新穂高の駐車場が満車の為、鍋平園地へ。
さすがに暗すぎて移動できず、1時間の仮眠後出発。
コグマが歩いていきました・・・w
車道をしばらく歩いていたんですが、
登山口へは、この道が早いとのことです。
しかし、暗くて人もいないので、
熊にびびりながら、熊鈴鳴らしまくって歩きました。
ようやく本来のスタート地点、新穂高温泉。
30分以上かかって、すでに心折れそうです。
4時にでるつもりが、すでに5時15分か・・・
登山ゲート。
登山届けを提出。ここから一般車は入れません。
今日は、三俣山荘までいきます。
1日に登る累積標高差としては、過去最高2,400m。
コースタイムは10時間以上で20km。
最初は、舗装された車道を歩きます。
わさび平小屋。
ちょうど1時間ちょっとなので、よい休憩ポイント。
しかし、まだ先は長いのでスルーです。
小池新道入口。ここからようやく登山道らしく。
正面に見えている山の稜線まで登ります!
あれ、なんだったか・・・
タテヤマウツボグサ。
晴れてほしいような、晴れてほしくないような。
樹林帯だから、風もなく、とにかく暑いです。
秩父沢がみえてきました。
雪渓がまだ近くまであります。。
秩父沢はまさにオアシス。
雪渓近くからの沢水なので、
ひんやり冷気も運んでくれます。
飲むことができます。
キンキンに冷えてます!
振り返ると、西穂高あたりの稜線がうっすらと。
たんたんと歩きます。
去年来ましたが、紅葉の時期はほんと綺麗な場所です。
だいぶ登ってきました。
まだ時間が早いので、暑さはそれほどではなかった。
鏡池、到着です。
20分ほど待って、ようやく槍ヶ岳がお目見え。
さすがにここで初休憩。
鏡平山荘の売店、かき氷が売っているようです。
今すぐ食べたいのですが、帰りのご褒美に決定。
鏡平から、弓折乗越までの登りがきつかった。
延々と登りですが、見えているので余計つらい。
振り返ると槍ヶ岳です。
このあたりも紅葉が綺麗なポイント。
完全にへばってきました。
でも、ようやく高山植物が豊富になってきました。
ベニバナイチゴ。
クロユリ。
肩の荷が重過ぎて、高山植物の写真が少ない。
>というより、花が多すぎて、きりがないほど、
咲き誇ってました!
ここでもコバイケイソウが満開。
ミヤマキンポウゲより花の大きいシナノキンバイ。
弓折乗越。
鏡平から1時間、ひぃ~~疲れた。
弓折乗越から眺める槍ヶ岳。
04:45 鍋平園地
05:17 新穂高温泉
05:27 登山ゲート
06:28 わさび平
06:47 小池新道入口
07:38 秩父沢
08:47 シシウドヶ原
09:33 鏡池/鏡平山荘(0:22) 09:55
10:53 弓折乗越
ガスはだんだんとれてきているので、今後に期待です。
双六小屋までは稜線歩き。
花見平前の雪田です。
花見平。
名前負けしてません!
ミヤマダイモンジソウ。
花弁2つが不揃いで長いので、「大」にみえる?
チングルマの綿毛、
雪解けが早かったのか、もう秋の気配。
いつか歩いてみたい西鎌尾根。
奥のギザギザの北鎌尾根はバリエーションルート。
双六小屋見えた~~。
その奥にそびえるは鷲羽岳。
ハクサンイチゲと槍ヶ岳。
登って、下って・・・登って。
鞍部がクロユリベンチです。
ハクサンフウロ。
クロユリベンチから。
先週、熊が出没し、男性が襲われた場所です。
近くて遠い、双六小屋。
なんだかいい場所にありますね。
双六小屋、到着。
腹減った~~~。
最近ビールより、チュウハイがブームです。
炭酸を体が求めてます!
めっちゃ最高です!
野菜は生煮えっぽいですが、
チャーシューが本格的。
ラーメンうまい。
さて、お腹も満たされて、
三俣山荘へ、いざ出発!
いきなりの急登・・・
燕岳から大天井岳へ続く表銀座の稜線もみえてきた。
目的地三俣山荘へは、巻き道が最短なんですが、
天気も良いので、遠回りして中道チョイス。
コバイケイソウがすごいことになってます。
全国的に咲いているらしいんだけど、
連帯感あるのかな。
山は、手前から、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳。
双六小屋の水源地。
山小屋以外に、人工物は一切みえません。
日本じゃないみたいです。
パタゴニアでトレッキングしたときの気持ちがよみがえってきました。
それほどすばらしい自然に囲まれています。
歩いてきた中道を振り返ります。
景色に夢中で、ザックが軽くなった気がします。
双六岳と三俣蓮華の稜線上。
黒部五郎岳と薬師岳もみてきました。
双六岳の先に、笠ヶ岳も見てきました。
丸山というピークにだまされ、
三俣蓮華岳へは、もう一度、登り返すようです。
岩肌が白くいので、カラフルな高山植物が映えます。
あこがれていた雲の平。
台形になっていて、まわりから隔絶されたようです。
その奥は、薬師岳ですね。
鷲羽岳と祖父岳に挟まれた黒部川の源流。
槍ヶ岳と北鎌尾根。
手前には、赤色の岩をむき出しになった硫黄尾根。
本日の唯一のピーク、三俣蓮華岳です。
もう後は下るだけです。
だいぶ日が傾いてきた。
今日の寝床を作らなければ!
双六方面からの巻き道との合流点。
ゆっくり景色を眺めたいけど、
初テント設営が待っているので、急ぎ足で。
ハクサンイチゲ。
ちょっと日が傾いたぐらいの光が優しくて良いですね。
テント場を過ぎて、三俣山荘到着!
ドラマ、サマーレスキューの舞台になったようです。
部屋で一度設置しただけに、あっさり別荘完成。
左手前の緑色のテントです。
眺めは良いのですが、すぐ裏が雪渓で心配。そして山荘までが、遠い。
ちょっとゴージャスになりたくてYEBISUのロング缶。
あれ、山にひとりで泊まるの初だったのに、初テントもひとりだ・・・。
日が暮れる前にあわただしく、食事準備。
晩御飯はアルファー米と、インスタントカレー。
ひとりご飯、わびしい気持ちになってきた。
もうちょっと豪勢にすればよかった。
ホットカフェオーレでほっと一息。
なんとか1日が終われそうです。
暗くなる8時前にはもうみんなテントにこもってます。おやすみなさい。
夜は、雪渓からの冷気でほんと寒かった。
風も吹いて、雨も降って、テントが心配になりましたけど、結局は、寝れましたw
山に囲まれている場所なので、サンセットはなしです。
なので日が暮れたら早々に就寝しました。