スノーケル三昧ツアー1(パラオvol.2)

2013 パラオ
2013 パラオ

今日のスノーケル三昧ツアー(外洋)。
ホテルから徒歩3分のNeco Marineが主催のツアーなので、歩いて向かう。
一通り支払いをするが、ロックアイランドパーミットという許可書が必要で、
これがひとり100USDもする(つい最近まで50USD)。
ツアー代145USDを加えると、すごい高い金額だ。

すべて道具は日本から持ち込んでるので、機材調整がないので、
8時23分早々に出航。

宿泊しているパラオ・ロイヤル・リゾート前を通過する。
こちら側の部屋は眺めが良さそうです。

最初、どんよりとした天気だったけど、
ボートが南下するにつれ、少しずつ青空が広がるようになってくる。

島と島との間を縫うように、ボートは走っていく。
時折見せるコバルトブルーの海は美しく、
この景色を見ているだけでも、ボートに乗る価値はあると思う。

最初のポイントが、外洋ポイントのビッグドロップオフ。
リーフから外洋にでるのだが、リーフの浅い部分を大きな船でも通れるように、
人工的に削って通り道を作ったのが、ジャーマンチャネル。
名前のとおりドイツ軍が占領時に、つくったもので、

9時17分、コロールの港から50分ほど走って到着。

唯一の外洋ポイント、ビッグドロップオフ。
名前のとおり急激に落ち込んでいて、その深さなんと660m。
透明度よくても30m先は見えないから、もう同じなんですけどね。

しかし、水にも慣れてないし、いきなりクライマックスって。

流れはあまりないけど、最初なのでガイドさんといっしょに泳ぐスタイル。
ずっと落ち込んだ縁を進んでいきましょうということです。

青い!

水がクリアなのに、先が見えないってのは初めてだ。
ちょっとワクワクするし、どきどきもする。
なんか大きい魚、いやサメがいきなりあがってこないかとか、
このまま沈んだら死ぬんだろうなとか。

とはいいつつも、上から眺めてるだけなんてできない。

やっぱり潜ると雰囲気違います。
とはいっても、多少怖いので5mぐらいですけど。

カスミチョウチョウウオがやたらと多い。

リュウキュウイソバナがあると、竜宮城みたいな雰囲気。
さすが外洋だけあって、潮通しがよいんでしょうね。
ソフトコーラルも多く華やか。

アデヤッコ。
キンチャクダイ系の魚はカラフルで好きだなあ。

ハナミノカサゴ。
背びれに毒があるんですが、わりと臆病な性格です。

ドロップオフのほうに目を向けると、大き目の魚。
なんか奇抜な魚。

とりあえずカスミチョウチョウウオ。
ふわふわ浮いているみたいです。

おっと、カメも登場。
この後、サメもみつけましたが、あっという間に逃げられました。

こんなブダイの群れみたことないです。
恐ろしい。

ヒメシャコガイ。
パラオには多く生息しているそうで、養殖して食用になっているものも。
しかし、このグロテスクな色のものを食べる気にはなりませんが。

ビッグドロップオフ=カスミチョウチョウウオの印象が一番大きい。
ほんとそのぐらい多いし、よく目立つんですよね。
綺麗だから良いですが。

スカッと晴れていれば、光がさしこんでもっと綺麗だったんでしょう。

そのせいか、石垣や宮古島のほうが透明度高い気がしました。
それとも行く前の期待が大きすぎたのかもしれません。

なんだかんだで1時間ぐらいのんびり泳いでたようです。
今日はスノーケル三昧ツアー、さっそく次のポイントへ移動です。

再び、ジャーマンチャネルを通過していきます。
スピード全開・・・ちょっとぐらいスピード落としてほしかったかも。

行きより、天気が良いので、とても綺麗。
水道部分はとても流れが速いそうですが、マンタの通り道になっていて、
出口付近がダイビングポイントになっています。

同乗していた人は前日までダイビングしていたので、
「今回の旅でマンタどのぐらい見ました?」と聞いてみたら、
数える気にならないほど見たといってました。
うらやましい話です。

第2ポイント、ワンダーチャネル。
潮の流れが悪い時間帯で、少し濁っていますが、
バラ状の珊瑚が綺麗ですよとのこと。

これがバラ状の珊瑚かあ・・・
しかし、透明度が悪すぎるので、綺麗見えない。

水深がないので、小魚がのんびりと泳いでいます。
個人的にはこういう雰囲気は好きですね。

同じ太平洋だから、沖縄の海と泳いでいる魚はほとんど同じです。
一度、まったく違う海で泳いでみたい。

もともと潮通しはよさそうな場所なので、枝珊瑚は元気です。
こういう場所はスズメダイが群れていることが多い。

コバルトブルーがデバスズメダイ、黄色がネッタイスズメダイ。

やっぱりデバスズメダイは好きだな。
海の色を邪魔しすぎない、控えめな青色が良いのかな。

深い場所もあったのですが、透明度が低くて、何があるか見えません。
終始、光が届く浅場でのんびり泳いでました。

日差しがさすだけで、海の色がガラッと変わりますね。
ワンダーチャネルから移動します。

ビッグドロップオフ、ワンダーチャネルと2ポイント泳いで、
3ポイント目に移動中です。

だいぶ天気が良くなってきました。
アイランドホッピング!

第3ポイント、クラムシティ。
名前のとおり、貝の街です。
大きなシャコガイが群生しているポイント。

ちなみに後ろの島は、イノキアイランド。
アントニオ猪木さんが所有しているので、その名前がつけられています。

大きなシャコガイというのが、上から見ているだけではピントときません。
水深4mぐらいの場所にあります。

比較のために、ガイドさんが潜っているのを見計らって、急いで潜ります。
おおよそ1mぐらいの大きさですが、
この大きさになるまで100年ぐらいかかるそうです。

さすがにここまで大きくなると、閉じることもなさそうです。
というより、もし挟まれたらぜったい開けられないので、
遠くから見るだけにしておきます。

しかし、潜れない人がきたら、大きさが実感できないし、
ぜんぜんおもしろくないポイントでは・・・

でかすぎて、身割れしちゃってます。
とっても肉厚ですが、さすがに大味なんでしょうね。 

さてそろそろお昼にしましょうか…と提案がありました。
すでに3箇所泳いでいますから、だいぶお腹が空いてきました。