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vol.15 ラパスの街をぶらぶら【2009 南米2か月】

ラパス最終日、のんびり過ごす

今日はいよいよウユニへ移動!

宿に併設されている旅行会社でバスの予約は昨日のうちに済ませてあり、バスの出発は19時だったので、昼頃まではのんびり宿でだらだら過ごした。

宿には多くの日本人旅行者が滞在していて、ウユニ塩湖について気になる話を聞いた。今年は異常気象で、雨季なのにほとんど雨が降っていないらしく、塩湖に水が張らないため鏡張りが見られないとのこと。そのせいか、鏡張りを待ち続けて1か月以上もここに滞在している旅行者までいた。

でも自分は帰りの日程が決まっているので、鏡張りを待っているなんてそんな余裕はない。まだまだ先は長いし、そんな時間はさすがになかった。

宿泊していた部屋からの眺め。小さな通りなのだが、幹線道路の裏道として使われているようで交通量がかなり多く、早朝からクラクションが響きわたっていた。

昼食は再び韓国料理の「コレア・タウン」へ。大好きなソルロンタンを食べる。牛骨を長時間煮込んだ乳白色のあっさりスープで、30ボリ(450円)。わずか3日の滞在で、日本食2回・韓国料理2回食べた。

ムリョリョ地区へやってきました。官庁街になっています。広場にはたくさんの人がのんびり。ボリビアは到着した日以外はほんと天気にめぐまれてます。

それにしても鳩が多すぎる。まあ餌を売ってあげる人がいるなら、鳩もよってきますよね。

メルカドと魔女通りを歩く

旧市街のメルカド(市場)にやってきた。かなり広い範囲にわたって露天が出ている。

内陸部なので魚は見かけなかったが、それ以外はなんでも揃いそうだ。

にんにくが山盛り。あほになりそう……って、スペイン語でにんにくはAJO(アホ)というんです。

こちらは肉コーナー。同じものを同じように横並びで売っているのがとても不思議。総合スーパーばかりの日本ではなかなか見かけない光景だ。ボリビアのメルカドは売っているものでエリアがきっちり分かれていて、このエリアは肉だけ、このエリアは野菜だけ、という具合になっている。

もうすぐカルナバルの季節だ。メルカドには水鉄砲や変装コスチュームが所狭しと並んでいる。期間中は見知らぬ人にも水をかけていい習わしがあるのだという。タイのソンクラーンみたいだな。それにしてもこの店、普段は何を売っているんだろう。

ここは通称「魔女通り」と呼ばれるリナレス通り。古くから伝わる民間信仰の儀式に使う品々を売るお店が集まっていて、どこも似たようなものが並んでいる。

これはリャマの赤ちゃんのミイラ。気持ち悪いけど、実はちゃんと使い道があって、新築の家の下に埋めて家内安全を願う風習があるのだという。インカ時代の生贄の名残らしい。本当に買っていく人がいるんだろうか。

メルカドももちろん坂の途中にある。ラパスはすり鉢状の地形なので、街全体が坂だらけだ。数日滞在して多少慣れたとはいえ、標高3,600m超の坂道は富士山の山頂でうろうろしているみたいなもんで、やっぱりしんどい。

いざウユニへ出発

最後に露店で生搾りオレンジジュースを飲んだ。注文するとその場で搾り機にかけてくれる。2ボリ(30円)。ほどよく苦味があっておいしかった。

バスターミナルまでタクシーで移動した。ボリビアは鉄道がほぼない国なので(一応あるらしいが)、長距離バスが主要な交通手段だ。事実上の首都ということもあり、かなりの数のバス会社が発着していてターミナルは広かった。ウユニ行きの受付がなかなか見つからず、何人かに場所を聞いてようやく発見。これでラパスを無事出発できる。

ラパスの治安はあまり評判が良くない。すり鉢状の地形で、標高が高くなるほど貧困層が増え治安が悪くなるといわれているので、縁の方には近づかないようにしていた。市街地エリアにいる分には特に不安を感じることはなく、大通りを歩いている分には夜でも大丈夫だったが、深夜に宿に帰ってきたところを強盗にあったという話も聞いていたので、裏路地の夜間行動には注意していた。

南米といえば出発前から強盗やケチャップ強盗、スリや置き引きなど物騒なイメージがあったが、実際に来てみるとそのイメージはだいぶ薄れつつあった。用心は必要だが、必要以上に警戒する必要はなさそうなのは嬉しい誤算だった。

ウユニには翌朝6時頃到着する予定だ。バスは満席で、子供連れの家族が多かった。もうすぐカルナバルのシーズンなので、帰省ラッシュだったのかもしれない。