朝食メニューです。
夕食からそれほどたってないので、軽食程度で良かった。
明治のヨーグルトはなかなか嬉しいですな。
しかし、まだまだ海外にいる気分になれないけど。
太平洋を渡り終えるころになると、おおっていた雲がとれてきました。
シアトルの町並みがみえてきますが、
町並みそのものより、車の往来がやたらと気になります。
シアトルで運転はしませんが、レンタカーを借りるので車の具合を・・・
そこそこ交通量ありますね。
それにしても横にある鉄道の貨物列車、めっちゃ長い!
シアトル・タコマ国際空港に到着。
アメリカでは乗継ぎであっても、最初の空港で入国審査をうけます。
たいていの国だと、何にも聞かれずにスルーなのですが、
アメリカは、質問をそこそこしてくるので、
列がなかなかすすまないので、大変です。
指紋もとりますしね。
シアトルまで前方の席だったので、すばやく入国審査おわったけど、
後方の席だったら、かなり時間を費やすので、
乗り継ぎの場合は要注意です。
シアトルの都市圏の人口は300万人で、アメリカでは15位ですが、
一番北西に位置しているので、ハブとしても便利なようで、
思っていた以上に、本数が多い。
ターミナル間の移動は、地下鉄で結ばれています。
驚いたのは車内の電光掲示板と放送が日本語であったこと。
これもイチロー効果なんでしょうかね。
次の目的地へはアラスカ航空を利用します。
できればアラスカへいってみたいものですが、
まったく逆の南にあるフェニックス目指します。
ここはアラスカ航空の専用ターミナルですが、
結構ひろびろとしています。
空港の規模は広そうですね。
本場ですね・・・
アラスカ航空の機体の塗装はとってもシンプルです。
青い空と白い雲にベストマッチ。
アラスカ航空(AS630便)
シアトル10:40発、フェニックス12時40分着。
2時間の空の旅です・・・
面白いペイントをしたアラスカ航空の機体を発見。
ユーモアあるな・・・
でも、実際空で飛んでいるところみたら、気持ち悪いかもしれませんね。
滑走路へ移動中、顔がみえた・・・
国内線なので、機内食はドリンクとスナックのみ。
有料ですが注文すれば、軽食をとることができるようです。
フェニックスからはレンタカーを運転するので、アルコールは我慢。
シアトル近郊は緑がひろがっていましたが、
しばらくすると、乾燥したエリアにはいってきました。
雪化粧した山や、延々と続く道路に見とれてしまいます。
たまに空にしたに現れる大きな湖を、
機内誌の地図と比べながら、今どこを飛んでいるのか・・・
赤茶けた山の斜面にかこまれた街が見えてきました。
山の斜面が削れて、赤茶色っぽい場所が増えてきました。
なんとなくブライスキャニオンが近いのかなと、
より注意して、地上の景色を見るようになります。
後で確認すると、この町は、Cedar Cityだということがわかりました。
町の中心を走っているのはインターステイト15号線です。
すると、独特の地形があらわれました。
出発まで嫌というほどガイドブックをみていたので、ピンときました。
ザイオン国立公園です。
テンションがあがってきます。
まわりの場所に比べて、川の周辺がかなり落ち込んでいるのがわかります。
後に実際にいってみると、想像以上ではありました。
この写真は、訪れた後に見てみると、かなり興味深いものになりました。
寝ていなくて良かった。
しばらくすると、また別の川がみえてきました。
最初は遠くのほうの小さなものをみていたのですが、
突然、真下に大渓谷が・・・
まさかのグランドキャニオンです。
飛行機の高度から考えても、とんでもないスケール。
思わず鳥肌がたってしましました。
すごい・・・としか表現できない。
近くに見えるけど、景色が霞んでしまうほどの距離です。
コロラド川の流れもわかります。
緑のある場所から、コロラド川までの標高差は1.6kmもあり、
対岸までの距離も15km・・・
空から見ているとこの数字がとても信じがたい。
機内でもグランドキャニオンがみえるとアナウンスがあり、
みんな窓の外の景色に釘付けになっていました。
あとは地図を見ながら、ずっと南下する景色を眺めながら、
フェニックスが近づいてきました。
見事なほどに、計画された都市になっています。
自然だけじゃなくて、都市の計画規模も半端じゃない・・・
マンションのような建物がまったくなく、
ほとんどが庭の広い一軒屋ばかりです。
ジャンクション施設もとっても大きい。
フェニックスは、全米第5位の人口でかなり大きな都市かと思いましたが、
広範囲に広がっているものの、わりとのんびりした都市のようです。
現地時刻4月27日13時20分にようやくフェニックスに着陸。
日本時刻だと、4月28日05時20分。
家をでてから、21時間経過しています・・・
これからレンタカーでの移動が待っていますが、
ようやく旅の始まりです。
天気は雲ひとつない快晴です。