伊良部島・下地島|2010宮古島 vol.2

沖縄
沖縄

いうまでもなく二日酔いでした。

2day-100

翌朝、朝食はバイキングは840円は高いということで外へ。
周辺で朝から開いている店は、ファーストフード店しかありません。

近くにA&Wというお店がありましたが、
日本では沖縄にしかないファーストフードチェーン店です。
そして宮古島では唯一のファーストフード店です。
ということは、マクドナルドがないのです。

石垣島にはあったのですが、宮古島のほうが人口が多いこと考えると、
なぜだろうと考えてしまいます。
石垣の人と自慢合戦になると、
「マクドナルドないだろう!」と言われるようです。

2day-101

モーニングメニューのハム&エッグプレート560円。
トースト2枚とバター、沖縄風のハムと目玉焼き、
鶏のササミとチーズ、トマトのはいったサラダとドリンクがつきます。
手作り感が満載で、結構好きですね・・・

A&Wの名物は、ルートビアというカシスみたいなコーラが有名。
摩訶不思議な味ですので一度お試しを。
アメリカが本店で、自分はマレーシアとタイランドで行ったことがあります。

A&W沖縄
ファストフードレストラン「A&W」を運営。ルートビア等のメニュー、キャンペーン、店舗情報をお届けします。

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歩道に埋め込まれたツノダシという魚のタイル。
宮古島らしくて良いですね。

2day-103

お土産屋の店頭に飾ってあったオブジェです。
危うくこれになりかけてしまうところでした。
ん~いまいち昨日の酒が抜け切らない。

すでに午前10時なので、太陽がさんさんと照っています。
早く出かけないともったいない・・・
初日から飲みすぎたな。

10時30分頃に平良港に到着。
こりゃ11時の便かなと受付へ行くと、
まだ乗船作業してるからとりあえず行ってみて。
ということなので、そのフェリーへ行ってみる。
ん~どうみてもこれ以上乗れない気がするのだが・・・

もう荷物も積み込んでるし。
と、どうみても間違いだろうと思っていると、
乗船の指示が。
どうやら甲板と埠頭をつなぐブリッジの上にのせていくらしい。
これはうまく説明できないので、
あとの写真で確認して欲しい。

伊良部島へ

<大きな写真>

とうことで、無事に平良港を出発。
定刻より10分以上は遅れての出発。
すでに海の色が普通ではないです。

伊良部島へ

<大きな写真>

わずか30分の間だが、
気持ち良く潮風に吹かれてのクルージング。
天気は最高です。

「あれって国生さゆりちゃうか?」

と、友達が。
んーー、そういえばそうも見えるな。
あの顔の小ささは、芸能人でしかありえないわ。
確かに歳はいってるけど、かなり美人でした。

「その向かいにいるのは、なべあつちゃうか?」

ん~よく見ればそうやな。
こっちはまったく芸能人のオーラなし。
めちゃくちゃ腹でてるし、思わず幻滅。

よく見ると、
ロケのスタッフらしきシャツをきてる人多数。
友達はやたら興奮して盛り上がってました。
こっちは、思っている以上に興味なしなんですが。

ベンチで寝てる人をスタッフが写真撮ってるなと思ってみたら、
その人が起き上がってきて、目が合いました。
まさに寝起きそのものの表情でしたが、千原ジュニアさんでした。

それを伝えるとさらに友達は興奮して、
嫁に電話してましたw

帰ってから調べたんですが、
テレ東の「千原ジュニアの宮古島」という番組のロケだったようです。
そのまんまの名前やな。
ほかに小藪さんや次課長の河本さんもいたようです。

伊良部島へ

<大きな写真>

左でひじをついているのが、千原ジュニアさん。
右のデッキで淡いピンクっぽいシャツきてるのがナベアツさんです。

伊良部島へ

<大きな写真>

右奥にあるモスグリーンの車が、今回のレンタカーのキューブです。
どうみても過積載状態は気はしますけどね。

あっという間に、伊良部島の佐良浜港へ到着しました。
一番最後に車を載せたので、一番早く港へ降りることができますが、
逆に早く来た場合って、一番遅いので損な感じしますね。

伊良部島

2年ぶり、2回目の伊良部島です。
ほんと昨日とうって変わって、いい天気ですね。
でも、夏の青空というほどすっきりしていない淡い青色をしています。

さっきの芸能人御一行様はどこへ向かったのかな?

下地空港の側道

<大きな写真>

伊良部島から下地島へ。
実際には、この2つの島は川のような海にはさまれているだけなので、
行き来するのは特に不便ではありません。

下地島はその島の大半を下地空港という、
航空機の訓練用の飛行場がしめています。
北側はほぼ滑走路ですし、南側も海岸脇すぐまで迫っています。

下地島へ北側から入ると、
すぐに滑走路脇のまっすぐな道路にでます。
遠くにエメラルドグリーンの海が・・・

下地空港

<大きな写真>

上空を飛行機が飛んでいきました。
着陸し損ねたのか・・・いやいやそんなわけはないでしょう。
これも訓練のひとつだと思います。

下地空港

<大きな写真>

エメラルドグリーンの海の上に、着陸誘導灯が設置されています。
海の底がこのあたりは砂地のためとても綺麗。

この日はANAの機体が練習日のようです。
これは近隣にあるホテルのホームページで確認できます。
737-700が着陸態勢へ・・・

結構横風にあおられて、ふらふら揺れています。
この回は着陸せずに上昇していきました。

下地空港

<大きな写真>

通常は青色のカラーリングですが、
金色のカラーリングをしたゴールドジェットといわれる機材で、
次世代航空機の737-700の1・2号機のみこのカラーリング。
ということで、マニア受けする機体なのでしょうか。
航空無線を構えながら、カメラを構える人が多かったです。

でも、この光景を見れるなら、
マニアでなくても一見の価値はあります。

下地空港

<大きな写真>

ここで泳いではいけないんでしょうか・・・
もちろん空港周辺なので、駄目なんだとは思うんですが。
黒っぽいのはサンゴなんでしょうね。
砂地の上に、珊瑚の根、最高ですね。

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<大きな写真>

こんな贅沢な環境で、訓練できるなんて幸せですね。
毎回タッチアンドゴーで、
滑走路に着陸してそのまま離陸していきます。
右側に旋回して、またしばらくして戻ってきます。

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<大きな写真>

誘導灯のほぼ直線上に近づいてみました。
小さな機材なのですが、結構迫力あります。
これが大型機だったら、怖いぐらいでしょう。

伊丹空港の南側河川敷も結構な迫力ありますが、
距離的にはここも負けてはいないと思います。

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<大きな写真>

綺麗な形をしていますね。
前回の宮古島日記でも書いたような気がしますが、
この綺麗な海から着陸してくるシーンは春から夏限定です。

限定というわけではないですが、
春から夏にかけてが南側から風が吹くので、
この綺麗な海のある北側から着陸してくるわけです。
だいたい10月になると北風になるかな。

6回ほど着陸シーンをしたぐらいで、
ちょうどこの時点で訓練終了だったようです。
航空無線をもっている人たちが
「今回で終わりだな」
って言っていると、再び離陸はしませんでした。

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<大きな写真>

ほんと時間が許すなら、ずっとこの着陸風景を見ていたい。
ただ海をボーっと眺めているだけでも、価値のある綺麗な海ですよ。

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<大きな写真>

下地島の観光地である、通り池などはパスして、
早く泳ぎたいということで、この島の唯一のスノーケルスポット中の島へ。
西風が懸念していましたが、やっぱり波が入ってきているようです。
でも、泳いでいる人も多いし、他に選択肢がないので、
ここで泳いでいくことにしました。

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<大きな写真>

海岸からすぐの場所は水がにごっていたのですが、
10mほどくるといっきに透明度が上がりました。
波が入ってきていなければ、もっと透明度が高かったかと思うと残念。
適度に深さもあり、そこそこに珊瑚の根もあって、
スノーケルにはうってつけの場所です。

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<大きな写真>

紫色が綺麗なマバラシライトイソギンチャクです。
クマノミの幼魚が住み着いていました。
白い線が三本ありますが、カクレクマノミではありません。
体の形はまったく違いますが、
こっちもなかなか可愛い。

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<大きな写真>

ハマクマノミ。
昨日訪れた吉野海岸のハマクマノミは攻撃的でしたが、
ここのはハマクマノミはおとなしくすぐに、
イソギンチャクに身を隠してしまった。
吉野海岸の場合、干潮になれば、腰の深さの場所にいたから、
結構魚としても人間に恐怖感があったのでしょうね。

2day-125

<大きな写真>

羽毛布団に埋もれているみたいに、
イソギンチャクに囲まれて、とっても気持ち良さそう。
しかし、イソギンチャクの触手には毒があるので、
くれぐれも触らないように。

必死で身を隠そうとしているようにも見えます。
ちょっと申し訳なくなってしまうな・・・

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<大きな写真>

このイソギンチャク、何かに似ていませんか?
その名も、チクビイソギンチャク。

ここにはクマノミの幼魚が共生していました。
イソギンチャクによって、共生するクマノミの種類が違うので、
イソギンチャクの性質も覚えると楽しいかもしれません。


<大きな写真>

セジロクマノミ、
日本に生息するクマノミの中でも、比較的出会うことが難しい・・・
※個人的にですが
セジロクマノミを発見。
岩場にはさまれた奥にあったアラビアハタゴイソギンチャク上にいました。
イソギンチャクだけでも、立派ですね。


<大きな写真>

前回は宮古諸島の池間島付近にいましたが、
かなり深かったし、当時はぜんぜん潜ったりしなかったので、
あ~~いる・・・という感じでしたが、
3m付近だし、今回は潜れるので近づいて写真が撮れる。
ということで、初登場となります。

名前のとおり、背が白いのが特徴のセジロクマノミ。
しかし、クマノミというわりには、あまりかわいくないような・・・
爬虫類っぽい感じもします。

まだまだトレーニング不足というか、
潜ったままで静止などできないので、いつも岩場をつかんで、
写真を撮っているのですが、
今回のセジロクマノミは苦労しました。

動画の最初に黒い影が写っていますが、
この黒い魚が手にかみついてきます。
手自体はグローブをしていて平気なのですが、
ラッシュガードが半そでなので、腕のあたりをしきりに攻撃してきます。
おそらくこの黒い魚の縄張りなのでしょう。
最初、油断していて、かまれました。
見事に傷になっていて流血・・・

潜って写真を撮るのと、黒い魚を威嚇する両方の作業に、結構疲れました。

クマノミ、ハマクマノミ、カクレクマノミ、ハナビラクマノミ、セジロクマノミ。
あと日本で生息しているクマノミで見たことないのは、
トウアカクマノミだけとなりました。

2day-131

中の島海岸はなかなか楽しい。
吉野海岸に比べても、水深があり泳ぐのも楽しい。
また魚の数では負けるだろうが、その分種類も多く、見ていて楽しかった。
そのわりにはクマノミばかり追いかけてはいましたが。

西の風が吹かない波穏やか時だったら、
もう少し沖のほうにまでいけたのに。
結局、波もあったし、狭い範囲でずっと泳いでいたような気がします。

2時間ほどは泳いだかな。
そろそろお腹もすいてきたし、中の島海岸を後にしました。