朝起きて、窓の外が霧がかってたので、これは雲海だろう。
大観峰へ向かいます。
坂道を登ってきて、大観峰付近にくると霧から抜けて、快晴。
これは雲海確定です。
あとは日の出に間に合ってくれるかな。
大観峰の奥に行かずに手前の駐車場から。
阿蘇カルデラの中にたっぷりの雲。
もうすぐ太陽が出てきそうだけど、
雲海側からではなく、くじゅう連山付近から乗ってくるみたい。
朝陽のお出ましです。
くじゅう連山の裾野から、登ってきました。
たっぷたっぷの雲海。
しばらく雲海楽しめそうです。
こんな感じで車の中からでも、見ることができます。
もう少し早起きしてくるべきだったかな。
このまま戻っても、7時より前は宿のチェックアウトができないので
1か所気になっていた場所があったのです、足を延ばしてみます。
※前日までに連絡すれば7時より前にチェックアウト可能です。
観光名所のはずなのに、途中には未舗装道があったり道は結構狭くて、
離合困難な場所も多い。
反対から車が来ないことを祈ります。
はらはらしながら、押戸石に到着。
駐車場からは少し小高い丘に登っていきます。
阿蘇カルデラの外は、阿蘇山の噴火が作り出した溶岩台地。
長い年月をかけて浸食がすすみ、波打ったような地形に。
ここ押戸石の丘からは、波打った台地を綺麗に見ることができます。
面白い地形ですね。
右にあるのが押戸石。
この石の周囲では磁気が乱れているようで、
方位磁石を近づけると狂うそうです。
宿に戻るために再び阿蘇カルデラの中へ。
まだまだ雲がたっぷり残っていました。
ちょうどよい場所に駐車スペースがありました。
阿蘇カルデラの中に、雲が溜まっている様子がよくわかります。
空も昨日よりは青いですね。
今日は空気が澄んでいそうです。
カルデラ内に戻ってくると、濃い霧です。
雲海が残っているうちに登りたいけど、腹ごしらえしなければ。
カップ焼きそばの朝食。
ボリュームあって好きなんです。
宿を7時半にチェックアウト。
阿蘇山目指して登ると、再び雲の上。
ストレスフリーでしょうね。
これなら美味しい肉になるはず。
米塚。
まだ雲海残っていますね。
阿蘇五岳のひとつ、杵島岳を目指します。
雲海残っていてくれ~~
序盤は、舗装された道。
432段の階段を登っていきます。
ほぼ直登なんですけど…
振り返ると草千里ヶ浜が一望。
あっという間に杵島岳到着。
阿蘇中岳火口が見えてきました。
北側にすすむと、景色の良い場所にいけそうです。
杵島岳もカルデラ火山でした。
綺麗な緑に覆われた丘っぽかったので、そんな風に見えなかった。
すっかり雲海が引いてしまった…
米塚のまわりに雲があったら、おもしろいなと思ったけど。
綺麗に山の形が残るもんなんですね。
どうみても人工的に作ったようにしか見えない米塚。
ここまでほとんど登山道は舗装されているし、危険個所はないので、
早朝から雲海狙いもいけそうですね。
杵島岳の東側にも、もう1つ大きなカルデラがありました。
行く予定はなかったけど、面白そうだったので、お鉢めぐりしてみます。
眺めの良い道が続きます。
杵島岳山頂の反対側までやってきました。
逆ルートだったら、延々登りなので嫌になりそう。
このエリアだけ、木が白くなっていました。
中岳火口からの斜面には、草木が映えていないようです。
火山ガスの影響なんでしょうか。
手前に緑とのエリアの境目あたりにミヤマキリシマが群生しています。
お鉢巡りで唯一すれ違った登山者をバックに。
とても雄大です。
植生ってこんなにきれいに分かれるものなのか。
山焼きしているから?
杵島だけの西側(左)は穏やかで緑に覆われてます。
東側(右)の大半は火口になってるのと対照的。
登り返しピークに絶景ベンチ。
ゆっくり休んでいきたいけど、徐々に曇りになる予報なので通過。
烏帽子岳の北側の尾根は、ミヤマキリシマピーク。
昨日は下半分は見ていないので、楽しみ。
景色の
阿蘇山の登山道は変化に富んでて、歩いていて本当に楽しい。
烏帽子岳の登山道にとりついてすぐに、ミヤマキリシマのお出迎え。
ミヤマキリシマの群落の中を歩いていきます。
昨日より空気の抜けが良いので、綺麗に見えます。
これだけ綺麗だと、2日連続登ってしまうよね…
こんなにミヤマキリシマが咲いているのに、
烏帽子岳っが群生地として有名じゃないってなぜでしょう?
昨日はここから草千里ヶ浜方面に下山したので、
ここからは重複ルート。
今日のほうが空気が澄んで遠くも良く見えるので、
新鮮な気分で景色を見ることができます。
週間天気予報で、ずっと曇りマークだったので、
登山者が少ないです。
山頂付近に来ると南側のカルデラ、高森方面の眺望がひらけます。
杵島岳が誰もいなかったから、烏帽子岳で撮ってもらいました。
南側の斜面は、崩れていますね。
西側から下っていきます。
山頂直下はわりと急登です。
昨日はたくさん写真撮ってたけど、ほとんど撮らず。
こっちのルートはミヤマキリシマが少ないです。
急登で休憩してた年配の女性グループに、
「反対側はミヤマキリシマもっと綺麗ですよ」と話したら、
「えー、いままでもとても綺麗だったのに」と…。
昨日の自分もそう思ってました。
今日は草千里ヶ浜の中を通らず、外輪部を歩いていきました。
草千里ヶ浜の眺めがとても良いですね。
3日間の登山終了です。
今日も晴れてくれて良かったです。
明日からはしばらく雨が続きます…
最後に阿蘇で温泉に入って帰ろう。
まだ少しアソビューのポイントが残っていたので、
南阿蘇にあるグリーンピア南阿蘇で入浴していこうと思います。
阿蘇山から南側へ降りていきます。
だいぶ雲が増えてきた。
烏帽子岳の南側斜面は、荒々しい。
南阿蘇パノラマライン展望所より
昼ごはん代わりのオレオ。
朝のカップやきそば以来、何も食べてなかったけど、
そんなにお腹空いてなかったので、これで満足。
ホテルグリーンピア南阿蘇
南側の外輪山の中腹にあります。
昔は年金機構の施設だったところです。
懐かしい。
熊本地震の半年後の2016年の9月に泊まったことがあります。
選んで正解でした。
少しアクセスが悪いのと、日帰り温泉施設と認識されてないのかな。
しばらく一人で貸切状態でした。
こんなに綺麗だったのかな…
ヒノキ風呂ゾーン。
露天風呂ゾーン。
昼間っから阿蘇山眺めながらの温泉最高です。
これだけ広くて入浴料通常600円はいいですね。
ただし、日帰りは12:30~17:00と利用時間は短めで、
15:00受付終了なのでその点だけ注意が必要です。
こんなに眺めが良かったのか…
以前に泊まった時は雨だったんですよね。
以前は震災直後で熊本市内へいくにも苦労したんですが、
それに加えて道路が綺麗に整備されたようで、熊本市内まで快適ドライブ。
震災が起きた場所って、必要以上に道路が整備される傾向がありますよね。
あんまり車走ってないんですが…
熊本インター付近のガソリンスタンドで、
今日期限の旅行支援クーポンを使って2000円分を給油。
さすが九州第3の都市だけあって、大都会。
しばらく自然の多い阿蘇付近をウロウロしていたので、余計に都会に感じてしまう。
ホテルがわりと中心部にあり、
駐車料金が1泊泊めると1000円を超えるので、少し郊外に停めて歩きます。
片道5分程度で半額程度になります。
熊本市内を南北に流れる白川を渡ると、
今日から2泊するマイステイ熊本リバーサイト。
マイステイ系列に何回か宿泊したけど、圧倒的レトロ感…
禁煙室なのでたばこの匂いはないけど、なんともいえない匂いがある。
ホテルブランドだけを信用すると痛い目に合いますね。
事前に川沿いをリクエストしていたのですが、希望通りの部屋でした。
目の前の交差点は国道3号線なので、交通量はかなり多い。
想像通りのユニットバスタイプ。
1~2階はリノベーション工事中でした。
2階のロビースペースは綺麗で、やっぱり匂いがいいですね。
事前情報ではコインランドリーも工事中でしたが、
すでに完了していました。
外に洗濯しにいくつもりだったので、これはありがたい。
綺麗なロビーで酎ハイを飲みながら、洗濯待ち。
自分の部屋より匂いがいいですからね…w
洗濯終了したので、熊本市街地へ。
朝からまともにご飯食べてないので、もう腹ペコです。
熊本は3度目ですが、熊本バスセンターが綺麗になってました。
「SAKURA MACHI Kumamoto」という商業施設。
とってもオシャンティー。
バスターミナルは内部に組み込まれています。
ショッピングゾーン、ほかにスーパーやレストランもありますが、
少し閑散としてた感じはありました。
くまばぁ…残念ながら焼酎ばかりだったのでスルーです。
サクラマチクマモトから少し北へ行くと、熊本城があります。
地震で壊れた天守閣は復興していました。
栄通り。
新型コロナが5類に移行した後だけあって、平日なのに繁華街は大賑わい。
熊本市は人口が74万人、かなり活気がありますね。
熊本は台湾の半導体メーカーTSMCが工場を建設中ということで、
不動産や求人などかなり景気が良いそうですが、その影響もあるのでしょうか?
地域共通クーポンが使える熊本ラーメンのお店はいくつかありますが、
できるだけ関西方面に出店のないお店をと思って歩き続けます。
通町筋駅あたりが、熊本市の繁華街の中心地。
赤くみ。
この値上げばかりのご時世に熊本ラーメンが税込み550円!
空腹だったので、からあげのBセット300円を追加。
味玉120円も追加トッピング。
これだけの豪華なセットが970円とは考えられない。
ラーメン550円なのに、チャーシュー2枚も乗ってます。
想像を超える美味しさでした。
熊本ラーメンこんなにうまかった?
朝からまともな食事をしてなかったことを鑑みても、うますぎる。
唐揚げも甘辛ダレがあえてあるので、ご飯がススムススム。
この時間まで我慢した甲斐がありました。
お店を出ると、入店待ちのお客さんが20人ぐらい。
待ち時間なしで入店できたのは本当にラッキーだったようです。
この美味しさでラーメン550円はほんと神です。