島の入り江のほうに入っていきます。
砂地で水深が浅いので、このあとスピードを落としています。
満潮前後4時間ほどしか、ここにはこれないそうです。
パラオの島は入り江が多い。
日本軍が太平洋戦争の基地にしたのもうなづけます。
すげ~~、隠れ家的ビーチ!
ここでランチですか・・・幸せすぎ。
バスクリンというイメージがぴったりの海の色。
ウスビーチという場所だそうです。
なんだ先客がいたのか・・・
と写真を撮っていると、なぜかガイドに写真を撮らないように言われる。
むしろ人が邪魔なんだけど・・・
BENTO
パラオでも、これは「BENTO」と呼ばれています。
日本が占領していたころの日本語が今も残っています。
それにしてもがっつり肉食系弁当。
おなかいっぱいになりましたし、これで午後もしっかり泳げそうです。
で、なぜ写真撮らないでと言われたのかがですが、
日本の超有名アイドルグループの人と、そのご家族だったそうです。
まったく気づかなかったけど。
紅白歌合戦終わってから来たのかな?
がっつり食べたのでのんびりしてたいところですが、
人が泳いでいないうちにいったほうが、小魚が群れてますよというので、
さっそく泳ぎにいきます。
すげ~~、何匹いるんだろう。
ここに投げ網を入れてみたい。
日本の零戦のものだそうです。
戦後60年以上経過してますが、翼だということが分かります。
かなり小さいクラゲです。
タコクラゲなのですが、子供のころはまだ青っぽいのだそうです。
ちょっとずつ人が増えてきたので、アジの群れもばらけてきて、
深い場所に移動してきたようです。
大き目のギンガメアジも混じっています。
ダイビングだと、ギンガメアジが作る巨大なアジボールを見れるようですね。
入り江になっているせいか、やっぱり透明度低かったです。
濁っているので、バスクリン色に見えてしまうのですね。
ウスビーチでは珊瑚はほとんど見かけませんでした。
巣潜り向きではありませんが、パラオらしい綺麗な場所でした。
海の色の変化を楽しみながら、5ポイント目へ移動中です。
隆起珊瑚でできたパラオは、石灰質でできているので、侵食されやすく、
どの島も、水際は大きく入り込んでいます。
侵食された石灰質の砂が、海底にたまっていきます。
よってこのような白い砂地の場所が多いようです。
さらに島から砂利や土が流れ込まないので、透明度が高いままなのでしょうね。
宮古島も理屈が同じだから、綺麗なのでしょう。
戦時中は、こんな穴の中にも日本兵が潜んでいたのかもしれません。
第5ポイントのセメタリーに到着。
名前からして物騒ですが、海底の形がお墓に見えたからだそうです。
深そうな感じが良いです。
この下あたりに、ナポレオンフィッシュが何匹が住み着いているようです。
しかし、太陽が隠れてしまいました・・・。
とりえず水の中に入ると・・
魚がめっちゃよってきた。
完全に餌付けされているし。
いましたいました、ナポレオンフィッシュ。
水深5mぐらいの場所をうろうろしています。
石垣島で、ビーチエントリーでも見たことあったので、感動はなかったけど。
でも、あの時はナポレオンのほうが逃げる一方でしたけど。
しかし、ここのナポレオンは完全に居ついています。
深い場所にいったかと思えば、また5mぐらいの場所まで浮上してきます。
しかし、じっとしているわけじゃないので、
なかなか写真が取りにくいです。
当然、ナポレオンがいついている場所めがけて、
ボートがやってくるものだから、人だらけ。
さらに餌を撒くもんだから、透明度がただ下がりです。
そんなことしてるの、だいたいが中国人か韓国人ツアーです。
珊瑚はなかなか良さげなんですが、透明度は少し悪いなあ。
強い日差しがはいってくると、もう少し綺麗に見えるんだけど。
ハマクマノミ!
と思ったら、違うようです。
オレンジ色がもっと濃いので、ダスキーアネモネフィッシュ。
アネモネフィッシュの和名がクマノミです。
クマノミの隠れるところがシャイでかわいい。
透明感のある白いイソギンチャクも綺麗だ。
餌をまいていない場所でも、これだけの数の魚がいます。
なにも、餌付けしなくても良いのにね・・・
ちらかってますね~~。
がっがりする風景。
ここで釣りしたら入れ食いだな。
なんじゃこりゃ・・・
休日のプールみたいになってます。
もっと多い日だと、この倍ぐらいになるそうです・・・恐怖。
とにかくみんな浮いているものがないと、泳げないっぽいです。
立てる場所にきたら珊瑚があろうが立ち泳ぎして、破壊しまくってた。
中国人や韓国人も悪いけど、ツアー会社も最悪です。
第6ポイント、そして最後のポイント、ソフトコーラルガーデン。
太陽が隠れてしまって、なんか薄暗い感じ。
島に穴があいてて、向こうにいけるそう。
この時間帯は水の流れがないそうなので、行っても大丈夫とのこと。
なかなか幻想的です。
名前のとおりソフトコーラルがあちらこちらに生息しています。
ソフトコーラルも、珊瑚の仲間ですが、名前のとおり軟らかいそうです。
軟らかいか確かめてみたいけど、デリケートなので、触るのはもちろん駄目。
日差しが弱かったので、フラッシュをたいてみました。
ソフトコーラルって、それぞれが派手な色してますね。
ガイドさんがなにか撮ってたので、
近づいていくとウミウシがいるよと教えてくれました。
これもフラッシュを使ってます。
奇抜な形をしていますが、これでもウミウシの中では地味なほうらしいです。
帰りは、直接ホテルの桟橋でおろしてもらいました。
16時10分すぎ、たっぷり8時間、6ポイントを堪能しました。
まさにスノーケル三昧ツアーでした。
うたた寝していたら、あたりはすっかり暗くなっていて、
泳ぎ疲れて街中にいく元気がなくなっていたので、
今日参加したスノーケルツーショップに併設していたレストランにいきました。
ダイビングの打ち上げっぽい人たちでほぼ満席でした。
大き目のピザを注文したけど、混雑してたせいかなかなか出てこなかったので、
ぐびぐびビール飲んでたら、わりとビールでお腹いっぱいに。
そしてやってきたピザは、想像以上のビッグサイズでした。
ポリネシアンって大食いなのかもね。
そういえば、身長はないけど、みんないいガタイしてます。