7月にも沖縄に行きましたが、もう一度沖縄へ。
今年3月に石垣空港が新空港になったタイミングで、
スカイマークが神戸石垣空港へ直行便を飛ばすようになったので、それを利用します。
神戸空港は飛行機利用者の駐車料金が安いので、車で行きました。
あと朝早いので電車だと間に合わないのが一番の理由です。
滋賀はつらい。
SKY
神戸空港07:30→石垣空港10:10
出発が早いと、到着後の一日を有効活用できます。
ハートにみえるのは鹿児島県トカラ列島の宝島。
トカラ列島は屋久島と奄美大島の間にある列島です。
右手に石垣島が見えてきました。
有名な沖縄そばのお店、明石食堂のある明石ビーチあたり。
どうやら曇りがちのようですね。
まあ、関西は台風が直撃のようなので…
石垣島の南、白保海岸あたりを旋回して、南側から着陸コースに入りました。
八重山もすでに北風ということで、もう秋の気配が感じられます。
新石垣空港。
まだ開港して半年なので綺麗な新石垣空港
旧石垣空港はほぼ市街地にあったので便利でしたが、
だいぶ遠くなったので、移動に時間がかかり不便になりました。
以前は空港からはタクシー移動してましたが、路線バスで移動します。
離島ターミナルまでは約30分です。
宿に荷物を預けて、送迎の車が来るまで時間があるので、昼食を食べにいきます。
泳ぐ前なので軽く野菜いり沖縄そば。
これからがっつりと泳ぐのに飲んでます。我慢できなかった。
宿の前まで迎えに来てもらって、大川港へ。
大川漁港到着して、青空急回復してきました。
ピュアマリンクラブ
手前の小さいボートが今回もお世話になるピュアマリンクラブの船です。
もう何回目だろうか?
ほかにご夫婦1組と一緒でした。
さきにご夫婦が5時間コースで申し込みされていたので、
自動的に同じ5時間コースに参加となります。
初日からがっつり泳ぎます。
フサキリゾート沖
石垣島南西の観音崎より少し北のフサキビーチリゾートの沖合です。
わりとビーチからも近いので泳いでこれそうな場所。
ほとんど流れのない穏やかなところです。
流れがないと水は濁り気味になりますけど、
食後なのでいいウォーミングアップになります。
水温も高めですね。
海の中もとても穏やかです。
慶良間のビーチだと、人間を見つけると餌くれると思って寄ってきますからね…
大好きなデバスズメダイ。
陸地から近いのに珊瑚が綺麗でした。
何度か来た事がありますが、最初に来たのは初めてかな。
石西礁湖
場所移動して、竹富島の西側にある石西礁湖というエリアにきました。
船の上からでも透明度が高いことがわかります。
名前のとおり石垣島の西にあるサンゴ礁でできた湖のような場所。
竹富島から小浜島にかけてサンゴ礁に囲まれた水深の浅い海が広がっています。
この時間はこのポイントは流れは少ないそうです。
枝珊瑚がモリモリです。
やはり流れがないということで濁りが少しあります。
あたり一面の枝珊瑚は泳いでいて気持ちいいですね。
これだけ珊瑚が残ってるとは、ほんと素晴らしいことですね。
枝珊瑚の大半はスギノキミドリイシというハードコーラル。
水質、水温、水の流れなど環境に敏感なので、
枝珊瑚が群生している場所はとても貴重です。
また傷にも弱いので、ブダイなど珊瑚をかじる魚が多くても、死滅してしまいます。
ビーチエントリーできるような場所で、
知識のない人が安易に珊瑚に立ったりして壊してる光景を何度も見てきました。
ほんと悲しいことです。
宮古島の北にある池間島の隠れ家ビーチだったところも、
最初に訪れたときはこんな感じで枝サンゴがたくさんいたんですよね。
アミチョウチョウウオ。
サンゴの骨格内にいるポリプという本体を食べるので、枝サンゴの天敵です。
竜宮城をイメージする赤いイソバナ。
潮の流れに乗ってくるプランクトンを餌にするので、
流れのあるポイントじゃないと見ることはできません。
ほんと素晴らしい。
水深もそんなに深くはないので、スノーケリングだからこそ楽しめるポイント。
サンゴは満喫でしたが、潮の流れが少ないので、魚影は薄かったかな。
西石礁湖ドリフトスノーケル①
同じく石西礁湖ですが、今回はドリフトスノーケリングです。
満潮時に浅い場所に海水が入り込み、干潮時にそこから海水が流れ出します。
潮の流れが生まれるので、それに身を任せながら、スノーケリングを楽しみます。
ただサンゴの尾根の前後で潮の流れが変わったりしますし、また流れも速いところもあり、
コースを維持するのが結構大変な時もあるので、注意が必要です。
潮の流れと地形を読み切って、また小型の船だからこそ楽しめるので、
ピュアマリンクラブ以外ではやってないのではないかな…
いきなり一面の珊瑚。
珊瑚のエッジの場所に、カクレクマノミがいるということで、まずは見に行きます。
カクレクマノミ。
カクレクマノミはちょこまか動くし、流れがあるし、
あとはほかの参加者もいらっしゃるので、じっくり撮れなかったので、
ちょいブレてます。
逆光覚悟であおり気味にとったら、神秘的な感じに。
このポイントはたくさんのイソバナがありました。
ただ流れがあると潜って、それを維持するのが難しいんです。
この時は近くに岩があったので掴まって撮りました。
実はこれも赤いイソバナ。
水の中では赤い色が吸収されて、見えなくなります。
できるだけ近づく必要があるのですが、ほんと撮るのは難しいですね。
潜っている間も体は流れるし、いざ撮ろうとすると光の当たり具合と魚の位置が…
もうイソバナがはるか遠くに過ぎさっていましたw
デバスズメダイが増えてきました。
魚は流れに逆らって泳ぎながら、流れてくるプランクトンを食べます。
この場合、左から右に潮が流れています。
白黒のはミスジリュウキュウスズメダイ。
いつでも隠れられるようにサンゴの近くを泳ぎます。
デバスズメダイの乱舞です。
過去にはもっとたくさんいた時もありましたよ。
ウミヘビは基本的に臆病です。
息継ぎのためにたまに浮上してきます。
後半は流れが穏やかになり、のんびりと泳げるようになりました。
ドリフトスノーケリングでは、2km以上は泳いでたんじゃないかと思います。
実際には、流されているんですけどね。
西石礁湖ドリフトスノーケル②
連続でドリフトスノーケリングポイント。
珊瑚の尾根の上より手前を維持するようにとの指示です。
ぷかぷか泳ぐだけのスノーケリングと違って、なかなか疲れるんですよね。
ここも枝珊瑚が綺麗ですね。
深さもあります。
基本的には浮いてるけど、ここイケルかな?というところで潜って撮ります。
日差しが弱くなってきてるので、撮るのが難しくなってきました。
さきほどよりも、デバスズメダイの数は比較にならないほど多い。
今度はさきほどよりコースは短めでした。
フサキリゾート沖②
最後は再びフサキビーチリゾート近くです。
最後は流れのないところでクールダウンです。
流れがないから海水温がとても温かく感じます。
長い時間水に浸かってると、身体が冷えてきますから、ありがたいですね。
驚くほど魚がいません。
指定された時間よりも早く船に戻ってきました。
最後だからみんな疲れてますよね。
しょっぱな5時間コースはなかなかハードでした。
うち2回ドリフトでしたから、かなり体力消耗しました。
今回もピュアマリンクラブは楽しかった。
ドリフトスノーケルは他ではなかなか体験ですし、病みつきになりますね。
マリウド石垣
石垣島の常宿となっているマリウド石垣に今回も宿泊。
1泊2,000円と激安なうえに、離島ターミナルの真横という素晴らしい立地です。
6畳和室、アウトバストイレ。
エアコンは2時間100円のコイン式。
道具を洗って塩抜きして、水着を洗って、シャワーを浴びて…
いい時間になってしまいましたので、飲みに行きたかったけど、
明日も明後日も一日中ボートスノーケルなので、軽くファーストフードで。
A&W
タコライス、チリチーズフライ、ルートビア。
軽くとはいっても、泳ぎまくってたので、カロリーだけは回収させていただきました。
明日は西表島に渡ります。