【しず旅3日目】曇天の富士山

中部地方
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ホテル一階のバイキング会場。働く男達の朝は早いです。

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やっぱり美味しい。献立はバランス良いし、手抜きせずに調理され、味付けも良いので、毎日食べたいなと感じます。

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今日は朝まで晴れ、その後曇りの予報です。本日の宿泊地は静岡県東部の沼津市。天気は西から変わるので、晴れ間のあるうちに富士山周辺を目指す予定で出発。

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朝日が昇って来るタイミングで、天竜川を超えます。しかし、さっきまでなかった雲が徐々に覆いはじめました。

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牧之原台地を超えて、大井川を渡るまでは、車は快調に走っていたのですが、この先で渋滞につかまりました。みなさん出勤が早いですね。車の流れも悪く、断続的に静岡市までつながってるようなので、富士山周辺につく頃には確実に曇ってそうです。

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ということで、牧之原台地に戻ってきました。昨日お茶畑を見てて、この機会にお茶の知識を学びたいと思っていたので、お茶のミュージアムに行きたいと思います。ミュージアムなら天気悪くて関係ないですし。

富士山静岡空港

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まだ茶の都ミュージアムが営業開始前なので、富士山静岡空港で時間潰しです。
開港2009年と比較的新しい空港です。牧之原台地にあり、アクセスは悪いので自家用車で来ることが前提になってるのか、ターミナルに近い駐車場は有料ですが、無料の駐車場が解放されていました。

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思っていたよりも、空港施設は立派ですね。
便数は1時間に1本程度しかないのに、やっていけるなかな…

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3階の展望テラス。富士山と飛行機を眺められるデッキです。

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フジドリームエアラインズが主に運航しています。静岡開港にあわせて営業を開始した航空会社です。機体色はピンクだけでなく、緑やオレンジなど原色が多いのです。

空港施設外に滑走路を眺められる小高い丘があるので、離陸する様子を見に行きました。

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運良く少し富士山に日差しがあたりました。

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いいロケーションの空港ですね。外国人が喜びそう。

ふじのくに茶の都ミュージアム

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営業時間になったので、ふじのくに茶の都ミュージアムへ。

以前は島田市が運営してた「お茶の郷」だった施設を、静岡県が買い取り改修し、2018年にオープンした施設です。

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あれっ、昨日見たような風景。昨日、富士山と大井川を見た牧之原公園のすぐお隣だったんですね。手前にある庭園はこの施設のものです。

入館料300円を払うと3階の富士山展望ホールで入れたて日本茶を飲むことができます。たてもまろやかで心落ち着くお茶でした。富士山と庭園を眺めながら、おいしいお茶を飲むことができ、これだけで300円の価値がありますね。

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博物館3階には、世界のお茶の展示物があります。右にはお茶の起源とされる中国雲南省にある樹齢1000年の茶樹王のレプリカが、下の階から突き抜けて展示されています。

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世界のお茶の呼び方。頭文字がCHAで始まる茶とかチャイが赤色、TEで始まるティーが青色で表示されています。昔読んだ深夜特急で沢木耕太郎がアジアを横断してて、お茶の呼び方がTに変わり、ヨーロッパに入ったことを実感したという話が印象深かったです。

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お茶の色でつくるグラデーションが美しい。ほうじ茶、烏龍茶、紅茶など様々な色がありますが、大半は燻された茶色お茶です。きれいな緑色は日本だけで、燻さずに飲むのは独特の文化のようです。抹茶が日本だけのものだったので、外国人がお土産に抹茶製品を選んでいくのですね。

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燻したお茶の香りを楽しむこともできます。100種類以上の種類の数があります。

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2階は

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なかなか見ごたえありました。これで300円なのは静岡県が運営してるから出来ることなんでしょう。

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昼間の国道1号線は高速道路のようです。

連日の清水港 河岸の市

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昨日に引き続き、清水港魚河岸 河岸の市へやってきました。

どんぶり処 丼兵衛(静岡市)

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まぐろ館2階のカップうどんみたいな名前の「丼兵衛さん」へ。

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今日はまぐろだけじゃなく、色んな魚を食べたいと思っていました。
昨日は生魚系だったので、フライでもいいなと思っていたのですが、
入口で女性スタッフさんが、熱心におすすめされていたので、これにしました。

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おもってたちらし寿司じゃなかった。宝石丼とかに名前を変えた方が良さそう。

美味しいんですが、まぜこぜで食べるのってあんまり好きじゃないんですよね。せっかく新鮮な魚介類なので、それぞれの素材を味わいたい。だから海鮮丼より、いつも刺身定食を頼みます。

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河岸の市裏側の岸壁からの富士山。

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交通の要所、由比。左から東海道本線、国道1号線、名神高速道路が狭いエリアで並走しています。由比は桜えびの産地でもあります。

鉄道だと架線が邪魔になりますが、道路からだと邪魔するものがなく、富士山が綺麗に見えます。

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国道1号線、富士川を渡る手前あたり。天気予報どおり曇りではありますが、高曇りで富士山の姿は良く見えているのは救いです。ほんと静岡県、山梨県では富士山が見えることが前提の観光地が多い。とはいえ、晴れてるときに比べると、魅力は半減。早めに宿にいってゆっくりしようかな。

新富士駅(富士市)

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まだチェックインには早いので時間潰し。在来線から離れた場所にある新富士駅。1988年、東海道新幹線の開業24年後に作られた新しい駅。掛川駅、三河安城駅と同時にしているが、それ以後は作られていない。

当時年に数回東京へ新幹線で帰省していたので、新富士駅ができ通過するときに、あーこれが新しい駅か、まわりに何もないなという印象をよく覚えている。現在でも新富士駅は在来線と接続していないし、富士市の中心から離れているので、それほどは発展してはいない。

様子をみている感じでは、乗客のほとんどは車で送ってもらって、新幹線に乗っていくパターンがほとんどだった。

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なんにもなさそうな駅だったが、駅ナカのASTYという施設は綺麗で、レストランや土産物店はある。様子をみている感じでは、乗客のほとんどは車で送ってもらって、新幹線に乗っていく、またはその逆のパターンがほとんどだった。こだましか停車しないけど、1時間2本、東京まで1時間ちょっとで行けるので、利用価値は高そう。やっぱり新幹線の駅があるかないかは大きいと感じた。

ふじのくに田子の浦みなと公園

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海抜0mから3776mの山頂まで、富士山のすべてを見られる公園。一度、夕景の富士山を見に訪れたことがあります。

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以前きたときにはなかった富士山ドラゴンタワーが出来ている。もともと高台にあって眺めが良かったのに、必要なのかなというのが印象。

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昨日から比べるとかなり雪が溶けてしまったようだ。

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西伊豆の山々もよく見えている。以前より公園全体が綺麗に整備されている。高台に駐車場も出来ていたので、地震対策としても機能を持たせているのかもしれない。

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田子の浦港を整備する時に出た土砂を使って、高台の公園を作ったそうです。漁港直営の食事場所もあって、生しらすを食べることも出来るみたい。

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早めにホテルにこもるので買い出し。富士市周辺はどこからでも、富士山が間近に見える。訪日外国人観光客が、コンビニと富士山の記念写真を撮っていくそうですね。

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ホテルは沼津駅前なので駐車場が高い。駅の北側には安い駐車場がないので、沼津駅南側の少しだけ離れた場所に車を停めて歩きます。少し発展から取り残されたような地方都市の雰囲気が漂ってきます。

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沼津駅は駅の南北が駅と線路で分断されてて、こういう駅を境に南北で行き来するときは不便。先月の旅行でも触れましたが、駅と線路の高架化計画はあるのですが、まだまだ先なんですよね。

くれたけインプレミアム沼津駅北口

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先月と同じく「くれたけインプレミアム沼津駅北口」に宿泊。

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先月泊まった部屋と同じタイプ。機能的で綺麗なのでくれたけインの部屋は好きだし、ベッドサイドのテーブルが何かと便利。

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先月は無指定で富士山側だったので、今回は駅側にしてみました。12階の上階でした。

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さあ、部屋でゆっくりのもうかなとビールを開けたら、海側が晴れてきました。そのビールはそのまま冷蔵庫にいれて、小走りに駐車場へ。

天気回復、駿河湾と富士の夕景

千本松公園

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千本松原まで急いでやってきました。予報より天気の回復がとても早かったようです。数km南には昭和天皇が利用されていた沼津御用邸もあるほど、松林と景色が美しい場所。

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堤防の上に登ってくると、富士山がどーん!千本松原は隣の富士市の田子の浦まで約10km続くらしい。

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夕暮れ時でサンセットを見に来る人もちらほら。長く続く堤防は階段上になっていて、夕陽をみるには最高の場所です。

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急いでやってきて良かった。

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釣り人と夕陽のコラボって、絵になるなあ。
釣れている様子はなかったけど。

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日が沈みきっても、若者グループが青春を謳歌してました。

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よい一日になりました。

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17時すぎの沼津駅南口。

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沼津駅ロータリー前の一等地にある「ラブライブ!サンシャイン!!Cafe」。
おっさんには近寄りがたい雰囲気がありますね…
一度も見たことないけど、沼津市が長期的に応援しているようなので、
熱狂的なファンがいるのかもしれませんね。
しかし賃貸契約と老朽化を理由に2024年2月15日で閉店するとのことです。

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久兵衛駿河屋

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駅前商業施設のイーラ3階にある沼津魚がし鮨グループのお店です。
お隣には魚がし鮨沼津駅店もあり、お寿司メニューの注文も可能です。

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居酒屋タイプの店舗ですが、そばや定食も提供もありました。
ネットには定食メニューの掲載があったのですが、店頭にはなかったので、
知らない人で軽く食事だけしたい人は敬遠してしまうかも…

さすがに生系の魚が続いたので、少しガッツリしたいものが食べたいなと考えてました。
ちょっと価格は高いですが、晩御飯の時間帯と考えればこんなもんでしょうか。

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空いていたので5分ほどで提供されました。
店内ひろめで席のスペースもゆったりと食事ができます。

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写真と違って尻尾のついていないタイプのアジフライでした。
ご飯は普通にしたのですが、かなり多い。
大盛りへの変更は無料です。青さの味噌汁も美味しい。

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さくさくホクホク。フライのなかでアジフライが一番好きかも。
アジフライとタルタルソースの組み合わせ好きなんですよね。
青魚と白身魚のいいとこどりしたようなバランスが良いです。
イワシだと青魚感が強すぎるんで、飽きちゃうんです。

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駅を迂回して、高架下を通って…駅の南北を行き来するメインルートがここです。そのせいか人通りも多く、電灯も明るいので、治安は問題なさそうです。

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ホテルに戻ってハッピーアワータイム。
先月は2分遅れでタイムオーバーでしたが、今日は時間にゆとりがあるので、大浴場に入ってから…

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色々種類があるのですが、一人一杯なのがつらいところ。

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生ビールにしました。風呂上がりのビールは最高です。
くれたけインは、小さいながらもお風呂があるし、朝食も美味しいし、ドリンクサービスがあるのがいいですね。

ちなみに今晩の宿泊代金も、沼津市制100周年クーポンが発行されているので、お安く泊まれました。