宿に荷物を下ろして、軽くなったところで原付バイクで出発。
いままでだったらすぐにスノーケリングの用意してたと思うんですが、
渡嘉敷島でのスノーケリングがあまりに疲れたので、
ちょっと二の足を踏んでしまいました。
最終的には、帰る日は着替えの関係で泳ぐ気にならなかったので、
この日に泳いでおくべきでした…
島内マップには海岸線を走る外周道路が記載されているので、
それを使って島を一周してみます。
宿が与論島の南東の端にあるので、ぐるっと時計回りにまわります。
まずは南下して外周道路へ。わずか数分で目に飛び込んできた海の風景。
ワタンジ海岸
いきなりこの美しさ。
与論島ではほぼ無名なビーチなのですが、めっちゃ綺麗で驚き!
ワタンジ海岸
誰も泳いでいないのが信じられないほどの美しさ。
ちゃんとリーフに囲まれてるし、珊瑚も期待できそう。
しかし、もし溺れても発見されないだろうな…
48時間レンタルしている原付バイク。
24時間あたり2,000円は安いと思いますが、結構ぼろいです。
前浜海岸
駐車場もトイレも設置されているけど、ここも無人。
坂道を登ってきたところにあるハミゴーバンタ展望所からの眺め。
バンタは沖縄の方言で「崖」のこと。
ハミゴーバンタの先に海岸線を走る外周道路の中で、標高の高い場所がある。
海の眺めが最高で、珊瑚礁がばっちりみえます。
外周道路で一番の絶景ポイント。
暑いけど、風を浴びて最高のツーリングは最高ですね。原付だねど。
日焼けが恐ろしいので、日焼け止めは丁寧に塗りました。
沖縄本島の北部が見えます。
その距離は約22kmだそうです。
1972年の沖縄返還までは、ここが国境だったんですね。
思ったよりもビーチがたくさんあって、すべて立ち寄ってたらキリがないなぁ。
海岸へ降りていく階段がありましたが、名前すら書かれていないビーチ。
沖縄へ南下するクィーンコーラルが与論島に停泊中。
与論島では珍しく、海は少し濁りがありました。
この湾内をフェリーは旋回してたんですね。
ここから見ても水深が浅そうなのが分かりますので、
操舵するのは大変そうです。
続いては空の玄関口、与論空港。
鹿児島空港、奄美大島空港、那覇空港からの便があります。
しかし夏の日差しに照らされた白亜の建物は眩しい。
鉄道はないはずなんですが、なぜかヨロン駅。
ヨロン駅はビドウ遊歩道の入口にもなっていて、
断崖の上に作られた歩道から海の絶景が眺められます。
珊瑚が綺麗なのは確定ですね。
この先は、与論港までつながっているようですが、暑いのでUターン。
ヨロン駅前にあるフバマビーチ。
初めて人が泳いでいるのを見かけました。
右奥は兼母海岸(パラダイスビーチ部分)の砂浜です。
フバマビーチはとても波静かで泳ぎやすそうですね。
少し沖には珊瑚もあるし、なかなか良さそう。
与論空港滑走路脇の未舗装道路。
コーラルウェイと名前が付けられているので、サンゴで作られた道なのかな。
与論空港滑走路の先端部に海岸に降りれる場所がありました。
ここはサンセットビーチ。
素通りしたパラダイスビーチから続いている同じビーチで、兼母海岸とも地図に記載されています。
潮通しの良い場所にあるビーチなので、透明度はほんと高い。
サンセットビーチの奥にはプリシアリゾートヨロン。
与論島唯一のリゾートホテルがあります。
しかし、そのわりには人が少ないんですよね…。
プリシアリゾートヨロンは満室のはずなのに。
ランチタイムで人がいないだけ?
そろそろお腹が空いてきたので、中心部の茶花地区へ。
銀座通りという一番の目抜き通りなのに人がほとんど見当たらない。
昼食食べるにちょうど良さそうなお店もなさそうですね…。
与論島で一番大きなスーパーマーケット、Aコープよろん店を物色。
あと商品は離島なので全般的に高いですね。
そんななか、この海鮮丼はなかなかコスパ良さそうで、美味しそう。
綺麗な海を眺めながら食べるのもありかなということで、購入。
再びバイクを走らせて品覇海岸へやってきました。
珍しくビーチに人がいますね。
スノーケル専門のツアーがここからエントリーしてたようです。
ということはここの海の中は良いということですね。
しかし、ゆっくり食事できる環境ではなかったので、茶花に引き返します。
茶花地区にある茶花海岸。
なぞのモニュメントがありますが、おそらくギリシャのミコノス島をイメージ?
目の前にある通りの名前もミコノス通りです。
与論空港が白亜の建物だったのも、ミコノス島を意識してたんですね。
Aコープで購入した海鮮丼429円。
刺身の切れ端を集めたものでしたが、美味しかったです。
これが与論島弁当生活の始まりになるとはこの時思いもしなかった。
茶花海岸隣接の公園のベンチで頂きました。
寺崎海岸
与論島が舞台になったメガネという映画があるそうで、ここが登場してたらしいです。
龍の住む浜とされていて、与論島のパワースポットでもあるそう。
写真の真ん中あたりになんとなく龍の形をした部分が…
先ほどまでいた与論島の西側と違って、東側は完全なリーフになっています。
深さもあまりないようなので、リーフ内は泳いでも退屈そう。
こちら側は寺崎海岸。
入口あたりはコンクリートで整備されています。
ぽつんと一隻だけ古いボートが絵になるなあ。
モーターは新しそうなので、現役で使われているんでしょう。
ここも泳いでいる人はいませんでしたが、観光客は2組いらっしゃいました。
皆田海岸
皆田離という離れ島があり、水路のような場所にある海岸。
全般的に水深が浅いので、エメラルグリーンの海が広がります。
もともと沖合にリーフがあるので、波の影響を受けることは少ないと思います。
ただ満潮から干潮にかけては、中に入り込んだ海水が外にでるので、
多少は潮の流れがあるとは思います。
左が与論島、右が皆田離。
珊瑚はほぼ期待できない場所ですが、ウミガメの遭遇確率がかなり高いそうです。
また波の影響が少ないのでSUPのポイントでもあるそうです。
石垣島の川平湾に似たようないい風景。
今までと違って誰か泳いでいると思ったのですが、ここでも無人状態。
与論島を訪れた人はどこで泳いでいるんですか?
大金久海岸
鳩の湖って、何だろう…
岩場の高台の上にあって、海の眺めの良い場所ではあるのですが。
後で調べてみると、石碑の手前にある小さな穴が湖の跡だったそうで、
自称世界で一番小さな湖だったそうです。
鳩の湖のある岩場から、南側から長いビーチが広がります。
写真で見えているあたりは船倉海岸と呼ばれているあたりですが、
そのまま大金久海岸までつながっています。
今までと違って大きな整備された駐車場がありました。
バイクを停めて、海のほうへ歩いていきます。
大金久海岸(おおがねくかいがん)
百合ヶ浜の看板が出迎えてくれましたが、ここでは大金具海岸です。
この沖に干潮の時に出現する百合ヶ浜と写真を撮るということ?
ちなみに明日の午前中に出現する予報なので、船を予約してあります。
この日は潮と波の流れが良くなかったのかな。
それほど透明度は高いようには感じませんでした。
風や波の向きによって、海底の砂が舞い上がっているのかな。
大金具海岸には数件のマリンアクティビティのお店がありました。
でもこのビーチにいる観光客って10人もいないんですよね。
ほんと与論島人少なすぎる…
大金具海岸の一番南の端が少し高台になっていて、
海を見下ろすことができるようになっています。
ところで、国立公園と国定公園の違いって知っていますか?
国立公園は環境大臣が自ら指定したもので、
国定公園は都道府県がすすめてきたものを環境大臣が指定したもの。
あとは規模が国定公園より国立公園のほうが最低限の広さが必要。
定義としては世界にも勧められるような一級の自然がある場所は国立公園、
それに準じたものが国定公園ということのようです。
ちなみに奄美大島から西表島にかけてのいくつかの地域は、
世界自然遺産に認定されましたが、与論島は含まれていません。
島がたいらで開拓しやすかったのか、海以外で自然が残っている部分は少ないです。
最後に、与論島の一番南東にある赤崎海岸を訪れました。
スノーケリング向きと紹介されていたビーチです。
誰も泳いでいません…
確かに海はとても綺麗ですがね。
あと満潮時間帯だと外からの波に影響されて少し泳ぎずらいようです。
いくつかのビーチを回ってきましたが監視員のいるビーチはなく、
また遊泳区域が指定されていることもありませんでした。
渡嘉敷島では区域が指定され窮屈な思いをしてたので嬉しいことですが、
反面、自己責任で気を付けて泳げということですね。
しかしここまで観光客がいないとは思っていなかったのは想定外でした。
いったん宿に戻ってきました。
泊まっている人少ないですよね…
まだまだコロナだから共用部で過ごす人はすくないのかな?
少しだけ休憩して、夕陽を見る場所を探して再び出動です。
与論島で一番高い場所にある与論城址からの眺め。
思っている以上に眺めが良くて、ここから夕陽を眺めることにしました。
実際に与論城という城が完成したことはなく、
1400年代に築城途中で中止された城壁が残っているものです。
ちなみに左側にはお墓があります。
まだまだ夕陽が沈みそうもないし、
いったん夕食場所、また夕食の物色がてら、茶花地区へいってみることに。
しかし、居酒屋などのお店は何軒かあったんですが、
食事だけするような場所がないんですよね…
実際、人口5千人の島ですし、それを考えると居酒屋の件数は多いのですが、
ほとんどが茶花地区ということで宿からは離れてます。
お酒飲めないのに居酒屋はつらい。
ということでスーパーの弁当でもよいかと昼間の生協へいったのですが、
見事に弁当が売れてしまってて…
最終的には与論城に近いスーパーで値引き品の弁当を購入し、
宿の冷蔵庫にいれてから、再び与論城へ…
この様子だと明日の夕食も弁当になりそうです。
サンセットの時間が近づいてきたのですが、まさかの貸切でした。
やっぱりビーチで夕陽を眺めるほうが人気なのかな?
ほんと眺めが良すぎて、昼間にもぜひ足を運びたいぐらいです。
標準カメラ。
Galaxy S21の標準カメラってわりと広角よりな気がします。
もうちょっと望遠よりでもいいなと思う時があります。
広角カメラ。
画素数とセンサーサイズが落ちるため、階調が荒くなり、ざらつきます。
でも十分に綺麗に撮れてますね…
普通に撮ると太陽が白っぽくなるけど、太陽にピンと合わせて、
露出さげると綺麗に撮れる。
白飛びも黒飛びもしてないし。
いまのミラーレス一眼ってどういう感じで撮れるのかわかりませんが、
自分の持ってる10年前の一眼レフだと、どっちかによってしまうから、
何枚か撮ってパソコンで処理しないとこんなに綺麗にならない。
望遠カメラ。
Glaxy S21のウイークポイントが望遠カメラ。
実はレンズはついてるけど、なんちゃって望遠なんです。
標準より画素数の多いセンサーで単に切り抜いているだけ…
次のS22からはちゃんと望遠はついてるらしいけど、
広角カメラと同じでサブ的な感じなのでどこまで綺麗に撮れるのだろうか。
19時21分。
水平線に綺麗に沈んでいきました…
ちょうど沈んでいく方向にサンセットビーチがありますね。
だいぶお腹空いたので、部屋に戻って夕食としましょう。
半額で購入したチキン南蛮弁当。
与論島は海だけでなく、星空が綺麗なことでも有名です。
出発直前まで一眼レフカメラと三脚を持ってくるか悩みましたが、
今回は持ってきませんでした。
さすがに海の道具とカメラ道具を持ち歩くのは大変です。
ちなみに気にはなってたので、夜中に起きて窓を開けたのですが、
かなり雲が多かったです。
隙間から見える星の数はかなり多かったです。