今日の宿泊場所は、静岡県の沼津です。市制150周年で宿泊割引キャンペーンをしてたので、寄り道しながら帰るのも良いかなと。当初は、茨城県のひたちなか海浜公園のコキアの紅葉を見たかったのですが、例に漏れずここも紅葉が遅れているらしいので、まだいったことのない日光へ足を運ぶことにしました。
早朝ということで、大浴場に誰もいなかったので撮影させて頂きました。カプセルでも、これだけ広い大浴場があるので、快適に過ごせることができました。歓楽街の中にありますが、比較的落ち着いてました。この奥にサウナがあります。
露天風呂も広いです。仙台駅から遠いのが難点ですが、また利用したい宿泊施設です。
早朝の仙台駅は人もまだ少ない。東日本って、西日本に比べて朝が遅いイメージありますね。
改札内のニューデイズはまだ空いてなかったので、改札外に戻ってきました。
JR東日本のコンビニ、ニューデイズです。
美味しそうなサンドイッチがあったので、少し高いけど購入しました。
見た目通り美味しかったです。
始発にしては遅いめの6時発です。
日中だと白石行きか福島行きなので、郡山まで行ってくれるのはありがたい。
前より2両はロングシート車でしたが、後ろより2両はボックスシートありでした。
先頭で待ってたのですが、後方へ急いでダッシュして、座席確保。
いくつかの山を見ながら、東北本線を南下したかったので、進行方向右側ゲット。
あと朝陽が眩しいから西側のほうが良いです。
日除けがない代わりに窓ガラスの紫外線カットが強く青色がかって見えます。
蔵王連峰が見えてきました。
そういや3年前のほぼ同じ日に蔵王登ってました。
あの時見た蔵王のエメラルドグリーンのお釜(火口)は雄大すぎて感動しました。
白石川堤一目千本桜
さくら名所100選にも選ばれている桜の名所です。
開花時期になると徐行運転してくれるそうです。
東白石駅は、白石川沿いにホームのある景色の綺麗な駅。
はじめて乗車する区間は新鮮で景色を見ているだけで楽しい。
蔵王連峰が一番近くで見えていたのはこの頃。
冠雪した時期は綺麗なんだろうな。
この後県境を越えて福島県に入ると、進行方向の左側が景色が開けて綺麗でした。
福島市への通勤通学客で立ち客も多く、移動するのはとても困難でした。
福島駅が近づくと、右手に吾妻連峰が見えてきました。
福島駅北側にある東北新幹線から山形新幹線への渡線を増設中の工事現場。
現状、山形方面から東京方面への上り線に合流するときに、
仙台方面の下り線を横断する必要があり、少しでも遅延すると大幅な遅れにつながるそう。
この区間は時速320kmで運転しているので、余裕を持って横断したいですよね…
人口は福島県第3位ですが、県庁所在地の福島駅です。
時間帯も良いこともあって、たくさんの通学客・通勤客が降りていきました。
福島駅をすぎたあたりで吾妻連峰までの距離が一番近くになりました。
右側の緑のない場所が浄土平で、中央にある円錐形の山が吾妻小富士。
磐梯吾妻スカイランという無料の道路でいくことができます。
ここも3年前に訪れた場所です。
岩肌むき出の荒涼とした風景が広がり、地球の鼓動を感じることのできる場所でした。
仙台駅から2時間半以上かかりましたが、郡山駅に到着。
ボックスシートの奥に座っていて混雑の影響を受けなかったのと、
ここまでずっと山を眺めていたので、意外と早かったなあという印象です。
郡山駅前にある高さ133mのビッグアイは目を引きますね。
最上部には科学館がありプラネタリウムの球体があるのでどこか近未来的。
中層階はオフィスと高校が入っているそうです。教室の窓からの景色は最高なんでしょうね。
郡山駅ほどの新幹線が停まる大きな都市でもタクシー不足は深刻なようです。
10分ほどウロウロしてましたが、列はぜんぜん解消されていません。
仕事で移動したい人なんて深刻な状況でしょう。
ほんとライドシェア解禁しないと、移動に不便な国というレッテルを貼られそうです。
続いては、新白河駅まで向かいます。
通勤時間帯は過ぎているので、車内は空席が目立ちました。
ただロングシート車なのが難点。
正面に見えてきたのは、那須連峰かな。
東北本線は昔の主要幹線なだけあって、線形はとても良いですね。開業当初のルートから変わっている場所もいくつかあるようです。
新白河駅では1つのホームに2つの列車が縦列で停車します。
その間にはコンクリートの車止めがあり、ホームを縦に歩いて乗り換える珍しい駅です。両サイドにはホームつきの線路もありますが、恐らく貨物列車の通過用かと思います。
新白河駅では必ず列車を乗り換える必要があります。この先の黒磯駅近くに電流のシステムが変わるためです。
この車両は2つの電流システムに対応した列車ですが、現状5つ先の黒磯駅より先へは行きません。
東北本線を通る時には、この区間が本数も少なく難所となっていますし、
わずかな距離で乗り換えが2回も必ず発生するので結構面倒です。
ただこの区間の列車は5両編成が基本なので、前後の区間より席数にゆとりがあります。
342mの黒川橋梁を渡って、東北から関東、福島県から栃木県へ。
現在走っている上り線は、大正9年に架けられた古いものだそうです。
下の小さい川が黒川でこれが県境のようですね。
那須連峰には行ったことはないけど、中央の山が茶臼岳1,915mでしょうか。
今月はじめに高齢者の登山客4名が遭難し低体温庄で亡くなったばかりです。
10月初旬でも山の上は天候が崩れればいっきに冬になりますからね…
3月ですが2017年にも雪山登山中の高校生が雪崩に巻き込まれ、
生徒7名教員1名が亡くなった事故も最近なのでよく覚えています。
乗換駅の黒磯駅です。
ここから宇都宮まではわずか3両編成で、最初は空いていましたが、
宇都宮が近くなると混雑しました。
夏の青春18切符シーズンだと、最初から混みそうな感じはしますね…
日光線の乗り場は少し雰囲気が違いますね。
ぎゃ~~、日光線の乗り場にくるとすごい人で、ほぼ外国人。
首都圏から日光行くときは、東武鉄道がメインだと思ってたけど、
訪日外国人観光客はジャパンレールパスがあるから、新幹線で来るのか…
日光戦はわずか3両なので、座ることは諦めました。
いやはや訪日外国人観光客の勢いはすごいですね。
近くの京都だと訪日外国人観光客も多いけど、日本人観光客も多いわけで、
ちょっとここまで比率が多いと異様な感じさえします。
ほとんどの乗客が日光までいくことが確定しているので、
1時間ほど立ちっぱなしでした。
立ったままの乗客も多かったですし、週末だともっと大変な状況になってそう。
日光線はローカル線にしては直線区間が多く、立ったままでも苦痛にはなりませんでした。
正面に見える男体山が近づいてくると日光はもうすぐです。
改札の様子を少しみてましたが、ほとんどの人がジャパンレールパスを使っていました。あまりにも格安だったので10月から値上げしたそうですが、円安の影響と、海外のインフレ率が高いので、相変わらず利用されているようです。
大正浪漫を感じる日光駅。列車の到着時は賑わいますが、小さな駅なので普段は静かなのでしょう。
緑の屋根が東武鉄道の東武日光駅。
首都圏からの観光客の大半は東武鉄道を利用しているはずです。
混雑した車内から解放されたこともあって、
清々しい空気と美しいに日光連山の風景に心が躍ります。
日光って有名なだけあって、いいところなんだね…
東武日光駅前のバスロータリーはバス待ちの列が…
行きだけでもバスに乗ろうと思ってたけど、これは歩くしかない。
バスを諦めて歩いている人もちらほらいました。
それにしても、背後の屏風のような日光連山が美しいので歩いても苦にならず。
しかし時間は限られているので、早歩きです。
日光社寺の玄関口にあたる朱色の「神橋」。
神聖な橋なのですが、渡るだけで300円というから驚きでした…。
世界遺産「日光の社寺」。
世界遺産に登録されたのは1999年なので、個人的な基準でいくと見る価値あり。
最近は世界遺産が増えすぎて、これが?というところも多いのですが、
2000年以前に登録されたところは、わりと見ごたえや価値があるところが多いので、
2000年という数字をひとつの基準にしています。
一時期ワイドショーでよく放送してましたね…
早く見つかってほしいものです。
766年日光を開山し、その後男体山登頂した僧侶、勝道上人の像が出迎えてくれます。
日光も紅葉の名所ですが、やはりここも例年より遅れています。
日光山輪王寺 三仏堂
輪王寺は、東京の東叡山寛永寺、地元滋賀県の比叡山延暦寺と並ぶ天台宗三本山。
三仏堂は幅33m、高さ26mと東日本最大の木造の建物で、
現在の建物は三代将軍家光公によって、建て替えられたものだが、
2010年から9年の歳月をかけて平成の大修理を終えたばかりとあって、
朱色の塗りがとても美しい。
よく見かける京都の東本願寺は幅がさらに1.5倍ほどの52mもあるというから、大きいはずである。
時間がないので輪王寺はお参りだけさせて頂いて、
足早に日光東照宮を目指します。
拝観料が高いので出来るだけゆっくり見たい。
日光東照宮は前から行きたいと思っていた場所でした。
関西からだと意外と遠い場所なのです。
理由は関西方面からだとアクセスが悪いんですよね。
空港は近くにはないし、電車でも新幹線に2回も乗るので結構高い。
周辺にほかに見たい場所もないので、なかなか足を運べませんでした。
チケット売り場前の日光東照宮五重塔。
急に人が増えたような気がしますが…
入場料や拝観料に対してはドケチなのですが、
1,300円とかなり高額の拝観料を支払いました。
境内に入ると、思ってた以上に参拝客でごった返してます。
7割以上は訪日外国人観光客でしょう。
ここは宇都宮に泊まって、朝一番で来るべきでしたね…
しかし、今まで見てきた寺院とは違う、華やかで荘厳な雰囲気に圧倒されます。
さすが徳川家康公を祀っているだけのことはありますね。
2017年に平成の大修理を終えた「陽明門」。
金色と白色を基調としたほかに類をみない輝かしい色合いは眩いばかりです。
団体客が御本社に入っていったので、先に家康公の墓所のある奥宮へ。
奥社参道の入口にある東回廊の坂下門には、「眠猫」が彫刻されています。
「猫が眠りにつくほど平和な時代」、徳川家康の安寧を象徴しているそうです。
奥社へは207段の石段を登っていくことになります。
周囲には杉の木立が立ち並びます。
奥社の拝殿までやってきましたが、ここにも多くの参拝客が来ていました。
御本社周辺の建物に比べると、色づかいはとても落ち着いた雰囲気です。
こういうシンプルな色合いの方が好きだなあ。奥宮の拝殿のすぐ裏側に、家康公の墓所があります。
家康公が眠る御墓所です。周囲は外国人でごった返してます。
家康公も、これほど多くの外国人の参拝客が来るとは思ってなかったでしょうね。
拝殿のある御本社内の拝殿は撮影禁止でした。修学旅行の学生団体といっしょだったので、慌ただしかった。ほんと朝早くに来たほうが良さげですね。
御本社前の唐門も色彩豊かで目を引きます。この色使いは当時のままなのでしょうか?
地元にある日吉大社がモデルだといわれてるので、確かに造りは似ているけど、色使いがかなりかけはなれています。この陽明門は見るものを魅了します。一日中見ていられることから、別名「日暮門」とも言うらしいです。
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帰るころにはさらに人が増えてきて…清水寺より人多くないですか?
ここはまたゆっくりと訪れたい場所ですね。雪化粧した東照宮も美しそうです。
日光東照宮といえば、これですね。これ、メキシコのチェチェンイッ遺跡のお土産でも見かけたのですが、案外世界共通なのでしょうか?
来たときは木陰になっていた倉庫にも日が当たり、きらびやかになりました。杉の木立のなかに東照宮があり、影の影響を受けやすいので、曇りの日に来るほうが写真を撮るには向いてるのかもしれません。
拝観券購入の列が大変なことになってます。来たときは並ばずに買えたのは幸運でした。
本来であれば日光は紅葉シーズンだから、これだけ人が多いのかもしれませんね。京都を彷彿させる観光客の多さでした。
京都の落ち着いた趣の社寺も良いですが、豪華絢爛な日光東照宮も訪れて対比を楽しむのも良さそうですね。
神橋。急ぎ足で日光駅へ。次の列車はまた1時間後になるので、遅れたくはないです。
左にある男体山の麓に中禅寺湖がありますが、日光東照宮よりも標高が高い場所にあります。その途中に紅葉で有名ないろは坂と華厳の滝があります。ほんとこの天気でしたから、東照宮だけで帰るのは勿体なかったけど、予定外に来たので仕方がないですね。
行きに比べるとそれほど混雑していませんでした。座席の8割は埋まっていましたが、やはり大半は訪日外国人観光客です。朝はサンドイッチ、昼は抜きだったので、腹が減ってきました。
栃木県の県庁所在地、餃子の町、宇都宮。2度目の訪問です。満を持して、空腹を癒していただきます。
駅前にある香蘭。以前に食べて美味しかったので再訪です。日光に行く前に寄ると昼時で混雑してるかと思って、帰りに寄りました。
宇都宮市の中心部は、ここから二キロ程はなれた東武鉄道の宇都宮駅周辺ですのが、JR宇都宮駅の駅ナカや駅周辺にも10店舗近い餃子店があります。
焼き餃子だけでなく、水餃子も比較的安価な値段設定が嬉しいです。
焼き餃子350円。水餃子350円。ライス180円。
しっかり焼かれた焼き餃子は、手作り感があって、肉と野菜のバランスが良くて、味が濃くて美味しい。白ご飯にぴったりです。もちもちさっぱりの水餃子で箸休めもできるのも、良いですよね。
空いていたので餃子の提供も早くお腹が空いてたのであっという間に食事を終えたので、予定より早い列車に間に合いました。小金井駅で乗り換えると沼津駅まで直通運転する列車に乗ることができます。沼津駅まで直通する列車は少ないのでありがたい。
ここからはグリーン課金します。宇都宮から沼津はかなり距離がありますし、ラッシュアワー時間に首都圏を通るので利用価値は高いと思います。
小金井駅で沼津行きに乗り換えです。何か買おうと駅前にでたのですが、コンビニすらありませんでした。車両基地があるので、小金井駅発着の列車が多いだけのようです。
2階席の左側に座りました。海の見える側ですが、その頃には真っ暗でしょう。宇都宮駅で一本だけビールを購入していたので、飲みながらしばしゆっくりと過ごしました。お酒飲むことができるのもグリーン車の特権ですね。
夕方近くなってきたので、乗降客が徐々に増えてきましたが、まだグリーン車はかなり空席があります。
ほんと良い天気の一日でした。慌ただしく動いたので、満腹になって、ゆっくりビールを飲みながら夕景を眺められるのは至福の時間でした。
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グリーン車には検札を兼ねたアテンドさんが巡回していて、飲み物やおつまみを販売しています。思わず追加購入してしまいました。新幹線でも車内販売は廃止されるそうなので、いつかはなくなるのでしょうか。
京浜東北線の電車はぎゅうぎゅう詰めですね。都会のラッシュアワー恐ろしい。
荒川を越えると、埼玉県から東京都内に入ります。ぎりぎり外の景色が楽しめる明るさです。
秋葉原のヨドバシカメラは存在感半端ないですね。
東京駅近くです。まだグリーン席は空席があります。
東京駅の東北上越北陸新幹線ホーム。ホーム下も有効活用されてますね。
東京駅ではそれほど乗車してこなかったのですが、次の新橋駅でたくさんの通勤客が乗車してきてグリーン席もほぼ満席になりました。そしてすぐにあちこちでプシュ~という音があちこちから聞こえてきました。
新橋駅から乗車してきて、横浜駅で降りる乗客が多かったです。わずか30分弱の距離でもグリーン課金する人の多さに驚きました。
沼津駅到着です。同じ車両にここまで乗ってる人はいなかったですね。グリーン車なのでシートも良く、振動も揺れも少ないので、あっという間に感じました。
駅前のくれたけインプレミア沼津北口に宿泊します。北口は沼津駅の裏側になりますので、お店は少ないです。
くれたけグループは清潔感があって、ベッドも広くて、横に小さなテーブルもあって使い勝手が良いです。20時までに到着すれば、ワンドリンクサービスがあったのですが、2分遅れて間に合わず(泣)
ラブライブサンシャインの聖地、沼津の玄関口です。
沼津仲見世商店街。沼津駅のラブライブ押しがすごいですね。夕食を求めてぶらぶらしましたが、20時半を過ぎてすでに閉店してるお店が多いんですよね。駅前の静鉄ストアの惣菜コーナーもすっからかんだっし。
面倒だったのでLAWSONのカレーです。軽めに済ませて明日の朝食バイキングでしっかり食べることにします。
3人ほどしか入れないですが、大浴場があるのはホントありがたいです。疲れのとれ方が違います。
交通費 | 秋の乗り放題パス1日分 | 3,925円 | 7,850円/2日にて計算 |
飲食費 | 仙台・ニューデイズ | 380円 | サンドイッチ |
入場料 | 日光・日光東照宮拝観券 | 1,300円 | |
飲食費 | 宇都宮・香蘭 | 880円 | 焼餃子350円 水餃子350円 ライス180円 |
交通費 | グリーン券平日100km以上 | 1,000円 | |
飲食費 | 仙台・セブンイレブン | 278円 | 缶ビール |
飲食費 | JR東日本・車内 | 300円 | 缶ビール |
飲食費 | 沼津・ファミリーマート | 363円 | カレー |
宿泊費 | くれたけインプレミアム 沼津北口前 | 2,920円 | 1泊朝食 7,920円 沼津市クーポン3,000円適用 じゃらんクーポン2,000円適用 |
合計 | 11,346円 |