2009|広島グルメと桜の宮島

中国・四国地方

2ヶ月の旅から帰国してまだ1週間しかたっていなかったが、
すでに日本の生活にどっぷり浸かってしまい、
早くもどこかへ出かけたいという気持ちが・・・

まさか本当にETCの休日1,000円乗り放題が、
実用化されるとは思っていなかったのが本音。
この機会にこれを使わない手はない。
しかし、思い立ったのは昼前で、実質夕方からの出発。

なぜか今までプライベートでも仕事でも行ったことがなかった広島。
移動時間を調べてみると、大阪からでも約3時間30分と意外と近い。
さすがに新幹線だと1時間30分かからないのだが、
往復で20,000円はかなりの高額。

広島到着は、19時すぎ。
すでに福山通過した頃から、あたりは暗くなってきた。
ほんとうに今週はいい天気が続いている。

今回の旅の目的は、ずばり「広島焼き」です。
ということで広島お好み村にやってきました。
ビル内にはお好み焼き屋がたくさんありますが、
特に外国人観光客が目につきました。
どこもほぼ満席に近い状態・・・

ゆっくり食べる雰囲気がなかったので、
ホテルおすすめの「ふみちゃん」へ。
目の前で鉄板で焼かれるのも良いが、
ノンストップドライブだったので、ゆっくりとテーブルで・・・。

なにわともあれこれでしょう。
ふぅ~~
ふみちゃん特製の「牛すじ煮込み(450円)」。
柔らかく煮込まれてて美味なり。

ふみちゃんスペシャル。
生いか、えび、肉、たまご入り。
あとえびか、うどんを選ぶことができます。
思っていたよりはあっさりとして軽い感じでした。
ソースもあっさり目。

もやしとそばの触感が絶妙です。
関西風だとまずもやしは入りませんからね・・・
歓楽街にあるので、このあっさりとした味は、
飲んだ後には最適かもしれませんね。

どうも胃が小さくなったのか、お好み焼き1枚でお腹いっぱいに・・・
軽い運動がてら、市電に乗って原爆ドームへ。
1回の乗車が150円です。
車両によってはかなり最新のものもあります。
ちなみに乗車券もICカードが採用されてました。

ほぼ爆心地点に近かったので、
上からの爆風のみで壁が残ったのが通称「原爆ドーム」。
まさに「負の世界遺産」です。
アメリカが落とした原爆一発で20万人が死んだのですから、
改めてアメリカという国を考えさせれれますね。

周辺の河川敷は綺麗な公園になってます。
桜はほとんど散ってましたが、花見客がちらほらと騒いでました。
静まり返った原爆ドームの前で騒ぐ若者たち・・・
うるさいなあと感じるよりも、
「平和だなあ」と感じざるをえませんでした。

朝食抜きで、宮島へ向かいます。
なぜ朝食を抜いたかというと、混雑する前にあなごめしを食べる。

明治34年創業のあなごめしの老舗「うえの」です。
JR宮島口駅の前にあります。
朝10時に訪れましたが、すでに店内はほぼ満席でした。
みんな同じ考えしてるなあ・・・

あなごめし1,470円。
ふっくらしたものを想像してましたが、
身がしっかりとした穴子でした。
味も香ばしく焼かれて、あっさりした味でした。
上品な味わい。

宮島へはフェリーで約15分。
全国で唯一残るJRの航路です。
以前は、本州と北海道を結ぶ青函連絡船や、
四国を結ぶ宇高連絡船がありました。

春のお出かけ日和・・・
と思いきやどんよりと曇った感じ。
でも、天気予報が良かったせいか観光客いっぱい。

世界遺産に登録されている「厳島神社」です。
この時間帯はちょうど満潮でまさに海に浮かぶ神社でした。

海に浮かぶ厳島神社の鳥居。
シンボル的存在ですね・・・
あれ、琵琶湖にも同じようなものがあったはず。
http://shirahigejinja.com/

やっぱり痩せた気がします。
腹出てないな・・・。

世界文化遺産です。
入場料はひとり300円。
桜のシーズンを狙ってきたのか外国人観光客も多数。
ハングルや中国語もよく耳に入ります。

幾度となく台風や高潮の被害を受けている神社。
少し高い波がきただけで水浸しになりそうです。

朱色が綺麗な神社です。
平安時代に立てられ1,400年の歴史があるとか。
京都にある平安神宮も同じ朱色の建物。
朱色はこの時代の建物の特徴なんでしょうか。

ほとんどの桜は散ってしまっていました。
見ごろは1週間以上前だったんでしょう。
でも、ちらほらと見ごろの桜もありました。

やさしい色の花びらをした桜。
桜の種類も調べないといけないな・・・

こういう風景を見てしまうと、
やっぱり京都に行きたくなってしまいます。
京都の桜はちょうど見ごろのはず。

再びフェリーに乗り、車で錦帯橋を目指します。
錦帯橋は岩国市にあり、岩国市は山口県です。
次の県はもう九州なんですよね・・・
1,000円乗り放題のうちに行ってみたいかもw

日本三名橋、三大奇橋に数えられる錦帯橋。
木造で作られた5つのアーチからなる橋ですが、
なんでこんな形にしたのかとても不思議。

アーチは結構な昇り降りになっていて、
お年寄りや足の悪い人は歩くのが大変そうでした。
でも、子供たちは楽しそうに走り回ってました。
ちなみに横断するのにお金が300円必要です。

岩国名物の岩国寿司。
普通のちらし寿司でしたね・・・
ん~むしろ押してないほうが美味しかったんじゃ?

岩国寿司が空振り気味だったので、
また広島市内に戻ってきました。
お好み村の横にある「村長の店」に入りました。

村長スペシャル(生イカ、エビ、豚肉、玉子、そば入り)
具材は昨日と同じです。
ここのは強く押して焼いていないようで、ジューシーでボリューム感たっぷり。
そばにこだわりがあるようで、鉄板で焼く前にそばを茹で上げてました。
昨日のお好み焼きとはまったく別物。

これは好みの問題だと思うけど、昨日のほうがお好み焼きっぽかったかな。
ここは味は良かったけど、どうも具材とそばのまとまりが悪いので、
焼きそばを食べてる感じ。

食べ終わったのは19時頃。
はあ、これから関西に戻るのかあという感じでしたが、
早く戻ると渋滞にひっかかるので、結果的に夜遅く帰るほうが効率が良い。
ETC休日1,000円乗り放題はほんとすごい政策だけど、
その差額(補填)分は自分たちの税金なんですよね・・・

でも、この調子だと毎週出かけたくなりますね。