3日目 2015年06月01日(日)

06時11分。オールドフェイスフルガイザー。ホテルから近くてもこの時間は人は少ない。欧米人は早起きがやっぱり苦手なようですね。

07時41分。いったん部屋に戻って、また噴出する時間に合わせて。それでもまだまだ人は少なめ。

オールドフェイスフル前にあるカフェで簡単に朝食。マフィンとコーヒーで5.36USD(675円)。

今日は、公園内の北部エリアを回ることにします。まずはマンモスホットスプリングエリア目指して、北上します。

遠くに冠雪した山が見えてテンションあがります。なにやら道端に路駐して撮影している人が…なんだろう。

なんだ鹿か…。ほんと関西人だとたくさん鹿がいる奈良が近くて珍しくないし、わりと滋賀県の田舎でもよく見かけるんですよね…。深夜に山間部の国道走ると普通に道の上にいて、ひきかけますし。

ゴールデン・ゲート・キャニオン。景色が一変して、グレン川沿いの渓谷を下ります。

また景色が一変。シルバーゲートというらしいですが、岩の地層の向きがバラバラ。噴火によって吹き飛ばされたんでしょうか?
Mammoth Hot Springs

ホテルを出てから1時間半ほどで、国立公園の北西部にあるマンモスホットスプリングエリアに到着。ここは他のエリアに比べ標高も低く、ここは通年オープンしているエリア。

中央にある展望台。眼下にマンモスホットスプリングエリアの中心部があります。

左側の全体が温泉で出来上がったテラスマウンテン。遊歩道があるようなので、歩いてみます。

上部ではもう温泉が枯れてしまってますね。石灰が酸化してしまい黒ずんできています。枯れ木がまたいい味を出して、世紀末の風景みたい。
そういや、トルコのパムッカレも温泉でできた石灰の棚田も、温泉が少なくなってきたらしいですが、ほっておくとこんな感じに?

場所によってはまだ温泉が沸き上がっています。
日本の鍾乳洞でみかける石灰の棚田も似たようなものですが、ここの温泉に含まれる石灰の量は多いようなので、成長するスピードはけた違いに早いでしょうね。
こちら側の遊歩道はここで行き止まり。一度駐車場に戻り、先にUpper Terraces Areaを訪れます。

Upperエリアは車でドライブすることができます。こちらは、Orange Spring Mound。Moundとは、小さな丘やこんもりした場所という意味。オレンジ色の温泉の丘。そのままですね…

ドライブは終了。温泉テラス下部を散策します。

Liberty Cap.これも温泉の堆積物のようです。解放されたローマの奴隷に与えられた円錐形の帽子にちなんでつけられたとの事。帽子もそうですが、下ほうは人の顔に見えてきます。

Palette Springs。テラスマウンテンの一番下の部分。石灰棚が絵の具のパレットのように見えるからその名がつけられたとか?温泉が湧いている場所は石灰が白いところは、太陽が反射して眩しい。

Minerva Terrace。これでもテラスマウンテンの一部。テラスマウンテン全体で平均して1日2トンの石灰が湧き出ているとか。
雨や雪で降った水がマグマ近くまでしみこみ、その水に火山性ガスが含まれて地上に上がってくる。途中で石灰層を通過する際に多くの成分が水の中に溶けて、それが地表で沈殿してできたものが石灰棚。

温泉の湧出量が不安定なようで、少なくなったりなくなると、すぐに変色していまうようです。オレンジ色の場所は温度が低くなり、バクテリアが沸いてるんでしょうね。

綺麗に3色に分かれていますね。
雲の様子がとても怪しい。低気圧が急速に発達してるときに見る雲だと思うのですが…

Mammoth Terrace Grillにて昼食をとります。マンモスエリアにはホテルやガソリンスタンド、売店もあります。フルサービスのダイニングルームもありますが、時間節約のためにカフェテリア方式のお店を選びました。もちろん金銭的にも節約したいので。

フィッシュアンドチップス7.9USD(約1,000円)
7UP1.98USD(約250円)。ジャンクな組み合わせ。朝食が軽かったので、とてもおいしく感じました。

グランドループの北側を時計回りに周遊していきます。一周といっても普通に150km以上の距離がありますから、ほんとイエローストーンの大きさには驚かされます。

Calcite springs overlook
眼下に流れるのはイエローストーン川。かなり浸食された様子が伺えます。左の白い岩肌の場所が、Calcite Springsという温泉が沸いてる場所ですが、展望台からは何も見えず。
この後ぽつりぽつりと雨が落ちてきたので急いで車に戻ったら、ものすごい土砂降りになりました。タワー滝というポイントはスルーしました。
ウォッシュバーン峠越え
これから標高約3,000m級のウォッシュバーン山を越える峠に入ります。公園内で最も高い地点を通り、360度のパノラマビューを楽しむことができます。

さっきまで快晴だったのに、とたんに土砂降り。
そして雨はすぐに上がりました…。これこそ山の天気は変わりやすいということなんでしょうね。
正面に雪の山が見えてきましたが、あの近くを道は通ってるようです。雪大丈夫かな…

東側の平原。

アメリカの自動車メーカーGMが製造するシボレー・マリブ。


ウォッシュバーン山への分岐路からすぐの駐車場からの眺め。中央の山は2904Prospect Peak。これすべてイエローストーンのカルデラ内で、写真では収まりきらない大きさです。なんせ日本最大の阿蘇カルデラの6倍もの規模があります。

近くに3116mのMount Washburn。高地走るので天気が好転してくれて助かりました。綺麗に除雪されていて、道路は乾いているので安心して走れました。
Biscuit Basin
イエローストーン国立公園のアッパーガイザーベイスン内にある地熱地帯です。

バイソンはほんとあちこちにいます。普段は草を食べておとなしく過ごしていますが、危険を感じると攻撃的になることがあり、バイソンとの間に最低25ヤード(約23メートル)の距離を保つことが推奨されています。

ファイヤーホール川を渡って、熱源地帯へ。

サファイアプール。その名の通り非常に鮮やかで美しい青色をしています。この色は、水中のミネラルと光の相互作用によって生まれます。あいにくこの時は曇っていたので、それほど青くは見えませんでした。


手入れの行き届いた遊歩道では、盆地の熱現象を安全かつ簡単に探索でき、これらの自然の驚異を間近で見ることができます。

West Geyser。ミスティック・フォールズ・トレイルヘッドへの分岐点を少し進んだところにあるプール。覗いてみると、温泉水に溶け込んだシリカに覆われた古い枝が沈殿しています。

サファイアプールから流れ出した温泉に含まれるミネラルが、地面に沈殿し、独特の色合いを生み出しています。
Black Sand Basin
5分ほど車を走らせて、次はブラックサンドベイスンを散策します。宿泊しているオールドフェイスフルから車でいける場所としてはこれが最後です。この地域の名前は、かつて湖岸に黒い砂状の堆積物が見られたことに由来しています。

クリフ・カイザー。駐車場からすぐの展望台。蒸気を上げる温泉、勢いよく噴き出すガイザーなど、地球の息吹を間近に感じられます。

噴き出すといっきに蒸気に包まれます。

エメラルドプール。水中の藻類やバクテリア、そしてミネラルと光の相互作用によって生まれます。噴出したこともありましたが、1973年以来噴出は確認されていないそうです。

サンセットレイク。その名の通り夕日が湖面に美しく映り込むプール。周囲の景色と相まって息をのむような美しさです。夕暮れまで待ちたかったのですが、雲行きが怪しいので急いで車に戻ります。


案の定、土砂降りになりました。車からホテルに戻るのも大変そうだったので、近くのOld Faithful Basin Storeにカフェテリアがあったので、そのまま夕食をとることにしました。

ピザ9.5USD(約1,200円)、ペプシコーラ2.5USD(約310円)。チーズもりもりでカロリー爆弾のようなピザ。お腹を満たすには十分でした。

雨があがったので、ファイヤーホール川近くまで夕陽を眺めにきました。この川の反対側にもたくさんの熱水源があるので、明日歩いて散策する予定です。

イエローストーン国立公園内は見どころ多いし、とても広いので、のんびりしている余裕はありません。訪れていた時が昼間が長い時期でほんと良かったです。
