みんなを見送ります。
2列しかない普通の車1台で、ドライバーいれたら8人も乗っていくのか…
ビニャーレスまで200kmぐらいあるけど。
今日は1日、思う存分ハバナの街を歩こうと思います。
まずはカピトリオ前の大通り、マルティ通りを海を目指して歩きます。
中央公園あたりから先、道路の真ん中に遊歩道が1キロ近く続きます。
ホテルなど比較的綺麗な建物が立ち並び、ヨーロッパを感じさせます。
カリブ海に面したマレコン通りに出てきました。
ちょうど湾曲しているのでクラシックカーと背景がいい感じに撮れます。
車好きにはたまらないだろうな…
実際には5台に1台ぐらいがクラシックカーな感じです。
シグナルカラー!
巨大なアート建造物。
夜見たら怖そうだな。
いい感じに撮れました。
背景のビル群もなかなかカラフルですね。
ウルトラマンに出てきそうな車。
若い世代には分からないか。
実際に眩しいほどのピンク。
ドライバーの服までピンクだよ…
宿が目の前のカピトリオがあんなに遠くに。
マレコン通りには日影がまったくなく、多少海からの風はあるものの、
かなりの灼熱地獄です。
ほとんど人も歩いていません。
Hotel Nacional de Cuba
マレコン通りを半分歩いてきて、湾曲部分が終わったので、
ハバナで一番有名なホテルナシオナルへやってきました。
観光バスも何台か停まっていますね。
ロビーはエアコンがきいてて天国でした。
さすが5つ星ホテルです。
ホテルが海岸から高い場所に建っているので、
眺めが良さそうだなと海のほうへ足を運ぶとなにやらトンネルが…
防空壕のような監視施設でした。
キューバ危機の時に作られたみたいですね。
1962年のキューバ危機の発端は、
アメリカの偵察機U2がミサイル基地を建設しているのを発見したこと。
実際にキューバとフロリダ半島は200kmぐらいしかなく、
ここにソ連がミサイルを置いたとなるとそりゃ焦るのもわかる。
キューバ危機の背景。
ふらっとホテルに来ただけでしたが、いいもの見れたな…
ソビエト連邦の航空機戦車などが紹介されています。
ソ連が崩壊した後もアメリカはキューバだけ経済制裁してるよね。
ロシア含めて旧ソ連とは国交もあるのに、なぜだろ…
ホテルナシオナルのあたりは新市街地。
散歩していてもあまり面白味はない。
革命広場を目指して、内陸部へ歩きます。
約3キロほど。もう暑くて暑くて…
ようやく革命広場へ到着。
建物の壁に描かれたゲバラとカミーロ・シエンフエゴスが出迎えてくれます。
ゲバラの顔を見ただけでテンションあがります♪
この革命広場にはメーデーの時に数十万人の人が集まるらしい。
高さ109mのホセ・マルティ記念博物館。
ゲバラたちが参加した革命より前の1800年代の独立戦争の英雄。
内務省の壁に描かれたゲバラ様。
情報通信省の壁に描かれたのはカミーロ・シエンフエゴス。
彼もゲバラと同じ革命戦争で活躍した中心人物のひとり。
これは2009年に没後50年に描かれたもの。
※翌年の2016年にフィデル・カストロも亡くなった。
どこかの壁に描かれるのだろうか?
暑くて道沿いのアイスクリーム店で購入したら、一瞬で溶け始めました。
2MN(約10円)と格安。
Plaza carlos Ⅲというショッピングモール。
中央の吹き抜けを中心にらせん状に緩やかな通路沿いに店が並ぶ独特の店舗でした。
人で混雑しているわりには似たような店が多く、また物の種類も少ない。
エアコンがあるだけで天国のような場所でしたが。
入口のゲートだけは豪華で大きな中華街の門。
朝にパンを食べたっきりでかなり歩いて空腹。
中華ならはずれはないと思い中華街へ。
あれ、店がないなと思ったら、この左の路地に数店舗あるだけでした。
しかも観光客向けでそこそこの金額してたのでスルー…
道端の立ち食いスタイルのお店で昼食。
豆と炊かれたごはんと煮込まれた鶏肉。
地元向けの店なので25MN(約125円)と安くてボリューム満点。
宿の1本裏側のサンラファエル通りはいつも賑やか。
さっき炭酸飲料飲んだばかりだけど、追加で2本買って帰りました。
ビールよりも炭酸が欲しくなる時がたまにある。
15:00すぎに一度宿に戻って小休止です。
涼しくなってきたので、昨日に訪れた日本食の店へ再び訪れました。
生姜焼き1.75CUC(約224円)と神のような値段。
そのまま観光施設の多いラ・アバナーナ・ビエハエリアへ。
夕暮れは遅いので観光にはありがたいです。
ヘミングウェイが定宿としていたホテル・アンボス・ムンドス。
ファンでもなければ、それだけのピンクっぽい外観のただのホテル。
カテドラルの前にあるビエハ広場。
16世紀に造られたコロニアルな建物に囲まれた広場。
広場沿いのレストランでビールタワーを楽しんでるグループ。
19時過ぎててもまだまだ明るいので、これからって感じですね。
キューバも他の中南米と同じくスペイン統治が長かっただけあり、
キリスト教関連と思われる施設が多く残っている。
海沿いのマレコン通りに出てくると、西日が照らす風景が美しすぎた。
19:39
すでに日差しは優しい時間なので、日向ぼっこにちょうど良い。
犬につられて岸壁に腰かけてビールを頂きました。
たくさん歩いた後のビールは最高過ぎる。
20時近くなって、たくさんの人が海岸沿いに繰り出してきました。
ブンタ要塞をとりまく岸壁沿いで釣りをする人々…
そんな近くで釣ってて絡まないのかな。
絵になりすぎだろ…
シルエットがかっこよすぎる。
入り江のようになっているハバナ市街地の海岸線。
変わりゆく空と海の色が美しすぎて、海から離れたくなかった。
ようやく宿へと戻り始める。
21時近くだというのにまだ空に青色が残っている。
しかし本当によく歩いた1日だった。