14時のバスでアティトラン湖のほとり、パナハッツェルへ移動します。
朝起きると快晴だったので、アグア山が見えているはず。昨日のリベンジということで十字架の丘へ向かいます。
昨日の雰囲気だと、丘への道は泥棒とか出そうもないかな。

朝の空気はとても気持ちがいい。

今日はばっちりアグア火山が見えています。
3,776mの富士山より高い3,760mだけど、
アンティグアの標高が1,500mあるので、それほど高くは感じない。
昨日、右の赤い建物に「世界一美しいマクドナルド」があるということで見に来ましたが、
コロニアル様式の建物内でカフェのような落ち着いた雰囲気。
奥に広い中庭があり、ベンチにドナルドが腰掛けているのが特徴的でした。
まあ、世界一美しいかと言われれば、違うんじゃないかな…
かなりたくさんの地元客でにぎわっていたので、実際は落ち着いた雰囲気ではなく、
騒がしかったので、見るだけで帰ってきました。

美しいアグア火山。
街全体に石畳の道が敷かれているので、車は走りずらいのか、交通量はとても少ないです。

アルコ・デ・サンタ・カタリーナ(Santa Catalina Arch)
初日見えなかったアグア山がアーチ内におさめたくなる。

時計台、荒廃した雰囲気とカラフルなコロニアル建築の建物、そしてアグア山。
アンティグアのいいとこどりをした風景。
おそらくアンティグアで一番賑わうストリートです。

十字架の丘への階段。
約10分ほど登ります。

十字架の丘、一番ノリです。
自分のなかではアンティグアといえば、この景色なんですよね。
せっかくだから、自分も入れて写真を撮ろうと思ったら…

せっかくだから、自分も入れて写真を撮ろうと思ったら、展望台を掃除する人がやってきた。明らかにラテン系ではなく、白人なのだがなぜか気になるけど、掃除の邪魔をするわけにはいかない。しばらく座って待っていると声をかけてくれました。
彼はイギリスから働きに来ている教師で、半年ほど学校で英語を教えに来ているそうです。そして、授業のないときに週に2~3回ここに来て掃除をしているとのことでした。なぜ掃除しているのか聞くと、お金を払って呼んでくれているから、なにか恩返しがしたいということらしい…素晴らしすぎる。まさに教師の鏡、いや人間の鏡のような人でした。

写真を撮ってもらいました。

すげー、フエゴ火山3,768m、めっちゃ火砕流起きてるし。
昨晩、宿のテラスから赤く見えたから、赤い溶岩流も流れているんですね。

火山トレッキングツアーでは右のアカテナンゴ火山3,976mから、
左のフエゴ火山3,768mを眺めるそうです。
追記:2018年6月にフエゴ火山は噴火し、火砕流で60人以上が亡くなりました。

FUJIFILMのお店があるけど、これは発展途上国あるあるの偽物だろうか?
そもそもさすがのグアテマラでもフィルムの需要ってもうないよね。

アグア火山が見えていると、こういう写真撮りがち…
アンティグア市庁舎より。

時間が余ったのでアンティグア中央市場をウロウロ。食材は豊かですね。

ネギ、玉ねぎ、にんにく、球根類専門店。
上に大きな袋が吊り下げられているから、大量に買っていく人が多いのかな。

グァテマラでは圧倒的に鶏肉が人気ですね。
グアテマラのビールの銘柄ですらGallo(雄鶏)です。
※この日の夕食に飲みました。(写真あり)

わりの散らかしてしまうタイプです。パッキング開始。

鶏肉が食べたくなったので昼食は宿の近くのフライドチキン屋で買った唐揚げをテラスで食べた。
そしたらいっしょに移動する人がずりのから揚げを買ってきて、分けてもらったらうますぎた…。
ビールが飲みたくなるがこの後移動があるので残っていたコーラで我慢。
チキンセット16ケツァル 256円
アンティグアは語学留学や長期滞在する人が多いのも頷ける。
治安良いし、景色良いし、スーパーマーケットや市場、また観光地だからレストランも多い。
スターバックスやマクドナルドの外資系のお店もあります。
あと標高が高いので夏でも涼しく、物価も安いのがいいですね。
パナハッェルへは、タイミングが重なった日本人4人で移動することになった。
ローカルバスは強盗の危険があるということで、宿で手配してもらったミニバスで移動する。
70ケツァル 1,120円
宿の前から出発したワゴンタイプの車は4人で貸切だった。
パンアメリカンハイウェイと呼ばれるCA1号線を走っていく。
前半はわりと快適だったのだが、後半は山間部に入ったのでとにかくカーブが多い。
主要な幹線道路で路面状態は悪くないので、
カーブなのに速度が出やすくて左右に振られる。
これがローカルバスだと、山間部でスピードも出ないし、
カーブも多いから、強盗の餌食になりやすいのは納得だった。
一度だけガソリンスタンドで休憩して、CA1号線を降りると、
パナハッェルのあるアティトラン湖まで約30分ほど延々と下っていった。
途中から見えたアティトラン湖は外輪山に囲まれた中に湖があって、教科書のお手本のようなカルデラ湖だった。

パナハッェルの宿は、日本人が経営しているHotel El Sol。
パナハッェルの市街地から少し離れた場所にありますが、
ミニバスだったので直接宿まで送ってくれました。
1泊60ケツァル 960円

ちょうど4人で1つの部屋があいてました。
ベッド10個ぐらいは置けそうな広い部屋なので、
それぞれのベッドはかなり離れているので快適すぎる。
そして室内にトイレシャワーも完備している。
さすが日本人経営だなというほど館内は清潔そのものだったが、
楽しみにしていた温泉は湯量が足りないので営業していかったのが残念だった。
夕食時間帯だったので街の散策を兼ねてさっそく出かけた。

小さな集落への移動は、荷台を改造したトラックが主役。
ちょうど下校時間が重なったのだろうが…
どんだけ乗ってるんだよ。車がタイヤが早く痛むんじゃないかな。
パナハッチェルの街はちょうどいい規模の街だった。
大きめのスーパーマーケットもあったし、
メイン通りは適度にツーリスティックで外食するにも困らなさそう。
宿が中心部から離れているのも、移動中に市民の生活の様子を眺められるのがかえって良かった。
まだ外は明るかったが、昼ごはんが唐揚げだけだったので、大通りのレストランに入った。
まだほかにお客さんはいない。

セットについていたスープ。
早い時間だったので、ハッピーアワーで一杯無料ということで、ビールとカイピリーニャ。

プラトティピコ。
見た目は牛肉かと思ったけど、豚肉だった。
少しお肉は硬かったけど、ボリュームたっぷりで空腹は満たされました。
ハッピーアワー継続中だったので、追加でビール2本。

Lazzaroni’s Pizza
プラトティピコ 45ケツァル(720円)
ハッピーアワー25ケツァル×2(800円)
チップ10ケツァル(160円)
外はすっかり暗くなってました。ビールで満腹になった。帰りにスーパーマーケットによったら、日清のカップヌードルを発見!
パナハッチェルは治安はかなり良さそうなので、暗くなっても問題なさそうです。
ただ宿のあたりは少し人通りもかなり減りるので、ひとりの時は足早に歩きました。