3日目 ウミガメと泳ぐ|慶良間2013

沖縄

朝食も盛りだくさん。
和食の日もあるんですが、今日は洋食だったようです。

これから泳ぐというのに、朝からビール飲んじゃってますけどね。
今回は座間味は1泊だけなので、荷造りしてから泳ぎにでかけます。

阿真ビーチ

午前中は、阿真ビーチ。
歩くと15分ぐらいかかるので、タクシーを利用しました。

阿真ビーチは遠浅で、素潜りできる場所はありませんし、
珊瑚も魚もあまり多くありません。

でも、なぜここに来るかというと、海がめに会うためです。

どひゃー、いきなり遭遇!

しかし、用心深い亀で、見つけるなり全力で逃げられました。
必死で追いかけるも、ぜんぜん追いつけません。
意外と海がめって早いんですよね。

引き続き海がめを捜索しながらも、ハマクマノミを発見。
珊瑚は多くないんですが、岩場に時々イソギンチャクがあります。

阿真ビーチは浅いから、じっくり撮影できます。

岸から100mぐらい泳いできても、まだ水深3m弱。
一応、遊泳区域が決まっている限界の範囲にきて、ようやく珊瑚があります。

ペアで泳ぐヒフキアイゴ。

しばらく太陽が雲に隠れていたのですが、突然日差しが降り注いできました。
砂地に反射して眩しいぐらいです。

本当にここは海水なんでしょうか。
そんな疑いすら覚えてしまうほどの透明度。

数人が海がめを追いかけているっぽかったので、
近づいて海がめを確認して、友達を呼びました。

そしてハイエナのように横取り撮影。
この時点で7人ほどに取り囲まれているのですが、みんな潜れないので、
水中で独占撮影会。

阿真ビーチにやってくる海がめは、アカウミガメ。
日差しに照らされて甲羅の赤みが増しています。

しばらく真横でいっしょになって泳ぎ続けました。
上から写真撮っている人にとっては邪魔だったでしょうねw

海がめも気にせず、のんびりと泳ぎ続けてくれました。

甲羅に乗せてもらって泳ぎたいな・・・

そして着底。
こっちを見ている気がしますが。

アマモという小さな海草を食べるためです。
これを目的に海がめは阿真ビーチにやってくるのです。

海がめは肺呼吸しているので、
10分に1回ほど呼吸するために浮上します。

しっかり顔を出して呼吸。
わりとしつこく亀をおっかけて撮影しているおっちゃんがいたので、
その人が写り込まないようにするのが大変でした。
向こうも邪魔だと思ってたでしょうけどね。

だいぶ密着させて頂きましたが、まだまだ浅瀬に向かって泳いでいきます。
まだお腹が空いているんでしょうね。

素晴らしい時間をありがとう。

遠浅で綺麗な砂地が続く阿真ビーチ。
魚は少ないけど、流れもないので、子供連れにはおすすめですね。
何よりも海がめに出会えたら、よい思い出になると思います。 
もちろん大人もいい思い出ができました。

阿真ビーチでのスノーケリングが終わり、
昼食時間には少し早かったので、午後の予定を繰り上げて無人島へ行くことに。

無人島は3島ほどあるのですが、去年の印象から嘉比島をリクエストしたのですが、
実際に行ってみて、潮の流れがあるから止めたほうが良いといわれました。

安慶名敷島

そして、安慶名敷島へ到着。
ここのポイントは地形的に単調なので、あまりおもしろくないんですよね。
泳ぐポイントは主に島の西側エリア。

浅い場所は珊瑚のない状態が続いています。
泳ぎだすと魚が寄ってくるので、餌付けされているのがみえみえ。

エッジのほうまでいくとようやく綺麗で、魚も普通の状態に戻ります。
エッジといっても徐々に水深が深くなっていく程度。
しかし透明度が高くて深い場所まで見えるので、大きな魚が出てきそうでちょっと怖い。

うー、綺麗な珊瑚が少ないな。
去年も来てたからわかっていましたが、やっぱりがっかり。

でも深みのある場所には、魚がそこそこいます。
空色のデバスズメダイと、黒色に尻尾が白いアマミスズメダイが多い。
映画ニモでも有名な、青い魚「ドリー」こと、ナンヨウハギも数匹います。

自分が潜っていくと、魚も逃げるようにして潜行していきます。
逃げるといっても、自分が潜ると同じ速さなので、
同調しているようでおもしろい。

底について写真を撮り始めると、また散らばり始めます。
古座間味ビーチ同様、岸側を背景にすると綺麗ではないので、
沖側のケラマブルーを背景にすると綺麗にとれます。

これがナンヨウハギ。
よくみると変わった顔しているし、鼻のあたりが黒い斑点があって動物っぽい。
人間からよく逃げるので、写真はなかなかとりずらかった。

古座間味ビーチとの違いは、底が砂地ではないことと、
遊泳範囲が決まってないので深く潜れること。

深い場所にいっても、あまり綺麗なポイントがないので、潜る気にもなれず。
素潜り練習には良さそうなんですがね。

楽園。

ビーチの山手が小高い丘になってますが、そこから見ると絶景。
潮の流れで出来たのか、砂浜がせり出しています。

向かいの島は座間味島で、ちょうど座間味の集落のあたり。
夏らしい雲も良いですね。

安慶名敷島の北西側の砂浜。
渡船でくるとこのあたりで降ろしてもらい、
この周辺のみで泳いでくださいと注意されます。

水辺の黒い部分は、サンゴではなく岩場です。
とはいっても、すべすべの岩なので、怪我の心配は無用。

離島だけあって水質は綺麗です。
のんびりしたい気持ちもありますが、お店はないし、日陰もないので、
2時間もいれば十分です。

まだまだ天気が良いので、
これで終わりというのは切ないな・・・。

船の上からも、名残惜しく撮影。
光の角度が変われば、また海の色が変わります。
ほぼバスクリン。

宿の近くにある「三楽 SANTA」という居酒屋のランチ。
昨年も良かったので再訪です。
日替わりメニューで、豚の三枚肉と空心菜がメイン。
味もボリュームも良いので、夜も行ってみたくなるお店です。

帰りの船まで2時間ほどあります。
オリオンビールを飲みながら、座間味島の海を振りかえります。
1日半しか泳いでないのですが、わりと満喫できた。

泊まっていた「みすまるの家」
外見は普通の民家ですね。

空いている座間味港。
帰りも満席便なので、早めに港に向かいました。
日差しも柔らかくなってきました。

座間味港→那覇・泊港 クィーンざまみ3便

座席を確保し、2階のデッキから出航の様子を眺めます。
大半のダイビングショップは港まで見送りなどがあり、
乗客はデッキの上から見えなくなるまでずっと手を振っていました。

大小20の島からなる慶良間諸島。
座間味島、阿嘉島はそれぞれ2回行ったので、
まだ行っていない渡嘉敷島へも行ってみたい。

帰りはみんな泳ぎ、遊び疲れているので、船の中は静かでした。
約50分で那覇北港へ到着。

一昨日と同じ宿にチェックインしたら、またまったく同じ部屋番号でした。

事前に予約していた「うちなー堂 喰米屋」へ。
3人でしたが、個室に案内されました。

お刺身盛り合わせと、左からマグロ、島ダコ、イラブチャー、カンパチ、上にセイイカ。
新鮮で美味しかった。

店員さんおすすめの自家製じーまみー豆腐。
とんねるずの食わず嫌いにでも出たとか。
弾力感があって、美味しかったです。

単に食べたいというだけで、友達がアヒージョを注文。

この後に食べた喰米屋の特選あぐーしゃぶしゃぶが美味でした。
あぐー豚は結構さっぱりしてるので、豆乳スープをくぐらせると味に深みが出て良かった。

お店の雰囲気も、店員さんも活気があって良かったです。

この後は、もちろんというか、深夜まで飲み歩きました。
最終日の明日は予定なしですから。

最終日の4日目

2日目に引き続き、国際どおり沿いにある「みかど」で、朝ごはん。
朝ごはんというには遅い9時40分。

みかど名物だという沖縄風ちゃんぽん(550円)を注文。
意外や意外というか、麺ではなくご飯でした。
コンビーフと野菜を炒めて、その上に軽くとじた玉子。
ちゃんぷるー文化の沖縄を象徴したようなメニューですね。

国際通り。
帰るだけがもったいないほどの晴天。
御菓子御殿で紅芋タルトを購入し、牧志公設市場を案内して終了。

買い物がしたいといっていたわりには、1時間もいらないのが男の買い物です。
結局、時間があまってしまい、早めに空港にいくことにしました。