
朝日鑑賞へ向かいます。南国とはいえ、バイクのシートが朝露で濡れていました。朝露は水蒸気が多く、寒暖差が主に大きいときに発生します。室外機だらけでコンクリートジャングルの都会と違い、朝晩は真夏でもちゃんと気温が下がっている証拠ですね。バイクに乗ると涼しく感じられるほどになります。
寺崎海岸

東の空に面している寺崎海岸から眺めることにしました。与論島を訪れる観光客は、星空鑑賞とか星空撮影ツアーへいくのだろう。そうなると寝るのも遅くなり、朝日鑑賞する観光客はやはり少ないと思う。やはり寺崎海岸には誰もいません。

ほんと毎日のように晴れてくれてありがたい。奄美から沖縄へ行くなら、6月末の梅雨明けから7月の中旬までがオススメ。過去の経験からこの時期はかなり晴天率が高く、いまだに雨に降られたことがないです。

満潮に近い時間帯なので、それなりに波は入ってきてますね。太陽が上りきったのを見届けて、寺崎海岸を後にします。

与論島始まりの地とされる舵引きの丘。朝日も夕日も見える島北部の高台にあります。茶花の市街地方面。市街地といっても、高い建物もすくないので、ほとんどが木々の緑しか見えません。

与論島唯一の高等学校が近くにあります。津波対策なのかはわかりませんが、学校関係はわりと高台に作られていました。自転車通学は大変そうですね。

商店関係は与論銀座ではなく、茶花漁港から山手への道沿いに多くあります。5000人規模の島にしてはわりと栄えてる感じはします。自分の住んでいる町は同じような人口規模ですが、ほとんどお店がなくコンビニすらないですからね。その代わり近くにスーパーなど大きな店があので、必要ないということですね。

ライフジャケットの無料貸出している場所がありました。いい取り組みだと思いますが、使う人いるのかな?ほんと泳いでいる人見かけないんだよね。

今日の朝御飯もインスタントです。部屋に電気ケトルが置いてあるので、便利でした。
沖永良部島へのフェリーは、与論港を12時40分に出発するので、11時50分にレンタルショップから送迎を出してくれるとのこと。となると、まだまだ時間はありますので、のんびりと原付きツーリングに出掛けたいと思います。

帰るときは、来たときよりも綺麗にがモットー。チェックアウトする時に、7~8人ぐらいのビキニギャルが水着のままでチェックインしてきて、廊下ですれ違いましたが、目のやり場に困りました。おっさんには刺激が強すぎる。それよりも、バスルームとかあんまり綺麗じゃないけど大丈夫なんかな?

昨日に引き続き、ビドウ散歩道へやってきました。昨日も同じ時間に来ているので、ほとんど変わらない景色なはずなのに惹き付けられてしまうほど気に入ってしまった。

南西側の眺め。雲が湧いている下に沖縄本島の北部があります。

ウミガメが泳いでいる様子が崖上からも確認できます。

珊瑚棚といったら良いのだろうか。珊瑚が作り出した岩礁なのは間違いないが、生きている珊瑚は見当たらない。与論島が隆起しているうちに海上に出ている時間が長くなってしまったのか。与論島は隆起によって出来た島なので、概ね正解ではないかと思う。そうなると百合ヶ浜のあたりまで、いづれは陸地となるのだろうか。
与論城跡
今日も昼近くに干潮を迎える。その頃にこの岩礁がどうなっているのか確かめたい。与論島を出発前にもう一度立ち寄ることにした。

与論島で一番高い場所には様々なものが集まっています。右に見える建物がサザンクロスセンターで建物に登ると島では一番高い場所。その奥に、琴平神社、与論城跡、お墓もあります。

与論島一番の高台94mにある琴平神社。海の神様である大物主神(おおものぬしのかみ)を祀っています。台風に負けないようにコンクリートの建物で作られています。

早く時勢の願い事になると良いですね。

与論城跡からの景色がお気に入りのビューポイント。夕暮れの時間も良いが、昼間の時間もまた大地の緑と海の青が美しい。贅沢をいえば、もう少し白い雲が欲しかった。

昨年までは一面緑だったのに、今年は茶色いエリアがあります。おそらく造成していますね。なにが出来るのだろうか。与論島ももう少し栄えて欲しいと思いますが、景観が壊されるような大きな建物が立たないと良いですね。


与論城跡のお墓の下にある道をそのまま西へ向かうと…

昇龍橋を眼下に眺められる絶景ポイントに出てきました。何度か足を運んでいた2つのポイントが意外と近かった。この場所は足元が整備されていないので、展望台とか作って欲しいなあ。

時計回りではなく南下してみます。島に1本だけたっている風力発電。ハイビスカスって最近あまり見なくなったのか、撮らなくなったのか。原付きだからフットワークよく写真も撮れます。

ワタンジビーチ。Googleマップでみていると、ここもスノーケルポイントとはさて良さそうな感じだったのですが、南側がきれて外洋とつながっているので、満潮から干潮のときは流れがありそうな感じです。1泊目はこの近くに泊まっていたのですが、宿の人から「近くの海は流れがあるから危ないよ」と言われました。予想は当たってたようです。

品覇海岸は稀に人が来るけど、ワタンジビーチはもっと人が来ないと思う。少なくとも泳ぐなら上げ潮(干潮→満潮)ですね。


ワタンジビーチの南側にある舗装部分。ここから船を陸揚げしたりするのかな?自転車で走って海のなかに突っ込んでみたくなりますね。

そのまま反時計回りで島を一周してしまうことにしました。

この道の先にこれからいく沖永良部島がみえます。

茶花地区から徒歩圏内にあるウドノスビーチ。立地は良いのに入り口がわかりにくく、道が狭いので、あまり観光客がきません。


ここの砂浜の美しさと透明度はスバ抜けています。不純物は含まれていません!的な感じですね。

茶花漁港。防波堤に囲まれて潮の流れはありません。少し濁っているようにみえるけど、そこそこ透明度はあります。それでも海亀が泳いでいるのを見かけました。

茶花漁港から防波堤をはさみ反対側にある茶花海岸。名前の通り市街地に面したアクセスの良いビーチです。岩がごつごつしてるのと、少し透明度が低いので、泳いでいる人はほぼ見かけません。
ビドウ散歩道


タイムリミット近くになってきたので、再びというか、三度目のビドウ散歩道。干潮ピーク前だけど、やっぱり珊瑚棚(勝手に命名)は海面より上に出そうですね。専門家ではないので良くわかりませんが、やはり頻繁に海面から出るようになると珊瑚は死ぬのではないのかと考えます。

レンタルショップの送迎車で港まで送ってもらいます。

ちょうど乗船する北行きのフェリーが入港してきました。

港にあるコンテナハウスで乗船手続きをしてから、階段を上って船に乗り込みます。短い区間たけど、船の旅ってワクワクしますね。ほかの乗り物に比べて、乗る機会が一番少ないからかな。

週末の金曜日だっから?わりと船内は混雑していました。学生さんのグループなとも乗船していました。

2等客室。マルエーフェリーは乗船区間によって部屋やエリア分けられていますが、場所は自由席です。荷物だけ置いて、特にここを使うことはありませんでした。

マルエーフェリーのこの最上階の広い甲板がとても気持ち良い。暑いと分かっていても、しばらくはここから出港の様子を眺めます。

前回、与論島を離れるときは、波の影響で茶花港に変更になったので、与論港から出港するのは初めて。


暫くすると海の色が紺碧に変わりました。進行方向を右手にとり、航跡で弧を描きながら船は進んでいきます。沖永良部島へは約2時間の船旅です。

この範囲に与論島の全景が写っています。あらためて与論島が平らな島だということを認識しました。
2 年連続、2 度目の与論島でしたが、去年同様、いや去年より楽しめました。昨年は食事プランがうまくいかず、すべて弁当とカップラーメンだけだったので、今年は適度に外食をとりいれたのが良かったかな。
あと写真は一枚も撮れなかったのですが、星空の美しさは新月の宮古島をはるかに上回るもので、国内でみた星空の中では一番綺麗でした。もう一眼レフの重い機材をもって旅行に行くことはないと思ってましたが、あれほど綺麗なら持ってくれば良かったなと後悔してます。