【しず旅1日目】スタンプラリーやってみた。浜名湖周辺。

中部地方
中部地方

夏が終わって、涼しい日が増えてくると、旅に出かけたくなりますね。
全国旅行支援もほぼ終了してしまったので、どこかお得に行けるところは…

今年(2023年)の大河ドラマ「どうする家康」関連で浜松市が割引クーポンを発行していました。
5,000円以上で1,000円割引、10,000円以上で3,000円割引…
じゃらんクーポンと併用しても、あまりお得感はないなと思っていたのですが、
現金やクオカードでキャッシュバックしている宿がありました。
全国旅行支援ではキャッシュバックプランは利用不可だったのですが、
これは利用ができるそうで、ほぼ無料で宿泊できるようなプランもありました。

先月利用した沼津市制150周年の割引クーポンもまだ実施されていたので、
いつも通過する静岡県をのんびり静岡県を中心に巡ってみることにしました。
静岡県の川勝知事がリニアに反対して、工事の進行を遅らせているので、
あまり行きたくはないのですが、背に腹は代えられないしね…

ほぼバイパス国道23号線

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少しゆっくり目の出発。
今月から始まったしが割でガソリンを給油するため。
一部のガソリンスタンドでしか使えないし、どれも有人のため、早朝は営業していない。
価格が高止まり状態のガソリンが3割りも安く給油できるのは、とても大きい。

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永源寺ダムは水不足状態のようです。琵琶湖も水位が低いままで推移しています。本来なら紅葉が見頃の永源寺ダム周辺もまだ青々としてますね。

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峠が近づくと少し紅葉しているものもあったけど、あまり期待できないような色づきです。昨年は何度か名古屋いくときにこのコース通ったけど、その時は綺麗だったのにな。

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鈴鹿山系を越えて三重県におりてくると、見事なほどの青空。
日本海側は雨や曇りなのに、太平洋側が晴れているので、もう冬型の気圧配置ということか。

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四日市をすぎたあたりで国道23号線に合流。
国道1号線のバイパス的な国道なので、道も広く、信号も少ない。

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名古屋市に突入。週末だとわりと渋滞してた記憶がありますが、平日の昼間はすいすい。

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愛知県が車社会だということを実感します。東京や大阪などの年と比べても、道路がかなり充実しています。東西の大動脈を兼ねているから、高速道路も充実してます。

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名古屋から東側の国道23号線は、ほぼ高速です。それにしても良く晴れて、気持ち良いドライブ日和。

「しず旅スタンプラリー」スタート

スマホの位置情報を使ったスタンプラリーで、静岡県内100以上の施設を巡って、訪問数によってポイントがもらえるもの。QRコードじゃなく位置情報ってのがミソ。施設内に入る必要がないから、極端な話し、車だと車内でポチっで終わりです。

そして、10箇所で2000ポイントもらえて、デジタルマネーとして、指定の施設で使うことができます。静岡県内をうろうろするので、あっという間に達成できそう。

ということで、静岡県内に入って一番近いところから攻めます!今日の宿泊は静岡県西部の浜松市ですが、渋滞なく昼前に着いてしまったので、スタンプラリーしながら時間潰したいと思います。

おんやど白須賀(湖西市)

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豊橋市を過ぎて国道1号線と合流し、静岡県に入ってすぐの湖西市。
太平洋沿いの眺めの良さそうな道になったら、坂道をあがってきた高台にある施設。
東海道五十三次32番目の白須賀宿の資料館です。
もとは海のそばにあった白須賀宿は、宝永4年(1707年)の地震・津波により大半が流され、
現在の高台に移転したのだそうです。だから高台にあったのですね。
宝永4年の地震は遠州灘・四国沖を震源とし、2009年東日本大地震に匹敵する死者2万人の被害が出ています。
この月曜日は定休日でした。ここから定休日の呪いが始まりました。

新居関所(湖西市)

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ここも月曜日は定休日でした。
徳川幕府直轄の関所で武器や鉄砲、また女性も通行するには手形が必要だったそうです。
女性は移動の自由がなかった時代が長い間続いたので、
現在でも女性には方向感覚に優れていない人が多いとか聞いたことがあります。

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現在の新居関所は、白須賀宿と同じ宝永4年の津波で流された後に場所を移転し、
また嘉永7年の地震で倒壊した後、安政5年(1858)年に再建されたものです。
晴天過ぎて、スマホの彩度が爆上がりですね…調整しなければ。

今切体験の里 海湖館(湖西市)

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今切(いまぎれ)は、浜名湖の河口部のことで、海と湖の境目です。
もともと新居関所はこの付近にあったものが、津波の被害を受けて現在の場所に移転しています。

この今切が出来たのは、わずか500年ほど前で、それまで浜名湖は完全な淡水湖でした。
室町時代の明応の大地震(1498年)の影響で浜名湖の地盤が沈下、
その後の暴風や高波・高潮、そして海につながっていた川が土砂崩れで埋められ、
行き場のなくなった水が現在の今切付近から、水が流れ出て、海とつながったそうです。
地形の変化は数万年単位で起きると思っていましたが、わずか500年前にそのような大きな出来事があったとは…

ここでしず旅スタンプラリー3箇所目ですが、すべて地震・津波の被害を受けた場所。
東日本大震災からずいぶん時が過ぎて忘れかけていましたが、
今一度、地震・津波の恐ろしさを再認識させられました。

えっと…ここも月曜日は休館日でした。
営業日にはしらすの釜揚げや魚のつかみ取りなど海(湖)に関する体験ができるそうです。

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すぐ裏側は浜名湖?
太平洋と浜名湖を挟んだエリアにもう1つ湖のような場所がありますが、広義的には浜名湖なのかな。
海釣り公園としても整備されていますが、風がとても強く釣りにくそうです。
左奥にある建物の場所は、浜名湖内にある弁天島です。
このあたりは台風で高波・高潮などの影響をうけやすく、地形がよく変わるそうです。

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1号線は浜名湖河口の今切の上を通過していますが、
次のスポットが弁天島だったので、少し戻って、浜名湖を横断。
左には東海道新幹線、東海道本線が通っており、重量なルートにもなっています。

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2つめの橋を渡ったところから浜松市に入り、弁天島に入ります。

弁天島海浜公園(浜松市)

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左には昭和時代に建築されたリゾートホテル、マンションが立ち並びます。
JRの弁天島駅もあり、浜松駅から3駅と便利な場所なので、潮干狩りや海水浴シーズンは人が多いのかな。

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神社の鳥居ではなく、鳥居を見立てた観光シンボルタワーだそうです。
映え狙いですかね…

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弁天島から浜名湖を北上。
長めの良い橋がかけられています。
10年近く前に浜名湖を自転車で一周したことがありますが、
起伏が少なくて、湖の眺めが良くいいサイクリングロードでした。

浜名湖ガーデンパーク(浜松市)

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過去に花博を開催していたことがあって、仕事で何度か来たことはあります。

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ちょうどコスモスを刈り取っている最中でした。
3連続定休日に続いて、なんとツキがないことでしょう…

閑散期なので、ほかに花がしているエリアは特にありません。
タワーは有料なのでスルーです。

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航空自衛隊の浜松基地が近いので、たまに上空を航空機が通過します。
ブルーインパルスの発祥の地らしいですが、これもブルーインパルス?

はままつフラワーパーク(浜松市)

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時の栖が運営している施設で、入場料はとお高いです。
中に入らなくても施設前でもスタンプラリーのスタンプは押せます。
試した感じだと施設から300mぐらいは余裕がありそうです。

気賀関所(浜松市)

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浜名湖を北に迂回する姫街道の関所として、新居関所の翌年に設置された。
現在の建物は平成2年に復元されたものです。

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入場料200円ですが、まあ入らなくてもいいかな…
お腹もそろそろ空いてきたし。

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浜名湖の最北部あたり。
普段、琵琶湖を見ているのでなんとも思わないけど、
浜名湖も結構広くて、日本で10番目の大きさです。
昔の地名で琵琶湖は「近江」、浜名湖は「遠江」と呼ばれていますが、
これは京都より近い湖、遠い湖ということの意味です。
昔はから浜名湖のネームバリューはなかなかのようですね。

地域チェーン店「五味八珍」で浜松餃子

五味八珍 高丘店(浜松市)

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中途半端な時間で営業している餃子店は少かったので、浜松発症のチェーン店「五味八珍」へ。
昼から夜にかけてとおし営業しているお店はありがたいです。

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店内は広くてファミリーレストランのような雰囲気。
基本はラーメン店のようですね。

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浜松餃子の特売日だということは知ってました。
スープとライス付きの餃子セットもあったのですが、特に安くならないようで、
浜松餃子とライスを単品注文しました。

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円盤系の盛り付けは浜松餃子らしくて嬉しいですね。
500円税込みは地元向けのチェーン店だから出来る価格でしょう。
餃子の有名店なら倍近くとられると思います。

キャベツメインの野菜中心の餃子で、キャベツが甘みが強くて美味しい。
王将と比べるとさっぱりしてシンプルな味で、すいすい食べれますね。

2023年大河ドラマで話題のスポット

浜松城(浜松市)

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⑧浜松城(浜松市)

徳川家康が武田信玄に攻められたときに三方ヶ原の戦いで命からがら逃げ込んだお城。
最初から逃げ込んだわけでなく、武田信玄が素通りして織田信長のほうへ向かったので、
自ら打って出たところ、徳川軍が総崩れになり、浜松城に逃げ込んだということらしい。
25,000の武田軍相手に8,000程度で打ち向かっていったらしいことから、
同盟を重視したのか、はたまた織田信長が怖かったことなのか…。

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若き日の徳川家康像
愛知県の岡崎城を本拠地としていたが、今川領を侵攻するために1567年に浜松へ移ってきた家康。
計算すると24歳のはずだが、結構老けている感じがするな…
手にしているのは勝草と呼ばれる、縁起のよいシダ(植物)。
徳川家康の兜は、大黒頭巾と呼ばれシダの前立が付けられています。

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浜松城は浜松駅から数キロ北西に離れた市役所の近くにあります。
小高い丘になっていて、富士見櫓という富士見櫓跡からは遠くに冠雪した富士山の頭が見えています。

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富士山は真っ白に冠雪していますね。
YAMAHAの看板があるところが浜松らしいですね。

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1958年に鉄筋コンクリートで復元したものだが、徳川家康が居城としてた割には天守閣が小さい。
斜めからの写真だとわかりずらいのだが、天守台と天守閣のサイズがあっていない。
資料が残っていない状態で復元したのだが、予算不足も相成ったのか、
天守台は五重の天守閣ほどの大きさがあったのに、三重の天守閣を復元したらしい。
そもそも資料がない状態なので、この形だったのかも怪しいな。

どうする家康 浜松 大河ドラマ館(浜松市)

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年末のクライマックスにに向けて盛り上がって…
いないそうです。今回の大河ドラマは戦国時代なのに、あまり人気はないということです。
自分も1話も見ていません。

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じゃらんの浜松割引クーポンを使って宿泊していると、入場券がもらえる。
普通に入場券を購入すると、800円もするらしい。

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どう考えても松潤では家康が若すぎるんだよね…。
さっきみた若き日の家康像のころから、かなり老けてますし。

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ドラマに登場した浜松城の城門を再現したもの。

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平日とはいえガラガラですね…

登場人物の紹介ボードがずらり。

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井伊家の赤備え。
「備え」とは武具を同じ色で統一したものを呼びます。
井伊家は滋賀県彦根藩、ゆるきゃらで有名なひこにゃんの兜も赤備えですよ。

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このロープを使う時があったのだろうか。
今回、浜松市の割引クーポンを使って宿泊していますが、
当初の見込みよりかなり少ない状態だったんじゃないでしょうか。
ほかに愛知県岡崎城、静岡市にも同様の大河ドラマ館が設置されているので、
浜松市のプライド的に負けるわけにいかなかったのかと。
静岡県の2大都市、70万人の静岡市と80万人の浜松市はライバル関係ということは有名です。

「どうする家康」を見ていなかったことと、駐車料金がかかると勘違いしてたので、
浜松城と大河ドラマ館をわずか1時間弱で出てきました。
これなら、中田島砂丘からの夕陽に間に合いそうなので、急いで向かうことにしました。

浜松まつり会館(浜松市)

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中田島砂丘入口のすぐ手前にあります。
毎年5月のGWに開催される凧揚げまつり「浜松まつり」に関する資料が展示してあります。
16:30までの営業ということですでに閉館してました。
営業時間内でも見てなかったとは思いますが。
現在、改修工事中のようですが、内部の見学はできるそうです。

日本三大砂丘からの夕陽

中田島砂丘(浜松市)

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半日でスタンプラリー10箇所目です。
ただし、位置情報の中心部がかなり奥にあるのか、入口ではスタンプ押せません。
中田島砂丘は、日本三大砂丘に数えられるだけあって結構広いのです。

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砂丘の大きさは幅0.6km、長さは4kmです。
夕陽を見ようと思うと砂丘のてっぺん部分(馬の背)までいかないと見えません。
鳥取砂丘ほどじゃないけど、馬の背までは結構遠くて、砂地なので歩きずらい。

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背後を振り返ると、夕陽に染まる富士山が見えました。
これはぜひ近くで見たかったですね。

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馬の背まで登っても、海岸線はまだ遠いです。
通気性の高い運動靴で来たので、すでに靴の中は砂だらけ…
このあたりでようやく、スタンプを押すことができました。

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これだけ晴天だったにも関わらず、水平線に沈む夕陽は見れず。
浜松市中心部からほど良い距離にあるので、夕陽を見に来る人もちらほら見かけました。

犬の散歩していた人と観光客が話をしているのが聞こえてきたのですが、
地元の人は餃子だったら「五味八珍」によく行きますねということでした。
今日食べたばかりだったので、嬉しい情報でした。

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綺麗な風紋の出来ている場所はわずかでした。
日本で砂漠や砂丘というと鳥取砂丘をイメージするので、砂だけのイメージが強いですが、
実際には砂だけではないケースが多々あります。
鳥取砂丘はとても綺麗な砂だけですが、草を抜いたりして整備してるそうです。

海が近いだけあって風が強くて、身体がとても冷えました。
今日のホテルは大浴場があるので楽しみです。

キャッシュバックでほぼ無料

帰宅ラッシュの時間と重なり、時間がかかりました。
しかもホテル前には中央分離帯があり、迂回しなければならないのですが、
渋滞しているのでホテルが見えてから時間がかかりました。

ホテル玄 浜松インター(浜松市)

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珍しい名前のホテルですが、静岡県内に数店舗あるようです。
郊外型のホテルで駐車場が無料、大浴場つき、朝食とコインランドリー無料。
工事関係の仕事の人が多かったと思います。
それ以外にも宿泊客の95%は男性だったのではないかな。
女性客は見てないです。

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シングルですが、部屋は結構広いです。
特に入口部分は間口が広くて窮屈感がまったくありません。

本日の宿泊プランは、現金4,000円キャッシュバックプラン。
宿泊代金は 10,300円。
じゃらんクーポン -3,000円
浜松市割引クーポン -3,000円
現金キャッシュバック -4,000円
支払い 300円

安い…
日によってはプラスになる日もあります。
よくあるのはクオカードとかなのですが、現金はありがたいです。
ただ、現金キャッシュバックプランは予約後しばらくして無くなってました。

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国道1号線と東名高速浜松インターを結ぶ幹線道路沿いにあります。
浜松駅周辺に用事がなく、車で動き回るのであれば、便利な場所にあります。
さっきまで渋滞してたのに、もう車は順調に流れています。

買い物も車で10分も走れば、イオンタウンもありますし、その他スーパーも。
地方都市って駅前より郊外の幹線道路沿いのほうが、充実してますしね。
駐車場も広くて無料、出し入れ自由なのもポイント高いです。

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1階大浴場 18:00~25:00

お世辞にも広いとはいえず、同時に3人ぐらいが限界だったかな。
それでも、すぐに足を延ばして身体を温められるのは嬉しいですね。

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15時頃に昼食を食べたので、それほどお腹もすいていなかったので、
スーパーの割引弁当で済ませました。

しず旅スタンプラリーは10箇所まわったので、すでに2,000ポイント獲得済。
2,000円分使えますが、残り10箇所まわると、500ポイント追加されます。
2,500ポイントが上限ですが、明日ウロウロすれば達成できそうなので、
20箇所まわることを目標とします。