スマイルホテル松山の朝食
実はまだチェックアウトしてなかったんですよね。夕食付き分だけまるまるお得になるから。
昨晩はふたつの宿に泊まってることになりますが….まあ問題ないでしょ。
なんだろ….、スマイルホテルのスタッフのほうが笑顔があるんですよね。カンデオホテルはちょっとお高くとまってる感じがあって、さらっとしすぎてる接客はあんまり親しみを感じませんでした。
朝風呂2回目
9時前だったので、貸切状態でした。客層みてると、男性はわりとビジネス客が多いように感じました。
というより、さっきまで曇ってたのに晴れ間が見えてきました。
今日は天気予報悪いんじゃ?
みるみる天気が回復してきました。
めっちゃ青空。
11:00のチェックアウトまでゆっくりしてからと思ってたけど、晴れているうちに天守閣を見に行こう。
ホテルの宿泊プランに松山城天守閣とロープウェイもしくはリフトの往復券が含まれてるので、今回は使います。
待ち時間無しのリフトにのりましたが、わりと進むのがゆっくりで、歩くのとあんまり変わらないのでは?
降りてからも天守閣へは10分弱は歩きますね。
天守閣(本壇)の前で、大きな白いテントで検温と消毒チェック。
もう少し場所に配慮して欲しい。正面って、わりと写真撮りませんか?
天守閣を取り囲むように門、回廊が設置され、侵入すると四方を囲まれて総攻撃をくらうようになってるとの事。
初代城主は加藤嘉明。
豊臣秀吉に仕えた、賤ヶ岳七本槍のひとり。関ヶ原では徳川家康側についたので、その後は安泰だったわけです。
徳川家はあまり強固な城を作ることを認めてなかったけど、伊予の豪族が力を持ってたことから、このような強固な城を作ることを認められたらしい。
ちなみに以前の天守閣は五重だったけど、平和になったからということで、現在の三重に減らされたらしい。
内部は資料が展示されているのですが、天守閣とは場所で展示して欲しいなあ。
当時の城内の様子がわかるように復元して欲しい。
現存のお城って、どこも階段が急ですね。もともと常設の階段はなかったんでしょうが。
内部は土足禁止なんですが、階段が急なのでスリッパなしで見てたんですが、かなり足が冷えてきますね。
天守閣の最上階。
本丸の高さと天守閣の高さをあわせて160mあるから、四方の眺めが最高でした。
南方向。
広い本丸、その奥に松山の繁華街、大街道や官公庁街があります。
西方向。
瀬戸内海が広く見えます。方角的に山口県方面。
魚介類が水揚げされる三津浜は右あたり。
右奥のこんもりした山は、輿居島の小富士。
北方面。
右の大きな建物は松山大学。
左奥の海は瀬戸内海で、方向的には広島県方向です。
東方面
道後温泉。
雲がなければ石鎚山も見える方向です。
松山は山と海に囲まれた自然豊かな平地にあることが実感できます。人工が増えるのも納得ですね。
下りはさすがに歩いたほうが早い感じがしますね。
じっと座ってると身体が冷えてくる。
チェックアウト前だったのでもう一度ホテルの大浴場に入って、身体を温めました。
またまた坊っちゃんフードホール。
フードホールにある各店が作る弁当を一ヵ所で販売してました。
これっていい試みですね。
・八幡浜ちゃんぽん 968円(実質387円)
・プレモル 660円(実質264円)
もちもち麺と魚介ベースのスープがおいしい。
海鮮の具が、ほとんどないと思ったら、底に海老やイカが埋もれてた。
昼ごはん食べてる間に、雲がとれて、晴れてきました。
作戦失敗。
早めに道後温泉でのんびりするかな。
プランに含まれてた蛇口からでるみかんジュース。
プラン外でも一杯100円と安め。
美味しいですね。
快晴すぎる!
と思ったら、この後あられが降ってきた。日本海側の冷たい空気がはいってきてるんですね。冬の変わりやすい天気。
道後温泉駅。
路面電車は半分ぐらい新型に置き換わってますが、この古いタイプはレトロ感ある道後温泉の駅にぴったり。
この前を通ると、とりあえず撮ってしまいます。
冬の時期は日差しが低いので、かなり建物の影が影響しますね。
道後温泉は山あいの斜面にあるので、坂道が多いけど、それを利用してのオンセナートの作品。
SUPER BEAVERというミュージシャンの歌詞らしい。
知らんけど…
道後温泉の手前に道後公園があって、湯築城跡という城跡があったので、少し見学。
資料館もあったけど、土足禁止で靴を脱ぐのが面倒でスルー。
伊予地方の豪族河野氏が松山城よりも古い、1300年代に築城したもの。
1585年豊臣秀吉の四国討伐で屈するまで250年続いていて、この時代の城跡遺跡は珍しいらしい。
二重の堀に守られていて、写真は内堀。右の坂をあがっていくと高台に展望台が設置されている。
展望台から西方面。
右の山が、松山城。松山城は1602年に築城に着手してるから、両方の城が対峙していたことはない。
展望台から東方面。
左に何軒かの道後温泉のホテルがありますね。
湯釜。
温泉の湧出口にこの石で蓋をしていたそうで、作られたのは奈良時代の750年頃。
道後温泉本館が作られた明治27年まで使われてたようです。
そしてその道後温泉本館も120年を迎え、大規模な改修工事中。
南方向からくると大きな鷺が出迎えてくれます。
今晩の宿は道後hakuro。
2020年にオープンした新しいホテル。
天気が怪しくなってきたので、チェックイン前の14時半ぐらいに到着しましたが、準備ができてるので部屋を使わせて頂けるとの事でした。
ハリウッドツイン。
部屋はスタイリッシュなビジネスホテルといった感じ。
各部屋にレコードプレーヤーがある。
浴衣やタオルをいれるビニールケースが置いてあるのは、温泉ホテルならでは。
下駄は大小2種類と、使い捨てのスリッパも置いてありました。
15時から大浴場オープンにあわせて、ダッシュ!
大浴場には、墨絵作家の描いた加藤嘉明が描かれています。
それほど広くはないけど、何度かはいりましたが、特に混雑することはなかったです。
露天風呂には馬が描かれています。
3人も入ればいっぱいかな。
露天風呂の温度は高めで、外の冷たい空気にさらされながら入浴するのが気持ち良かった。
フロント奥には広くておしゃれなフリースペースがあります。
各座席にコンセントも設置され、ワーケーションに良さそうです。
実際には仕事に利用されてるグループがいらっしゃいました。
左の棚にレコードがあり、部屋のレコードプレーヤーで聴くことができます。
フリースペースではコーヒー、ココア、紅茶が無料です。
道後温泉マップ。
左のフロントでお菓子やビールなども販売しています。
このフリースペースはほんと居心地良かったですね。観葉植物が視線を遮っているので、適度にプライバシー感があって良かったです。
各階には、それぞれテーマカラーがあり、エレベーターホールに異なる壁画が描かれています。
2階の火(赤)。
3階の大地(黄色)
4階の自然(緑)
5階の空(青)
各部屋のカーテンを含む装飾もこのベースカラーを基本にしていて、外から見るとグラデーションになっていてるのがわかります。
昨日に引き続きかどや。
道後温泉だけでも2店舗あり、こちらは椿の湯の目の前にある椿坂店。
今回宿泊プランに昨日と同じ宇和島鯛めし膳が含まれてます。
予約するときあんまり深く考えてなかったので、連日同じもの食べることになるとは…
・宇和島鯛めし膳 2,200円(ホテルプランに含む)
・生ビール
PayPay使えないけど、旅行支援クーポンが余ってたので、生ビールとじゃこカツを追加注文しました。
生ビールがあるだけで、昨日と同じもの食べてるのに、美味しく感じるのって不思議。アルコールマジック。
・じゃこカツ
ビールとの相性抜群。
じゃこ天とコロッケを足して2で割ったような味。美味しかった。
ビールの影響大きいな…昨日よりだいぶ美味しく感じる。
道後温泉の歓楽街
飛鳥乃温泉の次の角を曲がるとこの光景です。
地域クーポンが余っていたので、スーパーで物色するもあまりめぼしいものがなく、
気が付けば大街道まできてました。
三越の1階にあるお土産店の十五万石MASARU。
同じお店が道後温泉にもあるけど、ザ・お土産店ではなく、
スタイリッシュなセレクトショップ風で買いやすいです。
愛媛県ではない、讃岐うどんと文旦のお酒を購入しました。
四国全般のお土産が揃っています。
坊ちゃんフードホールでちりめんじゃこを購入し、
paypayのキャッシュバック枠分も使い切りました。
これにて、ミッション完了。
道後温泉でまったりするつもりが、
結局ウロウロしていて、ホテルでゆっくりしていない。
基本貧乏性が影響してるんだろね。
夜だからワーケーションしていた人たちもいなくなって、
フリースペースは貸し切り状態。
外湯めぐり用に小さいタオルが入った貸し出し籠がおいてあります。
こういう気配りは嬉しいですね。
ホテルの温泉しか利用しなかったですが…無料なら行ってたかな?
だいぶ風が強くなってきてビュービューという音が…
外が寒い時ほど、露天風呂が気持ちいいんですよね。
この風の影響で、明日は瀬戸大橋を通るJRが昼過ぎまで運休のお知らせがでてます。
もともと午後からしか通らない予定なので、大丈夫かとは思いますが…