オクスボーベンドの夜明け

05時30分。またもやオクスボーベンドに来てしまった。すでに先客がいますね…。とはいっても日本のように過密になることもないし、欧米人で早起きして写真撮る人って少なそう。

少し朝もやが出てきて良い雰囲気。マウントモランは標高3,840mあり、富士山よりも高いのですが、湖面がすでに標高2,000m超えてるのでそれほど高くは感じません。

残雪が女の人の顔に見えることから、モランという名前の人と所縁があるのかと思いましたが、開拓時代の風景画家トーマス・モランという男性からとった名前でした。そしてそれには興味深いエピソードがあったのです。
19世紀、まだ誰も見たことがなかった西部の秘境。モランが地質調査隊に同行して描いた鮮やかな水彩画が、この美しい自然を守らなければならないと、当時の大統領や議員たちの心を動かし、世界初の「国立公園(イエローストーン)」を誕生させたそうで、その功績をたたえ、彼の名前が付けられたとのこと。
綺麗に太陽が昇りすぎて、ぜんぜん赤く染まりませんでした。とはいえたった一度のチャンスなので、晴れてくれて幸運でした。

実はジャクソンレイクはダム湖なんですよね。国立公園内にダムがあるということで賛否あったようですが、水面に映る美しい風景が見られるのはダム湖のおかげなのであって良かった。この写真はダムの上から撮っています。
朝のジャクソンレイクロッジ


再びPioneer Grillで朝食をとりました。トラウトセット13USD(約1,638円)。グランドティートンで獲れた鱒かな?鱒はサーモンに比べてさっぱりしています。

ホテルから少し歩いて、ランチツリーヒルという高台まで散歩。朝の空気感は爽やかでとても気持ち良い。


ホテルのロビーです。湖と反対側にフロントや売店があります。何も土産らしい物を買ってなかったので、Tシャツとビニールバックを購入。

ホテルをチェックアウトして、シグナルマウンテンロッジへ立ち寄り。少しだけ景色を眺めて、裏手にあるシグナルマウンテンまで車で移動。
ジャクソンレイクオーバールックポイント

クネクネした山道を登って、小高い山の上にあるジャクソンレイクオーバールックポイントへ。

車を停めて少しだけ歩きました。眼下に広がるジャクソンレイク、その先にそびえるティートンの山々。ただただ美しい。残雪のある季節に来れて良かったな。

再び車を走らせて、山頂近くの展望台からの眺め。山と反対の東側の景色。広大なスネーク川沿いに広がるヘイデンバレーが見下ろせます。
晴天のティトン・パーク・ロード

昨日の曇天時と打って変って、この眺め。最高のドライブ日和。グランドティートンに向かって走っていくこの区間は眺望ポイントで、駐車場も設置されています。

標高差が2,000mとはいえ、近づいてくるととても迫力ありますね。

カテドラル・グループ。左からMt.Teewinot 3,758m、Grand Teton 4,197m、Mt.Owen 3,942m。 大聖堂のような尖塔に見えることから名づけられたようです。

昨日雪が降っていたジェニーレイク。漫画「岳」では、三歩さんが神様を見たというのはここだったよな…確かに美しい。
※実際に漫画で登場したシーンはスネーク川から眺めたティートンです。Beaver Dam Sunriseで検索してください。


ジェニーレイクの観光拠点ビジターセンター。この近くにレンジャーステーションがありました。ここで三歩さんも働いていたんだね…漫画の世界です。
三歩さん、案内もしてたから、ここのビジターセンターでも働いていたのかな。とかついつい想像してしまいます…。

ルピナス。行ったことないけど、ニュージーランドっぽい感じがする。

モルモン教

1925年に建築されたトランスフィギュレーション礼拝堂。モルモン教会の信徒によって建てられ、アルペン風のデザインや大きな窓から自然光が差し込む内部など、美しい建築と設計で知られています。

19世紀に入植したモルモン教徒の住居跡。1850年代から1870年代にかけて、モルモン教の信徒たちがこの地域に入植した際に建てられました。農業や牧畜などの生活を営みながら、この地域でコミュニティを築いていたそう。よく写真で紹介される代表的な建物は反対方向にあって気づかなかった。
最初は感動してた景色も同じ山を見るだけだと、さすがに飽きてきたというのが正直な感想。綺麗な雪山の景色って、日本でも見ることができますしね…。イエローストーンは日本で見ることができないものばかりだったから、飽きなかったのかな。

園内で良さそうなレストランもなかったので、
給油だけして、グランドティートン国立公園を後にしました。この右側には公園内なのにジャクソンホール空港があります。ふたつの国立公園を訪れるなら圧倒的にこの空港を利用するのがベストでしょうね。
450kmの帰り道
すでに13:30なのですが、これから450km走って今日の宿泊地ソルトレークシティーへ帰らなければ。しかも往路と違い大半が下道なんです。

グランドティートンの南側にあるジャクソンの町。いくつかホテルやモーテルもあったし、南側のエントランスから20kmぐらいなので、園内が満室の場合はここで泊まるのもよさそう。

遅めの昼食をウェンディーズにて。チーズバーガーセット 7.41USD(約933円)。アメリカで食べるとハンバーガーの肉が、肉々して美味しいんですよね。あとドリンクがやたらと大きいので、食後の車での飲料にも困らない。

国道89号線を南下していきます。目的地まで距離450kmとはいっても、都市部がないので信号もほぼなく、とても快適には走れます。

国道89号線…。4年前のグランドサークルで通ったことある国道番号です。セドナからフラッグスタッフ、そしてグランドキャニオンの近くを通り、アンテロープキャニオンのあるペイジ、ザイオンやブライスキャニオンに行くために通りました。
イエローストーン、グランドティートンを縦断していたのも国道89号線。この道を南北に走るだけで絶景のオンパレード。アメリカ横断するよりも、国道89号線で縦走したい。


ウォルマートで買い物をしてから、インターステイト15号線に合流。ソルトレークシティーまであともう少し。
ソルトレイクシティー到着

20時15分。ようやくソルトレークシティーの宿に到着しました。明るいうちに到着できた良かった。初泊と同じAirport Inn Hotelで、部屋も同じ部屋タイプ。
最後に長距離移動して、その翌日が飛行機移動となると、空港近くの目的地に無事に到着したときはホッとします。

ウォルマートで買ったサラダと残っていたハイネケンで祝杯。いったんアメリカの国立公園編が無事終わりました的な意味です。
本来だったら、まだネパールでトレッキングしてたのかな…。確かにネパールの惨状を考えると心苦しいし、エベレストベースキャンプまでトレッキングにも行きたかったけど、行きたかったイエローストーン国立公園にいけたし、とても魅力的で地球のエネルギーを感じられる場所で結果的に良かったと思えました。

