マンテンホテル富山の朝食は06:30スタートと早い。
大浴場があるからなのか、現場仕事っぽい人が多くて、朝から混雑していた。
ちなみに洋食と和食から選べる。
ハーフバイキングなので和食を選んでも、サラダやパンを食べることは可能。
富山駅前ロータリー。
富山パスは昨日で切れたので歩いてきたけど、小雨状態だったので助かった。
富山駅 08:03発
普通・猪谷行(2両)
高山線ホームは西側。
通勤時間帯だったので出発時にはかなり混雑していた。
婦中鵜坂駅前あたりは大きな会社があったり、わりと通勤需要が高い路線。
とはいえ2両ですからね…
越中八尾で大半が下車して、後は空席多数。
しばらくは神通川を左に眺めながら進みます。
さすがJR西日本のローカル列車で、窓が汚いし、
さっきまで混雑していたので、車内の熱気で曇っています。
猪谷駅 08:54着
JR西日本とJR東海の境界駅で乗り換え。
この乗りとおしのお客さんは10名弱。
猪谷駅 09:11発
普通・高山行
JR東海でいえば、かなりの閑散区間になるけど、車両が新しい。
となりにJR西日本の古い車両が並ぶと格差を感じるな…
高山本線は川と並行として走る区間が多くて、眺めが良い。
猪谷駅からは神通川が分岐して、宮川となり、
上流は飛騨高山の古い街並みの横を流れている。
ようやく雪が降ってきた。
もっと雪深い景色を見たかったけどね…
ただあまりにローカル区間なので、もし止まった場合が怖いので、
大雪予報の時は二の足を踏んでしまう。
山間を蛇行する宮川沿いは、平坦な場所が少なく、
何度も橋で宮川を渡り、そして何度もトンネルをくぐって進んでいく。
雪深い場所なのでメンテナンスも大変そうだし、
それなのに車内には10人も乗車していない
JR東海区間でなかったら、まっさきに廃止されそう。
この区間ロングシートだったけど、空席多数だったので、
景色が広く見えて良かった。
高山駅 10:14着
景色も良かったので、あっという間の1時間。
ここで乗り換え。
ちょうど特急ひだの新型車両が到着したばかりで、お客さんも多かった。
海外観光客に飛騨高山は人気があるので、復活したらかなり混雑しそうだな。
高山駅 10:24発
普通・美濃太田行(2両)
ここからは転換クロスシート。
飛騨一ノ宮-久々野駅間の峠を越えると突然晴天。
この区間がちょうど分水嶺にあたり、天気もガラッと変わった。
今度は太平洋側に流れる飛騨川沿いにすすみます。
しばらく飛騨川と国道41号線と並走していきます。
観光列車でも走らせたら良いのにね…
東海道新幹線でじゅうぶん儲けてるので、そんなことやらないか。
山の上の方は雪が積もってますね。
飛騨川を渡ると下呂温泉まではもうすぐ。
下呂温泉駅 11:27着
何年ぶりだろう…
ぜんぜん駅前は変わっていないな。
下呂温泉の中心地は、駅から飛騨川の反対側。
天気は良いけど、結構寒いな…
河川敷に温泉があるけど、さすがに足湯で入っている人がいるぐらい。
あれ、こんな像あったかな。
どこか湯村温泉っぽい。
・ますとぶり小箱 1,000円
下呂市観光交流センターの待合室で、食事をしても良いということで、
富山駅で地域クーポンで購入した駅弁をいただきます。
普通のます寿司に比べて、肉厚な感じがするな。
とても美味しかった。
しばらく温泉街を散策。
旅行支援のおかげで、少し観光客戻ってきてるけど、
さすがに12月だからまあ閑散としてた。
下呂温泉はカエル押し。
ゲロゲロ…もしかして鳴き声か…
当て字だろうな…
観光客目当てだろうな…
以前なかったもんな…
調べたらやっぱり2010年にできたばかりでした。
もう12年以上も下呂に来てなかったのか。
先ほどわたってきた高山本線の鉄橋。
せっかく日本三名泉の下呂温泉にきたので、温泉に入っていきます。
温泉街にある大きい日帰り温泉の白鷺の湯は定休日だったので、駅近くにある幸の湯へ。
銭湯的な雰囲気で430円。
時間もあまりなかったので、安くて気軽には入れて良かった。
この後、急に吹雪いてきて、駅まで吹雪の中歩いてきたけど、
ぜんぜん身体が冷えなくて、逆に汗だくのまま駅にたどり着きました。
本物の温泉は温まり方が違いますね。
下呂温泉駅 13:46発
普通・美濃太田行(2両)
まだまだ紅葉が綺麗な下呂温泉。
さっきまで吹雪いていたのに…季節感狂うな。
ここからも転換クロスシートで快適。
車内もガラガラだったので、スプリングバレーを頂きます。
温泉後のビールは最高ですね。
これぞ鉄道の旅の醍醐味!
焼石-飛騨金山間
下原ダムによってダム湖になっていて、反対側からの眺めは
有名な高山本線の撮影スポットとなっている。
焼石-飛騨金山間
下原ダムを過ぎると水量が低下し、美しい峡谷が姿を現す。
焼石-飛騨金山間
大船渡ダムによって、再び水量が増えてダム湖が形成される。
たった1つの駅間だけで、これだけ風景が変わるとは…高山本線楽しい。
白川口駅-上麻生駅
12kmも渓谷が続く飛水峡は、高山本線のハイライト。
進行方向左側。
飛び水峡を過ぎると、飛騨川は穏やかになって、木曽川と合流する。
美濃太田までももうすぐ。
美濃太田駅 15:09着
美濃太田駅 15:30発
普通・岐阜行き(3両)
南にきたのに、次の列車の待ち時間がとにかく寒かった。
気温がどんどん低下しているようだった。
美濃太田までは数時間に1本という時もあるローカル区間だが、
その先、岐阜までの間は1時間に3本程度運行している。
車内が混み始めると、高山本線の起点の岐阜駅に到着。
岐阜駅 16:03着
岐阜駅 16:05発
新快速・大垣行(8両)
名古屋の通勤圏内にはいってきて、この後はもう旅気分ではない雰囲気。
大垣駅 16:17発
大垣駅 16:37発
大垣-米原間がなかなかの鬼門である。
基本的に名古屋方面からは8両、米原から先は12両。
大垣から米原間はは4両となるので、席取り合戦が発生する。
20分前に到着していたので、席に座れたけど、やはり立ち客多数であった。
あと日中だと米原から先の新快速が1時間に1本なので、より熾烈な争いになりそう。
通勤時間帯から夜にはかけては、米原まで8両で名古屋方面から直通運転しているので、
東京方面から来た場合、それにのってきたほうが賢明だろう。
米原駅 17:12着
米原駅 18:18発
新快速・播州赤穂行(12両)
4両から12両になるので、米原駅の時点で余裕で座ることはできる。
この乗りなれた新快速を見るだけで、ホッとする。
今回の3泊4日の旅は、なかなか満足度高かった。
①富山の魚は本当に美味しいし、クオリティが高い。
②2日目の天気が良くて、立山連峰が綺麗に見えた。
③富山パスが1,520円と安いのに、2日乗り放題でたくさんの場所にいけた。
④富山県および滑川市、氷見市の旅行支援の上乗せ
⑤じゃらんステージクーポンの割引
④⑤のおかげで、1泊あたりの支払は3,000円程度なのに、
旅行支援のクーポンが3,000円ついてくる。
実質無料で豪華な夕食と朝食、さらに氷見と滑川はさらにクーポン…
楽しくないはずはない。
結局翌日の寒波もそれほどじゃなかったので、もう数泊したかったな…