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vol.21 ぶらぶらサンティアゴぶらぶら【2009 南米2か月】

今日も朝食付きなので宿にて。相変わらずパンがぱさぱさで美味しくない。

漂うヨーロッパの雰囲気

宿のあるパリス・ロンドレス地区は、石畳の道沿いに欧風の邸宅が並ぶ、なかなか閑静なエリア。

これが今回泊まったホテル・プラサ・ロンドレス。外観はホテルだが、中はまあまあといったところ。毎日掃除はしてくれるものの、タオルはついていないので、ホテルと安宿のちょうど中間といった感じ。

まだ行っていない中央市場を目指しつつ、ちょっと市街地を散策。途中で目に入ってきたのが、大統領府としても使われているモネダ宮殿だ。イタリア人建築家の設計とあって、ヨーロッパの雰囲気がむんむんと漂ってくる。

モネダ宮殿の近くにあった白い星のモニュメント。チリの国旗の星がモチーフなんじゃないかと思う。日本だと赤い丸になるわけだが……それはちょっと違う気がする。それにしても、歩いている人たちは本当に混血の方ばかりで、ここが南米だという感覚がまったくない。

地下鉄の駅にあるTur-Busの販売所で、プエルト・モント行きのバスチケットを購入。チリナンバー1だけあって、販売所があちこちにあって便利だ。チケットを見ると、正規料金23,000ペソのところが13,000ペソ(2,158円)にディスカウントされている。

中央市場でチリ流海鮮料理

地下鉄に乗って中央市場へ。観光客向けの市場になってみたい。

鮮魚を売る店はたくさんあるものの、地元の人が買っていく様子はあまり見られない。

さすが南米、日本ではあまり見かけない大きな魚ばかりだ。見たことのある魚といえばサーモンくらいだが、それにしてもかなり巨大。

でも、ちゃんと真剣に魚をおろしています。かなり手さばきはいいですね。日本みたいに小さい魚はおろしたことがなさそう。

サーモンは大好きなんですが、ここでは刺身で食べる習慣がないんだそう。

とりあえず中央市場で一番賑わっている店に座って、まずはビール。

日本人とわかると、醤油とわさびを出してくれた。そういえばチリに入ってから日本人をまったく見かけないのだが、それでも日本人客がそこそこ来るんだろうか。

どーんと出てきたのは、大粒のウニがたっぷり。味は思ったより悪くない。タマネギとコリアンダーのみじん切りをかけて食べるのがチリ流らしいが、ほとんど醤油とわさびで食べてしまった。断然こっちのほうがうまい。

リマで食べたセビッチェも再挑戦。リマではマグロだったが、こちらは白身魚になっていた。酸味が強くて魚本来の味はなかなかわかりにくいけど。

これがチリ流の刺身なのかな。やや赤みがかった白身魚に、粉チーズとペッパーがたっぷりかかっている。最初はちょっと「まずそう」と思ったが、食べてみると意外とうまい。さらに醤油をつけると旨さ倍増。日本でも試してみたいかも。

昼間からビールと海鮮料理をひとりで堪能。いろんな種類を食べたかったので、それぞれ量を少なめに調整してもらった。調整してもらったので単価はわからないが、合計13,800ペソ(2,291円)。昼食にしてはちょっとお高めだけど、大満足。

帰りは歩行者天国をぶらぶら歩きながらホテルへ。途中に現れたのがサンティアゴ大聖堂だ。1561年に建てられたというチリ・カトリックの総本山。

内部もかなり重厚で、見ごたえは十分ある。ただ、南米に入ってからこういった施設をずいぶん見てきたせいか、正直もう新鮮味がなくなってきた。

アルマス広場で目を引いたのが、この大きな石の像。モアイみたいだなと思ったが、調べてみると「先住民族モニュメント」というチリの先住民・マプーチェ人をモチーフにした彫刻だという。

建物はヨーロッパ風、歩いている人は混血の方ばかり。正直、イメージしていた南米とはまったく違う風景。ペルーやボリビアが懐かしくなってくる。聞いたところによると、アルゼンチンもこんな感じらしい。ある意味、スペインの影響力の強さを思い知らされる。

夜行バスでプエルト・モントへ

プエルト・モント行のバスが発着するターミナル・アラメダ。

これからチリ側パタゴニアの入り口、プエルト・モントへ向かう。カラマからのバスと違って2階建てのバスがやってきた。

同じセミカマでも席と席の間隔が広めで、ゆったりできそう。しかもバスはガラガラだったので、さらに快適だ。12時間の移動も余裕そう。

20:01発。サンティアゴはいい天気だった。このまま明日も晴れていてくれるといいんだけど……。