今日から西表島に2泊して、スノーケリング三昧です。
離島ターミナルの売店で買ってきたスパムおにぎり弁当を宿で頂きました。
宿からはコンビニにいくより離島ターミナルのほうが近い。
徒歩1分で離島ターミナルは本当に便利すぎる。
安永観光 石垣08:30→上原09:15
安栄観光の西表島上原港行きにのります。
海上保安庁が停泊。
尖閣諸島関連で忙しいんだろうね。
08時35分の便は西表島の各種アクティビティの出発時間にちょうど良いので、わりと混みます。ドル箱の時間帯なので、八重山観光、安栄観光の2社が同時運行しています。
今日は天気は良さそうです。
波も穏やか。
おっ、バラス島が顔を出してます。今回は行かないですね。
少し遅れて約55分で上原港に到着。
満員だったから速度が出せなかったのかな。
多くの乗客が降りていきます。
宿のお迎えがありますので、送迎車に乗って約10分ほどで宿へ。
部屋の用意が出来てたので荷物を置いて、水着に着替えて、
さっそくスノーケルツアーに出発です。
船が遅れていたので、結構あわただしい。
宿併設のアイランドサービス空海。
2回目の利用です。
10時から16時の一日ツアー。
西表島の北西は素晴らしい海なので、今日と明日で泳ぎまくります。
他にお客さんはいないので、貸し切りです。
明日も同じショップの一日ツアーに参加するのでポイントが被らないように、お願いしてあります。
夏らしい空が出迎えてくれます。
メインの船はメンテナンス中とのことで、少し小さい船です。
屋根もないけど、まあほとんど泳いでるから問題なし。
ここのショップは基本放置してくれます。
最初に利用したとき、一度だけ海に入ってくれたけど。
ここのキャプテン本物の海人です。
深く潜ってウミガメを探しにいってくれました。
素潜りで30m以上潜れるそうです。
ゲストが海で泳いでいる最中に、水中銃をで漁をしている時もあります。
ゲストの安全的にどうなのかと思うこともありますが、泳ぐ力を見てから判断してるかと思いますけどね。
その魚が晩御飯に出てくることがありますので、温かく見守ります。
1ポイント目 イダの浜沖
泳ぐ前から笑いが止まりません。
舟浮の集落の裏手にあるイダの浜沖のポイント。
西表島スノーケルの定番中の定番です。
ビーチから泳いでこれると思います。
比較的浅場からエントリー。
西表島の北西エリアは、珊瑚が尾根のように形成されることが多いように思います。
深い場所に潜って、横から珊瑚や魚を眺められるので、結構楽しい。
透明度も高く、珊瑚も元気、魚も適度にいてくれて、ほんと最高のエリアなんです。
光のカーテンが美しい。
枝珊瑚にコバルトブルーのデバスズメダイ。
足の踏み場もないほど珊瑚が密集してます。
適度な深さがあるので立つことはできないですが、
泳いでいる最中にフィンが当たらないように注意してます。
沖縄の県魚、グルクンです。
食べるときは赤色ですが、あれが本来の色だそうで、
泳いでいる間は目立たなくさせるため青色になっています。
人間が食べても美味しい魚は、自然界でも狙われやすいってことかな。
内離島との間の水路のほうは、ちょっとドロップオフ。
透明度が高いから、見えない場所は水深30m以上は落ち込んでるはず。
昔だったら怖がってたけど、今は慣れてしまいました。
むしろ適度に潜れるので、楽しい。
ウミガメを見つけた!
珊瑚にへばりついてて、なかなか浮いてこないので、潜って近づいてみるとすぐに逃げていきました。
人間慣れしている慶良間のウミガメとは違います。
頭隠して尻隠さず。
さらに近づいたら海の深い場所に逃げていきました。
まだ元気だったので、目一杯潜って、あおって撮りました。
深い場所だと珊瑚の色が消えちゃうんですね。
あの先に何があるんだろう。
吸い込まれそうになる青色です。
見上げると海水とは思えないほどクリア。
魚が空を飛んでるみたい。
もっと潜れるようになりたいな。
珊瑚が尾根上に連なっているので、真横から眺めるとまるで水族館。
赤色のアカネハナゴイは青い海のなかで映えますね。
攻撃的なハマクマノミはメスです。
小さく隠れているのはオス。
オスのほうがかわいいです。
デバスズメダイは臆病なんで、近づくと枝珊瑚に隠れてしまいます。
ほかのショップの船もここでスノーケリングしています。
エリアは広いから混むことはないです。
上陸してそのまま海が穏やかなので、船の上で昼食のお弁当。
手作りで美味しい。
民宿で作っているのだと思います。
ほかのショップの船もここでスノーケリングしています。
エリアは広いから混むことはないです。
ちょっと雲が集まりだしました。
そのまま船を沖側へ移動していきます。
2ポイント目 Gスポット
湾の真ん中に突き出ている浅瀬のポイントです。ここは初めて。
帰宅後に場所を調べるとGスポットというダイビングスポットでした。
いきなりピンク色のアカネハナゴイの乱舞。
黄色いのはネッタイスズメダイ。
赤い背びれがあるのは、アカネハナゴイのオスです。
ハーレムですね。
デバスズメダイが混ざってきました。
青い魚はドリーじゃなくて、ナンヨウハギ。
13時すぎ、雨が降ってきました。
雨水が冷たいので、暖かい海の中で泳いでる方が快適です。
ポイントも変わったばかりだし、船も屋根がないんでね。
海の中は穏やかで、あまり変わらないですね。
雨が降っていても、この透明感溢れる海の中。
ヨコ構図も良いけど…
タテ構図もいいなぁ。
強烈なスコールがまた続いています。
南国のスコールってすぐに止むんじゃないんですか?
もう雨が降り出してから40分以上経過してます。
大雨で船でポイント移動できそうにないので、ちょっと深場へ移動。
ウメイロモドキ。
今までの個体に比べると、少し大きめです。
だいたい30cmぐらい。
ハナゴイの群れ。
実は紫色に近いはずなんですが、青色にしか見えません。
深い場所は、水に赤色や黄色が吸収されるので、
青色が優勢な世界になります。
雨が降っていて、光が届きにくかったことも影響しているかな。
やっと雨があがりました。
さっきまでの土砂降りはいったい…
晴れたタイミングでポイント移動します。
3ポイント目 サバ崎
ここは定番ポイントですね。
西表島スノーケルでは毎回訪れています。
外洋に面して深さもあるので波が入ってきやすい場所なのに、
今日はとっても穏やかです。
珊瑚が尾根になっているけど、
浅くはないので潜れないとわりと面白くないかも。
少し潜ると綺麗に珊瑚が見えます。
魚は少な目な感じです。
ハマクマノミマンション。
正面から見るハマクマノミはかわいい。
9月の日差しは心地よいですね。
7月の日差しはほんとギラギラしてます。
ここのポイントは、地味ではあるけど、
とてもナチュラルな感じがいいですね。
さっきのポイントに比べると、魚の色も地味です。
黒か白か…
アマミスズメダイに見えるけど、シコクスズメダイ。
ニシキヤッコ。
イチモンジブダイ。
ハクテンカタギ
沖縄に行きだした頃はよく珍しい色の魚ばかり追いかけてました。
潜ることもできなかったから、それしかすることがなかった。
16時になったので終了のようです。
西表島の海はやっぱり最高ですね。
石西礁湖とは違った穏やかな雰囲気がとても好きです。
今日はメジャーなポイントだったので、
明日はどこへ案内してくれるのか楽しみです。
泳ぎ始めるとなかなか船に戻らないし、途中スコールもあったので、
大きくはポイント移動せずに3ポイントと船の燃料はかなり省エネだったのでは?
民宿南ぬ風に戻ってきて、シャワーを浴びてさっぱり。
目の前の庭がとても落ち着きます。
宿の前は星立海岸。
とっても遠浅なので泳げるようなビーチではないです。
まさか翌日、この沖合で泳ぐとは想像もしなかった…
バランスのとれたボリューム満点な夕食。
グルクンまるまる一匹の唐揚げ。
あと沖縄料理で一番好きといっても過言ではないソーメンチャンプルー。
モズク酢、冬瓜とチキンの煮物、ゴーヤーサラダ。
左:ヒラマチ(赤ムツ)中:チャンバラ貝 右:セーイカ(赤イカ)
ヒラマチは自分たちがスノーケル中にキャプテンが突いてきたもの。
ウツボの唐揚げ。
これもキャプテンが捕ってきたそうです。
ちょっと小骨が気になるけど、白身でほくほく美味しいです。
チャンバラ貝といい、高知名物と繋がっていますね。
距離はかなり離れているけど、同じ南国太平洋ということですね。