそもこのメンバーで一度来たことあるけどね。当時はスマホじゃなかったから、撮りなおしたいらしいです。なので、少しだけ小樽運河を眺めて、写真を撮ったら強制終了です。
ホテルWBFフォーステイ札幌

ダブル食事なし 5,300円×2泊=10,600円
さっぽろ割 -3,000円×2泊=‐6,000円
支払い額 2,300円×2泊=4,600円
(付与クーポン 2,000円×2泊=4,000円分)
実質 300円×2泊=600円
特典 ラウンジにてビール飲み放題
さっぽろ割は札幌市内のホテルが宿泊代金5,000円以上で3,000円引き、さらに2,000円のクーポンが配布。
宿泊代金が5,000円だった場合、実質0円で宿泊できます。そして嬉しいことに全国民対象なんです。
このホテルにした理由は、大通公園のすすきのの中間地点という立地の良さ。そして会員登録だけでラウンジでサッポロクラシックが飲み放題、その会員登録は無料なんです。
楽天トラベルのさっぽろ割発売日に探したら、わりとお得に予約できました。できるだけお得にいきたいから5,000円ちょっとの宿を探したいですしね。一週間後には7,000円近くに上がってた。難点は立地が良いので駐車料金が高く1,400円。3人いるので許容範囲ですが、ひとりだったら安い駐車場求めて遠くに停めに行ったかも。

ダブルルーム13㎡ ベッド140cm
まだ新しいホテルなので、内装も綺麗。落ち着いた雰囲気でなかなか良いですね。まあほんと寝るだけでしたけど。

会員登録するだけで、ホテル一階のラウンジが無料利用できます。
営業時間は15:00~21:00ですが、17:00からはなんと
サッポロクラシック、酎ハイが飲み放題!
あと枝豆と柿ピーがありました。オープン当初はもっとつまみ類が豪華だったみたいです。当日でも1,000円払えば利用できますが、前日までに会員登録するだけでいいんです。しかも会員登録は無料。ホテル側もあまり告知したくないみたいで、ホームページにもClub WBF会員は無料としか書いてません。自分は宿泊した人のブログで登録方法を見つけました。
友人ふたりはマッサージに行ったので、サッポロクラシックを堪能します。日中はドライバー係だったので、ここでようやくアルコール解禁。無料だとなおさら美味しく感じます(笑)。マッサージ後の友人と合流してからさらにビールを飲みながら、夕食場所を決めました。平日なので事前に予約していなかったので、その場で予約しました。

さて、時は来た!いざ、すすきのへ!
ホテルから歩いて5分ほどで到着。
函館開陽亭 東急プラザ店
入店すると想像以上に混雑していて、驚きました。コロナ禍、月曜日なのに…。前回も12月の平日(忘年会シーズンではあるが)でも満席だったし。入口はいってすぐのテーブルゾーンは賑やかそのもの。今回は運よく半個室タイプだったので、多少ほっとしました。もしこの旅で感染したとすれば、ここぐらいかな。
刺身類を食べたいときは、ここの刺身盛り合わせは間違いないです。あと北海道らしい料理を食べたい時に開陽亭は間違いないですね。ちなみに半年前(昨年12月)に行ったばかりです。

- 二世古 特別純米 580円
すでにホテルでサッポロクラシックを5杯ぐらい飲んでいたので、いきなり日本酒でスタートします。注文はタッチパネル方式になっていました。味気ないけど店内が混んでいると呼ぶ必要がないので便利ではありますね。

- お刺身盛合せ(函館盛 2~3人前)2,948円
左上:ほっき貝 中上:つぶ貝 右上:ほたて貝
左中:サメガレイ 中中:時鮭 右中:タコ
左下:ニシン 中下:ホッケ 右下:ソイ
3,000円以内でこのボリュームは、素晴らしい。
ニシンやホッケが刺身で食べられるのは、北海道ならではだし、旨い。
サーモンじゃなく、時鮭ってのもいいですよね。
脂ののったサメガレイもたまらん。
貝類も直前まで活きていたのがわかるほど新鮮。

- 活毛ガニ383g 中サイズ 6,235円
噴火湾産の生きた毛ガニを量り売り。中サイズは100gあたり1,628円。ウニほどはないけど、なかなか高価です。今回は脚を刺身に、胴体部分を茹でてもらうことにしました。

活毛ガニの刺身。これは北海道でしか味わえないのかな?味は正直微妙なとこですかね。新鮮すぎて味が薄い感じがしました。

茹でたほうが美味しかったですね。特に蟹味噌が絶品過ぎた!日本酒との相性が抜群です。刺身じゃなくて、すべて茹でてもらえば良かった。
つまみが美味しければ、日本酒もすすむっていうもので、この後、3人でメニューにあった十数種類の北海道の地酒を制覇。だいぶ飲み過ぎた。明らかに食べてる量がが少ない。
合計 18,750円
一人あたり 6,250円
さきほどもらったスマイルクーポンを4,000円分利用しました。
札幌らーめん輝風 すすきの店

- 札幌こく味噌(白湯+清湯のWスープ) 820円
前回も食べたけど、ここのラーメン美味しいんですよね。甘めの味噌スープに、黄色い加水率高いチヂレ麺、
自分の中では王道的な札幌の味噌ラーメン。最初から煮卵あるのも嬉しいし、白髪ねぎ、おろししょうがいいアクセントに。以前よくいってた「空」にも似てるかな。