昨日、台風通過後の高い波の影響で船は全便欠航だったが、確保していた航空機エアードルフィンで阿嘉島入り。宿泊したトゥーラトゥでは夜からゆんたくという宴会があり、宿泊者との楽しい話に花が咲き、朝5時まで飲んでいた。
二日酔いの朝
「朝だよ!」
大阪人の姉さんがなぜか部屋に起こしにきた。
ん~時計を見ると朝7時すぎ。
完全に二日酔い気味。
そのままダラダラしてると
「ごはんできたよ!」
とりあえず顔洗って、食堂へ。
夕食と同じように全員集合。
昨日は遅くまで飲んでたのに朝きっちり起きるとは、
なんとも健康的というか、不健康というか。
いい天気で朝とはいえ、さすが南国、強い日差しが照りつけます。
朝食を食べ終わって、席でぼーっとしていると、
かずさんが
「兄ちゃんは今日は何する?」
と聞いてきたので、
「別に何も考えていません」
と答えた。
ニシバマに行きたかったんだけど、
どうも二日酔いのせいか、やる気のない返事をしてしまった。
「じゃあ、クシバルな。姉ちゃんといっしょに。」
というわけで、今日の行動がこの一言で決まってしまった。

11時に出発するらしいので、
時間はまだまだあるので、目の前の前浜を散歩。
ニシバマという綺麗なビーチがあるのですが、
泳ぐにはあまり人気のスポットではないらしい。
ほんと十分に綺麗なビーチなんですが…。
どうも気持ち悪い。完全に二日酔いです。
時間まで部屋で寝てようということで、ゴロゴロ・・・
「ごはんどうしますか?」
の声で目がまたさめた。
ん~いまいちクシバルの予定がわからないんですけど、
とりあえず、食欲なかったけど「いる」ということで。
さあぼちぼち準備にとりかかろう。
ゴーグル、シュノーケル、フィン、水中カメラをかばんにほうりこんで、
そして玄関へ。
クシバルヘ

クシバル行きのメンバーは5人。
民宿のトラックの荷台に乗せられ、
クシバルビーチを目指します。
なんか離島&田舎っぽくてわくわく。
阿嘉島は集落以外はほとんどが山になっていて、
クシバルへの道も山間部をとおります。
ときおりヒズシビーチなど綺麗な海を見ることもできる。
15分ぐらい走ったところで道は終点。
そこがクシバルビーチ。
沖のほうは熱帯低気圧の影響で波が強いけど、
ビーチは環礁になっていて、ぜんぜん影響がありません。
きてからわかったけど、
ニシバマだと波が強いからこっちにきたようです。
あ~良かった・・・w

集落からクシバルまでは、
とても歩いてくることはできない距離だけに、
ビーチには誰もいない。
まさに貸切状態。
泳ぎに来たというより、無人島探検にきた雰囲気も。
さっそく準備して、それぞれスノーケルに繰り出します。
バラバラにいくあたりが、みんな慣れているというか、
阿嘉島の常連振りを垣間見ることができますw
ビーチ際はほとんど珊瑚の死骸ばっかりでしたが、
少しおきにでるとプールのようになっていて、
そこには生きた珊瑚がぽつりぽつり。
奥のほうにいくともっと密集していて、
大潮の干潮の時間に近いため水面近くまで珊瑚があり、
珊瑚を避けながら泳いでいきます。
ちょっとした探検気分でスノーケルを楽しめる。


備瀬(1ヶ月前にいった沖縄)に比べれば、魚の数は多くはないけど、
よく見ると魚の種類が多い。
備瀬は餌付けされてしまって、スノーケラーによってきてたのでしょう。
クシバルではそんなことなく、普段の海の中をみることができた。

二日酔いの影響か・・・
泳げば泳ぐほどに気分が悪くなってきた。
防水カメラのシャッターをきる元気もない。
泳ぐのもだるくなってきたので、環礁の中の島でしばらくボーっとしていた。
せっかく阿嘉島まで来たのに、まったく何やっているんだろう。
飲みすぎの次の日は半分死んでいるのはいつものことだけど、
ここにきてまでやらなくていいのに(泣
ビーチに戻ると、さあ昼ごはん。
みんな風が強く寒かったようですでにあがって待っていた。
けいはんってのは、奄美の名物鶏飯のことだった。
お~これこそ天の恵み。
正直普通の弁当がでていたら食べられなかっただろうけど、
けいはんは奄美版お茶漬けみたいなもので、
胃にやさしく、すんなりと食べることができた。

『ビーチでけいはん。』
なんともおしゃれな組み合わせだ。
いや、普通ありえない!
けいはんをチョイスしてくれた民宿スタッフに感謝。
スープも温かく、日差しに照らされていると
体も暖かくなってきたので、
その後死んだように寝てしまっていた。
かなり熟睡していたようで、
だいぶ元気が戻ってきた。
よし!というところに迎えがやってきた(泣
ちょっとひと騒動ありながら、
同じ道を戻り民宿へ戻り、
シャワーを浴びた。
ニシバマビーチを下見に

集落を抜けると阿嘉港に出てきます。
そして阿嘉港の海の色にあっと驚く。
防波堤に囲まれ、比較的濁りやすい場所なんだろうけど、だんぜん海の色が青い。
ビーチに比べて海水は濁っているんだろうけど、深さがあるだけブルーに深みがある。

そして港を抜けて、阿嘉ビーチ、そしてしばらく山の間を抜けると
約15分ほどでニシバマへ。
すっかり夕方ということで日が傾いていましたが、
これこそ初めて阿嘉島の写真を見て、こんな海で泳ぎたいと頭に描いていた光景でした。
もう泳ぐ格好はしてきていなかったので、展望デッキの上でしばらくの時間ぼーっと景色を眺めていた。
少し波はあったようだが、泳げないことはないようだ。
明日こそはニシバマここで泳ごう。
泳いでいる人もみんな帰路につきはじめたので、帰路についた。

映画『マリリンに逢いたい』は、座間味島にいる犬のマリリンに会いたい一心で、阿嘉島から海を泳いで渡ったシロの実話をもとに制作された作品。2つの島の間に横たわる約3キロの海を越えて会いに行ったという物語である。穏やかに見える海だが、実際は潮の流れもある海峡。その3キロを何度も泳いだという事実を思うと、ただただ驚かされる。
那覇行きの最終クィーン座間味が出発した後は、宿泊客と島民のみになるので、あたりは静かになる。今日は3連休中の中日ということで、島民の子供が遊ぶ様子がよく見られた。意外と子供が住んでいるんだね…

阿嘉島と慶留間島の間には阿嘉大橋がかかっているので登ってみると眺めが良かった。阿嘉島の漁港の横にはバスケットボールコートがあったのだが、このロケーション最高すぎるでしょ。青い海が見えると思ったのだが、日差しがすでにだいぶ傾いていて暗かったので、これは日中に来たほうが良さそうです。
夕食とその後

この日の夕食は、昨日よりもずっと豪華だった。
でっかい魚のホイル焼きに、かずさんと常連さんが釣ってきた魚の刺身が2種類。
刺身が美味しかったのは言うまでもない。歯ごたえがあり、海の香りがそのまま残っている。そしてホイル焼きの魚がまた大きい。皿からはみ出しそうなサイズで、身をほぐすのにもひと苦労するほどだった。
もうひとつのメインは、鶏肉をカレー風味で焼いた一皿。香ばしい匂いが食欲を刺激し、気づけば箸が止まらない。デザートには、なんと揚げたチョコ春巻き。熱々の皮の中からとろりとしたチョコがあふれ、思わず顔がほころぶ。ボリューム満点だった。
そしたら「Cテーブルの人」、手伝い担当ね。
かずさんのこの一声で、これまた常連さんが採ってきたタカセ貝という貝を剥くお手伝いをすることになった。結構大きな貝で、円錐形の殻をしている。すでに茹で上げられていて、湯気の名残がほんのり漂っていた。
それを殻から取り出し、きれいに洗うという作業。
貝といってもサザエのようなタイプなので、身がなかなか出てこないものもある。くるりと回しながら竹串を差し込み、慎重に引き抜く。うまく外れたときは、ちょっとした達成感がある。
普段ほとんどしない作業だけに、なんだかんだで結構楽しかった。
旅先では、こういう何気ない体験がいちばん記憶に残るのかもしれない。
ゆんたくまで時間があったので近くの商店へ買い出しに行き、そのまま3階の東屋へ。夜風に当たりながら空を見上げた。
阿嘉島は星空がきれいと聞いていたが、2日前が中秋の名月。ほぼ満月の夜だった。空は明るく、星はほとんど見えない。それでも、月に照らされた阿嘉の集落と海の景色が実に美しい。
白く浮かび上がる屋根。静かに光る海面。
月のやわらかな光に包まれた夜だった。
もう明日帰るのか……。
この日も同じように、21時30分から宴会が始まった。
さすがに今日の昼過ぎまで二日酔いだったのでスロースタートのつもりだったけど、
結局生ビールからスタート。
個人的にはアルコールも好きだし、飲んでいると人と話すのが好き。
初対面でしゃべるのも好きなんで、ぜんぜん抵抗がない。
抵抗がないどころかむしろ楽しい・・・
海外をひとり旅してても、夜に知り合った人と食べに行ったり、飲みに行くのが好き。
なんかこの民宿は海外のゲストハウスと共通している空気があるな・・・と思った。
さっきむいたタカセ貝がつまみとして2種類出てきた。
ひとつは単純な塩茹で。
そしてもうひとつは細切りにして炒めたもの。
いや~ほんと美味。
お酒より箸のほうがすすんでしまいますw
トゥーラトゥの常連さんが東京に集まって、
大宴会旅行した話を聞きながら、そのアルバムをみたり。
夜にいきなり常連さんに電話して、
私はだれでしょう~なんて悪ふざけしたり・・・
でも、たった2泊しただけど、
常連さんが多いのもなんとなくうなづけるな~。
宴会の最後にはいろいろな魚をぶっこんださかな汁が出てきて、
たっぷりのダシが出ていてうまかった。
深夜2時ごろには解散。
部屋に帰ったが、あまり飲んでいなかったためか、
眠りが浅く蚊と格闘したために、ほとんど寝れなかった。

