8日目 帰国?|ミャンマー2006

ヤンゴンの朝の風景
2006ミャンマー

旅立ちの朝だった。
正確には今日はバンコクに宿泊するし、明日も日中バンコクで過ごすことになるので、
日本への帰国ではなかったが、慣れ親しんだバンコクへ行くことは、
自分の中ではバンコクへいくこと自体がまるで第二の故郷へいくような感じだった。
立ち寄る目的も、友達と合流して飲みに行くということだったのも大きな理由だろう。

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昨日の晩ご飯は、ヤンゴン到着時に訪れたカフェで、
カルボナーラ、すなわちイタリア料理を食べていたこともあり、
やはり最後ぐらいはミャンマー料理を食べたかった。
ホテルで朝食も無料で出るのだが、それはパスして朝6時すぎに町をぶらつき始めたのた。
思ったよりはヤンゴンの朝は静かで、人通りも少なく、
お店もほとんど閉まっているか、ようやく開店準備をしている段階だった。

ガイドブックを参考にしながら、朝早くからあいているレストランを探し、
「トリプルナイン・シャンヌードル」というお店が6時から開いているようだ。

開店して間もないだけあって、店内には誰もいない。
自分が今日始めての客のようだ。
店内に座ると写真入りの英語メニューをもってきてくれた。
その中からあっさりしてそうなサラダフレーバーのヌードルを注文した。

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名前のとおり細い米麺にドレッシングがまぶしてあるようなもので、
上には鶏肉とたっぷりのパクチーがのせられている。
どうやって味付けをしたのかわからないが、
このあっさりとした感覚は、日本にないもので、暑い夏にぴったりだろう。
そうどっちかといえば、麺はソーメンに近いかもしれない。
これがミャンマーで最後に食べる食事だったが、
ミャンマーでの料理は思っていたよりも美味しかった。

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食事を終えてホテルに戻るころに、ようやく町が動き出したようだ。

サクラタワーの下でタクシーをつかまえて、空港へ向かった。
一週間前に搭乗した国内線に比べて、国際線はかなり閑散としている。
たまたまこの時間に出発する航空機が少ないのか、それにしても人が少ない。
搭乗ゲートがどこにあるのかもあまり分からないほど案内板もなく、不親切な空港。
これも横に工事しているところがあったので、新ターミナル完成までの辛抱ということか。

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なんとか人に聞きながら、搭乗手続きが行われるだろうロビーにたどりつくが、
搭乗カウンターに係員は見当たらない。
本当でここで搭乗手続きが始まるのだろうかと心配になる。
搭乗カウンターの上には世界各地の時刻を示す時計が掲示されているが、
悲しいかな一つもまともに動いているものがなかった。

出発の1時間前にぐらいになり、ようやく係員がやってきたのだが、
搭乗の手続きはオンライン化されていないため、
いちいち手作業で対応しているので、がらがらだったカウンターには長蛇の列。
かなり時間がかかり、いらいらがつのる。

搭乗手続きを終え、免税店で少し買い物をすませ、
出発待合室にいると、思ったよりも日本人の姿が目立つ。
日本人が少ないかなと思っていたミャンマーであったが、さすがに見かける日本人。
しかしゴールデンウィークにしては他の国より少ないのは確かだろう。

ミャンマーの空港ではお約束のようになっている日本の中古路線バスに揺られ、
飛行機のタラップから搭乗する。

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ミャンマー初日は雨に見舞われ、天気のことが心配になったのだが、
最終的にはミャンマーを去るまでは晴天に恵まれ、天気に感謝。

ミャンマーには素晴らしい景色、素晴らしい遺跡があるが、何より人が素晴らしかった。
今まで訪れた中でこれほど気持ちの良い、純粋な人々のいた国はなかっただろう。
ミャンマーという国はまだまだ発展途上であり、
国の政策により鎖国状態で外からの情報もそれほどはいってこない。
国民は発展し、西洋的な便利な生活を望んでいるに違いないが、
勝手な考えだが今のままでいて欲しいと思う。

ミャンマーでは同じアジア、稲作文化とういこともあり、昔の日本にだぶらせることも多かった。
もちろん昔の日本など知るわけもないのだが、なんとなくそういう雰囲気を感じた。
そういう事も重なって、どことなく居心地のよい国だった。

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窓の外の天気のようにとてもすがすがしい気持ちで、ヤンゴンを後にした。

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バンコク1日半滞在

バンコクからの帰国便は明日の夜22時の出発なので、約1日半の滞在時間。
ミャンマーでの滞在を削ってまでという気もしなくはないが、
やはりバンコクは食べ物が美味しくどことなく引き寄せられてしまうのである。
1月ネパールで知り合ったバンコクで働いている日本人が、
いっしょに飲みに行ってくれるので、たっぷり食べて飲んで次の日はゆっくりしたい。

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空港で中心部にある中級ホテルを手配し、昼過ぎにはホテルにチェックインしたのだが、
もうバンコクではどこも観光する気にはならなくテレビを見ながら涼しんでいた。

今回は携帯電話を海外でも使えるようにしていたので、
バンコクに到着してから、電話で待ち合わせを場所を決めた。便利な世の中である。
観光モードではなくなったので、もうカメラは持ち歩かずに、食べ飲みを全力で楽しんだ。

タクシーでスクンビット通りにある韓国レストラン街で焼肉を食べながらビールを飲み、
2件目はゴーゴーバーのあるソイカウボーイのはずれの飲み屋でビールを飲む。
そして3件目しばらく歩いた場所にあった地下の大きなバーでビールを飲んで、
最後は、屋台でセンヤイ・ナーム(米太麺の汁有りラーメン)を食べてから、
知り合いと別れたのはすでに深夜2時だった。

翌日、目が覚めると天気が悪く雨が落ちてきた。
ミャンマーと比べそれほど暑くないのだが、じめっとした暑さは気持ちが悪い。
まして雨が降ってきたとなれば、もうすでに出かける気はまったくなくなってきた。
まる一日あるというのにもったいないとは分かりながらも、
近くのデパートでぶらぶらして、タイマッサージをしただけで、
夕方までホテルでテレビを見ながらだらだら過ごしてしまった。

結局、知り合いにまた電話をして夕食を食べることにした。
知り合いがたまにいくというあまり観光客には知られていないが、日本駐在員がよくいく海鮮料理屋。
いつもいくソンブーンよりローカル色が強く、メニューも多く、値段も安かった。
ソンブーン名物のプーパッポンカリーが食べれなかったのは残念だったが、
フカヒレスープや牡蠣のお好み焼きなど海鮮料理を満喫。

ほろ酔いのままBTSとタクシーを乗り継いで空港に向かう。
バンコクを後にしたシンガポール航空は早朝5時30分には関西空港に到着。
いったん自宅に戻ったが、出勤日なのでスーツに着替えただけで、すぐ出発。
帰国日に定時で出勤し、10日にわたるゴールデンウィークの旅行は終わった。

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