北陸応援|新潟5日目|新潟まったり、ぬったり散策

万代橋と信濃川(新潟日報メディアシップより)
中部地方
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今日も良い天気です。

残った青春18切符は2枚。帰路に1枚使うので、あと1枚をどう使うか悩みました。

今回の旅で日本三大夜桜のひとつ高田城址公園の観桜会に行く予定をしてたのですが、桜がようやく一昨日の4月5日に開花宣言。昨年より11日間も遅れました。おそらく今日あたり満開になりそうな気がしますし、天気予報では今日は晴れてますが明日は下り坂なので、行くなら今日しかないのですが…。

どうも桜に対する情熱が最近欠けています。カメラにはまってた頃に桜を追いかけすぎたことが原因だとは思うのですが、桜を見てもあまり感動しなくなったんです。桜って日本の至るところにあるので、どこでも見れますし、家から徒歩10秒で桜並木もありますから…

これで高田城址公園が近ければ行ってたかもしれませんが、なんせ片道3時間以上かかるので…。今回はパスして、喜多方にラーメンを食べに行くことにしました。喜多方も3時間近くかかるのですがね。今日は日曜日でラーメン店も混むだろうから、明日行くことにして、今日も昨日に引き続き、新潟市内をぶらぶらすることにしました。

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瀬波温泉でつくった温泉玉子は、完全なゆで玉子になってました。まあ食べやすかったから良いかな。冷蔵庫で冷蔵保存してあります。

実質的な朝ごはんは、ホテル近くの鮮魚店が9時にオープンするので、それまで周辺を散歩。

水島新司マンガストリート

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新潟市は、著名なマンガ家やアニメクリエーターを数多く輩出する「マンガ・アニメのまち」だそうです。

新潟市出身の漫画家水島新司の代表作「ドカベン」のキャラクターのモニュメントが置かれています。

思い返せば、富山県氷見市、大分県日田市、宮城県石巻市…たくさん漫画の街ありますね。

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小学生の頃に放送してたのですが、あまり見なかったなぁ。野球があまり好きではなかったので。

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1日本プロ野球史上初の女性選手「水原勇気」。どんな投げ方するのか実際に見てみたい。

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ドカベン!ドカベンの主人公「山田太郎」。ありきたりすぎる本名が笑えますね。ケツバットにちょうど良い高さだから…

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予告ホームラン!だったかな?加えた葉っぱがトレードマークの「岩鬼正美」。葉っぱはなかったです。あんまりドカベンは見てないけど、主人公より印象に残ってるキャラクターです。

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日本アニメ・マンガ専門学校。本格的に漫画を学べる学校のようです。どのぐらいの数の生徒さんが通ってるのでしょうか?

上古町商店街

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まだ西に商店街が続きます。古町4番町~1番町にかけての長い商店街。

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まじでか…先が見えないほど。朝早いから当然お店は開いてないですが、おしゃれなお店やこだわりのお店が多そうで、楽しそうな雰囲気です。昼間にまた来たいなと思ったのですが、結局行かなかったな。チェーン店はまったく見かけませんでした。

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古町通りは東西に、それに交わるように南北に小さな路地がたくさんあり、名前がつけられています。

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NSGグループ愛宕神社って…。宗教法人もまあ会社みたいなもんですからね。

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古町の終点に2日目に訪れた白山神社がありました。上古町商店街は、白山神社の門前町のような雰囲気でしたね。

新潟総鎮守「白山神社」

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新潟の総鎮守として千年以上の歴史をもつ神社。総鎮守とは土地の守り神

名前から創造できる通り、白山比咩(しらやまひめ)大神という加賀の霊峰白山頂上にいる女神様を祀っています。白山比咩(しらやまひめ)大神は、新潟の白山神社では菊理媛(くくりひめ)という名前で祀られていてます。日本書紀ではイザナギ・イザナミの夫婦が喧嘩をしたとき、仲をとりもったことから、縁結びの神さまとして信仰されています。

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明治40年の白山神社。横に流れるのは信濃川のはずですが、今とは比べ物にならないほど川幅が広いですね。

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まだ朝早いということで、参拝客はまばらです。

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まるで観光マップのような境内図。いろんなコースがありますね。

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随神門は昭和52年に再建されたもので、以前にあったものは明治6年に白山公園を造る時に壊されたそうです。

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手水舎も縁結びということで、女性参拝者を意識した装飾でお出迎え。
上と下も映えてます!

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花で飾られて綺麗ですけど、手を清める場所が見当たりませんw

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だいぶ季節を先取りしてますね。
6月末からは風鈴祭りが開催されるそうです。

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拝殿。本殿造営の翌年、慶安元年(1648)の建築だとされている。拝殿へのトンネルのように2本の松が立っている。

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拝殿内部の格子天井には花が描かれている。女性の神様を祀っているだけあって、華やかな雰囲気。

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黄龍の手水。龍神様までが金ピカ!ではなく、新潟の鬼門を守る開運厄除・受難除けの守護神「黄龍さま」です。境内に黄龍神社があります。

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白山くくり石。
白山開山1300年を記念して、白山山麓の岩を切り出し、持ってきたものだそうです。後ろにあるのは、御稲御倉で、伊勢神宮に建立されたものを昭和49年に譲り受けたものだそうです。伊勢神宮独特の神明造りで、五穀豊穣の御稲御倉神様が祀られています。米どころ新潟にとって大事な神様ですね。

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ハート型の形をしている「結びの絵馬」。絵馬の下に7種類の色の小さな赤いハートがあり、くりぬいて持ち帰ることができるようです。ちなみにおひとつ1,000円です。大黒様と八上比売(やかみひめ)の縁を結んだ「因幡の白兎」をモチーフにしたうさぎの瓦があります。

白山神社ですが、華やかでカラフルなものが多いだけならまだ良いのですが、イベントの看板などが多く設置されていて、商売熱心というか…ちょっと厳かな雰囲気があまり感じられないのが残念でした。

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昭和6年に白山神社の境内を利用して造られた白山公園は、日本最初の公園でもあります。その際に白山神社の小さな神社や随神門は取り壊されています。明治政府からのお達しで、「大都市には古来からの旧跡地・景勝地に公園を造れ」ということでこの場所が選定されたそうです。神社を壊してしまうぐらいですから、その頃は政府の力がとても強かったのでしょうね。

朝早くから公園内を散歩やジョギングしている人も多く見られました。そのお達しのお陰で神社の一部は取り壊されましたが、大都市の真ん中に大きな公園があり、市民の憩いの場となっていることは、良かったことだなと感じました。ほかに上野公園や水戸偕楽園など25箇所が造られたそうです。

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古町はコインパーキングも目立ちますね。
24時間600円あたりが相場のようで、結構安いですね。

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ぷらっと本町商店街にある青海ショッピングセンター。
お目当ての鈴木鮮魚店は9時から営業ですでに看板が出ていました。
ほかに鮮魚店や飲食店が数店舗はいっていますが、まだ営業はしていません。

鈴木鮮魚

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鮮魚や総菜類並んでいる様子は魚屋さん的な感じですが、
奥にいくとテーブル席があり、食事をすることができます。

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値札がないので、基本的に飲食店で提供するもんなのでしょうか。

開店の10分前ぐらいに市場の中に入ってみました。
ほかに見ることがなかったので、「もう開いてますか?」と尋ねると、
まだ早いけど、座って待っててとのことで先にお茶出してくれました。

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開店の9時になって、注文を聞きに来た頃には半分以上席が埋まっていて、
5分ぐらいたったら満席状態でした。
相席が基本で横にもほかのお客さんが座っている状態です。
ただテーブルの中央には感染予防のビニール上にメニューが張ってあり、
いい感じで目隠しになっていたので、それほど気まずくならなかったです。

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ドリンク類は生ビール以外はセルフサービスです。
1カップ酒が400円、300mlの小瓶が1,100円です。
1カップは普通酒ですが、300mlの小瓶はグレードの高いお酒ですね。
小瓶のほうに飲みたいお酒がありましたが、朝から300mlを開けるのは厳しい。

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  • 北雪(金星)180ml 400円

佐渡島にある北雪酒造のワンカップ酒。
定価は275円のものなので、飲食店にしては良心的な価格です。
純米酒がなかったので、苦手な醸造アルコールが入っている普通酒でしたが、
お酒が冷えていたせいか、それほど気にはなりませんでした。

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  • 刺身定食A 1,600円

刺身定食B 1,100円のアップグレード版ですが、最初はBかと思いました。
向かいの席の人が同じAを注文していたので、間違いは無いようです。
もう少しボリュームが欲しかったなあ。

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お刺身は9種類で、ブリだけ2切れで、ほかは1切れずつで物足りない。
刺身のクオリティは高く、どれも美味しかったので、
余計にもう少し食べたい気持ちが出てしまい、少し不完全燃焼。
白ご飯もどちらかというと少な目ではありました。

付け合わせのイカのサラダと秋刀魚の甘露煮が美味しく、
お酒のあてにはぴったりで、居酒屋的に食べるには適していると思います。

口コミの高い新潟の鮮魚店ということで、期待が大きかっただけにね。
接客は良かったですし、そのあたりが口コミの点数を押し上げてるのかな。

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ひっきりなしにお客さんが来ては、諦めて帰っていきました。
日曜日の朝ということで、ほぼ観光客で朝ごはん変わりだったのでしょう。
大半がお酒飲んでいる雰囲気だったので、あまり回転率は良くなさそう。
ほんと開店前に来ていて良かった。