行くだけの1日目
6月に沖縄本島へ行きましたが、
雨の為、目的だった慶良間行きは断念。
今回はそのリベンジです。
また行くのか・・・
という感じですが、木曜日の夜便にて那覇へ、
そして復路は日曜日の午前便をチョイスすることにより、
なんと往復で2万円です。
こりゃ安い。
始まりは、7月末に飲んでた勢いだったんですけど。
ということで木曜日仕事を定時で終わらせて、
友達を迎えに行って、そのまま神戸空港へ。
大津から約1時間で到着。
しかし、機材到着遅れのため20時50分発が21時25分へ変更。
遅延お知らせメールがきていたのですが、
新しいアドレスに変更するのをうっかり忘れてたため、
到着後に知りました。
しかし、たった35分遅れでしたが、
500円の金券をもらいました。
コンビニで弁当を買う予定でしたが、
空港内のレストランで夕食を食べることにしました。
500円の金券があったので、実質ビールも入れて620円。
こりゃ安い。
ゆっくり食べる時間プラス500円で、かえってラッキーだったかも。
ICカードでチェックインすると航空券がないので、
セキュリティーチェックのところで、控えみたいなのをプリントします。
すると裏にマクドナルドの商品があたる場合がありますが、
今回はビックマック賞があたりました。
なんかついてるな・・・
でも、最近マクドは食べないようにしてるので、あげちゃいましたけど。
JTA319便 神戸→那覇
午後9時25分すぎにようやく搭乗開始です。
海外だと国内線でも夜便とか普通飛んでるけど、
日本でこんな時間に乗るのはちょっと不思議な感じ。
でも、仕事終わりにいけるというのは、利便性高いと思うので、
北海道方面とかにも運行してほしい。
午後11時30分頃にようやく那覇空港に到着です。
前回同様に空港内は閑散としています。
ゆいレールも運行していないだろうし、
タクシーでホテルまで。
明日の慶良間行きのことを考えて、泊港の近くの
沖縄オリエンタルホテルに宿泊。
ツイン利用で朝食つき、ひとり3,150円となかなか安い。
すでに時計は日付が変わりかけでした・・・
が、案の定ここで寝るわけがなく、飲みにでかけました。
何軒かはしごして、最後に24時間営業の食堂で、食事しました。
ビールセット980円です。
わりと安い。
この写真撮った時間が朝4時でした。
ということは寝たのは4時半過ぎ・・・
明日の船は9時出発なんですよね。
2日目 3年ぶりの阿嘉島へ
寝たのは朝4時半だったのに、
きっちり7時に起きてしまいました。
寝不足でやや二日酔いなのは間違いないのですが、
起きてしまうんです・・・体質的に。
朝食付きだったのですが、友達はパスということでひとりでいきました。
和食や洋食など4種類から選べて、
1泊3,150円という値段からしてもお得。
しかも、泊港まで思ったよりも近かったので、ほんと利用価値あります。
那覇・泊港→阿嘉港
慶良間は2つの村からなっていて、
今回向かうのは座間味村の阿嘉島です。
座間味島へも、同じ船でいけます。
もうひとつは渡嘉敷村なのですが、
なぜか近いのにこの2つを結ぶ航路がないんです。
時間節約ということで、高速船のクィーンざまみを利用しました。
往復割引でも5,970円と少々高いです。
波に弱いので、熱帯低気圧や台風が近づこうものならすぐ欠航です。
ちなみに2~3年前に3回ほど慶良間に行こうとして、
2回台風で駄目になりました。
晴天の中、那覇を出発しました。
船内はエアコンもきいていて、揺れも少なく快適でした。
日帰り観光客も多いので、朝一番の便は満席近かったです。
途中、座間味島によりましたが、3分の2以上の人は降りていきました。
座間味島を経由して、1時間10分で到着。
直行だと50分です。
フェリーだと1時間30分かかります。
今回の宿は、辰登城にしました。
1泊だけだったので、港から近くて、スーパーもあるので、
便利かなと思って決めました。
船の送迎に合わせて、車をニシバマまで出してくれます。
警察もないので、トラックの荷台にのせられての送迎となります。
離島っぽくて気持ちいい。
ニシバマビーチ
3年ぶりのニシバマです。
前回と違って波もないので、とっても海の色が綺麗。
人もそんなにいないので、のんびりできます。
前回はいなかったのですが、監視員の人がいました。
泳げる範囲はちょっと制限されてるようです。
おそらくスノーケル中に亡くなる人がいたんでしょうね。
3年前のときも、ちょっと前に亡くなった人がいましたから。
ニシバマビーチは見た目には、ほんと綺麗なんですが、
実は白っぽいイコール、珊瑚がないんですよね。
ビーチ際の砂地の場所は綺麗なんですが。
すぐにこんな感じなんです。
ちょっとがっかりさせられてしまいますが、透明度は高いです。
魚はちょこちょこはいるかな程度。
いきなりマダラウミヘビのお出迎えです。
だいぶ遭遇してるので、驚いたりはしないんですが、
できるだけ近づかないようにします。
マダラウミヘビと同じような模様をしていたヘラヤガラという
長い身体をした魚。
体の色や模様は様々です。
以前、ここであったヘラ黄色をしておりました。
泳げる範囲として沖にはブイが設置されてますが、
そのあたりまで来るとようやく珊瑚がちらほらと見え始め、
魚影も濃くなります。
さっきとはまったく違った世界が広がります。
白い砂地なので、海の色が綺麗に映し出され、
底よりも、奥に向かうほど青がどんどん暗くなっていきます。
ブイのあたりにはダイビング船も係留していて、
ダイバーの姿もくっきりと見えます。
ふわふわと、まるで宇宙遊泳を楽しんでいるようです。
そしてなんともいえない青い世界が広がります。
波も穏やかだったので、
水中の光景が、海底のダイバーの姿が、
水面に映し出されています。
静かな水面に地上の景色が映し出された光景はよく目にしますが、
こんな風景もあるんですね・・・
目の前を小さい魚の大群が通り過ぎていきました。
何かにおっかけられていたわけでもなさそうですが、
あっという間に通り過ぎていきました。
かっこいい流線型の魚ですが、
いったいなんなんでしょう。
自分の知っている限りではキビナゴに近い気がします。
上からみた鮮やかなブルーも綺麗ですが、
このディープなブルーも神秘的な青さでとても綺麗です。
ニシハマには、ビーチ沿いには海の家はありませんが、
階段をあがって道沿いに戻ると店が2軒あります。
以前は1軒だけだったと思います。
そのうちの1軒で昼食をとることにしました。
食べたかった焼きそばは品切れで、タコライス600円。
ちゃんとチーズもはいってて、サルサソースがピリ辛でうまい。
これがニシハマへ降りていく階段です。
綺麗な海を始めてみるのはここからになりますが、
3年前、はじめてみたここからの風景は、
本当に印象的なもので、今でも忘れることはできません。
リーフになっていないので、水がよどまないので本当に綺麗。
ビーチだと宮古諸島の池間島のビーチといい勝負です。
結構大きな魚もビーチ際までやってきます。
タマンといわれるハマフエフキで体調50cmぐらいあります。
よく釣りで狙われる魚です。
初めてみた魚です。
こいつも40cm近くあって結構大きい魚なのですが、
ほかの魚とは違う雰囲気のある魚です。
名前はキツネアマダイ。
キツネ顔というか・・・
いやにポーカーフェイスで気持ち悪いんです。
ベラの一種だとおもうんですが、自分の本には未掲載でした。
エンジ色もしぶいけど、
まるで宇宙のような胴体の色がかっこいい。
サザナミヤッコ。
どうやって青く光っているのか一度捕まえて、
じっくり見てみたいものです。
珊瑚のある岩場と、深くなる砂地の境目。
3年前はこのあたりにもう少し珊瑚があったはず。
白化現象なのか、ホワイトシンドロームか、
それとも人間が踏んだだけなのか・・・
いづれにしても壊滅に近い状態。
映画二モでも登場していたドリーこと、
ナンヨウハギです。
今までこのニシハマでしか、
みたことがないです。
ちょっともぐって、みあげてみました。
ソフトコーラルの一種で、
ゆらゆらと揺れてました。
5mぐらい潜って岩場をつかんで、
写真を撮りました。
淡いピンク色がかわいいハナビラクマノミです。
近くで見るのは、はじめてです。
息が続かないので3枚ほど撮ったら、
浮上して、また潜っててという感じです。
もっと潜れるようになりたいな・・・
あれ、自分のカメラの防水は3mです。
特に大丈夫でしたが、これぐらいが限界ですかな。
元祖クマノミです。
まだ幼魚で、淡いオレンジ色をしててかわいい。
砂浜に寝転んで、リゾート気分満喫・・・
のはずが、実は二日酔いなのか、寝不足なのか、
頭痛の為、寝転んでいただけですw
体調不良で泳ぐのは一番危険なんですけどね・・・
あまりにも日差しが強いからと、友達がパラソルを借りました。
でも自分はなぜか寒かったので、
日向で寝転んでいましたが。
もう8月も終わりなので、
焼き付けるような日差し感じではないですね。
宿の迎えの時間がせまってきたので、
最後の体力を振り絞って・・・といより、体力は満点ですが、
頭痛を押し殺して泳ぎにいきました。
結局は、貧乏性なんですね。
真っ先に砂地が綺麗な場所までやってきました。
ほんとすばらしい透明度なので、
魚も人間もよく見えます。
写真に写っている女性の方は、
1分近く潜り続けて泳いでました。
それでは自分もと、ちょいと潜ってみますが、
ぜんぜん時間がもちません。
なぜか下半身が浮いてきちゃうんですよね・・・
ん、下半身というかお腹なのか?
アマミスズメダイ。
魚と同じ水深で撮ると、綺麗に写りますね・・・
またハナビラクマノミを見に来ちゃいました。
潮が満ちてきて、さっきより苦労しました。
左の個体は、目の周りがオレンジがかってます。
なんでだろう?
帰りにやつと遭遇しました。
ゴマモンガラ。
個人的には、ほんとウミヘビよりも怖いです。
この風貌で50cm近くあるんですから・・・
危険な生物に入れておいたほうがいいと思うんですけどね。
浅場にいたりして、近づいているスノーケラーいましたよ。
たまたま繁殖時期じゃなかったから良かったけど、
そうだったら、噛み付かれて、下手したら肉食いちぎられますから。
そんなこんなで、
1日目から慶良間の海を堪能しました。
珊瑚が減っているのは残念でしたが、
透明度の高い海は健在でした。
何より嬉しかったのは、友達がついにというか、
ライフジャケットをはずして泳ぐようになってました。
2年前の八重山では、すぐ沈むからといって救命浮き具をつけて
びびって泳いでたり、
去年でも、浮くからといってウエットスーツきてましたから。
だいぶリラックスして泳げるようになってきたようです。
ニシハマから戻ってきて、ゆっくりする予定が、
友達が釣りにいくぞと・・・餌を買わずにルアー挑戦。
魚はいるにはいるようなんですが、
どうも透明度が高すぎて、ぜんぜん釣れません。
ので、坊主で宿にもどってきました。
民宿 辰登城
6畳の和室で、トイレやシャワーは共同となります。
角部屋で明るかったせいか、狭くは感じませんでした。
ちなみにドアに内側からしか鍵がないので、
貴重品は預けたり、きっちり管理することになります。
どの部屋も風通しをよくするためか、ドアは開けっ放しでした。
1泊2食で6,300円です。
宿の3階からの眺めです。
ちょうど夕焼け色に集落がそまっていきます。
夕暮れを見に行きたいところなのですが、
ちょうど晩御飯時間とかぶるので見に行くことができません。
まあ見に行ってもいいのですが、料理が冷めるのもね・・・
夕食は種類も豊富で、ボリューム満点でした。
フエフキダイのお刺身、
フエフキダイの煮付け、
蒸し鶏のサラダ、
野菜チャンプルー、
揚げ出し豆腐、
味噌汁、ご飯。
ビールサーバーも食堂にあるので、
生ビールを注文することもできます。
ギンギンに冷えたジョッキにビールがはいってきました。
冷え冷えです。
さてさて、この宿はゆんたくがないようなので、
さっそく釣りにでかけました。
というより、釣りするために、ゆんたくのない宿を選びました。
そして便利なことに、
宿に併設しているスーパーには、釣具と釣り餌も販売してるのです。
オキアミを買って、餌釣りをしましたが、
思いのほか、つれませんでした・・・
釣れるには釣れたのですが、ぽつぽつ程度。
湖にいるタナゴみたいな形をしてる魚です。
名前はわかりませんでした。
これが2匹ぐらい釣れましたが、
せっかくなので、えさ釣りをやめてルアーに挑戦。
場所を変えながら、キャストしていきます。
するときました・・・思わず引っかかったのかと思った。
めちゃくちゃいい引きをしてました。
30cm近い大きさで、青魚だけによくひきました。
5gのジグで、ゲットです。
ゼイゴがあるのでアジの仲間だと思います。
後から宿の人に聞いたら、
ガーラというアジの仲間だということです。
もう一匹、同じような大きさのガーラをゲット。
最後はバラしてしまいましたが、
かなり引いてくれたので大満足でした。
えさ釣りしてた友達はぜんぜん釣れなかったようです。
8月28日というくくりでは、
ほんとうに長い1日でした。
深夜0時から飲み始めて、寝たのが4時半。
7時半に起きてからアクティブに行動して、
ようやく寝たのは23時前。
我ながら、遊びだとよく体が動きます。